#author("2023-07-29T12:07:10+09:00","","")
#author("2023-08-08T19:59:50+09:00","","")
*《アクア・ビークル》 [#l3fe3ecb]

|アクア・ビークル C 水文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 1000|

[[DM-01]]で登場した[[リキッド・ピープル]]の[[バニラ]]。

同[[サイクル]]の中で唯一の[[パワー]]1000で、[[パワー]]の低めな[[水]][[文明]]の[[クリーチャー]]という特徴をよく表しているカード。
ゆえに[[スペック]]だけを見ればそれらの[[下位互換]]であり、普通ならば見向きもされないのだが、実際にはその[[コスト]]の低さと[[種族]]から[[サイクル]]中でももっとも活躍機会に恵まれていたカードである。

初期の[[《アストラル・リーフ》]]型の[[青単]]では、[[リキッド・ピープル]]の[[進化元]]として[[《アクア・ガード》]]と共に採用されることが多かった。
[[《アクア・ハルカス》]]という選択肢もあったが、それでなくとも当時のトーナメント[[デッキ]]では溢れるほどの[[手札]]が手に入ったため、より[[軽い]]この[[カード]]が優先されたのである。
初の[[公式大会]]で日本一になった[[青単]]にもこの[[カード]]が組み込まれている。

[[《アストラル・リーフ》]]の[[殿堂入り]]後も、[[《アクア・トリックスター》]]が登場するまでは唯一の単色かつ2コストの[[リキッド・ピープル]]だったため、[[種族デッキ]]では[[進化元]]として採用されることもあった。
さすがにそれ以降は[[リキッド・ピープル]][[デッキ]]でも見かけなくなってしまったが、[[ドラゴン・サーガ]]に入ると[[リキッド・ピープル]]軸の[[【バニラビート】]]という新たな居場所を確立する。

パワー2000[[バニラ]]で[[完全上位互換]]となる[[《アクア戦闘員 ゾロル》]]には劣るが、同時に[[バニラ]][[リキッド・ピープル]]と相性のよい[[《零次龍程式 トライグラマ》]]も登場したため、ゾロルだけでは足りない場合にはこちらも採用されることがある。

その後も、[[《Dの学園 ナメティック・アカデミー》]]がサポートカードとして登場。

[[スペック]]に明らかな落ち目があった[[カード]]だが、まさに[[種族]]の勝利と言える。[[デュエル・マスターズ]]における[[種族]]の大切さを如実に物語る1枚だろう。

-最初期のカードであるが、[[DMD-17]]でゾロルと共に4枚ずつ収録されているため入手は容易。

-同一[[サイクル]]の[[《不死身男爵ボーグ》]]、[[《炎のたてがみ》]]はビークルよりもパワーが1000高いうえ、[[ドラゴン・サーガ環境]]でフィーチャーされる種族を持つのにもかかわらず活躍できないでいる。それを考えると[[サイクル]]で最も恵まれていたのは間違いなくこのカードと言える。

-[[バニラ]]であることの利点を除けば[[上位互換]]といえる能力持ちクリーチャーは非常に多い。[[《アクア・トリックスター》]]、[[《アクア・ベララー》]]、[[《アクア・エボリューター》]]、[[《アクア・メルゲ》]]、[[《アクア・ハンマープライス》]]、[[《アクア・インターン》]]、[[《アクア戦士 バットマスク》]]、[[《アクア少年 ジャバ・キッド》]]などがそれに当たる。

-[[フレーバーテキスト]]のない[[バニラ]][[クリーチャー]]であるため、[[能力]]などが書いてある部分は完全に空白となっている。[[《汚れた者スケルトンソルジャー》]]も同様。&br;なお、こちらは[[《汚れた者スケルトンソルジャー》]]とは違い[[DM-18]]にて[[イラスト]]替えで[[再録]]されたが、こちらも[[フレーバーテキスト]]は書かれていない。
--[[DMD-17]]で初めて[[フレーバーテキスト]]が書かれたが、このクリーチャーが喋ることはなかった。

-[[DM-01]]版の[[イラスト]]だと分かりづらいが、人型の姿をしており、球状の上半身の真ん中辺りに頭部がある。

-漫画「デュエル・マスターズ」ではバトルアリーナ編のジョージ外伝で[[ジョージ]]が[[不亞 幽]]戦で使用している。

-アニメ「VS」では[[べんちゃん]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[《龍素王 Q.E.D.》]]の能力で[[《インビンシブル・テクノロジー》]]を唱えたのち、[[《アクア戦闘員 ゾロル》]]2体とともに[[《零次龍程式 トライグラマ》]]に進化した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#x0a92b24]
[[BASIC>ベーシック]]に収録された。

他にコスト2[[リキッド・ピープル]]が出るたびにライバルが増える形となっていて完全に採用する意味が失われていたが、[[DMPP-21]]にて[[《アクア・ティーチャー》]]が登場し《アクア・ビークル》のほうがアドバンテージが得られるパターンが生まれるようになった。とはいえ[[《アクア戦闘員 ゾロル》]]には劣るため《アクア・ビークル》はその5枚目以降となる。

-《アクア・ビークル》の[[上位互換]]、あるいは基本的に使って問題ない[[強制]]能力で実質の[[上位互換]]であったカード
--[[《アクア・トリックスター》]]([[DMPP-04]])
--[[《アクア・スクリュー》]]([[DMPP-06]])
--[[《アクア・コテガエシ》]]([[DMPP-10]])
--[[《アクア・エボリューター》]]([[DMPP-12]])
--[[《アクア・メルゲ》]]([[DMPP-14]])
--[[《アクア・ハンマープライス》]]([[DMPP-18]])
--[[《アクア少年 ジャバ・キッド》]]([[DMPP-19]])
--以降は省略

**[[サイクル]] [#o4c0df09]
[[DM-01]]の2[[コスト]][[コモン]]の[[バニラ]][[クリーチャー]]。
-[[《予言者リュゾル》]]
-''《アクア・ビークル》''
-[[《うごめく者ボーン・グール》]]
-[[《不死身男爵ボーグ》]]
-[[《炎のたてがみ》]]

**関連カード [#vf386250]
-[[《アクア戦闘員 ゾロル》]]
-[[《蒼狼アクア・ブレイド》]]

**[[相互互換]] [#ece2ce6f]
|[[《封魔フォルカロル》]]|[[グランド・デビル]]|
|[[《エレガント・ランプ》]]|[[サイバー・ウイルス]]|
|[[《ディオネフィス》]]|[[シー・ハッカー]]|
|[[《貝獣 ナマコッコ》]]|[[ムートピア]]|
|''《アクア・ビークル》''|[[リキッド・ピープル]]|

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMD-17]]
'''[[ドラゴン]]のエッセンスを凝縮した素材「龍素」。それを発見したのは[[リキッド・ピープル閃]]だった。彼らはそこから[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]を生み出し完全に制御することに成功した。 ...かに見えたが、「龍素」にはまだまだ隠された力が眠っているのだ!'''
-[[BASIC]]
'''[[リキッド・ピープル]]の新米兵にとって、戦争の始まりは運命にも思えたかもしれない。'''

**収録セット [#hd11b9fe]
***[[デュエル・マスターズ]] [#sa47403a]
-illus.[[Atsushi Kawasaki]]
--[[DM-01 第1弾>DM-01]]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」>DM-18]]
--[[DMS-05 「ベスト・チャレンジャースターターセット」>DMS-05]]
--[[DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」>DMD-17]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#r7ea827c]
-CV:[[新田杏樹]]
-illus.[[Atsushi Kawasaki]]
--[[BASIC]]

**参考 [#p3ebc253]
-[[リキッド・ピープル]]
-[[バニラ]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,リキッド・ピープル,パワー1000,バニラ,・,C,コモン,Atsushi Kawasaki,Toshiaki Takayama,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),リキッド・ピープル (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),バニラ (デュエプレ),BASIC (デュエプレ),ベーシック (デュエプレ),Atsushi Kawasaki (デュエプレ));