#author("2022-06-13T19:07:50+09:00","","")
#author("2022-08-26T14:18:38+09:00","","")
*《ハイドロ・コミューン》 [#v4919a34]

|ハイドロ・コミューン UC 水文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|種族をひとつ選ぶ。選んだ種族の自分のクリーチャーを好きな数、バトルゾーンから自分の手札に戻す。その後、その数以下の相手のクリーチャーをバトルゾーンから選び、持ち主の手札に戻す。|

[[DM-19]]で登場した[[水]]の[[コミューン]][[呪文]]。
[[種族]]を限定する代わりに[[コスト]]が軽くなり、[[S・トリガー]]がついた[[《ショック・ハリケーン》]]。

[[バウンス]]では[[《アクア・サーファー》]]や[[《スパイラル・ゲート》]]と言った鉄板が存在する。それらから枠を奪うには展開力に長けた[[デッキ]]で使うべき。

軽量種族で組み、相手の大型獣を数体[[バウンス]]するようにしていけば時間を稼ぐことができる。[[闇]]が入るならば同弾に[[《トラップ・コミューン》]]があり、そちらが優先されることが多い。使い分けが肝心である。

[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]とは好相性。この[[呪文]]自体があちらの[[G・ゼロ]]の条件を満たすため、実質ノーコストで数を水増しできる。[[【ハイドロ・ハリケーン】]]を使うための時間稼ぎにしてもいいだろう。
詳しくはあちらのページに譲るが、この場合闇を入れる必要はない。[[《トラップ・コミューン》]]との差別化としては十分。

その他、[[cip]]を多用する[[種族デッキ]]でも採用を見込めるか。[[バウンス]]は基本的に時間稼ぎにしかならないので、得られた[[テンポアドバンテージ]]をうまく活用できる構成を心がけたい。

**環境において [#cba8a54a]
登場からしばらくは癖が強いことから採用頻度の高くないカードであったが、[[《知識の精霊ロードリエス》]]が登場して以降は[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]][[《巡霊者ウェビウス》]]を戻して再展開することで[[除去]]と[[ドロー]]を行えるため、専ら[[【ハイドロ・ハリケーン】]]に採用された。

その後は自身の[[クリーチャー]]を複数体[[バウンス]]出来ることを活かして[[【天門ループ】]][[【知新ジャスティス】]]といった[[ループ]][[デッキ]]での採用が見られた。

2021年末の[[オリジナル]][[環境]]では[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]のパーツとしてチャンピオンシップ優勝を果たした。終盤にたくさん並んだ[[クリーチャー]]を[[コスト]]に大量の[[除去]]を放てる他、[[cip]]の再利用ができるのも大きい。
**その他 [#s4a18c19]
-気にするほどの事ではないが、[[《ショック・ハリケーン》]]とは違い相手のクリーチャーに対するバウンスは[[強制]]で表記されている。しかし、「その数以下」と表記されていることから分かるように、0を指定することで[[バウンス]]しない選択を採ることもできるため、実質的に[[《ショック・ハリケーン》]]と同じく[[任意]]である。

-こちらにせよ[[《トラップ・コミューン》]]にせよ、[[グランド・デビル]]デッキとは相性がよい。大量展開に向いた種族なので種を確保しやすく、こちらは単独で、あちらは[[《メディカル・アルナイル》]]と組み合わせることで[[《スナイプ・アルフェラス》]]の[[デメリット]]を打ち消して[[メリット]]だけを再利用できる。

-[[《レスキュー・タイム》]]と異なり場に自分のクリーチャーが無ければ[[腐る]]ため、[[【カリヤドネループ】]]でこちらを採用することは稀。

-[[イラストレーター]]によると[[イラスト]]で活躍しているのは[[《アクア・エージェント》]]の子孫であるらしい。イラストを見比べてみると、頭や肩にトゲのような装飾が追加されている。彼はこのカードの他にも[[《封魔カメレオス》]]の背景に出演している。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#p3ae77a2]
|ハイドロ・コミューン C 水文明 (1)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の最多種族を持つクリーチャーの数以下のコストを持つ、ランダムな相手のクリーチャー1体を手札に戻す。(最多種族が複数あるなら、そのうちのひとつの種族を参照する)|

TCG版から全く別の効果になった。
[[DMPP-07]]で実装。TCG版から全く別の効果になった。

普通に使うだけではコスト1や2のクリーチャー''1体''しか[[バウンス]]できない。盤面を限界まで同一種族で埋め尽くしてやっとコスト7以下を[[バウンス]]できるようになる。
[[《光輪の精霊 ピカリエ》]]などのコスト4をバウンスするだけでも、[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]の[[G・ゼロ]]と同等の「同一種族4体以上」という厳しい条件が課される。

その時点で実用性が怪しいが、なんと[[バウンス]]するクリーチャーは自分で選べない。
ランダムであるメリットを考慮しても、デュエプレで特に優秀な[[アンタッチャブル]]である[[《光器ペトローバ》]]の[[バウンス]]が現実的ではないため、このカードにお呼びがかかることはないだろう。

基本的には素直に1マナ多く支払って[[《スパイラル・スライダー》]]を使う方が汎用性が高い。

//1コストと非常に軽い点は魅力的ではある。[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]や[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]デッキのようなウィニー横並びが必須のミラーマッチで最小コストで相手のテンポを崩したりなどはできるので、流行しているなら一考に値する。

1コストという軽さに着目して[[進化]]などの妨害に使おうとしても、[[バウンス]]の性質上、相手への影響力はかなり小さい。
[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]の進化元になる[[《アクア・ガード》]]や[[《アクア・スクリュー》]]、[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]の進化元になる[[《鋼鉄大使ジャンボ・アタッカー》]]などは手札に戻しやすいが、コスト1や2のクリーチャーを1体戻したところで次のターンに簡単に出し直しできてしまう。というか同一種族のクリーチャーを2体以上出した上で、手札のコスト1呪文を乱射していたらあっという間に息切れしてテンポアドバンテージすら得られずじまいになるだろう。

-「最多種族」についての詳細は「[[コミューン]]」を参照のこと。

**[[サイクル]] [#hacc5675]
[[DM-19]]と[[DMPP-07]]の[[コミューン]]呪文
-[[《ソーラー・コミューン》]]
-''《ハイドロ・コミューン》''
-[[《トラップ・コミューン》]]
-[[《クリムゾン・コミューン》]]
-[[《トライバル・コミューン》]]

**関連カード [#yc464968]
-[[《ショック・ハリケーン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#j9dc9860]
-[[DMPP-07]]
'''超獣達による激突と[[古代兵器>インビンシブル呪文]]の起動によって生じた時空の裂け目に旧世界は吸い込まれ、1万年の時が過ぎた。'''

**収録セット [#ea37634b]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dc09b4e9]
-illus.[[Okera]]
--[[DM-19 「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」>DM-19]](52/110)
--[[DMC-31 「グレートメカオー・イレイザー1/2」>DMC-31]](9/10)
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]](82/84)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#g8e98fbd]
-illus.[[Akira Hamada]]
--[[DMPP-07 「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」>DMPP-07]]

**参考 [#p2963d7a]
-[[S・トリガー]]
-[[種族]]
-[[バウンス]]
-[[コミューン]]

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト3,S・トリガー,種族選択,自己バウンス,除去,複数除去,確定除去,バウンス,複数バウンス,両者バウンス,・,終音「ん」,UC,アンコモン,Okera,Akira Hamada,呪文 (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト1 (デュエプレ),S・トリガー (デュエプレ),最多種族 (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),バウンス (デュエプレ),単体バウンス (デュエプレ),C (デュエプレ),コモン (デュエプレ),Akira Hamada (デュエプレ));