#author("2023-11-03T20:10:27+09:00","","")
#author("2023-11-03T20:12:13+09:00","","")
*《&ruby(たいがせいれい){大河聖霊};エル・ドラード》 [#id43b84e]

|大河聖霊エル・ドラード SR 光/水文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/サイバー・コマンド 15000|
|相手のターン中に、相手のクリーチャーがそのターンまだ一度も攻撃していなければ、相手のクリーチャーは可能であれば攻撃する。|
|相手のクリーチャーが自分を攻撃してブロックされなかった時、カードを1枚引く。その後、コストを支払わずに、手札から「S・トリガー」付き呪文を1枚唱えるか、「S・トリガー」付きクリーチャーを1体召喚してもよい。|
|T・ブレイカー|

[[DM-37]]で登場した[[エンジェル・コマンド]]/[[サイバー・コマンド]]。

相手に1度の[[攻撃]]を強制させる[[能力]]を持つ[[ファッティ]]。
また、自分に対する[[攻撃]]を[[ブロック]]しなかった時、[[カード]]を1枚引き、その後[[S・トリガー]]付きの[[呪文]]か[[クリーチャー]]を1枚使用することができる。

[[能力]]は非常に強力で、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[スパーク]][[呪文]]や[[《スローリー・チェーン》]]で確実な防御を行ったり、[[《パーロックの宝物庫》]]で[[手札補充]]などが出来る。
普通に[[《アクア・サーファー》]]や[[《閃光の守護者ホーリー》]]を出しても十分な[[アドバンテージ]]を得られる。

自身の[[能力]]で1回の[[攻撃]]は保証されるが、[[クリーチャー]]を[[攻撃]]対象にされると意味が無いので、[[プレイング]]には気をつけたい。
[[ターン]]終了時に[[アンタップ]]する[[能力]]などを使い、出来るだけ[[シールド]]を狙わせるようにしたい。

また、[[攻撃]]を通して[[ドロー]]した結果何も使えなくても、自身が高[[パワー]]なので大抵の相手は[[殴り返し]]ができる。

ただし、この[[クリーチャー]]自身が9マナと非常に[[重い]]のが欠点。この[[マナコスト]]だと、相手の[[フィニッシャー]]も出揃って来ているので、悠長に出すと返しの[[ターン]]ですぐに[[除去]]されてしまうことも多い。
ただし、この[[クリーチャー]]自身が9マナと非常に[[重い]]のが欠点。
この[[マナコスト]]だと、相手の[[フィニッシャー]]も出揃って来ているので、悠長に出すと返しの[[ターン]]ですぐに[[除去]]されてしまうことも多い。
特に、[[《地獄門デス・ゲート》]]を喰らうと[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]のような8マナの[[クリーチャー]]が飛び出す可能性もある。

やはり、可能な限り[[コスト踏み倒し]]で出したい。[[多色]]であるため、[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]で[[山札の上]]に持ってきてから[[《エンペラー・ギュルム》]]で場に出すこともできる。[[種族]]に[[サイバー]]を持つため、[[《超電磁トワイライトΣ》]]での[[コスト踏み倒し]]も可能。

何らかの[[S・トリガー]]で[[コスト踏み倒し]]できれば最高なのだが、相性の良かった[[《ミラクルとミステリーの扉》]]や[[《転生プログラム》]]が[[プレミアム殿堂]]したのは向かい風。
[[《ホーガン・ブラスター》]]や[[《ミステリー・キューブ》]]も[[殿堂入り]]しており、長らく冬の時代が続いた。

それから数年後、[[《ミステリー・キューブ》]]の[[殿堂解除]]が決定。
このカードと極めて相性の良い[[《ルシファー》]]も登場し、再び暴れだす日は近いのかもしれない。

-「相手のクリーチャーが自分を攻撃してブロックされなかった時」という[[能力]]は、自分が[[ブロック]]を放棄した後、[[シールド]]を[[ブレイク]]する直前に[[解決]]する。《大河聖霊エル・ドラード》の[[能力]]で[[召喚]]した[[クリーチャー]]の[[能力]]、または[[唱えた>唱える]][[呪文]]の[[効果]]によって、[[攻撃]]してきた[[クリーチャー]]が場を離れた場合、その[[攻撃]]は中止となり[[シールド]]は[[ブレイク]]されずに済む。

-[[クロスギア]]や[[D2フィールド]]、[[オレガ・オーラ]]等の[[S・トリガー]]には対応しないので注意。

-[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]を[[召喚]]し[[マッドネス]]を展開することもできる。しかし自身の高[[コスト]]が投入を避ける要因となってしまうか。

-[[能力]]による[[呪文]]の連発を狙うのであれば、自分の[[呪文]]に反応して[[ドロー]]できる[[《氷牙レオポル・ディーネ公》]]と組み合わせたい。

-初期の[[【ミラクルとミステリーの扉】]]では、[[コスト踏み倒し]]要員を兼ねた[[フィニッシャー]]として活躍。このカードが登場した辺りから[[《ミラクルとミステリーの扉》]]は危険なカードの片鱗を見せるようになったという。しかし、[[エピソード2]]より[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]のような強力な[[ファッティ]]が続々登場し、やや[[相手依存]]なこちらは次第に使われなくなっていった。

-コストが9であることが幸し[[【九極侵略】]]に入るかもしれない。[[《コアクアンのおつかい》]]で[[手札]]に引き込める上に[[水]]マナを確保して[[ドローソース]]を打ちやすくすることを理由に採用するプレイヤーもいる。

-[[サイバー・コマンド]]の名前にはアルファベットがひとつ入るのが普通だが、この[[クリーチャー]]の名前は「''エル''・ドラード」であり、「エル」の部分を「L(エル)」とかけている。ただし、Lはすでに[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]が存在する。
--また、「エル・ドラード」の元ネタは南米にあると信じられてきた理想郷エルドラド(El Dorado)だろう。

-漫画「SX」では[[アダム]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。戦闘機のミサイル攻撃を受けたが、「クリーチャーがデュエル以外で死ぬものか」と言う[[アダム]]の言葉通り、無傷だった。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#s4c4129b]

|大河聖霊エル・ドラード SR 光/水文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/サイバー・コマンド 15000|
|ブロッカー|
|自分のクリーチャーより相手のクリーチャーの方が多いなら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。|
|相手のターンに、相手のクリーチャーがそのターンまだ一度も攻撃していなければ、相手のクリーチャーは可能であれば攻撃する。|
|相手のクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、自分の手札から「S・トリガー」を持つカードを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する)|
|T・ブレイカー|

[[DMPP-15]]で実装。
+ブロッカー獲得
+自己コスト軽減獲得
+相手クリーチャーの[[サボタージュ能力]]タイミングから、相手クリーチャーの[[アタックトリガー]]タイミングに変更
+S・トリガーを持つなら、すべてのカードタイプがコスト踏み倒しの対象となった
+1ドロー、踏み倒しの効果は各ターンに1回の発動となった

光の非進化大型クリーチャーがブロッカーを持つということは、すなわち[[《ヘブンズ・ゲート》]]で踏み倒せるようになったということである。

さらに、条件を満たして2軽減できれば手打ちも現実的なライン。7マナは[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などのレベルで、自分の場に[[《聖騎士ヴォイジャー》]]1体、相手の場に2体以上といった状況など、5マナ以下で召喚できる場面も容易に想像できる。

デュエプレでは[[《不落の超人》]]を初出とする1回の攻撃強要も、このクリーチャーが大型ブロッカーのため、厳密には異なるが毎ターン[[選ばせ除去]]を行っているのに近い。
ただしデュエプレの[[《悪魔聖霊バルホルス》]]が持つ除去とは異なり、相手の召喚酔い以外で攻撃不可能なクリーチャーには影響を及ぼさない。

極めつけに各ターンに1回、相手クリーチャーの攻撃に反応して1ドローから任意でトリガー呪文またはトリガークリーチャーの踏み倒しが行える。踏み倒したカード効果とブロックによる盤面処理ができるため、迅速に処理されなければ勝敗を決するアドバンテージ差を生み出すパワーカードといえるだろう。

唯一の懸念点は、ブロッカーを持ったことで[[《超次元シューティング・ホール》]]といった攻撃を伴わない[[ブロッカー破壊]]で狙われる可能性があること。
攻撃を伴う[[《爆竜 GENJI・XX》]]などには一矢報いることができる。

-相手が[[《悪魔神王バルカディアス》]]を出した場合ほぼ確実に[[コスト軽減]]が機能し、かつ強制で攻撃をさせて[[ブロッカー]]能力で破壊できると、追加された能力全てが《バルカディアス》に対するメタとなっている。

-TCG版では、無条件の[[T・ブレイカー]]にさらにメリット効果を持つ光の[[ブロッカー]]は[[革命編]]の[[《九極 デュエンジェル》]]まで登場しなかったことを考えると、DCG版のインフレの速さが窺える。

//-実装時点では、[[《不落の超人》]]やリンク中の[[《破壊龍神》]]などのように、相手に攻撃させる状態であることを意味するアイコンは用意されていない。
//--過去Ver.では[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]に実装からしばらく経ったアップデートで耐性発動中のエフェクトが追加されたため、今後追加が望まれる。
//《不落の超人》《破壊龍神》は攻撃を誘導するアイコンだと思います。《エル・ドラード》は攻撃強制なのでアイコンは出なさそう(《ペリオンブレス・ドラグーン》と同様)

-第2回[[試練の塔]]では、11戦目以降のCPUがランダムに【エル・ドラード天門】を使用する他、15戦目で必ず遭遇する[[白凰]]も使用してきて、連勝の大きな壁となる。しかし、この時期のAIは相手獣の攻撃時に1ドローした後に手札にS・トリガーを持つカードを握っていても使わないようだ。

-[[プライズ]]版は、夏をテーマにした[[tetrapod]]氏の新規イラストで《エル・ドラード》と共に[[エレナ]]が描かれており、ボイスもエレナのものとなっている。

***環境において [#m1d3488a]
光で非進化のブロッカーという区分で、[[《天海の精霊シリウス》]]、[[《光器セイント・マリア》]]すら軽くあしらうパワー、デメリット能力なしで[[《白騎士の精霊アルドラ》]]とほぼ同じパワーを持つという破格の性能を持っていたが、肝心の[[《ヘブンズ・ゲート》]]がND落ちしていたため、活躍の場はAll Divisionでの[[【エル・ドラード天門】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]に限られた。【エル・ドラード天門】は[[DMPP-15]]期に猛烈な強化を受けた[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]のビートダウンに対抗できる数少ないデッキでもあった。

[[LEGEND OF PLAY'S 2023>DMPB-03]]にて[[《ヘブンズ・ゲート》]]の[[New Division]]復帰及び[[【ルドルフ天門】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]成立により、ようやく両Divisionでの環境トップに顔を見せることとなった。
除去コントロール相手には《大河聖霊エル・ドラード》が試合展開上ただの[[ファッティ]]に過ぎないクリーチャーだったのが、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]によって心理的な破壊耐性を獲得しつつ、ややバトルでは打たれ弱い《ネロ・グリフィス・ルドルフ》の横でブロッカーとして補助できる圧倒的な噛み合いを見せた。

[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]や[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]といった《エル・ドラード》を簡単に倒せるカードが登場した後も、《ネロ・グリフィス・ルドルフ》が睨みを利かす形で[[ブロッカー破壊]]入り[[ビートダウン]]を抑圧している。
また、厄介なブロッカーは[[オールタップ]]で素通りするという従来の対策にも、《エル・ドラード》による相手獣の攻撃誘発で手札から防御札を使えるという二段構えとなっており、真正面から安定して勝てる[[ビートダウン]]は存在していないのではというほど。

**関連カード [#o2617fc6]
-[[《術英雄 チュレンテンホウ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#zaed7edf]
-[[DMPP-15]]&br;'''叡智と知識の最高傑作。'''
-[[プライズ]]&br;'''日差しのような眩い煌めきを!――[[エレナ]]'''

**収録セット [#ka27e38c]
***[[デュエル・マスターズ]] [#pa6c0473]
-illus.[[sansyu]]
--[[DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」>DM-37]](S3/S5)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pa9124c0]
-CV:[[小池理子]]
-illus.[[sansyu]]
--[[DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」>DMPP-15]]
-CV:[[佐藤聡美]]
-illus.[[tetrapod]]
--[[プライズ]]

**参考 [#rac1b77a]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[タップイン]]
-[[ターン]]
-[[クリーチャー]]
-[[攻撃]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[ブロック]]
-[[ドロー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[手札]]
-[[S・トリガー]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[召喚]]
-[[T・ブレイカー]]

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