#author("2024-01-26T03:39:58+09:00","","")
#author("2024-02-15T23:11:00+09:00","","")
*《マーシャル・クイーン》 [#dfd46bf2]

|マーシャル・クイーン R 水文明 (3)|
|進化クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 5000|
|進化−スプラッシュ・クイーン1体の上に置く。|
|このクリーチャーが出た時、自分の手札を3枚までシールド化し、その後、同じ数の自分のシールドを手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)|

[[DM-16]]で登場した[[進化]][[スプラッシュ・クイーン]]。

[[cip]]で[[シールド交換]]を3枚まで行える豪快な能力を持つ。そして、なんと言っても回収した[[S・トリガー]]を使えてしまうのが強力で、手札にある[[S・トリガー]]カードをそのまま使えてしまう。

弱点は、手札が少ないと効果が薄いこと。手札がなければ、シールド回収もできなくなるため、このカードを使うなら、できれば[[手札補充]]手段も多いことが望ましい。

この強力な[[cip]]能力により、[[【星龍マーシャル】]]や[[【マーシャルビートダウン】]]のような特殊な[[コンボデッキ]]が生み出されるようになった。

-[[S・トリガー]]を[[シールド]]に与える[[《星龍の記憶》]][[《天雷龍姫エリザベス》]]と組み合わせる事で、[[《インビンシブル・アビス》]]、[[《超銀河弾 HELL》]]等の強力な重[[呪文]]を一度に唱えることが出来る(>[[【星龍マーシャル】]])。ただし、度重なる[[エラッタ]]により、[[《星龍の記憶》]]との[[コンボ]]は不可能となった。現在でも[[常在型能力]]による[[S・トリガー]][[付与]]の場合は[[コンボ]]が可能。

-イラスト下側をよく見ると[[《アクア・サーファー》]]の姿がある。&br;波が大きすぎてバランスを崩してしまっているようにも見える。さらに左下には[[イラストレーター]]である[[ittoku]]氏のサインも。

-マーシャル(Marshall)とは軍隊における階級呼称の1つで、元帥(陸軍・空軍の)や総司令官を意味する。マーシャルを冠するのは他にも[[《邪悪の魔黒デビル・マーシャル》]]が存在する。
--このことから、カード名は直訳すると「元帥の女王」「総司令官の女王」といったところ。[[S・トリガー獣]]のまとめ役たるこのクリーチャーにピッタリの名前であろう。

-[[DMX-12]]発売前の[[DMデッキ開発部]]では、「魂のカード」として[[トモ]]が紹介していた。そして発売された[[DMX-12]]にて、彼女が描かれた[[ヒーローズ・カード]]として[[再録]]された。

-[[DMEX-12]]での再録および15年を経た記念とし、[[イラストレーター]]の[[Ittoku]]氏が描き下ろしイラストをTwitterに投稿した([[参考>https://twitter.com/ITTOKU_art/status/1284630005104820225]])。
//ガイドライン>現在進行系の言葉の扱いに気をつけましょう。

-[[城]]も、手札に『加える』効果であり、[[S・トリガー]]は使える。

**環境において [#s3068927]
登場当時は[[シールド回収]]したカードの[[S・トリガー]]は使えない裁定だっため、[[《エメラル》]]の仕事の範囲を広げただけの[[スペック]]でしかなかった。そちらや[[《キャバリア・シャーク》]]と違って3枚の交換が出来るが、性能の低い[[スプラッシュ・クイーン]]の進化元を積んだ上で更にこちらを積むのは使いづらさが目立った。
登場当時は[[シールド回収]]したカードの[[S・トリガー]]は使えない裁定だったため、[[《エメラル》]]の仕事の範囲を広げただけの[[スペック]]でしかなかった。そちらや[[《キャバリア・シャーク》]]と違って3枚の交換が出来るが、性能の低い[[スプラッシュ・クイーン]]の進化元を積んだ上で更にこちらを積むのは使いづらさが目立った。

[[DM-31]]では、ようやく2[[マナ]]のスプラッシュ・クイーン、[[《コスモ・ポリタン》]]が登場し、3ターン目に出すことが以前より容易となった。
2009年8月28日に[[シールド回収]]したカードの[[S・トリガー]]は使えるという暫定回答が事務局から出され、このカードの評価は急上昇した。この裁定により、真っ先に目を付けられた組み合わせは、[[《星龍の記憶》]]のコンボ。当時の裁定では、同時に[[シールド]]を[[手札]]に加える際には[[《星龍の記憶》]]を最初に使うことで以降の[[シールド]]をすべて[[S・トリガー]]にすることができた。
すなわち、最速3ターン目から[[《インビンシブル・フォートレス》]]や[[《ロスト・ソウル》]]のような強力なカードを使うことができてしまった。
また、2体目の[[《マーシャル・クイーン》]]や[[《フォース・アゲイン》]]で再度[[cip]]を発動させればもう1度[[暴発]]させられるため、[[《インビンシブル・テクノロジー》]]を絡めれば実質的に山札から好きなだけ[[クリーチャー]]や[[呪文]]を踏み倒すことが出来た。

しかし、すぐ後の2009年9月10日に、[[《星龍の記憶》]]で同時に[[手札]]に加える[[カード]]は[[S・トリガー]]を得られないという裁定変更がなされた。
これによって【星龍マーシャル】コンボを決めるには[[《星龍の記憶》]]を手打ちする必要が生まれ、テンポが大幅に削がれただけでなく[[コンボ]]に[[白]][[マナ]]の確保も必要になり、元の[[コンボ]][[デッキ]]特有の脆さも相まって大幅に弱体化。【星龍マーシャル】はファンデッキに落ち着き、トリガービートである[[【マーシャルビートダウン】]]に主流を譲った。

2011年全国大会ビクトリーワン(オープンクラス)では、[[メタ]]を読んだ【マーシャルビートダウン】が優勝を果たした。

2012年11月5日に[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]の裁定変更に合わせて《星龍の記憶》を唱えた後にシールドゾーンに加えたカードは、手札に加えてもS・トリガーを得なくなり、【星龍マーシャル】は致命的な弱体化を受けた。

以降、基本的な戦術は変わらなかったものの、[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]や[[《メガ・ブレード・ドラゴン》]]など強力なS・トリガーを多数獲得。カードプールの増大につれて着実に強化されていった。

[[DMEX-12]]にて[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]や優秀な軽量の[[進化元]]の充実で[[【ライベルモットループ】]]が成立し、そちらの要として重宝された。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#r01ed54a]

[[DMPP-05]]で実装。[[スペック]]はそのままで、[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]になった。

登場当時から、2コストの進化元に[[《コスモ・ポリタン》]]、[[《妖蟲麗姫ドナ》]]がおり、3ターン目の着地が容易になった。さらに嬉しいことに、この2体はTCG版より進化元の指定が緩くなった[[《蛇魂王ナーガ》]]の進化元にもなれるので、それと同じデッキに入る。

TCG版の初期の頃よりは扱いはよくなっている。

-戻すシールドは自分で選ぶことができる。[[cip]]で加えたシールドの中身は自分だけが見ることができ、狙った[[S・トリガー]]だけを発動させることも可能である。([[《黒神龍ブライゼナーガ》]]ではランダムと明記してあり、選ぶことができない)
--自分のシールドが8枚以上あるとき、このカードで一時的にシールド追加して上限の10枚を越えそうになると、10枚を越えて溢れた分は[[墓地]]に置かれる。その後回収する枚数は墓地に置かれた枚数も含むため、結果的には自分のシールドが減ることになる。とはいえ、《マーシャル・クイーン》が入るデッキで過剰にシールド追加するのは[[オーバーキル]]なのでほとんど気にならない。

-このカードの実装によって、回収が3枚になった[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]の存在意義はかなり厳しいものとなった。一応、[[《マイキーのペンチ》]]との組み合わせられる点や、手札も進化元もない状態からいきなり[[暴発]]できるという差別化要素はある。

-[[DMPP-06]]のカードプールで、クリーチャーの[[cip]]をループさせることが可能になった。ランクマッチでの実用性があるとは言い難いが、デュエプレにおいて初めて成立したループとして知られている。以下はその手順。

+バトルゾーンに[[スプラッシュ・クイーン]]、手札に[[《インビンシブル・オーラ》]]1枚・《マーシャル・クイーン》2枚・[[《キング・アトランティス》]]2枚・[[cip]]を使い回すクリーチャー(以下は[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]で説明してある)1枚を用意する。
+《オーラ》を唱え、自身に「S・トリガー付与効果」を与える。
+バトルゾーンの[[スプラッシュ・クイーン]]に《クイーン》を重ね[[シールド交換]]を解決する。
+《ガジラビュート》・《アトランティス》・手札の《クイーン》の3枚を[[暴発]]させる。
+《ガジラビュート》で[[シールド焼却]]し、《アトランティス》で他のクリーチャーを手札に戻し、《クイーン》の[[シールド交換]]を解決する。
+《ガジラビュート》・進化元の[[スプラッシュ・クイーン]]・手札の《クイーン》の3枚を[[暴発]]させる。
+《ガジラビュート》で[[シールド焼却]]し、《クイーン》の[[シールド交換]]を解決する。
+《アトランティス》・手札の《クイーン》の2枚を[[暴発]]させる。
+《アトランティス》で他のクリーチャーを手札に戻し、《クイーン》の[[シールド交換]]を解決する。
+4.に戻る。途中で《ガジラビュート》を[[《アクア・サーファー》]]や[[《解体人形ジェニー》]]に切り替えることも可能。任意のタイミングで《アトランティス》の[[暴発]]を終了する。

このコンボを続けている間は、効果の解決中であり自動ターンエンドが起こるタイミングがないので、ループ中は時間制限を気にしなくても良い。
最後に[[攻撃強制]]と攻撃できるクリーチャー([[スピードアタッカー]]を持つ[[《衝撃のロウバンレイ》]]、[[《ペリオンブレス・ドラグーン》]]で《マーシャル・クイーン》に付与など)を出して効果解決を終了すれば、自動ダイレクトアタックが決まる。

-[[DMPP-09EX]]では[[《星龍パーフェクト・アース》]]が登場し、大幅に要求マナコストが下がった。さらに上方修正でカードパワーが急上昇した[[S・トリガー]]の[[《シータ・トゥレイト》]]も登場している。

**関連カード [#re3292ba]
-[[《マーシャル・クロウラー》]]
-[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]
-[[《スプ・モーニ》]]
-[[《シブキ将鬼の巻》]]

-[[《エンペラー・アロエラ》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#z5fe4ee2]
-[[DMX-12]]
'''[[シールド]]を[[トモ]]ちゃんチェックです!――[[トモ]]'''
-[[DMEX-12]]
'''歌、それはすなわち音の波!波を操る[[スプラッシュ・クイーン]]は、歌を歌うことで波をよりうまく操れるのだ‼︎'''
-[[DMEX-17]]
'''相手がブレイクした[[鬼面城>《海底鬼面城》]]の下から現れる[[アクア・サーファー>《アクア・サーファー》]]。絶好のトリガーでゲームの流れを変えたマーシャル・クイーンがデュエキングとなった。 - 『ビクトリー!』'''
-[[DMPP-05]]
'''[[運命>S・トリガー]]はありのまま受け入れるものではない。ただ[[弄ぶ>暴発]]ためのものだ。'''

**収録セット [#ld244dc6]
***[[デュエル・マスターズ]] [#n3f65cc7]
-illus.[[Ittoku]]
--[[DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」>DM-16]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]([[ヒーローズ・カード]])
--[[DMEX-12 「最強戦略‼︎ ドラリンパック」>DMEX-12]] (30/110)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](W12/W20)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#f88abfc7]
-CV:[[城内由茄子]]
-illus.[[Ittoku]]
--[[DMPP-05 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]

**参考 [#wa95e8e9]
-[[スプラッシュ・クイーン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[シールド交換]]

-[[【星龍マーシャル】]]
-[[【マーシャルビートダウン】]]
-[[【ヘブンズマーシャル】]]
-[[【マーシャルエクストラウィン】]]
-[[【ライベルモットループ】]]
-[[【星龍ライベルモット】]]
-[[【マーシャルリーフナーガ】 (デュエプレ)]]
-[[【マーシャル・クイーン】 (デュエプレ)]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト3,スプラッシュ・クイーン,パワー5000,進化,進化:スプラッシュ・クイーン,cip,シールド交換,シールド回収 (暴発可),・,終音「ん」,R,レア,Ittoku,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト3 (デュエプレ),スプラッシュ・クイーン (デュエプレ),パワー5000 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:スプラッシュ・クイーン (デュエプレ),cip (デュエプレ),シールド交換 (デュエプレ),暴発 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Ittoku (デュエプレ));