特殊タイプ [編集]

カードタイプに付きうる、より細かいカテゴリのこと。
特性の一つ。

例えばカードタイプの欄に「進化クリーチャー」とあるカードは、正確には『特殊タイプ「進化」を持つクリーチャー』となる。

特殊タイプには、それぞれ独自のルールを持つことが多い。先の特殊タイプ「進化」の例で言えば、この特殊タイプを持つだけで、そのクリーチャーは「召喚酔いしない」というルールがある。
ただし、エグザイルのように基本的に共通する特徴を持つだけでルールを持たない場合や、DGMonoなど特殊タイプに起因する特徴すらない場合もある。

また、特殊タイプはカード能力で参照されることがある。ルールを持たない特殊タイプは種族とほぼ変わらない扱いと言っていい。

  • 1つのカードは複数の特殊タイプを持ちうる。DMRP-12時点で2つまでが確認されており、付く順番はNEO>進化>サイキックエグザイルGRとなっている。こちらもつなぎ方は場合ごとに異なる。
    • ダイナモを使って強引にリンクするという手段以外では、下にクリーチャーがある《王子》のみ、NEOGR進化の3つを持つ状態となる。なお、《王子》注釈文が書かれていないため、「NEO進化GRクリーチャー」なのか「NEO GR進化クリーチャー」なのか「進化NEO GRクリーチャー」なのかは判明していない。

特殊タイプ一覧 [編集]

太字で書かれたものはルールを持つカードであるもの。《あたりポンの助》などで能力が無視されていてもそのルールは失われない。

各特殊タイプの詳しいルールは、それぞれのページを参照。

特殊タイプ名ルール・特徴持ちうるカードタイプ
進化進化能力を持つ(この能力で指定された適正なカードを進化元にしなければ出すことはできない
召喚酔いが無効になる
クリーチャー
クロスギア
スター進化スター進化能力を持つ(この能力で指定された適正なカードを進化元にしければ出すことはできない
召喚酔いが無効になる
そのクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる
クリーチャー
S-MAX進化召喚酔いが無効になる
S-MAX進化能力を持つ(下記のルール・特徴はこの能力の一部)
-進化元を必要としない
-自分のS-MAXが2体以上あれば、1体になるよう手札に戻す
-敗北回避能力
クリーチャー
NEONEO進化能力を持つ
下にカードがあると特殊タイプ「進化」が追加される
クリーチャー
エグザイルドロン・ゴーを持つ(一部除く)
同名エグザイルを出せない(一部除く)
クリーチャー
ドリーム?自分の同名のDMRは2つ以上出ないクリーチャー
サイキックゲーム開始時に超次元ゾーンに置き、そことバトルゾーン以外には存在できない
両面カード
多くは裏返すクリーチャーから別のクリーチャーになる(クリーチャー以外のケースもある)
クリーチャー
セル
フィールド
クロスギア
サイキック・スーパーゲーム開始時に超次元ゾーンに置き、そことバトルゾーン以外には存在できない
両面カード
複数のセルリンクされていることで成立するクリーチャー
クリーチャー
ドラグハートゲーム開始時に超次元ゾーンに置き、そことバトルゾーン以外には存在できない
両面カード
裏返すとさまざまなカードタイプに変化する(一部同じカードタイプ同士のものも存在)
ウエポン
フォートレス
クリーチャー
セル
禁断封印された状態で場に出る(方法は種類ごとに異なる)
一部は両面カード
クリーチャー
鼓動
コア
フィールド
D2出ると古いD2フィールド墓地へ置かれるフィールド
GRゲーム開始時に超GRに置き、そことバトルゾーン以外には存在できない
裏面が通常カードと異なる
クリーチャー
オレガオーラがオレガ・オーラとしてのみ存在するため、特殊タイプとしての性能は不明オーラ
ギガ・オレガオレガ・オーラの性能に加え、出した時にGR召喚をするオーラ
キング縦面はセル、横面はクリーチャーまたは呪文
特定のキング・セルが手札またはマナゾーンに揃っていれば、キング・クリーチャーまたは呪文[1]として使うことができる
セル
クリーチャー
最終禁断1組しかなく、特殊タイプがもたらす影響は不明クリーチャー
フィールド
零龍
星雲
クリーチャー
幸せなし(幸せスイッチという固有能力はある)フィールド
無月なし(無月の門99という固有能力はある)フィールド
DGなしフィールド
T2フィールド
DMフィールド
ドラゴニックフィールド
フェアリーフィールド
ヒストリックフィールド
ルナティックフィールド
MonoArtifact
ゴッドバトルゾーンを離れるとゴッド・カードに戻る
デュエル・マスターズ プレイスでのみ存在する
クリーチャー

ルール [編集]

特殊タイプは加点方式である。例えば《名も無き神人類》非進化)と《蒼世神 ADAM》進化)がG・リンクして1体のクリーチャーになった場合、「進化」の特殊タイプを持つことが優先されて進化クリーチャーとなる。
また参照する場合もこの法則に従う。例えば「進化クリーチャー」は「進化であるクリーチャー」と意味が等しいので、単にカードタイプに「進化クリーチャー」と含まれるカードだけでなく、進化サイキック・クリーチャー進化エグザイル・クリーチャーも含まれる。また、進化から派生したスター進化も同様に「進化であるクリーチャー」として扱う。

その他 [編集]

  • DMRP-12時点で、特殊タイプを持つ呪文およびは存在しない。
  • 一部のテキストでは『究極進化クリーチャー』が指定されることがあるが、「究極」という特殊タイプは存在しない。これは例外的に『「究極進化」を持つクリーチャー』のことを指しており、『「究極」(と「進化」)の特殊タイプを持ったクリーチャー』を指しているわけではない。

参考 [編集]


[1] 「キング呪文」ではなく、単なる「呪文」