#author("2020-06-23T14:03:00+09:00","","")
#author("2021-06-08T22:06:55+09:00","","")
*《アウトロー・ペッパー》 [#ydc67d05]

|アウトロー・ペッパー C 火文明 (3)|
|クリーチャー:ワイルド・ベジーズ 4000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分のパワー3000以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンに置く。|

[[DM-19]]で登場した[[火]]の[[ワイルド・ベジーズ]]。

[[コストパフォーマンス]]が良い代わりに、[[パワー]]3000以下の味方[[クリーチャー]]1体を[[マナ送り]]にしなければならない[[デメリット]]が付いている[[クリーチャー]]。

[[デメリット]]という形でこそ自分の場の[[クリーチャー]]を減らしてしまうが、実際は[[マナ]]送りであるためいくらでも利用出来、実際[[パワー]]の高い[[マナブースト]]要員である。

実際、[[火]][[単色]]で[[マナゾーン]]を増やすことができる数少ない[[クリーチャー]]である。[[マナブースト]]要員だけなら各種[[チャージャー]][[呪文]]と競合してしまうものの、自身や[[マナゾーン]]に送る[[カード]]が[[クリーチャー]]であるため、[[【マナソース】]]や[[【クリーチャーコントロール】]]の性質を持った[[デッキ]]では、[[火]][[単色]]である貴重な、かつ良質な加速要員となる。

[[バトルゾーン]]の[[ウィニー]]を[[マナ]]に送る要員としても優秀な1枚。[[cip]][[能力]]持ち[[ウィニー]]を[[マナ]]に変換し、経由することで再利用したり、[[マナ]]起動型[[コンボ]]のキーパーツに出来たりする。場と[[マナ]]をやり繰りするタイプの[[【マナソース】]]では、極めて優秀な橋渡しとなる。
この手の[[カード]]は[[自然]][[文明]]にも優秀なものが存在するし競合もするが、[[マナ]]関連の[[カード]]は[[文明]]が重要になることが多く、両方採用することでシナジーを形成することも多いため、[[火]][[文明]]という《アウトロー・ペッパー》のアイデンティティも腐ることなく強みとなる。また《アウトロー・ペッパー》はその上で[[パワー]]が4000と[[火力]]を受けにくく、何より[[コスト]]3と極めて軽いため、場合によっては[[自然]][[文明]]のそれらをも上回る運用性を発揮する。
実際には軽さを生かし、《アウトロー・ペッパー》自身をも他の[[カード]]でやりくりすることで、かなり複雑なシステムをくみ上げることが出来る。[[クリーチャー]]として質も高く小回りが利き、[[コスト]]を3に収めていることから[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]などで出すこともできる。

その性質上、[[マーシャル・タッチ]]や[[マナ爆誕]]とは屈強なシナジーを形成する。[[マーシャル・タッチ]]と《アウトロー・ペッパー》だけで、[[マナブースト]]をこなしながらそれなりのやり繰り出来るのは勿論、両方を兼ね備えた[[《アラゴト・ムスビ》]]とは極めて相性がいい。
また、それらの[[デッキ]]に採用される[[仁義]]の発動要員としても一品級。[[マーシャル・タッチ]]と組み合わせて、自分の場の[[クリーチャー]]を[[マナ]]や[[手札]]に変換し、一瞬で爆発的に[[仁義]]を発動させる。

場の[[ウィニー]]と[[マナ]]をやり繰りすることに関してはかなり小回りの利く優秀な[[クリーチャー]]である。何より自身もサイズのある[[ウィニー]]であり、それらと[[マナ]]の扱いに長けた[[デッキ]]なら見た目よりはるかに凶暴な[[カード]]になりえる。[[コンボ]]やシステムの核や橋渡しになれる可能性を持ち、総じて研究のやりがいのある[[カード]]であろう。

-[[コスト]]が3であるのは極めて興味深い点。[[コスト]]3以下は[[コスト踏み倒し]]が極めて容易なのもそうだが、[[《ミセス・アクア》]]など「[[コスト]]3」自体が重要となるシステムもあるため、今後次第ではそれらの分野でも活躍できる可能性がある。

-3000以下の自分の[[クリーチャー]]がいなければ[[デメリット]]は不発となるため、3000以下の[[クリーチャー]]を入れていない[[デッキ]]では基本的に[[デメリット]]は無いものに等しい。ただし相手が[[《ローズ・キャッスル》]]を張っている場合はこの[[クリーチャー]]自身が範囲に収まる。

-非常に珍しい[[火]][[文明]]の[[ワイルド・ベジーズ]]。確かに唐辛子の燃えるような辛さは火文明のイメージにぴったりではある。&br;また[[パワー]]3000以下のクリーチャーを対象とする火の[[火力]]的な要素と、[[マナゾーン]]送りにする[[自然]]の要素を持ち合わせ、見方によっては非常に面白いカードといえる。
--ちなみに、[[ワイルド・ベジーズ]]自体との相性も良好。[[エピソード2]]以降の方針とは若干相いれないが、[[ワイルド・ベジーズ]]は[[ウィニー]]と[[マナ]]の扱いに長けた種族であるため、複雑なシステムをくみ上げることが出来る。[[《アラゴト・ムスビ》]]もほかならぬ[[ワイルド・ベジーズ]]である。

**関連カード [#y47b7292]
-[[《毒煙虫ポイズン・ワーム》]]
-[[《ガイアズ・ソング》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#a038df50]
-[[DM-19]]&br;'''植物が火を嫌がるだって?馬鹿も休み休みに言えよ!――アウトロー・ペッパー'''


**収録セット [#o2dad31d]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Iron Pot]]
--[[DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」>DM-19]]

**参考 [#g3212f7a]
-[[ワイルド・ベジーズ]]
-[[cip]]
-[[バトルゾーン]]
-[[パワー]]
-[[クリーチャー]]
-[[マナゾーン]]
-[[デメリット]]

&tag(クリーチャー,火文明,単色,コスト3,ワイルド・ベジーズ,パワー4000,cip,パワー3000以下,自己マナ送り,・,C,コモン,Iron Pot);
&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト3,ワイルド・ベジーズ,パワー4000,cip,パワー3000以下,自己マナ送り,・,C,コモン,Iron Pot);