#author("2023-06-27T03:54:02+09:00","","")
#author("2023-11-15T20:27:26+09:00","","")
*《ゴッド・ブリンガー》 [#p2610159]

|ゴッド・ブリンガー P 光文明 (10)|
|呪文|
|バトルゾーンにある自分のゴッドを数える。自分の山札の上から、その数と同じ枚数のカードを、新しいシールドとしてシールドゾーンに加える。その後、自分のシールドをすべて見る。その中から好きな数のゴッドを選び、バトルゾーンに出してもよい。|

[[DMC-57]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。

自分の[[ゴッド]]の数だけ[[シールド]]を追加、その後自分のシールドを見てその中から好きな数のゴッドを[[コスト踏み倒し]]できる。

10[[コスト]]と非常に[[重い]]が、[[《創造神サガ》]]の[[能力]]で[[ゼン&アク]]の[[G・リンク]]を外せばタダで唱えることができる。
その場合、分離した[[《ゼン》>《超絶神ゼン》]]と[[《アク》>《究極神アク》]]で最低2枚シールドが増え、さらに運よく2枚目の《ゼン》か《アク》が出れば再びG・リンク出来、戦闘力を落とさずに[[クリーチャー]]を展開出来る。

ただし[[シールド]]の中身は不確定なので、うまく狙った[[ゴッド]]が出てくるかは運次第。あらかじめ出したい[[ゴッド]]を仕込んでおくこともできるが、[[シールド]]は[[マナ]]や[[墓地]]と比べて相手が触れやすく自分は触れにくい[[ゾーン]]であるため、《ゴッド・ブリンガー》のためだけにそれを行うのはリターンが少ない。
[[デッキ]]内の[[クリーチャー]]を[[ゴッド]]で固めてもよいが、素の[[コスト]]が非常に重く、[[デッキ]]の内容も縛られるのでこれも難しい。

そもそも相手に[[シールド]]を割られてしまうと《ゴッド・ブリンガー》の性能は大きく下がってしまう。
不安定な上に[[ビートダウン]]にも弱く、少なくとも《ゴッド・ブリンガー》のためだけに[[コンボデッキ]]を組むのは得策ではないといえる。

ここまでだとあまりに用途が不明瞭な[[カード]]に思えるが、《ゴッド・ブリンガー》の存在意義として[[シールド送り]][[メタ]]として働くことが挙げられる。
[[破壊]]や[[マナ]]送りなら[[《大地と永遠の神門》]]で容易に出しなおせるが[[シールド]]はそうもいかず、[[《究極神アク》]]の[[モヤシ]]も機能しない。[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」>DMC-57]]ミラーの場合[[《魂と記憶の盾》]]を[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]で何度も使いまわされるため、[[ゼン&アク]]を延々と[[シールド]]に埋められて積んでしまうケースが容易に起こりえる。
そういったときに《ゴッド・ブリンガー》を使えば、すべて出しなおした上で、状況によっては[[G・リンク]]して即反転まで出来る強烈なカウンターが可能となる。

[[【除去コントロール】]]が相手なら[[シールド送り]]の連発は十分想定出来、積極的な[[ブレイク]]もない。[[覚醒編]]では[[《超次元ガード・ホール》]]も登場しており、それらに[[ゴッド]][[デッキ]]で対抗するのであれば十分意義のある[[カード]]となる。

総合的に見て、[[フィニッシャー]]の位置ながら相手を選ぶ非常に尖った[[カード]]である。
ただ能力は十分爆発力があり、[[神化編]]以降も度々[[ゴッド]]が登場しているため、[[ゴッド]]と[[シールド]]を上手く絡めることが出来れば十分化ける可能性はあるといえる。

後に登場した[[《妖精左神パールジャム》]]や[[《極限超絶神ゼン》]]は[[マナブースト]]できる[[ゴッド]]であり、[[ゴッド・ノヴァ]]の[[G・リンク]]のシステム上[[デッキ]]の[[ゴッド]]の比率をあげられるため相性がいい。[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]も[[シールド]]を増やせる潤滑油であり好相性。

// -後に文明違いの同コストに[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]が登場。[[シールド追加]]と疑似[[シールド回収]]ができる点を活かさなければあちらの[[下位互換]]じみたスペックとなってしまうので、注意が必要。
// 《創造神サガ》の能力で唱えられ、踏み倒し範囲も違う為轟破天の下位互換ではありません。轟破天は強力なカードですが、そのことを他ページでひけらかす必要はありませんし、他カードを下げる行為と捉えられかねません。単純な上位互換・下位互換といった短絡的な視点にとらわれず、様々な視点からカードを評価してください。

-当然だが[[ゴッド]]を出した分[[シールド]]は減る。大量の[[ゴッド]]の[[コスト踏み倒し]]に成功したが[[シールド]]が減りすぎて殴り切られて負けた、などということが無いように注意したい。
--[[ゼン&アク]]は[[除去]]と[[ブロッカー]]と[[警戒]]を持ち、減った[[シールド]]分の守りを担えるため相性がいい。[[コスト踏み倒し]]して出す[[パワーカード]]も申し分ない。
--[[ゼン&アク]]は[[除去]]と[[ブロッカー]]とターン終了時の[[アンタップ]]能力を持ち、減った[[シールド]]分の守りを担えるため相性がいい。[[コスト踏み倒し]]して出す[[パワーカード]]も申し分ない。

-2体以上のゴッドがG・リンクしていても枚数にかかわらず1体と扱うので、シールドは1枚しか増やせない。

-シールド追加は強制。[[山札]]が残り少ないときには[[ライブラリアウト]]に注意。

-[[創世神]]などの[[進化]]ゴッドも踏み倒せる。その場合、元々場にいたクリーチャーだけでなく、同時に踏み倒したゴッドの上に(進化条件を満たしていれば)進化することもできる。

-[[《アクア・スーパーエメラル》]]などのシールド操作は勿論、シールドを増やしてからコスト踏み倒しするので[[《魂の呼び声》]]などの[[山札操作]]を組み合わせれば、任意のゴッドを出すことができる。

-後にリンク先が緩い各種[[ゴッド・ノヴァ]]、特に[[cip]]と[[G・リンク]]時に[[マナブースト]]を行う[[《妖精左神パールジャム》]]が登場し、[[《創造神サガ》]]を使わないデッキでも使いやすくなった。
--さらに後に登場した[[ゴッド・ノヴァOMG]]も、同じ色である点や[[リンク]]に依存しないものが多い点で組み合わせやすい。[[《霊騎右神ワイアード》]]で[[手札]]の[[ゴッド]]も間接的に[[コスト踏み倒し]]する、[[《光器左神ラブパレード》]]で使い回すなど多様な動きができる。

//-このカードから[[《緊急再誕》]]につなげて、[[《光霊姫アレフティナ》]]を出して[[エクストラウィン]]を狙うという[[コンボ]]も一応ある。
//大量シールド追加ではあるものの、本気で狙うなら意図的にG・リンクしないプレイングや2枚目のこのカードの発動が必要になるなど特殊なデッキ構築が必要になる為、一応コメントアウトしました。

//-[[《ラッキー・ダーツ》]]でこのカードを当て、[[【ヘヴィ・デス・メタル】]]と2体目の[[《破壊神デス》]]を出せば[[1ターンキル]]ができるが、もちろん実現する可能性はほとんどゼロに近い。&br;同じようなことは[[左G・リンク]]+[[右G・リンク]]+[[《「黒幕」》]]でも可能で、枚数制限を考慮するとこちらの方がやや実現性は高いが、やはり机上の空論からは抜け出せない。
//ダーツの殿堂化を踏まえ、ダーツ関連の机上の空論はダーツのページのみにお願いします。

-漫画「SX」番外編にて、[[ミカド>神月 ミカド]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。《創造神サガ》で踏み倒し、[[シールド追加]]後《超絶神ゼン》《究極神アク》を踏み倒し、サガの能力で解除された《ゼン》《アク》とリンクすることで2組に増やした。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#a30b29cd]
単一のカードとしては存在せず、[[《創造神サガ》]]の効果でのみ唱えることができる。レアリティに意味はないが、[[《創造神サガ》]]から継承されて[[スーパーレア]]である。

また、効果が少し変更された。

|ゴッド・ブリンガー SR 光文明 (10)|
|呪文|
|自分の山札の上から、自分のゴッドと同じ枚数のカードをシールド化する。その後、自分のシールドゾーンからランダムなゴッド2枚をバトルゾーンに出す。(それがカードタイプがゴッドであるカードなら、リンクした状態でバトルゾーンに出す)|

**関連カード [#o186993b]
-[[《創造神サガ》]]
-[[《バイオレンス・ヘヴン》]]

**収録セット [#r253750d]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」>DMC-57]](1/39)

**参考 [#o4f0e5b3]
-[[ゴッド]]
-[[シールド追加]]
-[[シールド確認]]
-[[コスト踏み倒し]]

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