#author("2023-03-10T21:45:41+09:00","","")
#author("2024-01-16T14:20:56+09:00","","")
*《バジュラ・ザ・スター》 [#jd47c851]

|バジュラ・ザ・スター P 火文明 (5)|
|進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000|
|進化:自分のドラゴン1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを1枚選んでもよい。相手はそのカードを自身の墓地に置く。|

[[DMX-24]]で登場した[[火]]の[[進化]][[アーマード・ドラゴン]]。
[[アタックトリガー]]で相手の[[マナ]]を1枚[[ランデス]]する。
[[アタックトリガー]]で相手に1[[ランデス]]を浴びせる。

要は[[ランデス]]する[[カード]]が減った代わりに5[[マナ]]になった[[《超竜バジュラ》]]。
もしくは、[[火力]]を失った代わりに[[コスト]]が2下がった[[《超竜バジュラ・セカンド》]]。

5[[マナ]]で[[パワー]]13000の[[T・ブレイカー]]を出せるというだけでもなかなか強力。下手な[[殴り返し]]を許さずに強引に[[シールド]]を割っていける。[[アタックトリガー]]による[[ランデス]]も強力で、序盤から[[テンポアドバンテージ]]を獲得しながら、[[シールド]]の[[ブレイク]]で増えた[[手札]]の使用を妨ぐことができる。[[マナ]]を減らせば、[[手札]]からの[[除去]]札や[[ニンジャ・ストライク]]の発動を阻止できる。

元祖[[《超竜バジュラ》]]と比べると早出ししやすいが、[[ランデス]]は1枚に減少しているため中盤以降に出した場合の効力は薄い。
[[コスト]]が軽くなったのは大きく、[[マナブースト]]を挟めばそこそこ安定して4[[ターン]]目に[[進化]]できる。[[進化元]]さえ用意できれば幅広い[[デッキ]]での採用が検討できるだろう。
[[《霊峰竜騎フジサンダー》]]のような4[[マナ]]の[[ドラゴン]]を使ったり、[[ハムカツ団]]や[[アクミ団]]などの[[種族]][[ドラゴン]]を内包した[[革命チェンジ]]で[[進化]]元を用意するとよいだろう。[[ドラゴン]]の[[GRクリーチャー]]と[[《超GR・チャージャー》]]を用いるという方法もある。
また[[自然]][[文明]]を使わない[[デッキ]]での採用も見込める。2[[ターン]]目に出した[[クリーチャー]]を[[革命チェンジ]]させて[[ドラゴン]]を出しつつ、[[チャージャー]][[呪文]]で[[マナブースト]]できれば、こちらも4[[ターン]]目の[[召喚]]が可能。

変わったところでは、[[バニラ]]の[[ドラゴン]]を使って[[【バニラビート】]]の[[フィニッシャー]]にするのも一考。

[[コスト]]5以下ということで、[[《神聖麒 シューゲイザー》]]や[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]&[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]、[[《湧水の光陣》]]、[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]、[[《生命と大地と轟破の決断》]]等の[[コスト踏み倒し]]に対応している。
[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]には[[墓地]]から[[コスト踏み倒し]]しつつ直接[[進化]]できる。[[《湧水の光陣》]]は、[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]や[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]などの[[水]]の[[ドラゴン]]の効果で唱えれば即[[進化]]できる。[[《生命と大地と轟破の決断》]]は[[進化元]]と一緒に[[マナゾーン]]から出せる。

欠点はあくまで''[[ドラゴン]]からの[[進化]]''である点。[[革命編]]・[[革命ファイナル]]の主流である[[文明]][[進化]]ではなく、[[NEO進化]]でもないため、[[軽い]][[火]][[文明]]の[[クリーチャー]]を[[進化元]]にすることはできない。
ただ、これは必ずしも悪いことだけではなく、[[《無垢の宝剣》]]や[[《メガ・イノポンドソード》]]を付けた[[GRクリーチャー]]を[[進化元]]に利用できる。この[[クリーチャー]]を運用する上での助けになるだろう。

また、早期に出せる[[ランデス]][[クリーチャー]]としては[[《スクランブル・チェンジ》]]+[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]、早期に出せる大型[[フィニッシャー]]とは[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]など大型[[革命チェンジ]][[クリーチャー]]達と競合する。それぞれ性質は異なるため差別化は容易だが、彼らは[[環境]]の[[トップメタ]]に位置する程のカードパワーをもっており、[[進化クリーチャー]]かつ[[ドラゴン]][[進化]]という制約をもつこちらは少々分が悪い。

後に[[《スクランブル・チェンジ》]]も[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]も[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]も[[殿堂入り]]した為、相対的に見直されるか。
他[[コスト]]5と軽く[[コスト踏み倒し]]にも対応しやすいため、今後の[[カードプール]]次第では軽さと[[パワー]]を両立した[[フィニッシャー]]として期待が持てる。

**最速召喚について [#f5671cad]
3[[ターン]]目で出せるパターンの一例は以下の通り。

一つは[[《メンデルスゾーン》]]を用いる方法である。
-1ターン目:[[マナ]]に[[ドラゴン]]を置く。
2ターン目に[[《メンデルスゾーン》]]を使い、ここで2枚共[[ドラゴン]]を引く。([[ドラゴン]]28枚で50%程の確率で成功する)
3ターン目:再び[[マナ]]に[[ドラゴン]]を置く。その状態で[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]を[[召喚]]。[[マナ]]の[[ドラゴン]]が全て[[アンタップ]]されるので、それを[[進化元]]にする。
-1ターン目:[[《界王類咆哮目 ジュラノキル/ジュラスティック・ハウル》]]を[[召喚]]。
2ターン目:[[《メンデルスゾーン》]]を使い、ここで2枚共[[ドラゴン]]を引く。
3ターン目:1ターン目に[[召喚]]した《界王類咆哮目 ジュラノキル》を[[進化元]]にする。
-1ターン目:火/自然マナを確保。
2ターン目に[[《メンデルスゾーン》]]を使い、ここで2枚共[[ドラゴン]]を引く。
3ターン目:[[《王来英雄 モモキングRX》]]を[[召喚]]。[[能力]]で《バジュラ・ザ・スター》に[[進化]]。

もう一つは[[革命チェンジ]]を用いる方法である。
-1ターン目:[[コスト]]1の[[自然]]または[[光]]の[[攻撃]]可能な[[クリーチャー]]を[[召喚]]。
2ターン目:[[《一撃奪取 トップギア》]]・[[《虹彩奪取 トップラサス》]]・[[《コッコ・ギルピア》]]等、[[コスト]]2の[[火]]の[[クリーチャー]]あるいは[[ドラゴン]]の[[コスト軽減]]が可能な[[クリーチャー]]を[[召喚]]。1[[ターン]]目に出した[[クリーチャー]]を[[《二族 ンババ》]]へ[[革命チェンジ]]。
3ターン目:出した[[《二族 ンババ》]]を[[進化元]]にする。

現状、最も実用的なのは必要な手順が平易かつパーツも少なく、応用も利く[[《王来英雄 モモキングRX》]]を用いる方法である。

《メンデルスゾーン》を用いる方法は[[ブースト]]に失敗した時点で不可能、[[革命チェンジ]]を用いる方法は必要なパーツが多く、[[コスト踏み倒しメタ]]や[[侵略ZERO]]の格好の獲物であり、やはり最速での[[召喚]]だけを目的にするのは得策ではないだろう。

ただ、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]を一方的に踏み潰し、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と相討ちを取れるサイズの[[クリーチャー]]が3ターン目から[[マナ]]を削りながら殴り始められるのはやはり強力である。昨今の[[環境]]とはいえども正面から対処するのは難しく、成功すれば間違いなく相手の度肝を抜けるだろう。

**その他 [#g14925e0]
-[[コスト]]が下がり[[パワー]]と打点が上がった代償に[[進化元]]が必要となった[[《ボルザード・ドラゴン》]]あるいは[[《レオンザード・ドラゴン》]]とも取れる(ただし、其方と違い[[ランデス]]は[[任意]]になっている)。

-イラストをよく見ると[[《英霊王スターマン》]]が吹っ飛ばされている。元となった[[《超竜バジュラ》]]は実際の[[ゲーム]]では[[パワー]]が高く[[殿堂入り]]するほどの性能であるにもかかわらず、[[背景ストーリー]]上で[[《英霊王スターマン》]]に一撃で葬られており、その様子は[[《英霊王スターマン》]]のイラストにまで描かれる有様だった。
今回のこのカードは、[[フレーバーテキスト]]も含め[[《英霊王スターマン》]]に対するリベンジといった意味もあるのだろう。「バジュラ・ザ・"スター"」とはスターマンに対する意趣返しとも取れる。

-[[《超竜バジュラ》]]の名前は含んでいないので、[[《原罪の悪魔龍 グルデムボウ》]]で《超竜バジュラ》を指定しても[[手札]]には加えられない。

-[[フレーバーテキスト]]ではあたかも[[《超竜バジュラ》]]が[[進化]][[竜>ドラゴン]]の元祖かのように語られているが、実際の[[進化]][[竜>ドラゴン]]元祖は[[コロコロコミック]]2002年11月号の付録である[[《超竜ザシャック》]]。[[エキスパンション]]に収録されたものでも、2002年11月17日発売の[[DM-03]]に収録されていた[[《超竜ジャバハ》]]である(《バジュラ》の初収録は[[DM-08]])。もっとも、「過言ではない」としている上に、上記の二枚はあまり実用性があるとは言えないスペックだったため、「(使用に耐えうるスペックの)[[進化]][[竜>ドラゴン]]の歴史は彼からはじまった」ということなのだろう。

**関連カード [#v2fef2a2]
-[[《超竜バジュラ》]]
-[[《超竜バジュラ・セカンド》]]
-[[《ボルザード・ドラゴン》]]
-[[《レオンザード・ドラゴン》]]
-[[《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o05713de]
-[[DMX-24]]
'''[[進化]][[竜>ドラゴン]]の歴史は彼からはじまったと言っても過言ではない。受賞も当然だ。'''
-[[DMX-24]]([[シークレットカード]])
'''[[英霊王>《英霊王スターマン》]]なんぞに負けはせぬ。 ---バジュラ・ザ・スター'''


**収録セット [#d2e77f2b]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[IWAO]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]](2/54)

**参考 [#ub4a2393]
-[[進化クリーチャー]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ランデス]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト5,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,パワー13000,進化,進化:ドラゴン,T・ブレイカー,アタックトリガー,ランデス,バジュラ,・,P,レアリティなし,IWAO);