#author("2023-11-12T19:17:48+09:00","","")
#author("2023-11-12T20:20:08+09:00","","")
*《“&ruby(ドルガン){龍装};”チュリス》 [#c42c964d]

|“龍装”チュリス R 火文明 (5)|
|クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 5000|
|B・A・D2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)|
|スピードアタッカー|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMRP-04魔]]で登場した[[火]]の[[ドラゴンギルド]]/[[ビートジョッキー]]。

[[B・A・D]]2で早期に出せる[[スピードアタッカー]]。

[[B・A・D]]と[[スピードアタッカー]]とこれだけなら見向きもされないが、[[名目コスト]]が5で[[種族]]が[[ドラゴン]]である点がこのクリーチャーに大きな価値を持たせている。
[[革命チェンジ]]との相性が格別で、[[火]]で[[コスト]]5以上を満たす召喚酔いしない[[ドラゴン]]なので、[[実質コスト]]3にしては異常な範囲で[[革命チェンジ]]のアクセスに優れており、いわゆる「成長ギミック」を使わずに開始3ターンで[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]のような最上位の[[革命チェンジ]][[クリーチャー]]を出せるようになった。
//火が条件の革命チェンジ全てという書き方は《轟く革命 レッドギラゾーン》を含んでしまう
そして、[[革命チェンジ]]で[[手札]]に戻すことで[[B・A・D]]のデメリットを帳消しできる。

[[革命チェンジ]]を狙えない場面でこのクリーチャーを召喚することはまずないだろうが、パワーも5000とそれなりにあり、[[【赤青ドギラゴン閃】]]に使われる[[ウィニー]]程度なら当たり負けしない。
後に[[革命チェンジ]]ギミックと[[《百鬼の邪王門》]]を組み合わせたデッキが登場してからは、[[効果バトル]]でパワーラインが生きることは少なくはないだろう。

総じて、[[火]]の[[革命チェンジ]]の性能を大きく引き上げたカードと言える。

**環境において [#hf625c3f]
[[DMRP-04魔]]時点では[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]は[[殿堂入り]]しておらず、登場後すぐに[[【ドギラゴン剣】]]の必須パーツとして定着し、主要パーツが[[殿堂入り]]した影響でやや落ち目だった同デッキを再びメタゲーム最上位に押し上げた。

自身が[[ファイナル革命]]先にならないという登場当初の懸念点も、[[《月光電人オボロカゲロウ》]]で[[手札]]を整えればファイナル革命先を供給することができる、間に合わせで[[《熱湯グレンニャー》]]でも呼び出せば[[打点]]は最低限確保できる、そもそも[[T・ブレイカー]]である[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]本体が3ターン目に出るクリーチャーとしては当時十分な打点であった、などの理由から問題になりづらかった。

「[[デュエル・マスターズ全国大会2017>公式大会]]」は、優勝、準優勝、4位入賞者が[[【赤青ドギラゴン剣】]]を使用し、それらのプレイヤーがこのカードを各4枚、合計12枚使用する結果となった。

2018年3月1日改訂の殿堂レギュレーションにおいて、このカードがキーパーツとなる[[【赤青ドギラゴン剣】]]のスピードにどのデッキも付いて行けなかったのが、大暴れした理由としては大きい。

《蒼き団長 ドギラゴン剣》が殿堂入りした後も、[[《シン・ガイギンガ》]]や[[《武闘世代 カツキングJr.》]]と組んだ[[【赤単革命チェンジ】]]の核になっている。

特に[[超天篇]]中期で環境を支配した[[【青黒緑デッドダムド】]]に対して、メタとして機能する[[《シン・ガイギンガ》]]と共に活躍の場が与えられた。

[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]][[殿堂入り]]後はしばらくあまり競技シーンで見かけなくなったが、[[DMRP-15]]期には[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]などの[[革命チェンジ]]に寄せた[[【連ドラグナー】]]でその姿が見掛けられるようになった。

[[DMBD-15]]期に[[【ドギラゴン剣】]]の[[リペア]]型の[[【ドギラゴン閃】]]が誕生し、本格的に環境に返り咲く。《蒼き団長 ドギラゴン剣》と異なりそもそも山札から呼び出すため、手札に戻ったこのクリーチャーを呼び出せないことを心配しなくてもよい[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]は、このクリーチャーの視点で言えば寧ろある意味では《蒼き団長 ドギラゴン剣》以上に[[シナジー]]が強い。

3ターン目に[[火]]の[[ファイナル革命]]持ちに革命チェンジできることが問題視されたためか、2022年1月1日付で[[殿堂入り]]することが決定。[[ビートジョッキー]]からは4例目、[[ドラゴンギルド]]の殿堂入りは史上初。

**その他 [#c7bc959c]
-[[自壊]]できる[[ドラゴン]]なため、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]や[[《ダーク・ルピア》]]といった[[ドラゴン]]の[[自壊]]を[[トリガー]]にする[[能力]]と相性はいい。
--尤も、[[自壊]]している場面とは[[革命チェンジ]]しないで[[B・A・D]]のデメリットを受けているということであり、あまりに現実と乖離している。
--そのため、現時点でこのギミックを利用できるのはもっぱら[[《燃える侵略 レッドギラゴン》]]くらいに限られる。逆にそちらとは格別の相性を誇り、[[攻撃の終わり]]まで生き残る必要があるかわりに[[《紅神龍バルガゲイザー》]]同然の即効性のある踏み倒しに変貌する。

-[[単色]]である点は良い部分も悪い部分もある。[[火]]の[[マナ]]だけを必要とするので[[事故]]が起きにくい一方、[[革命ファイナル]]の[[多色]]推しを反映した[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》]]の[[能力]]で使う事は出来ないほか、[[《次元の霊峰》]]でサーチすることも出来ない。

-[[ドラゴン]][[種族]]を活かし[[革命チェンジ]]で大きく活躍できる一方、[[ビートジョッキー]]の[[デッキ]]にほとんど入らない。同じ[[コスト]]には[[B・A・D]]2と[[スピードアタッカー]]の他にさらに[[能力]]を持つ[[《“魔渋”チュリス》]]や[[《“陽々”スピン》]]が存在する上、いずれも中途半端な[[コスト]]と性能なので[[デッキ]]内での役割を持ちにくい。素の[[コスト]]が[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]などにギリギリ対応する5であることから、それらと組み合わせることを想定したデザインだろう。

-[[ドラゴンギルド]]のデザインコンセプトに従い、[[《熱血龍 バクアドルガン》]]が[[イラスト]]や[[カード名]]でオマージュされている。[[能力]]の点でも、[[革命チェンジ]]との相性の良さを引き継ぎ、[[《熱血龍 バクアドルガン》]]以上の活躍を見せた。

-[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]は「昔デュエマをかじっていた程度の人だと、その性能でどうして環境トップになれたのかがわからない」というジョークがあるが、《“龍装”チュリス》はそれを上回る解読難易度がある。もしも[[革命チェンジ]]の能力や、[[ドラゴンギルド]]が[[ドラゴン]]の[[種族カテゴリ]]になるルールを知らなかったら、パワーが高くなって一発限り軽量化できる[[《猛爆軍曹ボンバット》]]程度にしか見えないだろう。

**[[フレーバーテキスト]] [#acda041a]
-[[DMRP-04魔]]&br;'''[[ジョーカーズ]]の[[マスター>切札 ジョー]]の落書きには、何挺もの銃を持つ新たな[[ドラゴン]]が描かれる。その名は、[[ジョット・ガン・ジョラゴン>《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]。'''
-[[DMBD-15]]&br;'''“龍装”チュリスに先導され戦場に降り立つ[[蒼き団長>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]。果敢に戦うその姿は「神」とも「魔王」とも呼ばれた。'''

**収録セット [#m8b84b87]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[KIYA]]
--[[DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」>DMRP-04魔]](16/61)
-illus.[[tessy]]
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](13/18)

**参考 [#ue806b1e]
-[[ドラゴンギルド]]
-[[ビートジョッキー]]
-[[B・A・D]]
-[[スピードアタッカー]]

-[[【ドギラゴン剣】]]
-[[【赤単革命チェンジ】]]
-[[【レッドギラゴン】]]
-[[【ドグライーター】]]

-[[殿堂入り]]


&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト5,ドラゴンギルド,ドラゴン,ビートジョッキー,炎ネズミ,パワー5000,B・A・D,B・A・D2,スピードアタッカー,殿堂入り,R,レア,KIYA,tessy);