#author("2023-12-03T14:03:06+09:00","","")
#author("2024-03-27T23:09:10+09:00","","")
*《&ruby(むてきけん){無敵剣}; プロト・ギガハート》 [#qb017c41]

|無敵剣 プロト・ギガハート P(VR) 火文明 (2)|
|ドラグハート・ウエポン|
|''龍解'':相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、これを装備したクリーチャーが離れる時、離れるかわりにこのドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。|
|(ゲーム開始時、ドラグハートは自分の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーが離れた場合、そこに戻す)|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]|

月刊[[コロコロコミック]]2015年1月号[[付録>プロモーション・カード]]として登場した[[火]]の[[ドラグハート・ウエポン]]。

相手の[[クリーチャー]]の[[能力]]や[[呪文]]によって[[装備]][[クリーチャー]]が[[除去]]されると[[置換効果]]で[[龍解]]する[[能力]]を持つ。

この[[能力]]は非常に強力である。相手からしてみると、[[クリーチャー]]を対象とした[[除去]]手段しか持ち合わせていない場合、「[[除去]]したい[[装備]][[クリーチャー]]を[[除去]]するには、一度[[W・ブレイカー]]の登場を許した上でもう一回[[除去]]しなければならない」という面倒な状態になる。

性質上[[《悪夢卍 ミガワリ》]]に似ているが、あちらと異なり自分から能動的に[[破壊]]するような運用はできないため、単なる[[除去]]耐性の[[付与]]としての使い道が中心となるだろう。
[[《悪夢卍 ミガワリ》]]同様コストが軽い上、そちらと違って[[文明]]を問わず[[龍解]]して[[クリーチャー]]として運用できるため、あらゆる[[ドラグナー]]に幅広く採用が考えられる。

-当初は[[パワー低下]]によって[[破壊]]された場合でも[[龍解]]できることになっていたが、現在では改められている。これは効果があくまでパワー低下のみであり、[[パワー]]が0以下のクリーチャーが破壊されるのは[[ルール]]によるものだからである。

-同じタイミングで相手の[[能力]]により、[[カード指定除去]]型の[[全体除去]]([[《オールデリート》]]等)を食らうと、[[装備]][[クリーチャー]]の構成枚数にかかわらず、一貫性のある処理が行われる。
--1枚で構成される場合は、[[装備]][[クリーチャー]]が[[離れる]]ことで《プロト・ギガハート》の[[置換効果]]を処理して[[龍解]]する。龍解した《オウギンガ・ゼロ》には[[離れる]]処理が引き継がれる為、龍解後即座に《オウギンガ・ゼロ》は場を離れる。結果、場には元々[[装備]]していた[[クリーチャー]]が残る。
--2枚以上で構成される場合(ここでは最もあり得る[[進化クリーチャー]]だった場合の処理のみ記載する。興味があれば[[G・リンク]]、ないしは[[セル]]構成[[クリーチャー]]の場合も調べてみると良い)[[装備]][[クリーチャー]]がそれぞれ別々のカードとしてバラバラに[[離れる]]が、一番上がクリーチャーとして離れようとすることに変わりはないため、最終的に1枚だった時とまったく同じ処理が行われる(進化元も残る)。

-[[バトルゾーン]]にある自分の[[クリーチャー]]がこれを装備した1体のみの状況ならば、相手の[[《モエル 鬼スナイパー》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]などを[[《父なる大地》]]や[[《リアルとデスの大逆転》]]でバトルゾーンに引っ張り出して[[cip]]を使わせることで、能動的に[[龍解]]させることもできる。
他にも[[《イモータル・ブレード》]]で[[スレイヤー]]を付加して[[バトル]]を仕掛けるなどの手も考えられる。

-バトルでの破壊はあくまでもルールによるものであり、[[バトル]]での負けには無力なため、[[殴り返し]]や[[ブロッカー]]、[[《勝利のガイアール・カイザー》]]等の[[アンタップキラー]]や[[効果によるバトル>効果バトル]]全般には注意が必要。また、[[クロスギア]]・[[城]]・[[ウエポン]]・[[フォートレス]]による[[除去]]には対応していない。
[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]をはじめとする[[カード]]指定[[除去]]で《無敵剣 プロト・ギガハート》そのものが狙われるケースも想定できる([[除去]]に失敗した上にさらに[[W・ブレイカー]]が並ぶよりはマシとの考え方)ため、過信は禁物。
-[[バトル]]で負けた場合、[[パワー]]が0以下になった場合は[[状況起因処理]]によって[[破壊]]されるので[[置換効果]]を適用できない。
[[マッハファイター]]等による[[バトル]]での[[除去]]や、[[パワー低下]]による[[除去]]には注意。
--登場当初は[[パワー低下]]で[[破壊]]される際にも[[置換効果]]を適用できる裁定が出ていた。

-[[クリーチャー]]と[[呪文]]以外による[[除去]]には対応していない。また、[[封印]]に対しては無力である。

-[[カード指定除去]]や[[エレメント]]除去を行う場合は、基本的には[[装備]][[クリーチャー]]ではなく《無敵剣 プロト・ギガハート》自体を選ぶべきである。
--このウエポンと[[装備]][[クリーチャー]]が同時に離れる際にも[[置換効果]]が適用される。これにより、[[装備]][[クリーチャー]]の[[構成カード]]はすべて[[バトルゾーン]]に残る。このウエポンは[[龍解]]した後、(《最強龍 オウギンガ・ゼロ》が[[除去]]範囲外であったとしても)そのまま[[除去]]される。
この時、《最強龍 オウギンガ・ゼロ》が離れたイベントとして扱うと思われる。

-同時に複数の[[カード]]が[[除去]]される際に、このウエポンを他の[[置換効果]]の対象に指定した場合、このウエポンの[[龍解]]は適用できない。逆に、このウエポンの[[龍解]]を適用した場合、このウエポンを他の[[置換効果]]の対象に指定することはできない。

-[[龍解]]能力の[[置換効果]]の中に「アンタップする」処理が含まれているが、この[[テキスト]]は、「ルール変更によって不要になった[[テキスト]]」ではなく「[[エラッタ]]によって取り除く必要がある[[テキスト]]」である。
[[龍解]]した[[クリーチャー]]は必ず[[アンタップ]]状態である。また、[[アンタップ]]状態の[[カード]]を[[アンタップ]]させることはできない。そのため、「置換先のイベントが実行できない[[置換効果]]は適用できない」ルールにより[[龍解]]能力が機能しないことになってしまう。
--[[アンタップ]]状態の[[カード]]の[[アンタップ]]させる[[効果]]の対象に指定することはできるので、現在の[[テキスト]]でも問題なく[[置換効果]]を適用できると解釈することは可能である。しかし、この解釈は[[《安土の超人》]]の[[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/36087]]とは矛盾している。また、[[《アークティック・ハッチャー》]]の挙動がかなり不自然になる。

-[[《無敵剣 カツキングMAX》]]と冠詞が字面上似ているが、読み方が全く異なる。

-需要が多い[[カード]]ではあったが、[[ドラグハート]]全盛期には[[ジャンボカード]]しか用意されていなかった。初出が同じ[[ジャンボカード]]の[[《大いなる銀河 巨星城》]]はこのカードより先に通常サイズ版が[[再録]]されている。当時の大会などでの使用率は《プロト・ギガハート》の方が圧倒的に高かったため、この方針に疑問を抱く声も多く、《プロト・ギガハート》がデュエマ公認うちわと揶揄されることもあった。
--その後、[[DMX-22]]で念願の小型サイズでの再録を果たした。[[革命編]][[ブロック構築]]で[[《龍覇 グレンモルト》]]に唯一[[装備]]可能な[[ウエポン]]でもある。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#z8ee059e]

|無敵剣 プロト・ギガハート PS 火文明 (2)|
|ドラグハート・ウエポン|
|龍解:相手のカードの効果または能力によって、これを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのドラグハートを《最強龍 オウギンガ・ゼロ》のほうに裏返す。|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]|

[[DMPP-23]]で実装。[[《弐刀龍覇 グレンモルト「双」》]]を入手することで特典としてついてくる。

クリーチャーや呪文以外の能力・効果で装備したクリーチャーが離れても[[龍解]]するようになった。
-TCG版と同様、[[パワー低下]]や[[バトル]]敗北によって装備したクリーチャーが破壊されても、それらは[[ルール]]による破壊であるため龍解できない。
-TCG版と同様、[[パワー低下]]や[[バトル]]敗北によって装備したクリーチャーが破壊される際も、それらは[[ルール]]による[[破壊]]であるため龍解できない。
[[《トンギヌスの槍》]]などの[[カード指定除去>カード指定除去#dmps]]の場合も、《プロト・ギガハート》を指定されれば龍解できず、装備していたクリーチャーが残る。
//要検証

-[[《ハイドロ・フォーメーション》]]で、《無敵剣 プロト・ギガハート》と装備しているクリーチャーが同時に離れる時、ルールと異なる挙動となる。
--TCGの裁定:まずクリーチャーは《無敵剣 プロト・ギガハート》の[[置換効果]]でとどまる。ウエポンは一旦[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]に裏返されるが、[[バウンス]]予約状態はリセットされないため、《オウギンガ・ゼロ》が除去される。([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40415/]])
--デュエプレの動き:クリーチャーは[[置換効果]]は働かずバウンスされ、ウエポンは裏返らずウエポンとして除去され超次元ゾーンに戻る。(2023/12/03検証)
-[[《ハイドロ・フォーメーション》]]で、《無敵剣 プロト・ギガハート》と装備しているクリーチャーが同時に[[バウンス]]される時、TCGの裁定とは異なり、[[置換効果]]が適用されずにそのまま両方とも[[バウンス]]される。(2023/12/03検証)

**関連カード [#ce63eb93]
-[[《悪夢卍 ミガワリ》]]

-[[《銀河剣 プロトハート》]]
-[[《無敵王剣 ギガハート》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#g48423c3]
-[[DM22-BD1]]&br;'''代々伝わる爆流剣術に、世界最強の名声を与えたのは[[グレンリベット>《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]]だった。若き日のリベットは、他文明の剣術道場に赴いては闘いを繰り広げていた。'''
-[[DMPP-23]]&br;'''世界最強と名高い爆流剣術。その極地に達したものは、二刀流すら操れるという。'''

**収録セット [#h58ba0ab]
***[[デュエル・マスターズ]] [#q7ed7783]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](84a/???)
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]](34a/54)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](39a/138)
--[[プロモーション・カード]](P82a/Y13)
-illus.[[Ishibashi Yosuke]]
--[[DM22-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」>DM22-BD1]](7a/19)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ef449ac6]
-illus.[[boyaking]]
--[[DMPP-23 「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」>DMPP-23]]

**参考 [#jf5bdbd5]
-[[ドラグハート・ウエポン]]
-[[龍解]]
-[[呪文]]
-[[効果]]
-[[クリーチャー]]
-[[能力]]
-[[装備]]
-[[バトルゾーン]]
-[[離れる]]
-[[置換効果]]
-[[裏返す]]
-[[アンタップ]]

-[[ジャンボカード]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.''《無敵剣 プロト・ギガハート》''を装備している自分の[[《龍覇 グレンアイラ》]]がバトルゾーンにいる状況です。相手が[[《テック団の波壊Go!》]]を唱えて、「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。」を選択し、効果を解決した場合、どうなりますか?
A.装備している[[《龍覇 グレンアイラ》]]は''《無敵剣 プロト・ギガハート》''の置換効果によってバトルゾーンに残ります。それにより、''《無敵剣 プロト・ギガハート》''は「龍解」しますが、[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]は[[《テック団の波壊Go!》]]の効果の影響を受けたままですので、手札に戻り、その後即座に超次元ゾーンに置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40415]](2021.10.22)

>Q.自分の[[《最終龍覇 グレンモルト》]]Aと、''《無敵剣 プロト・ギガハート》''を[[装備]]した[[《最終龍覇 グレンモルト》]]Bがバトルゾーンにいる状況です。&br;相手が唱えた[[《天使と悪魔の墳墓》]]によって[[《最終龍覇 グレンモルト》]]AとBが同時に破壊される時に、まず''《無敵剣 プロト・ギガハート》''をかわりに「龍解」させて[[《最終龍覇 グレンモルト》]]Bをバトルゾーンに残し、さらに「龍解」した[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]をかわりに超次元ゾーンに戻して[[《最終龍覇 グレンモルト》]]Aをバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、両方のクリーチャーをバトルゾーンに残すことはできません。&br;別々のイベントを置換する複数の置換効果が同時に発生した際、まずそれらのうちどれを実際に適用するか決める必要があります。この時、置換効果によって影響を受けるカードを、他の置換効果によって影響を受けるカードとして再度選ぶことはできません。&br;[[《最終龍覇 グレンモルト》]]と''《無敵剣 プロト・ギガハート》''の置換効果は、どちらも''《無敵剣 プロト・ギガハート》''を影響を受けるカードとして選ぶ必要があります。そのため、片方の置換効果しか適用することができません。
#region2(([[総合ルール]] [[609.9.>総合ルール本文#rule609_9]])){{
:609.9. |複数のイベントが同時に発生し、それぞれを別の置換効果が修正することがあります。その場合、各プレイヤーはまず、自分が持つ置換効果をどのイベントに適用するか決定します。すべてのイベントに適用する置換効果を決定し終えたら、それらを同時に適用します。
::609.9a |まずターン・プレイヤーから、どのイベントにどの置換効果を適用するかを決定します。適用する置換効果によってカードの移動や位相の変更などの処理が必要な場合、この時点でその処理によって影響を受けるカードも選ぶ必要があります。ターン・プレイヤーによる置換効果の適用の決定が終わったら、次は非ターン・プレイヤーが同様の手順で適用する置換効果を決定します。
::609.9b |置換効果の処理によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42960]](2023.4.10)

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