#author("2024-03-16T21:35:25+09:00","","")
#author("2024-03-20T15:46:10+09:00","","")
*《ボルシャック・サイバーエクス》 [#i950be7c]

|ボルシャック・サイバーエクス P(VR) 水/火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/サイバー・コマンド 7000|
|''革命チェンジ'':水または火のコスト3以上のドラゴン(自分の水または火のコスト3以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶︎相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|▶︎相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|

[[DMBD-15]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[サイバー・コマンド]]。

[[革命チェンジ]]と[[スピードアタッカー]]を持ち、[[cip]]で相手クリーチャーの[[バウンス]]と相手のパワーが1番低いクリーチャーを1体[[破壊]]を[[モード]]で選択できる。

[[革命チェンジ]]で出すことを前提とすると、[[《DXブリキング》]]や[[《シン・ガイギンガ》]]と比べて物足りない[[スペック]]に見える。名目コスト5でありながら3コストで[[召喚]]できる[[《“龍装”チュリス》]]もいるため、火のドラゴンに革命チェンジするのであれば[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]や[[《武闘世代 カツキングJr.》]]もライバルになる。水のドラゴンから革命チェンジする場合は同じく除去ができる[[《秘革の求答士 クエスチョン》]]がライバルになる。

[[パワー]]は[[《ダイナマウス・スクラッパー》>《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》]]では討ち死にしない程度のライン。

そんなこのクリーチャーの一番の強みは、序盤から終盤まで臨機応変に活躍できる至り尽くせりな[[汎用性]]の高さ。
革命チェンジ持ちのドラゴンとしてはコストが軽い上に、[[スピードアタッカー]]を持っていることからチェンジせずに召喚しても即座に[[革命チェンジ]]元として扱えること。[[cip]]は[[コスト踏み倒しメタ]]を除去するのに最適で、[[アンタッチャブル]]の[[《異端流し オニカマス》]]も対処できる可能性があるのが評価点。革命チェンジの邪魔を露払いする役割を果たす。

さらに、コスト3以上のドラゴンから革命チェンジというのは今までのカードには無かった強みであり、デッキの色によって[[《タイム3 シド》]]や[[《第二種 タマネギル》]]、[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]等からチェンジ出来るのは大きな利点となるだろう。

そして、[[《大爆龍 ダイナボルト》]]の最初の攻撃で入れ替えれば、「スピードアタッカーを持つ」「コスト3以上のドラゴンから革命チェンジ」の両方を最大限に活かせる。アンタップ状態で《ボルシャック・サイバーエクス》が出ることとなり、そのままもう一度攻撃ができる。

また、[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]または[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]で出せる範囲なのも嬉しい。特に後者の[[スピードアタッカー]][[付与]]に依存せず自前のスピードアタッカーで攻めることができるのが大きく、そちら本体が除去されても攻撃が止まりにくい。

[[水]]の[[ドラゴン]]でもあるので、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]や[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]にもチェンジできるのは見逃せない。[[【赤チェンジザ】>【チェンジザドンジャングル】]]に採用を検討できる。

[[革命チェンジ]]ができなくても、[[除去]]持ちの[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]であるため、純粋なアタッカーとして使っても突破力が高め。

さらに種族はドラゴンに加えて、[[サイバー]]と[[コマンド]]の[[種族カテゴリ]]と、[[ボルシャック]]の[[名称カテゴリ]]を持つため、サポートを受けられる範囲が広いのも特徴。

[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]でめくれても強力で、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]よりパワーの高いクリーチャーの攻撃も[[バウンス]]で退かすことができる。

**環境において [#b26ed5fa]
登場早々[[白青赤]]構築の[[【連ドラグナー】]]で結果を残し、コスト踏み倒し元の[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]がセットで採用された。


メインの活躍は水系の[[【ドギラゴン閃】]]。特に[[【赤青ドギラゴン閃】]]はこのカードが主体になる型を【赤青エクス】と呼んでいる程である。

[[DMRP-16]]期の[[リモートデュエマ]]環境では対戦の主軸となるカードであり、[[【赤単キリフダッシュ】]]などの速攻が多い環境で盤面を取るために[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]より優先される。

ただ、[[DMBD-16]]・[[DMBD-17]]期になると[[【赤青ドギラゴン閃】]]が既に環境落ちとなった。[[DMEX-16]]に流行した[[オリジナル]]の[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]で活躍している頃もあったが、[[《アルカディアス・モモキング》]]が登場するとそちらにおいてもデッキから脱落するケースが激増。それでも、[[【赤白ドギラゴン閃】]]では[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]と共に革命チェンジ先の二大巨頭の座を守り抜いており、依然として全く環境で見かけない訳ではない。

[[【青黒赤緑邪王門】]]が台頭すると、そちらの汎用除去として使われるようになった。[[《百鬼の邪王門》]]での[[コスト踏み倒し]]対象になるのも大きい。

だが[[アビス・レボリューション環境]]辺りから[[除去]]に使える[[手札誘発]]の[[インフレ]]もあってあまり見かけないカードとなった。後に[[《“龍装”チュリス》]]のリペアとして[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]が登場するが、その頃には[[【赤青ドギラゴン閃】]]自体デッキパワーが低すぎて環境に太刀打ちできなくなった。
**アニメにおいて [#f577ffc1]
-アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第29話で[[カジサック]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。
[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[ファイナル革命]]で出した。
--同話のBパート開始前のアイキャッチでも登場している。

-アニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』では第8話で[[切札 勝太]]が[[ハイド]]戦で使用。
[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]で出したが、[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]の能力で手札に戻された。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第27話で[[桜本健三]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。声優は[[こばたけまさふみ]]氏。
[[革命チェンジ]]で出された後に[[《ブルーム=プルーフ》]]の能力で破壊されたが、同時に自身の[[cip]]で破壊している。
**その他 [#f577ffc1]
-[[水]]を含む初の[[ボルシャック]]。

-[[【青黒赤ドギラゴン剣】]]全盛期に登場していたら環境を揺るがしていたであろう1枚。そちらが既に環境から去っているからこそ登場を許された1枚と言える。

-[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]は呪文面でこのカードを回収出来て、クリーチャー面が革命チェンジ元にもなる。[[《ボルシャック・ドラゴン》]]を革命チェンジ元にするなんてことはまずないだろうが、どちらもコストが同じ6であることから[[【6軸ガチロボ】]]では見かけることがあるかもしれない。

-「サイバーエクス」というネーミングや持ち合わせる種族は、かつて環境を風靡した[[【Nエクス】]](→[[《''サイバー''・N・ワールド》>《サイバー・N・ワールド》]]と[[《ボルバルザーク・''エクス''》>《ボルバルザーク・エクス》]]の組み合わせ)を彷彿とさせる。
**関連カード [#h97e0e18]
-[[《ハクション・マスク》]]
-[[《ゼッキョーすらい太》]]

-[[《竜界電融 N・EXT》]]…同じく【Nエクス】を彷彿とさせるクリーチャー

**収録セット [#t6ddda5e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[akagi]]
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](7/18)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](43/138)
--[[1BOX サンキューパック]](P85/Y20)
-illus.[[akagi]]/[[otumami]]
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](BE5/BE10)
-illus.[[haisiro]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](TR9/TR9)

**参考 [#mb8acff3]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[革命チェンジ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[モード]]
-[[パワー]]
-[[火力]]
-[[破壊]]
-[[選ばせ除去]]
-[[バウンス]]
-[[確定除去]]

-[[ボルシャック]]
-[[サイバー]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.''《ボルシャック・サイバーエクス》''の「出た時」の能力で「相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。」を選びました。効果を解決する際、バトルゾーンにいる相手のクリーチャーが2体だけで、そのどちらもパワーが同じだった場合、どうなりますか?
A.相手はそのうち1体を選び、破壊します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40410]](2021.10.22)

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト6,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,サイバー・コマンド,サイバー,コマンド,パワー7000,革命チェンジ,革命チェンジ:水のコスト3以上のドラゴン,革命チェンジ:火のコスト3以上のドラゴン,スピードアタッカー,W・ブレイカー,cip,モード,火力,単体火力,パワー参照,除去,単体除去,選ばせ除去,破壊,単体破壊,確定除去,バウンス,単体バウンス,ボルシャック,・,VR,ベリーレア,P,レアリティなし,akagi,otumami,haisiro);