#author("2020-04-29T12:02:54+09:00","","")
*TCG版との差異点 [#u8a26fba]
**ルールの違い [#a2ff9d66]
***[[マナコスト]] [#w84ed86b]
[[文明]]の縛りが緩くなった。
本家では、カードを使用する際にそれと同じ文明のカードを[[マナゾーン]]でタップする必要がある((例:1ターン中に火のカードを2枚使う場合、マナゾーンに火のカードが2枚以上必要))。
しかしデュエプレでは、ある文明のカードがマナゾーンに1枚以上ある状態を文明が「解放」された状態と呼び、その状態なら同じ文明をタップしなくても使用する事ができる。
例えば、火・自然・自然の3マナが溜まっている時に[[《青銅の鎧》]]を召喚し、効果で[[《ナチュラル・トラップ》]]がマナゾーンに送られたとする。
この時、手札に[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]があっても本家では召喚できないが、デュエプレなら火文明が「解放」されているため召喚できる。

また、[[マナゾーン]]での[[タップ]]状態が事実上存在しない。
[[マナ回収]]するカードを使う時には、自動的に[[タップ]]されたカードを回収した挙動になる。
つまり、「回収予定のカードをコストの支払いに使うことで、残りマナを多く確保する」というテクニックがデフォルトで実装されている。
さらに、[[《二角の超人》]]などで[[マナブースト]]と[[マナ回収]]を同時に行う場合、ブーストでマナゾーンに置かれたカードを回収しても残りマナが減らない。
なお、マナゾーンに[[タップイン]]するのと同じ効果は「使用可能なマナは増えない」と表現される([[《龍の呼び声》]])。

多色カードのマナチャージについては、マナに置いた多色カードに含まれる文明が全て利用可能状態になる一方、そのターン中に使用可能なマナは増えず、最大マナのみ増える。
これは、デュエプレには「マナをタップする」という概念がないため、本家のマナタップインの代わりに利用可能マナが増えないという調整となっている。
マナの数と異なり使用可能文明はチャージしたターンから機能するので、使用できるマナさえあれば多色カードで追加した文明のカードは使用可能。
この仕様により、以下に例示した通り1ターン目に多色カードを置いて文明を確保してしまえば2ターン目に置くマナの文明はなんでも良くなるので格段に多色カードが使いやすくなっていると言える。
-1ターン目に[[《無頼勇騎ゴンタ》]]をマナに置き火・自然文明を確保。2ターン目に[[《アクア・ガード》]]をマナに置いても[[《無頼勇騎ゴンタ》]]が召喚できる。
-水文明2マナが利用可能状態の時、[[《無頼勇騎ゴンタ》]]をマナに置くと利用可能マナは2のままだが使用可能文明に火自然が追加されるので[[《無頼勇騎ゴンタ》]]を召喚可能。

***ゾーンの枚数制限 [#l08abe14]
手札とシールドは最大で10枚、[[バトルゾーン]]に出せるカードは7枚までと、それぞれ上限が加えられた。

手札とシールドについては、10枚を超えた分は自動的に墓地に置かれる。
ただし、手札が10枚のときにもブレイクされたシールドの[[S・トリガー]]は使用可能である。

バトルゾーンにカードを7枚出している場合、自分のターン中は[[召喚]]の動作そのものができなくなる。
「[[S・トリガー]]で[[クリーチャー]]を召喚しようとする」操作はバトルゾーンの状態にかかわらず可能だが、上限に達している場合そのクリーチャーは召喚できず墓地に置かれる。当然[[cip]]効果も発動できない。

***その他 [#d382ec7c]
-同時に発動した能力の[[解決]]順を好きに決められず、必ずプレイヤーから見て右側にいるクリーチャーから解決する。
また、クリーチャーがバトルゾーンに出る時は今出ているクリーチャーの右端に並ぶように出る。
つまり、新たにバトルゾーンに出たクリーチャーが[[cip]]能力を持っているならば、それが最優先となる。
--例えば[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]を出しているときに[[《鳴動するギガ・ホーン》]]を召喚した場合、必ず《ギガ・ホーン》から先に解決される。

-「[[ブレイカー]]」能力を複数持つ場合、ブレイク数が最も大きいブレイカー能力が適用される。
-一定時間が経過すると強制的にターンが終了になる。そのため、急いでメインステップを終了しないと勝てた試合に負けてしまう危険もある。

**登場するカードについて [#f45e8016]
1パックに5枚のカードが封入されている。カードは「分解」して「DMポイント」に変換し、そのポイントで他のカードを「生成」することが可能。

多くのカードは本家と同じ効果だが、[[調整>調整版]]が加えられたカードもある。
また、[[《秋風妖精リップル》]]など、[[ゲームオリジナルカード]]も存在する。

系統的な調整例としては、

-パワー12000の[[《悪魔神バロム》]]と[[《不落の超人》]]は[[W・ブレイカー]]から[[T・ブレイカー]]に強化されており、[[《聖霊王アルカディアス》]]はパワー12500から11500へと弱体化されている。
-[[《シー・スラッグ》]]や[[《勇神兵エグゾリウス》]]、[[《ミラフォース・ドラゴン》]]など、攻撃中のパワーが6000以上でありながら[[W・ブレイカー]]を有していなかったカード群が軒並み[[W・ブレイカー]]を有するように強化されている((相手プレイヤーを攻撃できないクリーチャーは含まれない。))。
//--[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]を除き、プレイヤーを攻撃中、パワー6000以上は[[W・ブレイカー]]、パワー12000以上は[[T・ブレイカー]]である。
//↑この記述は誤解を招く。6体いる状態での《混沌魚》や《シャドウ・ムーン》で強化した《魔人ギリエル》のブレイク枚数は増えない。
-[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]や[[《屑男》]]、[[《マーチング・スプライト》]]といったいわゆる[[置きドロー]]は、自分の手札が5枚以下の場合のみカードを引くことができるように制限されている。
-[[バウンス]]は相手のクリーチャーのみが対象となっている。
-[[サーチ]]、[[マナ回収]]、[[サルベージ]]といった要素は[[探索]]の導入により弱体化されている。
-多くの任意効果が強制となっている。
--[[《浄化の精霊ウルス》]]などが有するターンの終わりにアンタップする能力([[警戒]])。
--[[ドロー]]に関する能力は強制かつ最大枚数。
---例1:[[《トリプル・ブレイン》]]は3枚まで引く→3枚引く(固定)となる。
---例2:[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]は、上述の「自分の手札が5枚以下の場合」を満たしているときには必ずドローしなければならない。

などがある。

また、能力テキストにおいて「このクリーチャーが(は)」という主語が省略されている。

珍しい調整の例としては、[[《雪渓妖精マルル》]]で「[[セイバー]]」というキーワード能力が、単に能力の一文に変更されたというものがある。
この変更にて、破壊置換の対象の変更と、任意から強制への2点の変更が行われた。また、同時に複数が破壊置換できる状況になった場合はプレイヤーが対象を選択できないという処理も加えられた(画面左側に位置するドラゴンが優先される)。

個別のカード情報は、デッキ編成やカードリストから確認できる。
確認できるのは、テキスト(カードの効果)、読み(カード名の読み方)、収録セット(収録パック名)、イラスト(イラストレータ名)、CV(個別ボイスが設定されている場合のみ)、フレーバーテキスト。
なお、デュエプレでは全てのカードにフレーバーテキストが設定されている。

**最新のものとは異なる裁定 [#q31c6ddd]
//旧裁定が用いられているようだ。
//↑ここでの記述は誤解を招く。(シールドの複数ブレイクなど新裁定)

-以下のように、旧裁定に準拠した仕様が含まれる。
--「[[ブロッカー]]」で1度[[ブロック]]すれば、他のブロッカーはその攻撃中にブロックできない。
---これにより[[《薩摩の超人》]]の存在下でも1回ブロックすれば、その攻撃ではそれ以上ブロックによるタップが発生しない。
--[[召喚酔い]]したクリーチャーに「[[このターン、タップされていないクリーチャーを攻撃できる>アンタップキラー]]」を[[付与]]した場合、召喚酔いが優先されクリーチャーを攻撃できない。
---[[《クエイク・ゲート》]]で確認可能。

//(《ウルセリオス》はカード版では能力の文が「自分の他の」だが、ゲーム版では「自分の」に変更されている。)

-その他ゲームの仕様による変更点も存在する。
--「非公開ゾーンにあるカードを操作する効果は、強制であっても任意として扱ってもよい」というルールがなくなっている。
---[[《幻想妖精カチュア》]]で確認可能。
//(《カチュア》はカード版では能力の文が「出してもよい」だが、ゲーム版では「出す」に変更されている。)
---デュエプレでは非公開ゾーンに該当するカードがあったかなかったかの証明を、ゲーム側が「[[探索]]」によって証明するため、プレイヤーが「カードはなかった」と申告することができないためである。
--相手の手札から特定条件のカードを捨てさせる効果で、[[ピーピング]]の併用が不要になっている。
---TCG版では、相手が嘘をついて手札に残す可能性があるため[[ピーピング]]が必須だったが、デュエプレではゲーム側が自動で判定するため不要となった。とはいえ「元々は見ることができた相手の手札が見られなくなった」と考えれば弱体化したとも言える。
---[[《根絶のデクロワゾー》]]で確認可能。

**オリジナルルール(引用元:アプリ内ヘルプ) [#f32e16d6]
***ターン [#pc95d3a7]
>「先攻プレイヤーのターン開始」から「後攻プレイヤーのターン終了」までを1ターンとします
また、ターン数は最大「99」です
後攻プレイヤーの99ターン目でデュエルに勝敗がつかない場合、両プレイヤーは敗北となります

Wiki注:「このターン」とある効果は、原作と同じく「自分の1ターン中」または「相手の1ターン中」が継続期間となる。

***手札 [#nc61bed4]
>手札の上限枚数は10枚です
10枚を超えて手札にカードを加えようとした場合、カードは墓地に行きます
※この時、墓地に置かれる事で発動する能力は発動しません

***マナゾーン [#c2f10c7a]
>マナゾーンに置けるカードは最大99枚です
マナゾーンに99枚ある状態で、能力などにより強制的にマナゾーンにカードが置かれる場合、マナゾーンに置く代わりに墓地に送られます
//「かわりに」が漢字になっているのは原文ママ
※この時、マナゾーンに置いて発動する能力や墓地に置かれる事で発動する能力は発動しません&br;
使用可能マナは、マナゾーンにカードを置くと1つ増えます
使用可能マナは、自分のターン開始時に最大マナと同じ値まで回復します
使用可能マナは、最大マナより大きくなることはありません

***マナチャージ [#pa189170]
>マナチャージを行うと、カードの文明に沿った文明が解放されます
文明を解放すると、同じ文明を持つカードを手札からプレイする事ができます
また、文明が解放されてさえいれば、コスト分のマナを支払うだけで手札からカードをプレイする事ができます&br;
ただし、マナゾーンにその文明のカードが1枚もなくなった場合、その文明は解放前の状態に戻ります&br;
多色カードをマナチャージした場合、そのカードが持つ文明分が解放されますが、
マナチャージしたターンは最大マナのみ増え、使用可能マナは増えません

***バトルゾーン [#g04bf309]
>バトルゾーンに置けるカードは最大7枚です
バトルゾーンに7枚ある状態で、能力などにより強制的にバトルゾーンにカードが置かれる場合、バトルゾーンに置くかわりに墓地に送られます
※この時、バトルゾーンに置いて発動する能力や墓地に置かれる事で発動する能力は発動しません

Wiki注:ここでの「カード」はオブジェクトのことを指している。進化元はバトルゾーンにあるカードの枚数に影響を与えない。

***シールドゾーン [#d8a2447c]
>シールドゾーンに置かれるシールドの最大数は10です
最大数を超えた分のシールドは墓地に送られます
※この時、墓地に置かれる事で発動する能力は発動しません

***クリーチャー [#o4f272d2]
>クリーチャーはバトルゾーンに出る時、左から順番に出ます
また、進化クリーチャーが出る時は、進化元となるクリーチャーの上に重ねながら、一番右に置かれます

***能力の同時発動 [#i6f10f52]
>複数の能力が発動した場合、プレイヤーから見て右から順に解決していきます

***ブレイカー能力 [#y21ed82e]
>異なる「ブレイカー」能力を所持している場合、より大きいブレイク数に自動で設定されます&br;
例えば、「T・ブレイカー」と「W・ブレイカー」を両方所持した場合、「T・ブレイカー」のみ有効となります

&tag(エキスパンション(デュエル・マスターズ プレイス),,,,);