#author("2023-09-12T18:10:04+09:00","","")
#author("2024-02-27T13:02:25+09:00","","")
*《アクア・メルゲ》 [#l6166eeb]

|アクア・メルゲ R 水文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 1000|
|自分のターン中、自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを1枚引く。|
|自分のターン中、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、カードを1枚引く。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|

[[DM-37]]で登場した軽量[[リキッド・ピープル]]。

自分の[[ターン]]中に他の[[クリーチャー]]を出した時、[[墓地肥やし]]と[[手札交換]]ができる。
[[システムクリーチャー]]にしては2[[マナ]]と非常に[[軽い]]ため、[[ビートダウン]]ではそのまま殴り手にもなる。

捨ててから引くため、捨てることができる[[カード]]の範囲が1枚分狭いが、[[コスト]]が非常に[[軽い]]ため、序盤から[[墓地]]を肥やしたい[[デッキ]]での活躍が見込める。
[[手札交換]]として使うなら、[[リキッド・ピープル]]版[[《エメラル》]]のような立ち位置だろう。

[[クリーチャー]]を出しつつ[[捨てる]]用の[[手札]]も残さなくてはならないので、使っていく上では[[クリーチャー]]展開や[[手札補充]]が必要となってくる。

いくつかの[[デッキ]]で使用されたが、[[【メルゲループワンショット】]]で悪用されたことから、[[殿堂入り]]を余儀なくされてしまった。

さらにその後、[[【メルゲドッカンデイヤー】]]で[[環境]]に復帰、そして2020年1月1日付で[[プレミアム殿堂]]となった。

**ルール [#u845cc11]
-[[《魔皇アンドラージ》]]などと違い、[[手札]]を捨てるのが先なので、手札が0枚の場合は[[効果]]を実行できないので注意。

**環境において [#y2e27513]
[[青黒]]の[[速攻]]では[[手札]]を減らさず[[墓地進化]]の種を用意できるという利点が評価され、[[覚醒編環境]]では[[《封魔ゴーゴンシャック》]]で[[超次元]][[呪文]]に[[メタ]]を張りながら殴っていく[[【青黒メルゲ墓地進化速攻】]]が登場した。

[[エピソード3]]初期にて、[[墓地]]と[[ビートダウン]]に関係する[[アウトレイジ]]が登場し、有用な[[手札交換]]・[[墓地肥やし]]の手段として注目された。[[《盗掘人形モールス》]][[《疾封怒闘 キューブリック》]]との[[無限ループ]][[コンボ]]が[[DMデッキ開発部]]で紹介されるなどあり、広く知られるようになった(>[[【メルゲループワンショット】]])。

[[【メルゲループワンショット】]]は、[[呪文]]をほとんど使わないので妨害しづらく、理不尽な程膨大な[[クリーチャー]]と[[手札]]が出揃う凶悪なデッキと化した。
大会上位を勝ち取り、[[メタゲーム]]を支配した結果、2013年6月22日付けで[[殿堂入り]]が決まった。公式が発表したループコンボで速やかに規制がかかったあたり、かの[[【紅蓮ゾルゲ】]]を思い出させる。

その後もユニークな[[コンボデッキ]]に使われることがあったが、いかんせん1枚しか使えないことによる不安定さがネックとなり環境復帰にまでは至らなかった。

ところが[[《生命と大地と轟破の決断》]]が登場し[[【メルゲドッカンデイヤー】]]が成立すると立場は一変。自身と[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]で[[超GR]]の[[GRクリーチャー]]を全て並べ、[[《百発人形マグナム》]]や[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]を併用することで、[[《ツタンメカーネン》]]による[[ライブラリアウト]]を実現する。「[[DMGP-9th>公認グランプリ]]」で意表を突くようにベスト4に進出して有名になった。
[[《神秘の宝箱》]]や[[《逆転のオーロラ》]]でマナに装填されては[[《生命と大地と轟破の決断》]]で呼び出される様は、[[殿堂入り]]のハンデを感じさせないものであった。

1枚制限でもループデッキの中核を担うことから、2019年12月17日のコロコロ生配信にて、2020年1月1日付でこのカードの[[プレミアム殿堂]]が発表され、9年に渡る歴史に幕を降ろすこととなった。[[リキッド・ピープル]]としては2例目となる[[プレミアム殿堂]]。「DMGP-9th」での活躍からわずか2ヶ月での事であったため、公式が[[【メルゲドッカンデイヤー】]]の活躍を想定外と認識し、緊急でこのカードをプレミアム殿堂に指定したと考えられる。

その後、セットで採用された[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]と[[《生命と大地と轟破の決断》]]は[[殿堂入り]]した。

**その他 [#o6a8fabd]
-[[《否男》]]と合体して[[《電脳妖魔メルゲイナー》]]になる。[[種族]]、[[文明]]共に同じであり、名前も[[《否男》]]の「否(イナー)」とこのカードの「メルゲ」をあわせると「メルゲイナー」になる。[[ヴィジュアルカード]]の[[フレーバーテキスト]]もこのクリーチャーと否男が巡り会うことを示唆しているような内容である。[[イラストレーター]]も同じ[[Yuri Shinjuro]]氏。

-[[DMX-12]][[再録]]版では、[[《電脳妖魔メルゲイナー》]]だった頃の相方であった[[《否男》]]からはもはや完全に独立し、もっぱら《アクア・メルゲ》単体で[[デッキ]]に採用されていることを踏まえたメタな[[フレーバーテキスト]]が書かれている。「[[否(いな)男>《否男》]]はもういない」という駄洒落も含まれている。
--後に《アクア・メルゲ》自身が[[いなくなってしまった>プレミアム殿堂]]のは皮肉な話である。

-[[《アクア・ビークル》]]の[[上位互換]]の一つ。

-[[DMX-22]]で再録された際には[[フレーバーテキスト]]で、かつて[[【メルゲループワンショット】]]で共に猛威を振るった[[《盗掘人形モールス》]]と[[《疾封怒闘 キューブリック》]]との共演を果たしている。[[DMX-22]]のようなお祭り的[[エキスパンション]]によく見られる、メタフィクションな[[フレーバーテキスト]]の典型例。
一足先に[[殿堂入り]]した《アクア・メルゲ》と、彼だけを先に行かせまいと後を追う形で共に[[殿堂入り]]となった2人の友情を描いたものだろう。やはりこの3体は[[【メルゲループワンショット】]]の凶悪さが祟って[[殿堂入り]]したということが受け取れる。
後に《アクア・メルゲ》がさらに一足先に[[プレミアム殿堂入り]]している。[[彼>《盗掘人形モールス》]][[ら>《疾封怒闘 キューブリック》]]がまた先に行かせまいと共にプレミアム殿堂入りする日は来るのだろうか。
また、《疾封怒闘 キューブリック》の名前が《封怒闘 キューブリック》と誤植されている(”疾”の字が抜けている)。
--[[殿堂解除]]を目論む《アクア・メルゲ》の足を引っ張っている内容ともとれる。

-[[DMEX-08]]で[[再録]]された時点では既に[[プレミアム殿堂]]だったが、[[カード]]の仕様変更が間に合わないほどの[[緊急プレミアム殿堂>《緊急プレミアム殿堂》]]だったためか[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]などのようにpremiumのリボンが付かなかった。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#ycb36def]

|アクア・メルゲ UC 水文明 (2)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 1000|
|自分のターン中、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうした場合、カードを1枚引く。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する)|

[[DMPP-14]]で実装。
[[レアリティ]]が[[アンコモン]]になり、TCG版の欄の記載通り無調整ではいずれ悪用されることが目に見えているため、発動がターン1回のみに下方修正された。
とはいえコストがTCG版から据え置きで毎ターン手札交換ができるだけでも十分強力。[[【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]でも活躍してくれるであろう。

**関連カード [#qd5f07d7]
-[[《電脳妖魔メルゲイナー》]]
-[[《否男》]]
-[[《メルゲ否男/「今も我らの願いはただひとつ」》]]

-[[《電脳 メルゲ-2》]]
-[[《コート=メルゲイト》]]

-[[《アクア・アンカー》]]
-[[《応援者 オシヤバミ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#e0d09855]
-[[DM-37]](通常版)、[[DMPB-03]]&br;'''[[水]]軍に栄光あれ!――アクア・メルゲ'''
-[[DM-37]]([[ヴィジュアルカード]])、[[DMPP-14]]&br;'''貴殿が良き戦士と出会い、共に戦えることを望まん。――アクア・メルゲ'''
-[[DMX-12]]&br;'''[[否男>《否男》]]はもういないが[[メルゲイナー>《電脳妖魔メルゲイナー》]]の心は忘れない!'''
-[[DMX-22]]&br;'''お前だけを… ---[[盗掘人形モールス>《盗掘人形モールス》]]&br;先にはいかせない。―― [[疾封怒闘 キューブリック>《疾封怒闘 キューブリック》]]'''
-[[DMEX-08]]&br;'''否男、[[ここ>温泉]]で待っているぞ。――アクア・メルゲ'''

**収録セット [#y30c1e52]
***[[デュエル・マスターズ]] [#g2a34ca4]
-illus.[[Yuri Shinjuro]]
--[[DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」>DM-37]](10/55)
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](6a/38)
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](88b/???)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](118/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#i3eb9c9c]
-CV:[[槙野旦]]
-illus.[[Yuri Shinjuro]]
--[[DMPP-14 「爆竜覚醒録 -DIABOLIC CRISIS-」>DMPP-14]]
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]([[アルトアート]])

**参考 [#d43163a4]
-[[リキッド・ピープル]]
-[[ターン]]
-[[クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[手札]]
-[[捨てる]]
-[[ドロー]]
-[[手札交換]]
-[[墓地肥やし]]
-[[ヴィジュアルカード]]
-[[プレミアム殿堂]]
-[[【青黒メルゲ墓地進化速攻】]]
-[[【メルゲビートダウン】]]
-[[【メルゲループワンショット】]]
-[[【メルゲドッカンデイヤー】]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,リキッド・ピープル,パワー1000,手札交換,《アクア・メル》,・,R,レア,プレミアム殿堂,Yuri Shinjuro,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),リキッド・ピープル (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),手札交換 (デュエプレ),ターン1 (デュエプレ),・ (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Yuri Shinjuro (デュエプレ));