#author("2024-01-23T17:25:14+09:00","","")
#author("2024-01-23T17:57:41+09:00","","")
*《デュアルショック・ドラゴン》 [#m55f6a92]

|デュアルショック・ドラゴン SR 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 8000|
|S・バック:火(火のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚する)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを1つ、墓地に置く。|

[[DM-17]]で登場した[[アーマード・ドラゴン]]。

[[S・バック]][[能力]]で登場できる[[W・ブレイカー]]だが、[[cip]]で自分の[[シールド]]を1枚破棄しなければならない。

[[S・バック]]を持つことから殴り合いの途中に突然現れる点が強力で、[[【赤単速攻】]]や[[【赤黒速攻】]]をメインに[[火]]の入る[[速攻]]に入る数少ない[[ドラゴン]]。

[[【赤黒速攻】]]では[[《福腹人形コダマンマ》]]、[[《斬斬人形コダマンマ》]]、[[《花美師ハナコ》]]、[[《堕魔 ドゥンブレ》]]を合わせて16枚まで入れられるため、2[[ターン]]目に3打点用意するという[[コンボ]]も狙いやすい。

ノーコストで召喚できるとはいえ、[[シールド]]と手札を消耗した上で出てくるのが[[召喚酔い]]した[[W・ブレイカー]]というのは物足りないため、実践で使うにはかなり工夫が必要。

[[シールド]]を減らすということは、逆に言えば「[[シールド]]が少ないと強くなる[[カード]]」との噛み合わせが良いということでもある。
今は[[革命]]や[[鬼タイム]]、[[鬼エンド]]などの登場によって、[[シールド]]を減らしつつ頭数を増やせるこの[[カード]]は注目されるようになっている。
[[《燃える革命 ドギラゴン》]]を使う場合などは、これ1枚で[[革命]]の発動準備と[[進化元]]の確保を一度に行えるため、相性は悪くない。隠し味として1、2枚差しておくと思わぬところで役に立つかもしれない。
[[鬼タイム]]との相性は格別で、[[《キズグイ変怪》]]などで手札に加えたシールドをそのまま戦力に変換し、さらに鬼タイムの到来を加速させることが出来る。

[[【赤単ブランド】]]のようにこのクリーチャーにナチュラルに[[スピードアタッカー]]を[[付与]]できる構築も一定の評価を上げている。

これからも[[【赤単速攻】]]や[[【赤黒速攻】]]などではよく見かけるカードとなるだろう。

**ルール [#n4ef8195]
-勘違いされる事が多いが、[[S・バック]]は「[[シールドゾーン]]から[[手札]]に加える時」に機能する。よって、《デュアルショック・ドラゴン》の[[シールド焼却]]で別の《デュアルショック・ドラゴン》を出す事は不可能。

-[[シールド]]が1枚もなければ[[デメリット]]なしで[[召喚]]できる。

**他のカード・デッキとの相性 [#qf5c580d]
-[[S・バック]]は[[召喚]]であるため、[[《斬斬人形コダマンマ》]]や[[《花美師ハナコ》]]を[[召喚]]して[[シールド回収]]をトリガーに踏み倒せば[[火]][[文明]]の[[クリーチャー]]を2体[[召喚]]したことになる。その[[ターン]]中に[[マスターB・A・D]]で[[《“罰怒”ブランド》]]を[[コスト]]1で召喚すれば、場に何も無い状態から3[[マナ]]でいきなり5打点を生みだすことができる。

-[[青赤]]の[[ビートダウン]]ならば[[《エメラル》]]や[[《アクア・スーパーエメラル》]]の[[シールド交換]]で[[S・バック]]を起動させてもいい。

-[[赤単]]の旨みの1つは、[[シールド]]を割られた時[[火]]のカードを確実に[[手札]]に加えられることである。他の[[文明]]を入れた場合でもそこそこ[[S・バック]]を利用できるが、[[文明]]のバランスに気をつけるべきである。

-同じ条件の[[S・バック]]には[[《爆襲 アイラ・ホップ》]]がいる。そちらは[[W・ブレイカー]]でない代わりに[[デメリット]]もなく使いやすいので、[[デッキ]]によって使い分けるといいだろう。

-2ターン目の[[《斬斬人形コダマンマ》]]or[[《花美師ハナコ》]]+このカード、3ターン目の[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]による[[2回攻撃]]効果[[付与]]で3ターンキルを狙える。わずか3枚(その内[[《斬斬人形コダマンマ》]]と[[《花美師ハナコ》]]は最大8枚体制にできる)のパーツで3ターンキルできるという[[要求値]]の低さ、クリーチャーを[[召喚]]のみで出すことで[[コスト踏み倒しメタ]]に引っ掛かりにくい点は特筆される。

**環境において [#f2175c80]

[[DM-17]]での登場当時は、[[シールド]]を1つ失う[[デメリット]]が大きく見られ、評価が比較的低かった。それでも、当時としては[[【速攻】]]系統視点では異例の高パワーで、評価が低いなりにもパワーは認められていた。
採用デッキが[[【赤単速攻】]]などに限られている上に[[速攻]]ミラー対策以外での使いみちが薄く、[[速攻]]対面で使うにしてもこのカード自体は直接的な防御札にならないため手札に加わるタイミング次第では使い物にならず、どうしてもミラー対策をしたいのであればより安定した[[《フレイムランス・トラップ》]]や手札にキープする必要のない[[《地獄スクラッパー》]]のほうが使いやすかった。
軽量の[[シールド]]回収カードが存在しなかったことも向かい風であった。

その後、[[《ライラ・ラッタ》]]や[[《ライラ・アイニー》]]、[[エピソード1]]では[[cip]]で[[シールド]]を手札に加える同色の[[《斬斬人形コダマンマ》]]が登場。2ターン目の召喚も可能となり、かなり使いやすくなった。

評価が本格的に上がり始めたのは、[[革命ファイナル]]期から。[[革命ファイナル環境]]において[[【赤黒ドギラゴン剣】]]でカウンターに使用される[[革命チェンジ]]元として採用された実績もある。[[シールド]]を削る[[デメリット]]は[[革命0トリガー]]でカバーできる上に、返しの[[ターン]]で[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]による[[1ショットキル]]が行われるため、使い勝手は決して悪くは無かった。2[[ターン]]目に[[《勇愛の天秤》]]で[[手札交換]]して、この[[カード]]を用意することでかなり殴り始めが速い[[デッキ]]にも対処することができる。

そして、[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【赤単ブランド】]](当時は【ビートジョッキー】とも呼ばれていた)で[[マスターB・A・D]]の補助に役立てる召喚回数を稼ぐための手段として使われた。超天篇では、この【赤単ブランド】が環境のトップメタの一角を上ったことにより、このカードの需要も急上昇した。[[GR召喚]][[メタ]]が跋扈する[[十王篇環境]]でも、[[超GR]]に依存しない[[打点]]形成手段として同じく【赤単ブランド】で使われ、[[鬼タイム]]とこのカードを組み合わせた型も見られた。

[[【赤単ブランド】]]が[[【我我我ブランド】]]に発展的解消を遂げて以降も、[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]で時々4位以内入賞レシピに顔を出し、優勝レシピに入っていることまである。[[【JO退化】]]や[[【赤緑タマシードアポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】#v411d9ae]]との対面の場合、相手の速度的に[[デメリット]]が逆の意味で機能しないというのもある。

**その他 [#cf90cca5]

-[[S・バック]]を抜きにしても[[コスト論]]的にはそれほど悪くない[[スペック]]なので、普通に召喚する事も可能。ただ、[[【赤単速攻】]]の場合それだけの[[マナ]]がたまらない事と、他にも選択肢がある事が辛いか。また、速攻以外でも火中心の[[アウトレイジ]]のデッキなどで、墓地を肥やすための手段としてまれに投入されている事がある。

-[[背景ストーリー]]では[[《超竜ヴァルキリアス》]]ら率いるドラゴン軍団が、ゲリラ戦を展開する各文明の小隊を殲滅させるべく呼び出したドラゴンである。時空を越える能力で各地に奇襲をかけたものの、結局は見破られ、戦いは混迷の途を辿る事となる。

**漫画での活躍 [#v2564aa3]

-漫画「FE」にて[[切札 勝舞]]がエジプトでの[[ジェド]]戦の15枚デュエルで使用。[[《デビル・ドレーン》]]から[[S・バック]]で2体召喚して[[《バルケリオス・ドラゴン》]]の[[G・ゼロ]]に繋げ、場にいた[[《トット・ピピッチ》]]で[[スピードアタッカー]]化して一気に決着を付けた。
漫画「SX」では座美得聖戦で使用。[[《ライラ・ラッタ》]]の能力でバトルゾーンに出て、Wブレイクを決めた。&br;番外編でも[[ミカド>神月 ミカド]]戦で使用しており、そちらでは[[《超竜サンバースト・NEX》]]に[[進化]]させている。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[赤目 龍神]]が[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。[[S・バック]][[能力]]により、龍神が''自ら[[シールド]]を蹴破って''召喚した。なお龍神はこのカードの能力を指して「俺を[[攻撃]]した時がお前(未来)の負け」と発言している。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#ncadc839]
|デュアルショック・ドラゴン VR 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 8000|
|S・バック:ハンター|
|S・バック:火|
|W・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時、自分のシールド1つを墓地に置く。|

[[DMPP-21]]で実装、[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]になった。

***2024年1月25日メンテナンス前のテキスト [#q7b8287c]
|デュアルショック・ドラゴン VR 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 8000|
|W・ブレイカー|
|各ターンの終了時、そのターン、自分のシールドゾーンから他の火のカードを手札に加えていたなら、そのカードを捨て、このクリーチャーをコストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。 (複数あるなら、その中からランダムに1枚)|
|バトルゾーンに出た時、自分のシールド1つを墓地に置く。|

疑似[[S・バック]][[能力]]が各ターンの終了時に発動のため、相手のターンに《デュアルショック・ドラゴン》の[[cip]]で自分のシールドがなくなってダイレクトアタックを受けるリスクは減ったが、[[《斬斬人形コダマンマ》]]を用いる場合は[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《ゴースト・タッチ》]]などの影響を受けやすくなっているので注意。

-現時点では直接的に狙うことはできないが、各ターン終了時にシールドゾーンから火のカードを手札に加えることになったら、このクリーチャーはコストを支払わずに召喚できない。[[《カンゴク入道》]]のタイミングの[[シールド回収]]はないため基本的には気にする必要はない。
--あえて起こそうとするなら、相手が[[《冷徹のソーダライト》]]をタップ状態で出していて、こちらのターンの終わりに味方の[[《灼熱の誓い テスタ・ロッサ》]]を[[選ばせ除去]]で破壊したら[[ターン終了ステップ]]に[[シールド回収]]を行える。この場合は誘発条件を満たすことになったのが《デュアルショック・ドラゴン》の誘発タイミングが過ぎてからなので効果を発動できない。

**[[フレーバーテキスト]] [#mceabbf3]
-[[DMPP-21]]&br;'''恐るべき衝撃と共に、参上。'''

**収録セット [#q8e361a3]
***[[デュエル・マスターズ]] [#w224b6b7]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」>DM-17]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]]
-illus.[[Tamagonokimi]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](18/80)
--[[プロモーション・カード]] (P67/Y14)
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-56 「ザ・サムライ・レジェンド」>DMC-56]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#p0637c76]
-CV:[[一宮拓樹]]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」>DMPP-21]]

**参考 [#p03b54d8]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[S・バック]]
-[[火]]
-[[cip]]
-[[スーサイド]]
-[[シールド]]
-[[墓地]]
-[[デメリット]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[【赤単速攻】]]
-[[【赤黒速攻】]]

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,パワー8000,S・バック,S・バック:火,W・ブレイカー,cip,自己シールド焼却,・,終音「ん」,SR,スーパーレア,Masaki Hirooka,Tamagonokimi,Toshiaki Takayama,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),アーマード・ドラゴン (デュエプレ),アーマード (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー8000 (デュエプレ),S・バック (デュエプレ),S・バック:火 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),自己シールド焼却 (デュエプレ),・ (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),VR (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),Masaki Hirooka (デュエプレ));