#author("2022-11-03T14:29:30+09:00","","")
#author("2022-11-03T14:40:13+09:00","","")
*《&ruby(だいゆうしゃ){大勇者};「&ruby(デュアル・ファング){ふたつ牙};」》 [#d4d5497f]

|大勇者「ふたつ牙」 SR 自然文明 (6)|
|進化クリーチャー:ビーストフォーク 8000|
|進化−自分のビーストフォーク1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、 相手の山札を全て自分のコレクションに加える。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、 自分の山札の上から2枚を、自分のマナゾーンに置く。|
|W・ブレイカー|

[[DM-02]]で登場した[[進化]][[ビーストフォーク]]。

[[cip]]で2枚[[マナブースト]]する[[W・ブレイカー]]。

[[スペック]]は[[《青銅の鎧》]]の[[上位種]]といった趣で、6[[マナ]]が出る時点からさらに[[重量級]]の[[カード]]が出せる[[マナ]]圏へと移行できる。同時に[[パワー]]8000の[[W・ブレイカー]]が残り、これ1体で戦線が大幅に強化される。

初期の[[ビーストフォーク]][[デッキ]]は[[ウィニー]]で[[ビートダウン]]を仕掛ける[[デッキ]]が多かったため、こちらより[[《大勇者「大地の猛攻」》]]の方が使用されてきた。
しかし、[[聖拳編]]以降[[環境]]を制してきた[[《無双竜機ボルバルザーク》]]系デッキが次第に[[コントロール]]色を強めていくにつれ、[[重量級]][[カード]]の使用も増えたためにこの[[カード]]の需要も増加。

[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の時代になると[[【サファイア】]]系デッキの必須パーツの一つとなった。(>[[【牙サファイア】]])

[[不死鳥編]]以後は上記の[[プレミアム殿堂]]入りした[[カード]]の代わりに[[《バジュラズ・ソウル》]]や[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]を採用し[[【牙バジュラズ】]]、[[【牙デルフィン】]]の中心として活躍。

その後は[[《エンペラー・マルコ》]]と組んで[[【マルコビート】]](牙マルコ)の補助になったり、[[究極進化]]の[[進化元]]になったりした。

[[DMR-01]]では[[完全上位互換]]となる[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]が登場。[[ハンター]]がネックとなる状況がなければ、そちらが使われるだろう。

補助でもあり主戦力でもあるという二面性を備えた大型進化であり、この[[カード]]が使用されてきた期間は長い。第一線を退いた今でも、このカードに愛着を持つプレイヤーは多いだろう。

[[ドラゴン・サーガ]]では新種族[[ビーストフォーク號]]が登場し、進化元の選択肢が拡充したが復権には至らなかった。

[[双極篇]]では[[《大勇者「ふたつ牙」/ビースト・チャージ》]]として[[ツインパクト化]]を果たした。

-「二つ牙」ではなく「ふたつ牙」。味のあるネーミングセンスと言えるだろう。

-ちなみに[[カードイラスト]]を見る限りでは牙(というより角か?)は2本ではなく4本以上ある。腕も4本以上あるが、これは[[ビーストフォーク]][[進化]]の固定デザイン。武器は大剣。

-何故か[[コロコロパックシリーズ]]に再録されることが多かった。そのたびに[[フォイル]]の種類が変更されており、[[スーパーレア]]の中ではバリエーションの多さはトップクラス。それもあってか[[上位互換]]の登場を嘆くプレイヤーも多かった。

-アニメでは[[勝利>切札 勝利]]をはじめとして様々なデュエリストが使用している。ちなみにアニメで最初に登場した、[[召喚酔い]]をしない[[W・ブレイカー]]である。

-アニメ「デュエル・マスターズ」では「巨大な盾ガルウイングと伝説の大聖剣エクスカリバーを振るう進化クリーチャー」と説明された。

-漫画「SX」では[[パッション]]が[[天地>天地 龍牙]]戦で使用。出して返しのターンで[[《聖霊王エルフェウス》]]に殴り倒された。

-アニメ「デュエル・マスターズ!」40話で登場した野生のクマはこのクリーチャーにそっくりであるが作中では一貫してクマとよばれていた。
また、この[[クリーチャーのツインパクト版>《大勇者「ふたつ牙」/ビースト・チャージ》]]を使用していたため、おそらく《「ふたつ牙」》のモチーフは『熊』であると推測できる。

-Magic: The Gatheringで後に登場した《原始のタイタン》は、このクリーチャーの2ブーストを元ネタにデザインされた。
--《原始のタイタン》は、デュエマ風に説明すると「出た時、または攻撃する時、山札から2枚をタップしてマナゾーンに置く」という能力を持つ。
--《○○のタイタン》は5種類存在し、デュエマの開発者内では「出た時または攻撃する時」を[[タイタントリガー]]と呼んでいるとのこと。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#fd1717f0]
|大勇者「ふたつ牙」 SR 自然文明 (6)|
|進化クリーチャー:ビーストフォーク 8000|
|進化-ビーストフォーク |
|バトルゾーンに出た時、 自分の山札の上から2枚を自分のマナゾーンに置く。|
|W・ブレイカー|

全く同じ能力で[[DMPP-01]]にて実装された。

自然文明を代表する看板クリーチャーとして登場し、シークレットカードも収録されている。
シークレット版の[[フレーバーテキスト]]は進化元になるクリーチャーの台詞という点でシークレットの[[《クリスタル・パラディン》]]の対になっている。

-[[DMPP-01]]では、1体《大勇者「ふたつ牙」》を召喚することで8マナは確実にあり、次から[[《青銅の鎧》]]と《大勇者「ふたつ牙」》で確実に[[進化速攻]]ができた。パワー8000の[[進化速攻]]は[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]にも当たり負けしない。

-[[DMPP-02]]以降の環境では、毎弾「6マナある時点で2ブーストして使いたいカードが未実装」または「[[ビーストフォーク]]の進化元が充実していない」というどちらかの悩みがあり、《「ふたつ牙」》を使うメジャーなデッキが開発される前に[[New Division]]で使えなくなってしまった。
--このカードのリメイクである[[《大勇者「二角牙」》]]も、ブースト後の候補に[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]があったにもかかわらず、ふたつ牙の進化元不足問題が解消されずそこまで使われることなく[[New Division]]の使用可能期間が過ぎてしまった。

**関連カード [#b13f3478]
-[[《大勇者「ふたつ牙」/ビースト・チャージ》]]
-[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]
-[[《大勇者「二角牙」》]]
-[[《バッテン <牙.Star>》]] 
-[[《新勇者「ふたつ牙」》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《パワー・チャージャー》]]
--[[《幻緑の双月/母なる星域》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#y8f21a69]
-[[DMC-39]]、[[DMPP-01]]
'''強大な敵を倒し、狡猾な罠を打ち砕く!それが大勇者!'''
-[[DMPP-01]](シークレット)
'''足が2本で腕4本、頭1つに牙ふたつ!マナを操る無敵の大勇者は、だ〜れだ? ――[[青銅の鎧>《青銅の鎧》]]'''

**収録セット [#sb61bbaf]
***[[デュエル・マスターズ]] [#k1dc0d5d]
-illus.[[Ryoya Yuki]]
--[[DM-02 第2弾「進化獣降臨」>DM-02]](S5/S5)
--[[DMC-39 「ビクトリー・ソウル」>DMC-39]](13/33)
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」>DMC-42]](S7/S8)
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]](24/84)
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」>DMC-61]](S5/S6)
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」>DMC-66]](15/36)
-illus.[[Syuichi Obata]]
--[[DMC-27 「コロコロ・ドリーム・パック」>DMC-27]](S5/S5)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#q3037b11]
-CV:[[高橋伸也]]
-illus.[[Ryoya Yuki]]
--[[DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]]
-illus.[[Tanakakelvin]]
--[[DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]](シークレット)

**参考 [#pee3dd6b]
-[[ビーストフォーク]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[マナブースト]]
-[[【牙サファイア】]]
-[[【牙バジュラズ】]]
-[[【牙デルフィン】]]

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