#author("2024-03-01T06:48:43+09:00","","")
#author("2024-03-09T20:13:25+09:00","","")
*《「&ruby(ち){智};」の&ruby(いただき){頂}; レディオ・ローゼス》 [#top]

|「智」の頂 レディオ・ローゼス SR 無色 (10)|
|クリーチャー:アンノウン/ゼニス 17000|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが召喚によって出た時、カードを5枚まで引き、その後、相手は自身の手札を5枚選んで捨てる。|
|''エターナル・Ω''(このクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻す)|

[[DMR-05]]で登場した[[無色]]の[[アンノウン]]/[[ゼニス]]。

5枚まで[[ドロー]]し、相手の[[手札]]を5枚[[ハンデス]]する[[召喚]]時限定の[[cip]][[能力]]を持ち、この[[クリーチャー]]1枚で最大10枚という膨大な[[ハンドアドバンテージ]]を稼ぐことができる。

[[ファッティ]]に5枚の[[ドロー]]が付いてくることの強力さは[[《サイバー・A・アイアンズ》]]で実証済み。そちらに1[[コスト]]加えただけで5枚のハンデスが付いたと言えば、その強さがよく分かるだろう。捨てる[[カード]]は相手が選ぶものの、その枚数の多さからほぼオールハンデスとして機能する。

[[パワー]]17000の[[T・ブレイカー]]と[[サイズ]]も十分であり、仮に[[除去]]されても[[エターナル・Ω]]によって何度でも再[[召喚]]することができる。再召喚すればその度にハンドアドバンテージが開く事になるので、[[フィニッシャー]]として十二分な[[スペック]]と言えるだろう。

問題点は[[コスト]]10という重さ。[[《ホーガン・ブラスター》]]や[[《魔龍バベルギヌス》]]といった[[コスト踏み倒し]]で出したいところだが、そうした場合メインの[[能力]]が使えなくなってしまう。同弾収録の[[アンノウン]]/[[ゼニス]][[コスト軽減]][[サイクル]]や[[《フェアリー・ギフト》]]を使って[[召喚]]しやすくしたいところ。[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]や[[《キング・マニフェスト》]]の[[cip]]等、[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]する手段を用いるのも良い。
ただし、重いと言っても[[ゼニス]]としては最軽量であり[[【ターボゼニス】]]では他の[[ゼニス]]より一歩早く登場し、さらなる展開の準備と相手の妨害を行う優秀な中継ぎとして機能する。

[[無色]]であるため、[[文明]]の枠に囚われず、自由に[[デッキ]]を構築することができるのも大きな[[メリット]]だろう。

-[[ドロー]]の方は「カードを5枚まで引く」なので、[[ライブラリアウト]]の心配がある場合は引かなくてもよいし、1枚や2枚で止めてもよい。&br;5枚の[[ハンデス]]は[[強制]]であるため、[[マッドネス]]持ちを多用する相手に使うと痛い目を見るが、大型[[ハンデス]]の宿命として諦めるしかないだろう。

**環境において [#bd56c915]
登場当初は[[【ターボゼニス】]]の主要カードとして大会シーンでもしばしば見られたが、[[革命編環境]]から[[革命ファイナル環境]]にかけては[[侵略]]や[[革命チェンジ]]などによって大型クリーチャーによる[[速攻]]が全盛を極めていたことから【ターボゼニス】自体が下火になり、場に干渉せず勝利に直結しないこのカードは単体性能を買われて[[コントロール]]に採用されることもなかった。

それでも[[新章デュエル・マスターズ]]期には[[【ゲイル・ヴェスパー】]]という活躍の場を見つけており、早ければ4ターン目には召喚できるためハンデスやドローが従来よりも遥かに役立ちやすくなった。
実際「デュエル・マスターズグランプリ-5th」でベスト32に入賞した【ゲイル・ヴェスパー】にはこのカードが3枚積まれており、【ゲイル・ヴェスパー】においては決して軽視できないデッキの潤滑油としての地位を持っていることが示されている。

[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の登場からしばらく、そちらでコスト軽減できるという事から相性の良いデッキに挿されることがあった。

**他のカード・デッキとの相性 [#h20a0779]
-[[DMX-22]]で登場した[[《ニコル・ボーラス》]]には軽さと[[ハンデス]]量で劣る。あちらは[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]の範囲内なのでこちらより遥かに早出ししやすく、こちらは[[ドロー]]と[[ハンデス]]を一度にできる点で差別化しなければならないだろう。

-上述の通り[[ゼニス]]としては最軽量であり、2T[[マナ加速]]→3T[[マナ加速]]→4T[[《戦慄のプレリュード》]]2回詠唱、または途中で[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]を疑似[[侵略ZERO]]で出しておくことで比較的容易に4ターン目に[[召喚]]が可能。

-[[バトルゾーン]]には干渉できないが、この欠点は[[《「祝」の頂 ウェディング》]]と組み合わせることで容易に補える。&br;単純な[[マナブースト]]からこの2枚を出すだけで大方[[制圧]]できるため、ある意味生半可な[[コントロール]]はこれを突きつけるだけで完全否定できてしまう。

**流通・再録について [#f9f00be9]
-[[DASHゴールデンリスト]]に指定されているカードの一つだったが、[[DMX-19]]にて新規イラストでめでたく[[再録]]され、少しは入手が楽になった。&br;ちなみに、[[スーパーレア]]尽くしの当パックで唯一再録されたゼニスでもある。

**背景ストーリーにおいて [#e7cc15b2]
-[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]と共に[[エピソード2]]の[[フレーバーテキスト]]において一切登場していなかった為、長い期間[[背景ストーリー]]ではどのような活躍をしたか不明だった。だが、ワールドMAPでは[[《愛々の守護者チョップルン》]]を[[破壊]]したり[[《オフコース・カイザー「龍」》]]へ[[攻撃]]する描写があり、[[ゼニス]]の中でも実力者であったことは確かであろう。[[DMX-13]]の[[《戦慄のプレリュード》]]では《「智」の頂 レディオ・ローゼス》を箱詰めしたようなイラストが登場し、E2終盤まで生きていたことがわかる。[[DMR-08]]に登場した似た容姿をしている[[《「終」の極 イギー・スペシャルズ》]]との関連性も気になるところ。
--11年後に登場した[[《「鎮魂」の頂 ベートーベン・ソレムニス》]]の[[フレーバーテキスト]]によって、[[《真実の名 修羅丸》]]を[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]の姿に変えた張本人であることが明らかになった。しかし、ドラゴンを封じさせる「智」を持っていながらも、鬼丸兄弟の「情」を理解出来なかった事が敗因に繋がったと[[《サファイア・ミスティ》]]には指摘されてしまっている。

-[[デュエチューブ]]では[[Deadman]]により、概念的存在である[[《「無情」の極 シャングリラ》]]に代わり、多くの知略を陰で操るゼニスだったと言及されている。具体的には、上記の《修羅丸》の支配や[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]の文明入れ替えなどは彼の策謀だったらしい。また、「(改竄された)オラクルの歴史の中では『卑怯な神』としてあまりいい印象がない」と解説している。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=ZJ46l-zFOCs]]

**その他 [#i870b583]
-名前の由来は、イギリスのロックバンド「レディオヘッド」と「ストーン・ローゼズ」である。レディオ・ヘッドはオックスフォード出身で90年代前半から、ストーン・ローゼズはマンチェスター出身で80年代後半から活躍する、イギリスの音楽史を語る上で、共に欠かすことのできないロックバンドとして知られている。デュエマの対象年齢である10代にはあまり馴染み深くはないかもしれないが、これらもスタッフの遊び心が表れているといえるだろう。

**アニメ・漫画において [#i870b583]
-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」では第19話で[[リッパー教授]]が[[斬札 ウィン]]戦で初使用。声優は[[こばたけまさふみ]]氏(第39話のエンディングクレジットで判明)。
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第19話で[[リッパー教授]]が[[斬札 ウィン]]戦で初使用。声優は[[こばたけまさふみ]]氏(第39話のエンディングクレジットで判明)。
第19話で[[《「心」の頂天 プロフェシー》]]に[[革命チェンジ]]した時には「いただき~おチェンジ!」とテンション高めの発言をしている。
それ以降も何度か登場している。
それ以降も何度か使用している。
--第26話から第37話まで使用されたエンディングテーマ「ドロー」の映像にも登場した。

-漫画「デュエル・マスターズ WIN」でもアニメ版と同様に第12話でリッパー教授が斬札 ウィン戦で使用。
-漫画「『デュエル・マスターズ WIN』でもアニメ版と同様に第12話でリッパー教授がウィン戦で使用。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#j1806fe0]

|「智」の頂 レディオ・ローゼス SR 無色 (10)|
|クリーチャー:アンノウン/ゼニス 17000|
|T・ブレイカー|
|召喚によってバトルゾーンに出た時、相手の手札からランダムに5枚捨てさせる。その後、カードを5枚引いてもよい。(手札の上限枚数を超えるなら、上限枚数に達するまで引く)|
|エターナル・Ω|

[[DMPP-18]]で実装。

TCG版とは[[ハンデス]]と[[ドロー]]の順番が逆になり、ハンデスは[[ランダムハンデス]]に強化された。
[[ドロー]]は任意だが、枚数を自由に選べたTCG版と違い、ドローする際は必ず5枚引かなければならなくなった。ただし、[[《サイバー・A・アイアンズ》]]など、[[デュエプレ]]では[[ドロー]]が強制化していることが多いため、それらに比べると影響はかなり小さい。

-ホロライブコラボにて[[プライズカード>プライズ]]が収録された。カードイラストに[[白上フブキ]]が描かれており、ボイスも彼女が担当している。

**関連カード [#ca6008ce]
-[[《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》]]

-[[《「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#g44f7bdc]
-[[DM23-EX3]]&br;'''その狡智によって龍による支配の歴史とパンドラの希望を断つ[[ゼニス]]。'''
-[[DMPP-18]]&br;'''智略を巡らす者、それが「智」の頂なり。'''
-[[DMPB-04]]&br;'''研ぎ澄まされた智略が、あらゆる希望を断つ。'''
-[[プライズ]]&br;'''これが、白上の全力じゃい!――[[白上フブキ]]'''

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#s3d907f3]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]](S2/S7)
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]](S1/???)(新規イラスト)
--[[DMBD-06 「クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿」>DMBD-06]](8/19)
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](TR13/TR15)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ef6a1de6]
-CV:[[一宮拓樹]]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」>DMPP-18]]
--[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]] ([[DMX-19]]版)
-CV:[[白上フブキ]]
-illus.[[アートアンフ]]
--[[プライズ]]

**参考 [#reference]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[ハンデス]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[エターナル・Ω]]
-[[DASHゴールデンリスト]]

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