#author("2024-03-23T01:49:27+09:00","","")
#author("2024-03-23T01:50:31+09:00","","")
*《&ruby(せんこうりゅうき){戦攻竜騎};ドルボラン》 [#d170ee8d]

|戦攻竜騎ドルボラン SR 水/火文明 (8)|
|クリーチャー:アースイーター/アーマード・ドラゴン 6000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。その後、バトルゾーンにあるパワーが6000より大きい相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|
|W・ブレイカー|

[[DM-24]]で登場した[[アースイーター]]/[[アーマード・ドラゴン]]。

[[cip]]で[[パワー]]6000以下の[[火力]]と[[パワー]]6000より大きい相手[[クリーチャー]]に[[バウンス]]を放つ。

[[火力]]と[[バウンス]]が互いの弱点を補っており、[[バウンス]]の効果が薄い小型[[クリーチャー]]を[[火力]]で破壊し、[[火力]]の範囲が及ばない大型[[クリーチャー]]を[[バウンス]]し大きな[[テンポアドバンテージ]]を得る。
範囲がかみ合えば3:1交換が出来る、[[フィールドアドバンテージ]]の塊のような[[クリーチャー]]である。

6000以下[[火力]]は当時は射程が広く、[[《エンペラー・マルコ》]]や[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]、[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]などの[[極神編]]・[[戦国編]]あたりのメジャーな打点の多くを[[破壊]]出来た。
[[バウンス]]は、[[バトルゾーン]]に立てられた[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《邪眼皇ロマノフI世》]]、[[G・リンク]]前の[[《究極神アク》]]、[[《超絶神ゼン》]]などが戻せれば大きな成果を得ることが出来た。

[[進化クリーチャー]]を[[バウンス]]しながら[[進化元]]を[[破壊]]したり、[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]を[[バウンス]]しながら[[《西南の超人》]]等の[[シンパシー]]元を[[破壊]]したりなど、なかなか器用な[[除去]]をこなすことが出来る。

[[フィニッシャー]]の[[バウンス]]ついでに適当な[[ウィニー]]を[[破壊]]するだけでも、得られる[[フィールドアドバンテージ]]は大きい。
また、小型の[[ブロッカー]]と大型の[[殴り返し]]を同時に[[除去]]することで、手堅い相手にも強引に攻めの起点を作りだすことが出来る。
仮に[[能力]]のどちらかが有効に使えなくとも、片方の[[能力]]が突き刺されば《戦攻竜騎ドルボラン》は十分な働きをしたと言え、それなりの[[グッドスタッフ]]性も兼ね備えている。

また、条件はあるが[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]を[[確定除去]]で[[破壊]]出来る貴重な[[クリーチャー]]であった。[[パンプアップ]]が発動していると[[火力]]の範囲から外れてしまうが、それでも[[コスト]]9の[[クリーチャー]]を[[バウンス]]することによる[[テンポアドバンテージ]]はなかなか大きい。

さらに、[[バウンス]]ではあるが[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]を[[除去]]出来る貴重な[[多色]][[クリーチャー]]でもあった。[[進化元]]となる[[多色]][[クリーチャー]]を[[火力]]で[[破壊]]しながら[[バウンス]]すれば、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]の再度着地を遅らせることが出来る。
上記と合わせ、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]による[[ロック]]を1枚で対処できる可能性を秘めていた。

[[種族]]も[[アーマード・ドラゴン]]と[[アースイーター]]と双方優秀。
[[ドラゴン]]の恩恵は、[[【連ドラ】]]などの[[コスト踏み倒し]]や[[ファイアー・バード]]によるサポート、[[ドラゴン]][[進化]]の[[進化元]]になれるなど、言わずもがなであろう。[[アースイーター]]は[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[シンパシー]]元となることが出来る。
ただ[[環境]]視点では、[[極神編]]・[[戦国編]]・[[神化編]]あたりは[[【連ドラ】]]は[[赤緑]]、[[【ドルゲーザ】]]は[[青黒緑]]で組まれるのが主流であり、[[種族]]と[[文明]]がかみ合わなかったのが残念。

それらの亜種である[[【転生ライザー】]]や[[【青赤緑ビートダウン】]]型の[[【ドルゲーザ】]]では、[[種族]][[シナジー]]を邪魔しない[[マナ基盤]]・[[除去]]・[[グッドスタッフ]]として活躍出来た。
他には、数多の[[【青赤緑ビートダウン】]]に差し込まれたり、[[【グールジェネレイド】]]での[[《魔龍バベルギヌス》]]や[[《インフェルノ・ゲート》]]の[[コスト踏み倒し]]先や、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]での[[マナ基盤]]兼[[グッドスタッフ]]要員、[[【星域キリコドラゴン】]]の[[マナ基盤]]兼[[コスト踏み倒し]]兼[[ドラゴン]][[シナジー]]の種として活躍した。

欠点は[[コスト]]8という重さ。
[[【速攻】]]や早めの[[ビートダウン]]に攻め立てられると、出す前に[[ゲーム]]が終わってしまう。[[パワー]]も6000と低く、打点としては十分だが[[殴り返し]]は期待できない。
《戦攻竜騎ドルボラン》を使うときは、[[マナブースト]]や[[コスト踏み倒し]]による早出しの手段をもつか、[[除去]]を有効に使えるまで持ちこたえられる受けの強い[[デッキ]]で使いたい。

優秀な[[除去]]、[[種族]]と[[火]]/[[水]]の[[文明]]によって、[[種族]][[デッキ]]や[[多色]][[デッキ]]の穴埋めとして重宝された[[クリーチャー]]であったが、相性の良かった[[コスト踏み倒し]]の規制、ファッティの[[インフレ]]により採用頻度はほとんど無くなった。

-[[バウンス]]効果は「[[パワー]]が6000より大きいクリーチャー」なので、[[パワー]]6000ちょうどの[[クリーチャー]]は戻せない。
--似た効果を持つ[[《無法のレイジクリスタル》]]は[[パワー]]6000以上が[[バウンス]]範囲になっている。混同しないように気を付けたい。

-[[除去]]は[[火力]]が先、[[バウンス]]が後である。
--似た効果を持つ[[《無法のレイジクリスタル》]]は[[バウンス]]が先である。混同しないように気を付けたい。
--順序が逆であれば[[G・リンク]]した[[ゴッド]]や[[覚醒]][[サイキック・クリーチャー]]を[[バウンス]]で[[リンク解除]]・[[解除]]しつつ、小型化したところを[[火力]]で[[破壊]]出来たため、長らく惜しまれた。
---[[サイキック・クリーチャー]]の[[バウンス]]を無効化する[[《時空の喧嘩屋キル》]]/[[《巨人の覚醒者セツダン》]]が登場すると、[[《巨人の覚醒者セツダン》]]を先に[[火力]]で[[破壊]]しつつ[[サイキック・クリーチャー]]を[[バウンス]]出来ることから、一概に順序の優劣は言われなくなった。
---[[《時空の不滅ギャラクシー》]]も最初の[[火力]]で[[覚醒]]させその後[[バウンス]]することで単体で処理できる。

-[[【5色ジャックポット・エントリー】]]で使えなくもない[[スペック]]であるが、[[《ニコル・ボーラス》]]や[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]の壁はあまりに大きい。

-漫画「FE」では[[ベルベル]]が[[W (ホワイト)>白凰]]戦で[[切り札]]として使用。[[《電脳聖者タージマル》]]を破壊して[[《天海の精霊シリウス》]]を[[バウンス]]した。この時点でもう一体の《ドルボラン》が手札に控えており、Wの場は[[《悪魔聖霊バルホルス》]]1体のみかつシールド0だったためか「勝利!!! 感極まる!!」とまで言ったが、返しの[[ターン]]に[[《インフェルノ・ゲート》]]から重量級[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]を6体出され、一気に敗北してしまう(だが実際に展開されたのは否ブロッカー獣ばかりであり、[[ベルベル]]が手札のドルボランで盤面のブロッカーを除去すれば勝てた、有名なプレイミスシーンでもある)。
-漫画「FE」では[[ベルベル]]が[[W (ホワイト)>白凰]]戦で[[切り札]]として使用。[[《電脳聖者タージマル》]]を破壊して[[《天海の精霊シリウス》]]を[[バウンス]]した。この時点でもう一体の《ドルボラン》が手札に控えており、Wの場は[[《悪魔聖霊バルホルス》]]1体のみかつシールド0だったためか「勝利!!! 感極まる!!」とまで言ったが、返しの[[ターン]]に[[《インフェルノ・ゲート》]]から重量級[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]を6体出され、一気に敗北してしまう(だが実際に展開されたのは非ブロッカー獣ばかりであり、[[ベルベル]]が手札のドルボランで盤面のブロッカーを除去すれば勝てた、有名なプレイミスシーンでもある)。


**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#l6062f9a]
|戦攻竜騎ドルボラン SR 水/火文明 (8)|
|クリーチャー:アースイーター/アーマード・ドラゴン 6000|
| シンパシー:アースイーター、ドラゴン|
|バトルゾーンに出た時、相手のパワー6000以下のクリーチャー1体を破壊する。その後、相手のパワーが6000より大きいクリーチャー1体を手札に戻す。|
|W・ブレイカー|

[[DMPP-09]]で実装。[[アースイーター]]と[[ドラゴン]]を参照した[[シンパシー]]が追加され、弱点の重さが緩和されている。

-[[DMPP-09]]環境では、最大の仮想敵であった[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]が《戦攻竜騎ドルボラン》を使わずとも対策できる範囲のクリーチャーであり、むしろ[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]を、再利用される[[バウンス]]ではなく[[選ばせ除去]]で2体破壊できる[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]がよく使われた。
--盤面処理用に、[[【カチュアシュート】>【カチュアシュート】 (デュエプレ)]]での探索対象に選ばれるドラゴンの1枠として採用されることがある。その運用なら《オルゼキア》との差別化にも成功している。

-[[DMPP-11]]環境では、[[白赤緑]]のみの[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]だと、単色1体の犠牲を要求させる[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]で詰み一歩手前まで追い込まれてしまうため、ドラゴンかつ多色の《戦攻竜騎ドルボラン》をタッチで入れる構築が増加した。

**関連カード [#dae75eaa]
-[[《無法のレイジクリスタル》]]
-[[《驚言廻し コミックリリヰフ》]]

-[[《戦霊混成 ウルボランス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ld54915e]
-[[DM-24]]、[[DMC-61]]、[[DMPP-09]]
'''[[不死鳥>フェニックス]]との戦いで傷ついた[[竜>ドラゴン]]達は、その体を他の[[種族]]と融合する事で補っていった。'''

**収録セット [#nd0aca16]
***[[デュエル・マスターズ]] [#n6a6e881]
-illus.[[Haccan]]
--[[DM-24 「極神編(バイオレンス・ヘヴン) 第1弾」>DM-24]](S8/S10)
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」>DMC-61]](S6/S6)
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」>DMC-44]](13/37)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#kf30b468]
-CV:[[北郷晴規]]
-illus.[[Haccan]]
--[[DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」>DMPP-09]]

**参考 [#xf3e9aab]
-[[アースイーター]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[火力]]
-[[バトルゾーン]]
-[[パワー]]
-[[バウンス]]
-[[W・ブレイカー]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト8,アースイーター,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,パワー6000,cip,火力,単体火力,パワー6000以下,除去,複数除去,破壊,単体破壊,パワー6000より大きい,バウンス,単体バウンス,W・ブレイカー,終音「ん」,SR,スーパーレア,Haccan,Toshiaki Takayama,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),青赤 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト8 (デュエプレ),アースイーター (デュエプレ),アーマード・ドラゴン (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー6000 (デュエプレ),シンパシー (デュエプレ),シンパシー:アースイーター (デュエプレ),シンパシー:ドラゴン (デュエプレ),cip (デュエプレ),火力 (デュエプレ),単体火力 (デュエプレ),パワー6000以下 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),複数除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),単体破壊 (デュエプレ),パワー6000より大きい (デュエプレ),バウンス (デュエプレ),単体バウンス (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Haccan (デュエプレ));