攻撃強制 [編集]

文字通り、攻撃することを強制的に強いる効果の俗称。

攻撃先のターゲットを限定的にする攻撃誘導とはまた別。

デメリットとしては文明クリーチャーに多く、相手に付与して攻撃強制させるものはに多い。

種類 [編集]

凶戦士ブレイズ・クロー C 火文明 (1)
クリーチャー:ドラゴノイド 1000
このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。
凶鬼84号 ワッパム UC 闇文明 (3)
クリーチャー:マフィ・ギャング 4000
クリーチャーはすべて、可能なら攻撃する。
ニドギリ・ドラゴン R 火文明 (5)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 5000
各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。
このクリーチャーは、可能なら各ターン2度攻撃する。
一撃勇者ホノオ UC 火文明 (2)
クリーチャー:ヒューマノイド 1000+
パワーアタッカー+5000
このクリーチャーが攻撃したターン、自分の他のクリーチャーも、可能であれば攻撃する。

ルール [編集]

  • 召喚酔いタップ状態などの攻撃できない状態であれば、そちらが適用される。
    • また、「攻撃可能なクリーチャーを攻撃させる義務」は発生するが、「攻撃可能な状態にする義務」は発生しない。
      攻撃を強制されたクリーチャー能力タップするなどして、攻撃強制を回避することはできる。

特殊なもの [編集]

一部、攻撃誘導と合わさったような能力を持つものもある。

龍神ヘヴィ P 闇文明 (5)
クリーチャー:ゴッド/ドラゴン・ゾンビ 5000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、カードを1枚引き、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。
G・リンク《破壊神デス》または《龍神メタル》の左横
このクリーチャーがリンクしている時、相手のクリーチャーはこのクリーチャーを可能であれば攻撃する。
超獣軍隊 ゲリランチャー SR 自然文明 (6)
進化クリーチャー:ゲリラ・コマンド/侵略者 11000
進化−自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。
侵略−自然のコマンド
W・ブレイカー
このクリーチャーが、相手のターン中にタップしていて、そのターンまだ攻撃されていなければ、相手のクリーチャーは可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
“乱振”舞神 G・W・D SR 火文明 (6)
クリーチャー:ビートジョッキー 5000
B・A・D2
スピードアタッカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。
このクリーチャーは、可能なら毎ターン、相手プレイヤーを攻撃する。
自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。

「クリーチャーが攻撃する時、可能であれば〇〇を攻撃する」と混同しがちだが、こちらはそれに攻撃強制効果がついているため注意。

  • 通常の攻撃強制効果と違い、攻撃対象に攻撃できない状態であれば、当然攻撃対象に攻撃しなくてもいいし、ゆえに攻撃強制効果もなくなる。したがって、一概に通常の攻撃強制よりも強いとは限らない。
  • 《“乱振”舞神 G・W・D》のような「可能なら毎ターン、〇〇を攻撃する」という場合、一度指定の対象を攻撃すれば、そのターン中にアンタップしても、2度目は攻撃自体を行わなくてもいい。

その他 [編集]

  • 闘魂編以前は「毎ターン攻撃しなければならない」という表記だった。
    • また、「可能なら」という表記も少々ながら存在する。

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分のターン中、バトルゾーンに相手の《爆熱王DX バトガイ銀河》がいる状況で、自分は《“乱振”舞神 G・W・D》をバトルゾーンに出しました。
このターン中、自分の《“乱振”舞神 G・W・D》は相手を攻撃できますか?
A.いいえ、攻撃できません。

+  (総合ルール 101.2)

引用元(2020.8.21)

Q.バトルゾーンに相手のタップしている《ロールモデルタイガー》がいる状況で、自分の《轟速 S》はどこに攻撃できますか?
A.相手プレイヤーにのみ攻撃できます。《轟速 S》は自身の能力でクリーチャーに攻撃できないので、《ロールモデルタイガー》がタップしていたとしてもクリーチャーには攻撃できません。
引用元(2021.8.6)

Q.バトルゾーンに相手の《大樹王 ギガンディダノス》がいる場合、自分の《轟速 S》はどこに攻撃できますか?
A.どこにも攻撃できません。《轟速 S》《大樹王 ギガンディダノス》の能力で相手プレイヤーに攻撃できず、自身の能力でクリーチャーにも攻撃できません。
引用元(2021.8.6)

Q.《ガチャダマン》の「出た時」の能力で《The ジョギラゴン・アバレガン》をGR召喚しました。そのターン、その《The ジョギラゴン・アバレガン》は「マッハファイター」で相手のクリーチャーを攻撃できますか?
A.はい、相手のクリーチャーを攻撃できます。召喚酔いにより相手プレイヤーを攻撃できないので、「可能なら相手プレイヤーを攻撃する」は適用されません。
引用元(2022.5.20)

Q.相手のタマシードがバトルゾーンにある状況で、自分は《ドラヴィ圧鬼の巻》を出し、「出た時」の能力を解決しました。次の相手のターンに相手のタマシードが進化した場合、その進化クリーチャーは攻撃しなければいけませんか?
A.いいえ、攻撃する必要はありません。この能力は、《ドラヴィ圧鬼の巻》が出た時点でバトルゾーンにいた相手のクリーチャーのみに効果を与えます。タマシードには効果がありません。
引用元(2022.6.24)

Q.相手のリンクしているタップ状態の《極限龍神ヘヴィ》がバトルゾーンにいる状況で、自分の《幻想妖精カチュア》はタップ能力を起動できますか?
A.はい、起動できます。攻撃しなければいけない状況でも、タップ能力の使用は禁止されていません。能力を起動した結果《幻想妖精カチュア》はタップ状態になるので、攻撃しなくてよくなります。
引用元(2022.10.28)


Q.相手の、リンク状態の《極限龍神ヘヴィ》《極限龍神メタル》がタップしてバトルゾーンにいます。自分の攻撃可能なクリーチャーは「EXライフ」シールドのある《紫天連結 ネバーシデンド》だけです。
《紫天連結 ネバーシデンド》で一度《極限龍神ヘヴィ》《極限龍神メタル》を攻撃した後、アンタップした《紫天連結 ネバーシデンド》はもう一度《極限龍神ヘヴィ》《極限龍神メタル》に攻撃しなければいけませんか?
類似例:《龍神ヘヴィ》
A.いいえ、攻撃しなくても構いません。リンク状態の《極限龍神ヘヴィ》がいる限り、攻撃可能な相手クリーチャーはすべて、一度ずつ《極限龍神ヘヴィ》に対して攻撃する必要があります。ただし、一度攻撃してバトルゾーンに残ったクリーチャーは再度攻撃する必要はありません。今回の場合、アンタップした《紫天連結 ネバーシデンド》は、プレイヤーや《極限龍神ヘヴィ》以外のクリーチャーにも攻撃できますし、攻撃しなくても問題ありません。
引用元(2022.7.28)

Q.相手の、リンク状態の《極限龍神ヘヴィ》《極限龍神メタル》がタップしてバトルゾーンにいます。自分の攻撃可能なクリーチャーは2体いるのですが、そのうち1体で攻撃すれば、もう1体は《極限龍神ヘヴィ》《極限龍神メタル》に攻撃しなくても良いですか?
類似例:《龍神ヘヴィ》
A.いいえ、2体とも《極限龍神ヘヴィ》《極限龍神メタル》に攻撃する必要があります。
引用元(2022.7.28)