#author("2020-09-19T14:23:28+09:00","","")
*ゴリオ・ブゴリ [#w952c889]
#author("2024-03-30T08:59:03+09:00","","")
*《&ruby(ごりらおう){剛力羅王}; ゴリオ・ブゴリ》 [#w952c889]
|剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ KGM 光/自然文明 (4)|
|クリーチャー:ビーストフォーク/暴拳王国 5000+|
|''マッハファイター''|
|''<アバレチェーン>''自分のクリーチャーが攻撃する時、それがこのターン最初の攻撃なら、このターン、そのクリーチャーのパワーを2倍にし、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)|
|自分のクリーチャーの「アバレチェーン」のテキストにある「それがこのターン最初の攻撃なら」を、「それがこのターン最初または2度目の攻撃なら」に変える。|

[[暴拳王国]]の[[キングマスター]]。[[コロコロコミック]]の付録にてその名が判明した。[[カード]]はまだ発売されておらず、発売は、12月ごろの予定。
正式名称は、「剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ」。
[[DMRP-16]]で登場した[[光]]/[[自然]]の[[ビーストフォーク]]/[[暴拳王国]]。

[[《爆龍皇 ダイナボルト》]]率いる[[チームボンバー]]に単身で乗り込むも、《ダイナボルト》の[[強力な一撃>《ダイナボルト・ブラスター》]]をもらい撤退。
その後[[暴拳王国]]の仲間を引き連れて再び[[チームボンバー]]と交戦。鎖の力で優位に立ち振る舞うも、突如乱入した[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]により壊滅的な被害を受ける。
4コストでありながら、[[マッハファイター]]と2つの噛み合った能力を持った強力な[[スペック]]。

2つ目の能力は[[アバレチェーン]]によりパワーを倍加させ[[パワード・ブレイカー]]を付与する。パワーを2倍にする性質上、元のパワーが高いクリーチャーほどブレイク枚数が伸びる。パワー9000からは4つブレイク、12000以上になると5つブレイクとなる。[[侵略]]などを駆使すれば序盤からパワー12000を用意することも出来るので、一瞬でシールド全てを破壊する可能性を秘める。《ゴリオ・ブゴリ》単体でも、[[マッハファイター]]でパワー1万以下のクリーチャーを狩りに行くことができる。

-フレーバーテキストにこのカード名が書かれているもの
--[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]
--[[《アシダケ・ライフ》]]
--[[《暴爪の猛牛》]]
3つ目の能力は[[アバレチェーン]]が2回目の攻撃まで発動するようになるというもの。一気に攻めに転じやすくなり[[マッハファイター]]とのかみ合わせの悪さも解消される。2回攻撃できるクリーチャーであれば、[[アバレチェーン]]の能力が2倍かかった状態まで強化することができ、このクリーチャーのアバレチェーンでパワーが4倍になる。

特に[[《明日の鎖 ハヤブサツイン》]]と相性が良く、一度目のアタックでクリーチャーを並ばせ、2度目のアタックでそのクリーチャーの[[アバレチェーン]]を連動させることができる。

単純に[[アバレチェーン]]能力を倍化できる為[[【白緑アバレチェーン】]]では是が非でも早くバトルゾーンに出したいが、一番相性の良かった[[《ヘブンズ・フォース》]]の[[プレミアム殿堂入り]]したことにより安定した2ターン目の着地は不可能になった為各種マナ加速カードを使っていきたい。

自軍に[[パワード・ブレイカー]]を[[付与]]できる[[クリーチャー]]としては[[軽量級]]かつ[[汎用性]]が高い。[[一撃奪取]]系で2→4とこのクリーチャーに繋げるような、[[デッキカラー]]に[[白緑]]を含む[[【秘密結社アウトレイジ】]]を組むなら一考の余地がある。

-パワーを2倍にする効果の扱いに関しては、"[[パワー]]"の項目を参照されたし。

**[[背景ストーリー]]での活躍 [#ic8b7b09]
[[暴拳王国]]にて5万年間無敗記録を誇るチャンピオンで、[[暴拳王国]]の[[キングマスター>キングマスターカード]]。
嘘や曲がったことが嫌いで正々堂々と勝負して強い方に従うべきと考えている。
[[《爆龍皇 ダイナボルト》]]率いる[[チームボンバー]]に単身で乗り込むも、[[《ダイナボルト》>《爆龍皇 ダイナボルト》]]の[[強力な一撃>《ダイナボルト・ブラスター》]]を食らい撤退。

その後[[暴拳王国]]の仲間を引き連れて再び[[チームボンバー]]と交戦。[[アバレチェーン]]の力で優位に立ち振る舞うも、突如乱入した[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]により壊滅的な被害を受ける。
1対1の決闘に邪魔が入った上、双方共に深手を負ったため仕切り直しとして撤退。

三度目の襲撃では、[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]]に操られ、U・S・Aたちをノイローゼにするなどの卑怯な戦法を仕掛けるが、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]に卑怯な戦法をするはずがないと見抜かれて自身を操っている[[ジークシュトルツ>《聖板龍 ジークシュトルツ》]]の存在に気づかれ、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]の光速で放たれる一撃によって、[[ジークシュトルツ>《聖板龍 ジークシュトルツ》]]が倒された事により、正気を取り戻した。

その後、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]との決着をつけるための最後の激突が始まり、[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]の攻撃を鎖の壁で防ぐも更に加速されたことで破壊され、とどめを刺される瞬間、[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]の衝撃波が大地を寸断し、大地の裂け目に姿を消す。後に命からがら生還し、[[鬼札覇王連合]]からの離反を決意したが、[[《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》]]に取り込まれる形で再び意識を支配されてしまう。その後、[[《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》]]が[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]によって倒された事で脱出し、意識を取り戻す。
最終決戦では、[[《弩闘!桃天守閣》]]に自身の実力を信じぬく力を与え、幾度も拳をぶつけ合った好敵手である[[ダイナボルト>《爆龍皇 ダイナボルト》]]と共に[[モモキング>《勝熱百覇 モモキングReVo》]]と[[ジャオウガ>《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]の戦いを見届けた。
最期は[[《極悪!獄鬼夜城》]]の爆発を止めるべく他の3王国の[[キングマスター>キングマスターカード]]と共にその身を犠牲にした。

そして《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》がいなくなった後の[[暴拳王国]]では新[[キングマスター>キングマスターカード]]を決めるためのトーナメントが行われ、そこでは[[《呼織の鎖 マチョシビロ》]]が大活躍したらしい。

しかし続く[[王来篇]]にて、他の王国のマスターである[[《月と破壊と魔王と天使》]]と共に[[メテヲシャワァ>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]と[[ギガンディダノス>《大樹王 ギガンディダノス》]]が持つ[[不死>フェニックス]][[の力>フシギバース]]によって復活していた事が判明。
[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]に追い詰められた[[レクスターズ]]の元へ[[ガイアハザード]]や他国の王と共に救援へ駆け付け、[[《超神龍バイラス・ゲイル》]]の力を受け継いだ[[《ゴリオ・ブゴリ <バイラス・ゲイル.Star>》]]として味方勢力である[[レクスターズ]]に加勢した。

-5万年というのは[[デュエル・マスターズ]]全体で見ても途方もなく長い時間には違いないが、[[月光王国]]の[[キングマスター>キングマスターカード]]である[[《月と破壊と魔王と天使》]]はその4倍、20万年もの間戦い続けている為霞んでしまう。
//([[背景ストーリー]]で言えば、[[革命ファイナル]]→[[新章デュエル・マスターズ]]の空白の10万年にあたる時期になる)
--とはいえ当の[[《月と破壊と魔王と天使》]]や[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]を撤退に追い込み、[[鬼札覇王連合]]のクリーチャー達を問答無用で飲み込んできた「[[夢幻の無>《夢幻の無》]]」に対し、筋肉の力で踏みとどまるなど肩書きに恥じない実力は持ち合わせている様子。
--実際に[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]と対面した場合、このクリーチャーはコストの都合上全効果を消されてしまう。つまり上記のように素の筋力のみで耐えた可能性が高い。

-生まれ持った才能だけで誰にも負けなかったためかつては努力をしていなかったが、先代[[キングマスター>キングマスターカード]]の[[《兵繰凄の鎖 サイノ・ブサイ》]]を倒した際に彼から言われた言葉をきっかけに、国民の模範としての姿を見せるため、努力を怠らなくなったらしい。
--この事から元は[[自然]]単色のクリーチャーだったと思われる。

**アニメ・漫画での活躍[#ic8b7b09]
-アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では[[サイキ]]の切り札であり[[キングマスターカード]]として登場。声優は[[赤坂柾之]]氏。
[[DMRP-16]]の情報公開よりも前に第23話から使用されたオープニングテーマ「No Rain No rainbow」の映像でカードと共に登場し、背景ストーリーやアニメ本編とは異なり[[チーム銀河]]のキングマスターである[[《「正義帝」》]]と戦う様子が描かれた。
本編での初登場は第28話での[[ボルツ]]戦で、アバレチェーンを2回目の攻撃でも使える効果を「アバレチェーン・ザ・ネクスト」と呼んでいた。
第43話の[[ゼーロJr.]]戦では[[《世界獣龍 テライグニス・アクアエル》]]と共に発動した[[アバレチェーン]]で追い詰めた。
--第28話のBパート開始前のアイキャッチではドラミングを行う様子を見せた。
第34話の本編では登場しなかったが、Bパート開始前のアイキャッチでは[[《兵繰凄の鎖 サイノ・ブサイ》]]と[[《地封龍 ギャイア》]]の戦いを中断させる様子を見せた。

-漫画『キング』でもアニメ版と同様に[[サイキ]]が[[キャップ]]戦で使用。第13話では[[鬼札 アバク]]も[[切札 ジョー]]戦(2戦目)で使用した。

**その他 [#g9a30395]
-能力判明前の[[フレーバーテキスト]]には「[[鎖が2度来る>《倒伏の鎖 キックボック》]]」「[[一撃をかわしたかに見えたが、その身体には痛々しい鎖の跡が刻まれていた>《聖武の鎖 レスラコーン》]]」という記述があり、[[アバレチェーン]]を2回発動できることが示唆されていた。

-何気に初となる能力テキストそのものを文字通り書き換える能力を持つカード。
--[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]のように、特定のカードの効果を置換効果で書き換える能力自体はあった。

-他の[[キングマスターカード]]は高コストかつ単独でフィニッシャー級の能力を持つが、このクリーチャーは味方のサポートに務める能力となっている。味方の数だけ強くなる[[暴拳王国]]の[[キングマスター>キングマスターカード]]らしいか。

-「[[アバレチェーン]]」指定でサポートするため、実質的に解決条件が同じ[[《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》]]や、自分のクリーチャーで誘発させる[[《超機動罠 デンジャデオン》>《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》]]の[[ターン1]]能力に回数追加することはできない。

-「ゴリオ・ブゴリ」という名前は『ゴリ・オブ・ゴリ』、すなわち『ゴリラの中のゴリラ』という意味にとることができ、剛力羅王、もとい『ゴリラ王』にふさわしいネーミングになっている。
[[冠詞]]も含めると『ゴリ』が3回も含まれる名前だが、ニシローランドゴリラの学名は「Gorilla gorilla gorilla」(ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ)なのでこれも意識していると思われる。
--[[デュエチューブ]]における[[Deadman]]の発言によれば、「ブゴリ」が下の名前らしい。

**関連カード [#z856c56f]
-''NEXT''
--[[《ゴリオ・ブゴリ <バイラス・ゲイル.Star>》]]

-[[《電融秘伝グリードソレノイド》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《破泡の鎖 スモウトード》]](P55/Y19)
--[[《父なる大地》]]([[DMEX-13]])
--[[《ゴリミング・トラップ》]]
--[[《襲来、鬼札王国!》]](P72/Y19)
--[[《殴厳!暴拳MAX》]]([[DMEX-14]])
--[[《暴拳の伝説》]]
--[[《極悪!獄鬼夜城》]]([[DMEX-14]])

**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[nablange]]
--[[DMRP-16 「十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」>DMRP-16]](KM3/KM3)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M5/M40)
-illus.[[nablange]]/[[otumami]]
--[[DMRP-16 「十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」>DMRP-16]](秘11/秘15)
--[[DMEX-14 「弩闘×十王 超ファイナルウォーズ!!!」>DMEX-14]](秘6/秘12)(新規イラスト)


**参考 [#e19849c2]
-[[種族]]
-[[十王篇]]
-[[アバレチェーン]]
-[[ビーストフォーク]]
-[[サイキ]]
-[[コロコロコミック]]
-[[暴拳王国]]
-[[マッハファイター]]
-[[アバレチェーン]]
-[[パンプアップ]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[付与]]
-[[キングマスターカード]]
-[[【白緑アバレチェーン】]]

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[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分の[[《EVENOMIKOTO》]]と''《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》''がバトルゾーンにいる状況で、[[《EVENOMIKOTO》]]が攻撃しました。先に''《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》''の「アバレチェーン」を解決してから[[《EVENOMIKOTO》]]の「攻撃する時」の能力を解決した場合、パワーが36000より小さい相手のクリーチャーをすべてマナゾーンに置きますか?&br;類似例:[[《グレート・グラスパー》]]の「攻撃する時」の能力
A.はい、パワーが36000より小さい相手のクリーチャーをすべてマナゾーンに置きます。「攻撃する時」の能力がトリガーした時点でのパワーではなく、効果として解決した時のパワーを参照するためです。&br;また、[[《EVENOMIKOTO》]]の能力を先に解決した場合は、パワーが18000より小さい相手のクリーチャーをすべてマナゾーンに置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41152]](2022.4.22)

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