#author("2023-06-30T06:18:05+09:00","","")
#author("2023-12-01T19:19:28+09:00","","")
*《&ruby(ふうま){封魔};ゴーゴンシャック》 [#gf205f60]

|封魔ゴーゴンシャック UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:グランド・デビル 2000|
|呪文を唱えるコストは2多くなる。|

[[DM-22]]で登場した[[水]]の[[グランド・デビル]]。

[[プレイヤー]]を問わず[[呪文]]の[[コスト]]を2増やす。

相手が[[クリーチャー]]主体の[[デッキ]]なら無意味だが、[[呪文]]主体の[[デッキ]]だと多くの[[テンポアドバンテージ]]を得られる。[[【除去コントロール】]]や[[【ナイト】]]にはかなり刺さる[[能力]]である。
[[除去]][[呪文]]が使いにくくなるため相対的にタフとなる。相手が手間取っている間に場の主導権を握っておきたい。
[[パワー]]2000のため1枚の[[《ローズ・キャッスル》]]で[[破壊]]されないのも地味ながら便利。

[[呪文]]を主体とする[[デッキ]]では、対策を立てなければこの[[カード]]を1枚出されるだけで展開が遅れ、その間にもう1枚出されて「詰み」になることも多い。そのため、[[呪文]]に頼らない[[除去]]手段や[[S・トリガー]]など、最低限の対策は立てるべきだろう。
主な対策は[[《自爆屋ギル・メイワク》]][[《威牙忍ヤミノザンジ》]]など。

-自分が[[唱える]][[呪文]]の[[コスト]]も増えることに注意。そのため、[[デッキ]]のほとんどを小型[[クリーチャー]]にして数で攻める[[ウィニー]]のような戦法に向いている。[[デッキ]]の内容が必然的に[[フルクリーチャー]]気味になる[[デッキ進化]]などとも相性が良い。

**ルール [#b4e4adec]
-「[[唱える]]」[[コスト]]が増えるのであって、[[カード]]の[[コスト]]自体が増えるわけではないので注意。場に''《封魔ゴーゴンシャック》''が出ていても[[《邪神M・ロマノフ》]]は問題なく[[火]]か[[闇]]の[[コスト]]6以下の[[呪文]]を[[踏み倒せる>コスト踏み倒し]])。[[【マッドロマノフワンショット】]]に搭載されたのはそういう理由。

-[[S・トリガー]]や[[S・バック]]などで[[呪文]]を唱える場合、[[コスト]]は増えない。

**環境において [#o2dd7f08]
このカードの登場前は軽量級呪文メタの括りで言うと[[《結界するブロークン・ホーン》]]ですら重宝されていたため、登場当初はもはや[[グランド・デビル]]という枠を超える凶悪なメタカードとして界隈を騒然とさせた。
このカードの登場前は軽量級呪文メタの括りで言うと[[《結界するブロークン・ホーン》]]ですら重宝されていたため、登場当初はもはや[[グランド・デビル]]という枠を超える凶悪なメタカードとして界隈を騒然とさせた。当時[[【グランド・デビル】]]には[[《メディカル・アルナイル》]]が存在したため、そちら込みで考えると[[除去]][[耐性]]は十分であった。

とはいえ自分まで縛るのはデメリットとして大きく、しばらくは[[【グランド・デビル】]]以外ではこれといった活躍はなかった。[[【グランド・デビル】]]が環境から退くと[[【ジャック・ヴァルディビート】]]に活躍の場を移した。

[[超次元]][[呪文]]の登場により、それらの[[デッキ]]への[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]として使われるようになった。中でも[[【サイバー・G・ホーガン】]]や[[【ギフトミランダ】]]、[[【ギフトカモン】]]を中心に使われた。2体以上並ぼうものなら、相手はほとんど動けなくなる。
ただ、調子に乗って並べすぎると[[火力]][[cip]]搭載[[クリーチャー]]に一掃されかねないので注意。
かつては[[《火焔タイガーグレンオー》]]や[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]が対策札としてメジャーで、後には[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]や[[《熱血龍 シビル・ウォード》]]あたりがメジャーとなった。

[[エピソード3環境]]から[[ドラゴン・サーガ環境]]では[[【墓地ソース】]]、[[【ガネージャビート】]]で活躍。[[ドラゴン・サーガ環境]]を席巻した[[【グレンモルト】]]でも、[[青黒赤]]の[[【墓地ソース】]]ベースならよく使われた。

その後、[[《ガチャンコ ミニロボ1号》]]を皮切りにノーデメリット版が続々登場し、環境を退いている。

**その他 [#fb3a9d07]
-名前の由来はギリシア神話に登場する魔物ゴーゴン(ゴルゴン)とソロモン72柱の序列44位の悪魔シャックスを組み合わせたものと思われる。

-ちなみに[[フレーバーテキスト]]の「アンチスペルフィールド(Anti-spell Field)」は「[[対呪文>呪文メタ]]領域」と訳される。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#k27a391c]
|封魔ゴーゴンシャック R 水文明 (3)|
|クリーチャー:グランド・デビル 2000|
|呪文を唱えるコストは2多くなる。|

[[DMPP-07]]で実装。
[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

呪文メタとしての性能が向上したことにより、[[【青黒墓地進化速攻】>【青黒墓地進化速攻】 (デュエプレ)]]等で採用される機会が増えた。
***アップデート履歴 [#u89de2ef]

2020年12月10日に使用可能になってから、2022年12月16日実施のメンテナンスまでの736日間、以下のような性能だった。

|封魔ゴーゴンシャック R 水文明 (3)|
|クリーチャー:グランド・デビル 2000|
|相手の呪文を唱えるコストは1多くなる。|

自分は詠唱コスト増加の影響を受けなくなった代わりに増加幅が1に下がっていた。
自分には悪影響がなくなったため、採用できるデッキの幅が大幅に広がった一方、デッキを[[フルクリーチャー]]にして相手だけに呪文の[[コスト加重]]をさせる専用デッキは組む意味がなくなっていた。

**関連カード [#m1b4eaa8]
-[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]
-[[《剛厳の使徒シュライバー》]]
-[[《ガチャンコ ミニロボ1号》]]
-[[《封魔聖者シャックル・アーマ》]]
-[[《奇石 タスリク》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#c4943ab0]
-[[DM-22]]、[[DMPP-07]]
'''アンチスペルフィールド展開!――封魔ゴーゴンシャック'''
-[[DMX-14]]、[[DMPB-03]]
'''[[呪文]]封じの[[封魔>グランド・デビル]]を従えるときは、自らの呪術が封じられないように配慮すべし。'''

**収録セット [#bf61a484]
***[[デュエル・マスターズ]] [#m826a125]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」>DM-22]](25/55)
--[[DMX-07 「大乱闘!ヒーローズ・ビクトリー・パック 咆えろ野生の大作戦」>DMX-07]](12/21)
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](51/84)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#s3e48836]
-CV:[[栗田樹]]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMPP-07 「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」>DMPP-07]]
-illus.[[Itadakumike]]
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]

**参考 [#ta4e4990]
-[[グランド・デビル]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[コスト加重]]

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