無限掌(むげんしょう) [編集]

無限掌 UC 火文明 (1)
呪文
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。

DM-09で登場した呪文

唱えたターン中、自分のクリーチャー1体はバトルに勝つたびにアンタップして再度攻撃することができる。
つまりバトルに負けるか、攻撃を中止する、シールドブレイクするまで何度でも攻撃が可能となる。まさにフレーバーテキストの通り「この拳、エンドレス」である。

有効な活用法としてはアンタップキラーマッハファイターとのコンボがあり、パワーが高いものと組み合わせると相手クリーチャーを一気に殲滅できる。文明も一致する《肉弾兵ウルティモ》《砕神兵ガッツンダー》などと併用するとよい。
《バスター・チャージャー》の様なパンプアップ系とも相性が良く、折角パワーブレイク数を上げたのにブロッカー1体しか倒せないという事態も解消してくれる。

アタックトリガーと組み合わせれば能力を連発できる。《光器マリアンナ》《暗黒皇グレイテスト・シーザー》呪文を連射することが可能。《超竜バジュラ》が1ターンに何度も攻撃すると、訳が分からないほどマナを削ってオーバーキル状態にまで持っていける。
【速攻】の対策にも有効で、パワー5000前後のクリーチャーが立っていれば、攻撃済みの相手のアタッカーをまとめて殴り飛ばすことができる。

終盤のファッティ唱えてやるのも凶悪。相手はそのパワーより弱いブロッカーブロックを行うわけにはいかなくなるため、実質的にブロックされないも同然になる。

この様に色々な場面で使用が見込めるカードだが、欠点は単体だと腐りやすいこと。当然だがバトルゾーンにクリーチャーが居ないと意味を成さない。
また、コントロール相手だと相手のクリーチャーが複数タップされている状況は少ないため、何らかのお膳立てが必要になってくる。

幸い、各種スパーク呪文による全タップ《超次元グリーンレッド・ホール》《フル・コマンド》によるアンタップキラー化など、サポートは豊富なので色々試してみるといいだろう。
この呪文自体が1マナと非常に軽く、他のカードと組み合わせやすいのも強み。

うまく使えば爆発的なアドバンテージを生み出してくれるカードであり、プレイヤーのセンスが問われる1枚と言える。

  • 前のめりな使い方に目が向かいがちになるが、(勿論それを意図したデザインであることは確かなのだが)別の使い方として、バトルの後でアンタップする効果によって殴り返し防止という使い方もある。

《無限掌》または類似効果によってゲームが進行不能になった場合について [編集]

お互いに任意の行動を選択することで、ループが継続されゲームが進行しない場合、ターン・プレイヤーが違う行動を行ってループを止めてゲームを進行する。

攻撃」とはターン・プレイヤーの行動であるため、必ず攻撃側が攻撃宣言を止めて(バトル後のアンタップが任意である効果の場合はアンタップしない宣言でも可)ターンエンドしなければならない。

2020年8月21日改定の「4.5断片化したループについて」によって定義された。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

無限掌 R 火文明 (3)
呪文
このターン、自分のクリーチャー1体は「バトルに勝った時、アンタップする。」を得る。

DMPP-07で実装。レアリティレアになり、コストが3になった。

序盤から攻撃を仕掛ける【赤白速攻】【ダイヤモンド・ブリザード】には、2ターン目に召喚したクリーチャーに使うことで2体以上倒すことが狙える。

同じくコスト3呪文の《天使と悪魔の審判》でも殴り返し込みで2体は倒すことができるので、なるべく3体以上は倒したい。
対速攻以外に、タップしたクリーチャーを一網打尽にするのは【アウゼス】 (デュエプレ)でもできてしまう。

TCG版では軽さを生かしてアンタップキラー化呪文と同時に使ったり、1マナで1体に疑似ブロック貫通付与に使うこともできたが、デュエプレではコストが重くなっているためアタックトリガーの連続使用を強く意識しないといけないだろう。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]