#author("2022-04-08T14:08:49+09:00","","")
#author("2023-05-21T23:38:16+09:00","","")
*《&ruby(おうらいぶんぐ){王来文具};ケシキング》 [#e8f53ae2]

|王来文具ケシキング P 光文明[ジョーカーズ] (5)|
|クリーチャー:ジョーカーズ/ジョーカース 5000|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|相手のターン中、相手の呪文の効果が実行される時、「ノーン!!」と叫びながらこのクリーチャーを山札の下に置いてもよい。そうしたら、その呪文の効果を無視する。|
|自分のクリーチャーの持つ、相手プレイヤーを攻撃できない能力をすべて無視する。|

[[別冊コロコロコミック2021年12月号「ケシコロコミック」>プロモーション・カード]]で登場した[[光]]の[[ジョーカーズ]]/[[ジョーカース]]。

[[ブロッカー]]と、相手[[ターン]]中自身を犠牲にして一度だけ[[呪文]]を封じる[[能力]]と、味方の相手[[プレイヤー]]を[[攻撃できない]][[能力]]を[[無視]]する[[能力]]を持つ。

[[誘発型能力]]は、[[呪文]]を[[無視]]する効果であり相手の[[ターン]]中しか発揮しない。そのため[[S・トリガー]]封じとしては期待できない。
「呪文の効果が実行される時」の能力は、相手の呪文が効果を発揮する前に割り込み[[効果]]を[[無視]]する。相手の[[ターン]]中しか発揮しないため[[S・トリガー]]封じとしては期待できない。
[[呪文]]は唱えられた上で[[効果]]を[[無視]]する。イメージとしては[[《卍 新世壊 卍》]]で[[魔導具]]呪文や[[ドルスザク]]呪文は自由に唱えられるが、《王来文具ケシキング》がその呪文を[[《堕呪 ゾメンザン》]]と同じテキストに変えるといった感じ。

[[常在型能力]]は、[[能力]]を対象とした[[ダイヤモンド状態]][[効果]]を[[付与]]する。
つまりは「''このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。''」や「''このクリーチャーは攻撃できない。''」といった[[テキスト]]を持つ[[クリーチャー]]が[[プレイヤー]]を[[攻撃]]可能になる。
各[[クリーチャー]]が元々持っている[[攻撃できない]][[能力]]を[[無視]]するため、ルールである[[召喚酔い]]や、[[プリン効果]]などによって既に解決した[[攻撃できない]][[効果]]は[[無視]]することはできない。
また、この[[能力]]で[[クリーチャー]]を[[攻撃]]できるようにはならないので注意。

[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の[[アンタッチャブル]]を維持したまま[[攻撃制限]]を解除するのにも便利。
[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を[[《タイク・タイソンズ》]]の[[Jチェンジ]]で出していた場合、ちょうど4[[ターン]]目に《ケシキング》が[[召喚]]できる。

-相手ターンなら、[[G・ストライク]]や[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]の[[山札回復]]のように、「[[唱える]]」以外で発生する呪文の効果も無視できる。(参考:[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]] VS [[《フェアリー・Re:ライフ》]]の公式Q&A)

-エラッタ前の[[《消王ケシカス》]]のように、自身を別のゾーンに移動させる部分が[[置換効果]]ではないテキストとなっている。
--このテキストが正しく、エラッタもされないのなら[[《気高き魂 不動》]]や[[ウルトラ・セイバー]]などで《王来文具ケシキング》がバトルゾーンにとどまったまま呪文の効果を無視できることとなる。
---[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]の[[メテオバーン]]は[[置換効果]]ではないテキストで呪文の効果を無効にすることができた。
--なお、もしこの効果が[[置換効果]]なら、[[《超越の使い 蒼転》]]などが対象となる2021年9月24日の裁定変更により、《王来文具ケシキング》が「([[置換効果]]ではない)[[離れない]]」状態になっていると、そもそも「ノーン!!」と叫びながら山札の下に置こうとすることすらできなくなってしまう。
**裁定不明だが、おそらく可能な挙動 [#r450d31f]

//-エラッタ前の[[《消王ケシカス》]]のように、自身を別のゾーンに移動させる部分が[[置換効果]]ではないテキストとなっている。しかし、[[誘発型能力]]だとノーンしても効果終了後に呪文の効果を無視することになってしまうので意味がない(「割り込み」で効果を発動するには、[[置換効果]]などである必要がある原則がある)ため、[[置換効果]]として扱うと思われる。
//--万が一[[置換効果]]ではないのなら[[《気高き魂 不動》]]や[[ウルトラ・セイバー]]などで《王来文具ケシキング》がバトルゾーンにとどまったまま呪文の効果を無視できることとなる。
//↑初代打ち消しのマーキュリーギガブリザードが置換効果じゃないのでちょっと信憑性に欠けるかと
//↑だったらコメントアウトじゃなくて本文の修正をしてくださいよ
[[《気高き魂 不動》]]や[[ウルトラ・セイバー]]などで《王来文具ケシキング》がバトルゾーンにとどまることができる場合、何度も呪文の効果を無視できる。

-参考となるのは[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]や[[《オラマッハ・ザ・ジョニー》]]の挙動と[[メテオバーン]]の裁定であり、前者は[[置換効果]]でも[[誘発型能力]]でもないが、即座に唱えられようとする呪文に割り込むことができる。[[置換効果]]として扱わないが割り込める能力は確かに存在し、具体例には[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の[[リンク解除]]がある。
--[[メテオバーン]]の裁定で、「このクリーチャーの下にあるカードを墓地に置いてもよい。そうしたら」の前半部分に[[《空間型無限収納ストラトバッグ》]]の[[置換効果]]を使うことができる。また、このようにして実際にはカードが墓地に置かれなくてもそうしたらの効果を使うことができる。

-以上の2つから、特にアナウンスがない限り《王来文具ケシキング》は1体で2回以上、場合によっては半永久的に[[打ち消し]]を行うことができる。

#region2(公式から[[エラッタ]]が出された場合){{

-[[《消王ケシカス》]]は、実物のカードでは《王来文具ケシキング》と同じく[[置換効果]]の判断材料である「かわりに」が含まれていないテキストである。しかし[[公式サイト>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31425/]]にて[[置換効果]]として扱うとアナウンスがあったため、[[セイバー]]や[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]などで保護して何度も[[誘発型能力]]を無効にすることができず、1体につき1回しか無効にできない。
--2023年現在、《王来文具ケシキング》では[[エラッタ]]のアナウンスは行われていない。

}}

**その他 [#o79ea3c4]
[[呪文]]などの[[効果]]を無効化することは、[[Magic:The Gathering]]などの他のカードゲームでは[[打ち消し]]と呼ばれる。「ケシ」キングが持つ能力として非常にふさわしい。

[[十王篇]]以来廃止されていたクリーチャーイラスト周囲の白い縁取りが、このカードのイラストでは復活している。

**関連カード [#p60299af]
-[[《消王ケシカス》]]
-[[《王来英雄 モモキングRX》]]

-[[《オラマッハ・ザ・ジョニー》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#u68c32a9]
//-[[]]&br;''''''
**収録セット [#e7c19bd4]
-illus.[[村瀬範行]]
--[[別冊コロコロコミック2021年12月号「ケシコロコミック」付録>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P73/Y20)

**参考 [#tbae7b2a]
-[[ジョーカーズ]]
-[[ジョーカース]]
-[[ブロッカー]]
-[[呪文]]
-[[無視]]
-[[プレイヤー]]
-[[攻撃できない]]
-[[ダイヤモンド状態]]

-[[ケシカスくん]]
-[[デッキー]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト5,ジョーカーズ,ジョーカース,パワー5000,ブロッカー,呪文メタ,ロック,言う,自己山札送り,無視,ダイヤモンド状態,P,レアリティなし,村瀬範行);