#author("2024-01-18T21:44:24+09:00","","")
#author("2024-02-10T14:29:50+09:00","","")
*《&ruby(せんりつ){戦慄};のプレリュード》 [#l6183c54]

|戦慄のプレリュード UC 無色 (3)|
|呪文|
|このターン、次に召喚する自分の無色クリーチャーの召喚コストを最大5少なくしてもよい。|
|このターン、次に召喚する自分の無色クリーチャーの召喚コストを最大5少なくする。|

月刊[[コロコロコミック]]2013年1月号[[付録>プロモーション・カード]]の[[DMR-07コロコロVer.]]で先駆けて登場した[[DMX-13]]収録の[[無色]]の[[呪文]]。

[[無色]][[クリーチャー]]専用の[[《フェアリー・ギフト》]]ともとれる。
通常、この[[呪文]]を唱えるために3マナ支払う必要があるため、実質的に2マナ軽減する効果だと言える。
そのため、基本[[スペック]]は[[《フェアリー・ギフト》]]と同じだが、この[[呪文]]は[[コスト軽減]]と組み合わせることでマナ効率を上げることができる。

[[《フェアリー・ギフト》]]は常に−2マナだが、このカードは[[《ラブ・エルフィン》]]等の[[コスト軽減]][[クリーチャー]]が1体で−3マナ、2体で−4マナというように、[[コストパフォーマンス]]が上がっていく。
[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]や[[《聖霊左神ジャスティス》]]等で[[コスト踏み倒し]]すればそのまま−5マナという脅威の軽減量となる。
[[コスト]]3のため[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]や[[《魔導管理室 カリヤドネ》>《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]で踏み倒せ、状況次第ではついでのように大型[[ゼニス]]を呼び出す事も可能。

またこのカードには、従来の[[コスト軽減]]カードにある「ただし、コストは…より少なくならない。」というテキストがない。
これにより、このカードを数回使えばコスト0で[[無色]]のクリーチャーを召喚することも可能である。実際にDASHTVの方でもこのカードを二回使いつつ、[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]をコスト0で出すという使い方もされている。
この方法でコスト0で[[召喚]]した場合、[[《早撃人形マグナム》]]、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]、[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]の[[能力]]の対象となる。そのような場合はあえて[[コスト]]1を支払って[[召喚]]することもできる。

登場以来無色デッキの核とも言えたカードだったが、後にこのカードの[[ツインパクト]]版と言える[[《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]が登場。
実質上位互換の登場であるが、[[コスト軽減]]したい[[クリーチャー]]と揃えなければ意味が無い《戦慄のプレリュード》が[[同型再販]]と合わせて8枚投入可能となった点ではメリットに違いなく、このカードの出番も十分考えられる。

-[[《コッコ・ルピア》]]が[[バトルゾーン]]にいる際に[[ドラゴン]]を含む[[無色]][[クリーチャー]]を[[召喚]]する場合、[[コスト]]を2から下げることができず、この[[呪文]]を複数回唱えても必ず[[コスト]]2を支払わなければならない。これは[[《コッコ・ルピア》]]の[[コスト軽減]]が[[強制]]であり、[[能力]]に「ただし、コストは2より少なくならない。」の部分があるためである。なお、[[《メッサダンジリ・ドラゴン》]]等の場合は[[コスト軽減]]が[[任意]]であり、[[能力]]を使わなければこのような問題は起きない。

-このカードは[[無色]][[クリーチャー]]の[[コスト]]を軽減するため、[[《「頂」の使者 ゴールデンK》]]と違い、[[ゼニス]]以外の[[無色]]のクリーチャーのコストも軽減することが出来る。

-このカードには「[[オサムライ・VAN・オサム>オサムライ・ヴァン・オサム]]」と、「カタカナ・アルファベット・カタカナ」で表記されている。一体オサムの名前はどの表記が正しいのだろうか。

-「プレリュード」とは前奏曲のこと。[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]の前奏といったところか。

-アニメ「ビクトリーV」第46話での詰め[[ゼニス]][[デュエマ]]にて[[べんちゃん]]が[[山本・エレガンス・久美子]]戦で使用。[[《真実の名 アカデミー・マスター》]]との[[コンボ]]で低[[コスト]]の[[ゼニス]]召喚に成功した。
第48話では[[勝太>切札 勝太]]が[[百獣 レオ]]戦で使用。[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]の召喚コストを5少なくしている。

-アニメ「ビクトリーV3」では[[ヨミ]]や[[デトロイト・テクノ]]が何度か使用している。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、黒澤[[世観>《神人類 ヨミ》]]に憑依された[[愛実>白鳥 愛実]]が[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。[[《神人類 ヨミ》]]をはじめとした[[ゴッド・ノヴァ]]の[[コスト軽減]]により、早期リンクを補助した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#p08e820e]

|戦慄のプレリュード UC 無色 (3)|
|呪文|
|このターン、次に召喚する自分の無色クリーチャーの召喚コストを5少なくする。|

[[DMPP-19]]で実装。
デュエプレでは[[《フェアリー・ギフト》]]の効果がこのカードに近いものに変更されていて、しかも[[殿堂入り]]もしていない。そのためTCGのように、デッキへの採用可能枚数やこのカード自身への[[コスト軽減]]や[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]で差別化をすることはできなくなっている。
ただ漫然と使うだけでは[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]等にも有効なあちらに分があるため、あえてこのカードを使うなら[[《ニヤリー》]]等で[[無色]]であることを活かすか、複数枚同時使用によるコスト0化を狙うことになる。特にその両方を満たす[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]は組み合わせる候補の筆頭と言えるだろう。

[[DMPP-20]]からは[[【オラクル】>【オラクル】 (デュエプレ)]]の上振れムーブとしても使える。
最も顕著な使い方は、[[《神人類 ヨミ》]]が《ジャスティス》とリンクし山札から唱えれば、その時点で《マッシヴ・アタック》がノーコスト召喚可能になって3枚リンクが完成が確定する。実際には[[《聖邪のインガ スパイス・クィーンズ》]]や[[《インガ・ルピア》]]がいて下限1に引っかかることも少なくないが、それでも合算して残り1マナ支払いで《ダフトパンク》や《ストロークス》との3枚リンクが可能ということには変わらない。
4〜5マナ帯で着地済みの[[《イズモ》]]で唐突に《ディーヴォ》や《クラフト・ヴェルク》とリンクさせて[[アタックトリガー]]で詰め寄ったり、[[《神聖斬 アシッド》]]を早出しすることにも。

-ルールは以下の通り
--減少量が5固定かつ強制となったが、コストはマイナスにはならないため、やはり下限は0である。
--TCG同様「最低1」の縛りがないため、1枚で[[《墓地の守護者メガギョロン》]]をコストを支払わずに召喚したり、《戦慄のプレリュード》など(他には[[《念仏エルフィン》]])を合算して無色のノーコスト召喚も可能なままである。
--[[コスト軽減]]でマナコストを0にした場合、「0マナを支払ってカードを使った」扱いではなく「コストを支払わずにカードを使った」扱いとなる。(下記の[[《全員集合!アクア・三兄弟》>《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]の裁定を参照。)なので、TCG版では[[任意]]を利用して軽減した結果わざとコスト1にするプレイングが存在し得たが、デュエプレ版ではそのような細かな調整ができないため弱体化はしている。
---上の裁定は、[[中央G・リンク]]限定で漏れがあり、2023/06/15付で修正が完了したという発表があった。すなわち設定ミス以外では[[コスト踏み倒しメタ]]が機能するという証明になっている。

#region2(公式サイトから引用){{

【6月15日更新】
6月15日 15:30頃、修正内容の反映を実施いたしました。

◆ 対応済みの不具合

//●対戦相手の《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》がいる状況で、自分のコマンドまたはドラゴンが「G・リンク」または「中央G・リンク」してバトルゾーンに出すドラゴンでもコマンドでもないクリーチャーに対して、対戦相手の《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》の「相手がコマンドまたはドラゴンをバトルゾーンに出す時」の効果が適用される。

●対戦相手の《ウソと盗みのエンターテイナー》などがバトルゾーンにいる状況で、他カードの召喚コスト軽減効果により召喚コストが0になったゴッド・ノヴァを選択して「中央G・リンク」を実行した際、対戦相手の《ウソと盗みのエンターテイナー》などのコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時に適用される効果が適用されない。

●《百発人形マグナム》がバトルゾーンにいる状況で、他カードの召喚コスト軽減効果により召喚コストが0になったゴッド・ノヴァを選択して「中央G・リンク」を実行した際、《百発人形マグナム》の「プレイヤーが各ターン、初めてマナコストを支払わずにクリーチャーまたはクロスギアをバトルゾーンに出した時または呪文を唱えた時」の効果が適用されない。

●対戦相手の《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》がバトルゾーンにいる状況で、他カードの召喚コスト軽減効果により召喚コストが0になったゴッド・ノヴァを選択して「中央G・リンク」を実行できる。

}}

**関連カード [#f3d1d28d]
-[[《フェアリー・ギフト》]]
-[[《戦場のピアニスト VAN・ビート》]]
-[[《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]([[DMX-13]]、[[DMX-14]])
--[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]](P57/Y16、P60/Y16)
--[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]([[DMEX-01]])
--[[《サッヴァークDG》]](P72/Y16)

**[[フレーバーテキスト]] [#y811e145]
-[[DMX-13]]&br;'''奏でられる旋律が、[[戦慄の存在>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]を目覚めさす。'''
-[[DMX-14]]&br;'''[[オラクリオン]]降臨の前奏曲。'''
-[[DMD-12]]&br;'''戦慄の旋律が神を導く。'''
-[[DMX-25]]&br;'''オラ、ラオウ!! あっしは、アツシ! ワイ、小岩井!!&br;そして、ぼく久保♡ みんなそろって…、YA・RA・SI&br;そして…、わたしが…、YA・RA・SIの新リーダー。&br;おさむらい・VAN・オサム…。レオ…、よくもわれわれを、裏切ってくれたな…。&br;---『デュエル・マスターズV』 6巻 P74ーP77より YARASI集合時のセリフ'''
-[[DMEX-01]]&br;'''感情を失い、そして[[文明]]をも失った代わりに、新たに[[ゼロ>無色]]の力を手に入れた、神をも超えた強大な存在。それが[[ゼニス]]。'''
-[[DMR-07コロコロVer.]](P60/Y11) &br;'''さぁ、この恐怖の旋律に[[戦慄>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]するがいい!――[[オサムライ・VAN・オサム>オサムライ・ヴァン・オサム]]'''
-[[DMEX-06]]&br;'''《戦慄のプレリュード》から[[《サッヴァークDG》]]を[[召喚]]。しっかり[[《剣参ノ裁キ》]]を唱えて[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を[[回収]]すると、[[《煌龍 サッヴァーク》]]が姿を現す。&br;相手の虎の子の[[切り札]]は[[シールド]]へと送られてしまった。 ― DMGP7th 決勝戦より'''
-[[DM23-EX3]]&br;'''希望の双子の片割れ、[[修羅丸]]が解放され、[[鬼丸]]と合体したことで「自由の[[ゼニス]]」[[鬼羅丸>《超絶奇跡 鬼羅丸》]]が誕生した。そして、全ての超獣たちの自由のために[[シャングリラ>《「無情」の極 シャングリラ》]]を打ち倒したのだった。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P57/Y16) &br;'''熱き戦いの旋律が、新たな歴史を刻む!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]] (P60/Y16) &br;'''君の健闘を称える!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P72/Y16)&br;'''最強の生物の産声は、新たな伝説を奏で、聞く者全てを戦慄させる。'''
-[[DMPP-19]]&br;'''奏でられる旋律が、[[戦慄の存在>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]を目覚めさせる。'''

**収録セット [#ue18417b]
***[[デュエル・マスターズ]] [#k40c8aff]
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」 コロコロVer.>DMR-07コロコロVer.]](P60/Y11)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](37/51)
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMX-13 「ホワイト・ゼニス・パック」>DMX-13]](18/36)
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](12/84)([[アルトアート]])
--[[DMD-12 「禁断の変形デッキ オラクルの書」>DMD-12]](18c/21)([[アルトアート]])
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](T12/T20)
-illus.[[Ishibashi Yosuke]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](54/80[2012])
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[プロモーション・カード]](P72/Y16)
-illus.[[Katora]]
--[[プロモーション・カード]](P57/Y16)
--[[プロモーション・カード]]  (P60/Y16)
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#x6f62082]
//-CV:[[ ]]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]]

**参考 [#n24c1508]
-[[無色]]
-[[コスト軽減]]

-[[オサムライ・ヴァン・オサム]]

-[[【プレリュードゼニス】]]

----
[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.召喚コスト軽減能力には普通、「ただし、コストは1より少なくならない。」という条件がついていますが、''《戦慄のプレリュード》''や[[《ゼロ・ルピア》]]にはついていません。 これはつまり、無色クリーチャーは0で召喚できることもある、ということでしょうか?
A.はい、無色クリーチャーは文明(色)を持っていないので、文明を持つカードと異なり、同じ色のマナを最低ひとつはタップする必要がありません。なので、コスト0でも召喚できることになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/36774]](過去のよくある質問より) [[引用元2:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/36775]](過去のよくある質問より)

>Q.相手のターン中に、相手は''《戦慄のプレリュード》''を唱えてから、コストを減らして[[《無記のイザナイ ウェンディゴ・アパッチ》]]を召喚しました。自分は[[《全員集合!アクア・三兄弟》>《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]の能力で、その[[《無記のイザナイ ウェンディゴ・アパッチ》]]を手札に戻せますか?
A.はい、手札に戻せます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38714]](2020.8.21)

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