#author("2023-03-14T05:52:54+09:00","","")
#author("2023-10-23T00:37:07+09:00","","")
*《シャチホコ・&ruby(ゴールデン){GOLDEN};・ドラゴン》 [#ge49df0a]

|シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン VIC 光/闇/火文明 (39)|
|サイキック・スーパー・クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/エイリアン 39000|
|バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|
|このクリーチャーが攻撃する時、呪文を3枚まで、自分の墓地から手札に戻してもよい。その後、そのターン、バトルゾーンにある他のクリーチャーすべてのパワーは-9000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)|
|ワールド・ブレイカー|
|リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)|
|BGCOLOR(white):覚醒リンク前⇒[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]](上)/[[《ブラック・WILLOW・カイザー》]](中)/[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]](下)|

[[DMX-05]]にて登場した、[[ビクトリー]]を持つ[[光]]/[[闇]]/[[火]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[エイリアン]]の[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]。

単体性能だけで判断すると、9000以下を蹴散らしながら墓地から呪文のリソースを確保しつつワールド・ブレイクしてくる[[アンタッチャブル]]という圧倒的なスペック。
特に攻撃時の[[パワー低下]][[能力]]は9000以下の[[クリーチャー]]を問答無用で一掃でき、非常に強力。またワールドブレイクの際に[[S・トリガー]]で選ばないタイプの[[除去]]を受けた場合も[[リンク解除]]によって[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]という[[アンタッチャブル]]の打点を残せるため、次のターンにトドメを刺しやすい。
ただし[[パワー低下]][[能力]]の発動は[[強制]]であり、相手の[[pig]]を誘発させてしまったり自軍を巻き込んでしまうのが難点。このためにこちらでワールド・ブレイクし、そのターン中にトドメという動きはやりづらい。

ド派手な能力を持つが、その分[[覚醒リンク]]前の3体の[[コスト]]がすべて7と大きく、相手の[[除去]]も考慮すると[[リンク]]はかなり難しい。[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]を利用したり、[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]で[[《超次元シャチホコ・ホール》]]を使いまわしたりして、可能な限り素早く[[サイキック・セル]]を揃えたい。[[《暴走龍 5000GT》]]などの[[サイキック・クリーチャー]][[メタ]]や[[踏み倒し]]メタへの対処も用意するべきだろう。

所持している[[能力]]は[[アンタッチャブル]]、[[アタックトリガー]]での[[呪文]]3枚[[サルベージ]]、他の[[クリーチャー]]すべてに9000の[[パワー低下]]と、[[覚醒リンク]]前の各[[サイキック・クリーチャー]]の[[能力]]が強化されたものになっている。ただし、選ぶことに甚大なデメリットがある[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]と純粋な[[アンタッチャブル]]のこちらとでは使い勝手がやや異なる。状況に応じて[[リンク]]を狙うか判断すべきだろう。

[[覚醒リンク]]自体がやや[[オーバーキル]]気味であり、他の多くの[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]同様、この面は[[ブラフ]]としての役割が大きいだろう。もっとも、運良く出せた時には圧倒的な[[カードパワー]]で場の相手クリーチャーを蹂躙してやりたい。[[専用デッキ]]については[[【シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン】]]を参照。

-「その後」とあるため、[[パワー低下]]の[[継続的効果]]は、[[墓地]]の[[呪文]]を[[回収]]しなくても生成される。

-前述の通り[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]と非常に相性が良い。これによってパーツを集めるのが非常に楽になった。[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]と[[《黙示護聖ファル・ピエロ》]]の[[コンボ]]を利用すれば[[覚醒リンク]]もかなり狙いやすい。

-名称から、モチーフとなっているのは愛知県名古屋市にある名古屋城の天守閣に竣工された「金鯱」。
[[《超次元シャチホコ・ホール》]]の[[フレーバーテキスト]]からもこの事が窺え、[[覚醒]]前の3体も名古屋の名物である「えびせん」「ういろう」「天むす」を冠しているなど、どこまでも名古屋づくしである。
--[[サイキック・セル]]の[[カード名]]は《色名・名物・カイザー》となっているが、このカードは《名物・色名・ドラゴン》となっている。
名物と色名が入れ替わっているのは、「シャチホコ」という名称をアルファベットの当て字にした場合、他3体の当て字が7文字以内に収まっているのに比べて長くなりすぎるためだろうか。

-[[イラスト]]の上半身部は、[[覚醒リンク]]元の3体の[[サイキック・クリーチャー]]の上半身が横一列に融合しているのが分かる。
また下半身については、[[《神羅ライジング・NEX》]]のそれに酷似した、口部と四脚を備えたデザインとなっている。
[[覚醒リンク]]元のモデルである[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]らと[[《神羅ライジング・NEX》]]はいずれも[[Toshiaki Takayama]]氏が[[イラスト]]を手がけており、太陽をモチーフとする共通点も持つので、その繋がりだろうか。
能力についても、[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]の[[アタックトリガー]]による9000の全体パワー低下、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の実質的な[[選ばれない>アンタッチャブル]]耐性と[[ワールド・ブレイカー]]を引き継いだ形となっている。
--[[ザキラ]]の切り札の1枚である[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]と[[切札 勝舞]]の切り札の1枚である[[《神羅ライジング・NEX》]]が実質的に合体した存在であり、スペック的にも登場当時で最大のコストとパワーを持つなど、要素を抜き出せばラスボス等のポジションを務めても違和感のない[[クリーチャー]]である。
それに反して、[[背景ストーリー]]では特に存在は語られず、アニメ・漫画等のメディアでの出番も多くはないなど、メディア面での扱いにはあまり恵まれていない。

-デュエル・マスターズが発売して10周年を記念し、thank you(サンキュー)を意味してのコスト39、パワー39000なのかもしれない。同弾にも[[《緑銅の鎧》]]が10周年をモチーフした装備となっている。

-アニメ「ビクトリー」では実際の商品発売1ヵ月前から登場。[[シャチホコ]]が使っているが、第32話では[[覚醒リンク]]時に画面左側に出る[[文明]]表示が間違って「[[水]]/[[闇]]/[[光]]」となっていた。漫画「ビクトリー」でも同様に使用。

-パワー39000は[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]と並び最高であったが、[[DMR-16極]]および[[DMR-16真]]で歴代最高パワーの50000の[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]が登場し、1位の座を譲った。同様にコストの最高値もそちらに1位の座を譲ることになった。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#la5b5a91]

|シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン PS 光/闇/火文明 (39)|
|サイキック・スーパー・クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/エイリアン 39000|
|ビクトリーアイコン|
|相手はこのクリーチャーを選べない。|
|攻撃する時、自分の墓地から呪文を3枚まで手札に戻す。その後、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーは-9000される。|
|ワールド・ブレイカー|
|リンク解除:バトルゾーンを離れる時、《ホワイト・TENMTH・カイザー》、《ブラック・WILLOW・カイザー》のほうに裏返す。(《レッド・ABYTHEN・カイザー》は超次元ゾーンに戻る)|
|BGCOLOR(white):P'S覚醒リンク前⇒[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]](上)/[[《ブラック・WILLOW・カイザー》]](中)/[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]](下)|

[[DMPB-03]]で実装。[[《超次元シャチホコ・ホール》]]を入手・生成すると特典として付いてくる。

攻撃時の[[呪文]]回収は強制効果の表記になっているが、「3枚まで」なので戻さない選択もできる。
また、全体-9000の[[パワー低下]]は相手側のみを対象に取る強化を受けた。

[[リンク解除]]はデュエプレ共通の仕様になり、[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]が強制で場を離れるようになった。

順当に超次元呪文から覚醒リンクを狙う場合、同様に[[ワールド・ブレイカー]]を持つ[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]である[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]が覚醒リンク元の汎用性の高さから大抵は優先されるであろう事を考慮すると、基本的には[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]を主軸としたデッキで[[覚醒リンク]]を狙う事になる。
この運用では他の[[P'S覚醒リンク]]を持つ[[エイリアン]][[サイキック・スーパー・クリーチャー]]が競合相手となるが、パワー9000以下の相手の盤面を一掃しつつ[[ワールド・ブレイカー]]を叩き込めるので中コスト帯以下のクリーチャーを横並びさせるようなデッキに対する制圧力に最も秀でているのがこのカードの利点となる。
[[呪文]][[回収]]効果についても[[《湧水の光陣》]]などを回収してロングゲームに備えられるので、この点も[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]と併用した際や上記の盤面制圧力という強みとも噛み合っていると言える。
反面、他の2体は[[S・トリガー]]の封殺や[[ライブラリアウト]]によって安全なフィニッシュを狙えるため、それに比べるとこのカードは相手の[[S・トリガー]]に大きく左右される不安定さを孕んでいるのがフィニッシャーとしてはネックとなる。
また、このカードの覚醒リンク元3体はいずれも[[アタックトリガー]]や疑似耐性しか持っておらず、他の[[エイリアン]][[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の覚醒リンク元が状況に応じて[[システムクリーチャー]]としても扱えるのに対し、[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]で呼び出す際には実質的に全て準バニラのような使用感になるのも運用上の大きな欠点。
概ね優先度としては他の[[エイリアン]][[サイキック・スーパー・クリーチャー]]より一歩劣る形になるものの、覚醒リンク元は全てパワー6000なので、[[《希望の親衛隊ファンク》]]1体を出された程度なら覚醒リンクに支障がないというのはこのカードならではの強み。
盤面の一掃能力や[[《希望の親衛隊ファンク》]]に対する耐性を重視するのであれば採用を検討できるか。

-全体[[パワー低下]]の対象が相手側のみに変更される強化は、モチーフの1つである[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]でも見られた。

-[[覚醒リンク]]時の演出は[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]と同様に3つの光球が回転しながら合わさって登場するという形となっているが、光球の色がそれぞれ[[赤>《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]・[[黒>《ブラック・WILLOW・カイザー》]]・[[白>《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]に変化している。

**関連カード [#i96b5892]
-[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]
-[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]
-[[《神羅ライジング・NEX》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#pca8455f]
-[[DMPB-03]]&br;'''伝説の黄金の龍は[[「謀略のアンノウン」ボーン>《偽りの名 ボーン》]]を跡形もなく消し去った。'''

**収録セット [#tbe5a5e8]
***[[デュエル・マスターズ]] [#q4aa9f44]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMX-05 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・エイリアン」>DMX-05]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#w2b7532e]
-CV:[[小島史裕]]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]

**参考 [#d53aa3b7]
-[[白黒赤]]
-[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]
-[[キング・コマンド・ドラゴン]]
-[[エイリアン]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[アタックトリガー]]
-[[サルベージ]]
-[[パワー低下]]
-[[ワールド・ブレイカー]]
-[[リンク解除]]
-[[ビクトリー]]
-[[【シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン】]]

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