#author("2021-05-01T22:12:04+09:00","","")
*《&ruby(せいてんし){聖天使};グライス・メジキューラ》 [#m4ef1584]

|聖天使グライス・メジキューラ R 光文明 (2)|
|進化クリーチャー:イニシエート 5500|
|進化−自分のイニシエート1体の上に置く。|
|自分のシールドがブレイクされる時、自分の手札を2枚捨ててもよい。そうした場合、そのシールドはブレイクされない。|

[[DM-10]]で登場した[[進化]][[イニシエート]]。

[[手札]]を2枚[[ディスカード]]することで、[[シールド]]の[[ブレイク]]を逃れる[[能力]]を持つ。

登場当時は[[シールド・セイバー]]が存在せず、シールドそのものを直接守る事ができるカードは珍しかった。

[[能力]]を抜きにしても低[[コスト]]高[[パワー]]で[[コストパフォーマンス]]が非常に良く、[[進化元]]にも恵まれている。

ただし、初登場以来[[再録]]されず[[絶版]]なので、いざ使おうと思っても入手が難しいのが難点である。

-後述のとおり[[置換効果]]ではないため、[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]などの[[マッドネス]]系カードと[[コンボ]]できる。特に[[進化元]]にもなる[[《無頼聖者サンフィスト》]]との相性は抜群。

-また、[[コスト]]として[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を2枚捨て《バイケン》自身を[[バウンス]]することで、無限に[[ブレイク]]を防ぐことができる。勿論この[[クリーチャー]]本体への除去や、[[《百発人形マグナム》]]をはじめとする各種[[踏み倒し]][[メタ]]など、穴はある為過信は禁物。

-1[[マナ]]の[[イニシエート]]として[[DM-36]]で[[《涼風の使徒ラプド》]]、[[DMR-05]]で[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]が登場。2[[ターン]]目に出しやすくなり、[[ビートダウン]]系列のデッキでも使われるようになった。

**ルール [#m66ab91e]

-[[ブレイク]]に対して[[手札]]を[[捨てる]]のは[[置換効果]]ではない。

-[[W・ブレイカー]]など、複数のシールドをブレイクされるときは、ブレイクされる[[シールド]]1枚につき2枚の[[手札]]が必要なので注意。

-防げるのは[[ブレイク]]のみで、[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]などシールドを[[手札]]に加える[[能力]]や[[シールド焼却]]は防げない。[[ブレイク置換効果]]に対しても、こちらが[[アクティブ・プレイヤー]]でない限り、守ることはできない。

//***[[2017年3月25日以降ルール改訂]]に関わるルール
//[[2017年3月25日以降ルール改訂]]による影響を大きく受けたカードでもある。そのため、

//-手札が

//-シールドが複数ブレイクされる時、それらは同時に手札に加わるという現行ルールから、ブレイクされる前に手札が1枚以下であれば、ブレイクされるシールドは1つも守れない。
//--[[2017年3月25日以降ルール改訂]]前は、シールドは

//-[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]または条件を満たした[[《夜露死苦 キャロル》]]が手札に計2枚以上あっても、[[W・ブレイカー]]などの複数ブレイクもすべて防げる。

**環境において [#zc4ccd40]

-[[聖拳編環境]]において[[【ボルバル】>《無双竜機ボルバルザーク》]]系列の[[ビートダウン]]への[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]となる。一時は[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]]などを差し置いてかなりの採用率を誇っていた。また、[[コントロール]]に対しても、最後のフィニッシュ時の一斉攻撃を嫌らしく妨害できるのが強みだった。
[[《パシフィック・チャンピオン》]]が[[殿堂入り]]するまでは[[【青単速攻】]]への[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として使われたこともあった。
その後は採用率を落としたが、[[エピソード3]]に入り[[イニシエート]]型の[[【白単速攻】]]が組めるようになりこのカードも選択肢として浮上。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#r51116ed]
|聖天使グライス・メジキューラ SR 光文明 (2)|
|進化クリーチャー:イニシエート 5500|
|進化-イニシエート|
|相手のターン中、初めて相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、その攻撃を中止させる。|

[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]に格上げされ、能力が大きく変わっている。[[能力]]発動が相手の1ターンに最初の1度のみの[[強制]]となった代わりに、[[ダイレクトアタック]]も防げるようになった上に[[手札]]を捨てる必要がなくなった。
-発動タイミングは、相手の「相手の[[アタックトリガー]]解決後」かつ「自分のブロッククリーチャー指定の前」である。攻撃中止がデメリットとして働くことは少ないものの、[[《超竜バジュラ》]]にリスクなしで2枚[[ランデス]]される等といったこともあることは知っておきたい。
-自分に《グライス・メジキューラ》が複数いた場合でも、初めての攻撃で全員の能力がトリガーし、1ターンに1回しか攻撃を中止できない。

[[DMPP-03]]期は[[光]]入りの[[コントロール]]で[[《火炎流星弾》]]などの[[ブロッカー除去]]に引っかからず、[[《ホーリー・スパーク》]]などでタップされても働ける擬似ブロッカー兼同コスト帯クリーチャーの殴り返し要員として使われている。[[《光器ペトローバ》]]を合わせれば多くの非進化クリーチャーを一方的に討ち取れるのもポイント。
しかし、[[DMPP-04]]期は[[《ヘブンズ・ゲート》]]で大型ブロッカーを容易に出せるようになった。序盤からパワー6000を複数並べられる[[ウェーブストライカー]]も登場し、《グライス・メジキューラ》は防御手段としてやや力不足になってしまった。
**その他 [#ze156168]

-アニメ「デュエル・マスターズ  チャージ」ではドラゴンマスクこと[[切札 舞]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。[[《宣凶師ドロシア》]]との[[コンボ]]でシールドを守ったが、[[《ボルスレッド・ファイアー・ドラゴン》]]の能力で焼かれてしまった。
-頭部の触角らしきパーツと巨大な翼から、イラストモチーフは蛾と思われる。尚、イラストレーターによると「描いてから長い年月が経っているため覚えていない」とのこと。
**[[フレーバーテキスト]] [#w76b1278]
-[[DM-10]]、[[DMPP-03]]
'''全てが消滅したはずの空間で、聖天使を中心としたフィールドは無傷のままだった。'''

**関連カード [#qa5d0bdd]
-[[《「雷光の聖騎士」》]]

-[[《バッテン親父》]]([[デュエル・マスターズ プレイス]]版)

**収録セット [#id987376]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ce0cf8e4]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#x6c8e58f]
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMPP-03 第3弾「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]]

**参考 [#o1d2a063]
-[[イニシエート]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[ディスカード]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,単色,コスト2,イニシエート,パワー5500,パワーの最後の三桁が「500」,進化,進化:イニシエート,攻撃中止,ディスカード,・,R,レア,Taro Yamazaki);