#author("2021-03-03T22:54:21+09:00","","")
#author("2021-07-10T15:49:23+09:00","","")
*《&ruby(トゥルーカイザー){真実の皇帝}; アドレナリン・マックス》 [#nfbc6499]

|真実の皇帝 アドレナリン・マックス SR 火文明 (9)|
|クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/アンノウン/ハンター/エイリアン 12000|
|各ターン、このクリーチャーがはじめてタップしたとき、自分のドラゴンをすべてアンタップする。|
|T・ブレイカー|

[[DMX-12]]で登場した[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]/[[ハンター]]/[[エイリアン]]。4種族持ちは[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]、[[《「勝利」の頂 バトル・ザ・クライマックス》]]に続き3体目。

[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]の[[アンタップ]]範囲を自分の[[ドラゴン]]に広げたシンプルかつ豪快な能力を持つ。[[ドラゴン]]の一斉[[攻撃]]の後、《アドレナリン・マックス》が[[攻撃]]することに成功すれば再度同じ[[攻撃]]が相手を襲うことになる。[[ドラゴン]]は総じてサイズが大きいものが多く、単純な[[ブレイク]]数は5枚に留まらないだろう。
勿論そこまで[[オーバーキル]]する必要はないので、単純に考えれば[[W・ブレイカー]]の[[ドラゴン]]で[[攻撃]]した後《アドレナリン・マックス》を起動すると良いだろう。最低、《アドレナリン・マックス》で[[攻撃]]するだけでも合計6枚の[[シールド]]を[[ブレイク]]することができる。
[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]同様[[タップ]]に耐性を持ち、その耐性の範囲も[[ドラゴン]]に広がっている。そのため、[[ドラゴン]]で一斉[[攻撃]]する布陣の場合[[スパーク]]系に極めて強力な耐性を持たせることができる。

[[フィニッシャー]]の欠点としては、能力を有効活用しようとすると真っ先に[[S・トリガー]][[除去]]の的になることと、それで[[除去]]された時とされない時のフィニッシュ力の[[振れ幅]]が極めて大きい事。[[システムクリーチャー]]の宿命として[[除去]]に弱いこと。
2回[[攻撃]]出来るのと出来ないのでは振れ幅が極めて大きく、上記[[W・ブレイカー]]の[[ドラゴン]]で[[攻撃]]した例で考えると、《アドレナリン・マックス》が生き残れば[[W・ブレイカー]]×2&[[T・ブレイカー]]×2の10[[ブレイク]]4回[[攻撃]]が相手を襲うのに対し、[[除去]]されてしまえば[[W・ブレイカー]]1回ぽっきりで終わる。ハイリスクな分ハイリターンではあるが、そのリターンがオーバーキルであるため無駄が多く、運用性には難があると言わざるを得ない。
[[除去]]に弱いのはしょうがないことであるが、単体で[[スピードアタッカー]]かつ[[除去]]をこなしつつ2回[[攻撃]]する[[《勝利天帝 Gメビウス》]]の存在を踏まえると見劣りしてしまう。

ただ、もたらす[[タップ]]耐性の方は有用かつ強力。一斉[[攻撃]]の天敵となる[[オールタップ]]を1度なら無効化することが出来、[[ドラゴン]]でのそれの際直前に出せば、[[召喚酔い]]であっても[[オールタップ]]に巻き込まれることで効果を発動できる。

[[ハンター]]であるため[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]の能力で踏み倒すことが出来る。[[スパーク]]対策はもちろんのこと、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]と同時出しすることで即[[攻撃]]に移ることが出来、フィニッシュ力を大きく底上げする。今までは[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]の[[エクストラターン]]が[[オールタップ]]耐性として有力であったが、[[殿堂]]したことでこちらにも十分価値が出てきた。

ただし、この場合[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]は強力なライバル。[[シールド焼却]]を放つことによるフィニッシュ力とある程度の[[S・トリガー]]耐性を持ち、その身と引き換え発動する[[敗北回避能力]]を持つ。[[スパーク]]に対する耐性は《アドレナリン・マックス》の方が上だが、こちらは[[《アポカリプス・デイ》]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を含めたあらゆる[[S・トリガー]]を無効化出来る可能性を持ち、仕留めきれず[[ターン]]を渡すことになっても生き残っていれば[[敗北回避能力]]で粘ることが出来る。

ただ、[[革命0トリガー]]登場以降は相手の[[シールド]]を0にしても粘られることが多く、[[攻撃]]回数を爆発的に増やす点で《アドレナリン・マックス》も需要を上げている。
また、[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]と両立すれば、[[シールド焼却]]に加えた[[スパーク]]耐性で[[攻撃]]はより万全なものとなる。[[シールド]]を削る能力に加えて爆発的に増える攻撃回数で、上記した複数の[[革命0トリガー]]や[[ブロッカー]]による粘りをも強引に突破出来、総じてフィニッシュ力も大きく高まる。
運用が似ている場合、性質が違う[[フィニッシャー]]を複数採用するのは、片方の[[フィニッシャー]]が機能できない時の補完として有用である。上記した通り双方のシナジーもあるため、余裕があるなら両方とも採用するのも大いにあり得る選択だろう。

自分の[[ドラゴン]]全体に[[タップ]]耐性を付加させる点では強力な[[カード]]であり、[[オールタップ]]の台頭具合によっては《アドレナリン・マックス》も需要を上げるだろう。何等かの理由で[[攻撃]]回数を要する場合でも有用性を見いだせる。
行き過ぎたオーバーキルも《アドレナリン・マックス》ならではのものであり、度を越えたフィニッシュ力に需要が生まれたり運用難が解消されれば、一気に化ける可能性はある。現在でも細かな調整や差分化で検討出来、覚えておいても損はない1枚だろう。



-当然だが、殴る時はできるだけ最後にしておきたい。真っ先に[[除去]]の対象になるであろうが、[[オールタップ]]を無効化するには《アドレナリン・マックス》がその[[ターン]]中に1度も[[タップ]]していてはならない。

-性質上、《アドレナリン・マックス》が複数いても、複数回[[オールタップ]]を防ぐことは出来ない。逆に言えば、片方の《アドレナリン・マックス》は気兼ねなく攻めに回すことが出来る。

-[[《無双恐皇ガラムタ》]]とは相性が良く、お互い足りない打点と[[除去]]への弱さを補い合い、[[フィニッシャー]]として補完しあう。[[オールタップ]]耐性は腐ってしまうが。

-[[攻撃]]出来ない《アドレナリン・マックス》が場にいる場合、複数[[タップ]]と[[オールタップ]]の価値が逆転する、複数[[タップ]]なら《アドレナリン・マックス》を避けて的確に打点を減らすことが出来るが、[[オールタップ]]はどうあがいても巻き込んでしまう。

-相手の場に[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]がいたり[[《薫風妖精コートニー》]]&[[《若頭 鬼流院 刃》]]の効果で出したりした場合、「[[タップ]]して[[バトルゾーン]]に出す」は「[[バトルゾーン]]で[[タップ]]された」訳ではないので、即能力起動といったことは出来ない。
--[[《薫風妖精コートニー》]]&[[《若頭 鬼流院 刃》]]の場合、[[《逆転王女プリン》]]など自分の[[クリーチャー]]を[[タップ]]する効果で《アドレナリン・マックス》の能力を起動できるが、「[[タップ]]されている[[クリーチャー]]を[[タップ]]しても、[[タップ]]したことにならない」(空撃ち扱いになる)ため、[[アンタップ]]して[[タップ]]する必要があり、彼女が2体要る。

-何気に[[レッド・コマンド・ドラゴン]]が[[アンノウン]]を持ったのはこの[[クリーチャー]]が初めてである。[[リキッド・ピープル]]の解明した技術で自ら[[アンノウン]]になったのだろうか。シンプルな[[能力]]の割に、[[フレーバーテキスト]]がないため、その辺りの詳しい経緯はよく分からない。結局、最後の生き残った[[アンノウン]]として[[《神託の王 ゴスペル》]]が登場したため、唯一の[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]となりそうである。

-元ネタは2009年、ドイツで制作された映画「アドレナリン・MAX」だろう。

-アニメでは[[勝太>切札 勝太]]が[[トッキュー8]]デュエルにおいて使用した。あの[[プレミアム殿堂]][[カード]]の[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[追加ターン]]能力と共に[[能力]]を最大限に活用して大活躍した。

**[[フレーバーテキスト]] [#pf745914]
-[[DMD-18]]&br;'''我らが英雄、[[ガイムソウ>《怒英雄 ガイムソウ》]]のお陰で、オレのアドレナリンもマックスだぜ! ---真実の皇帝 アドレナリン・マックス'''

**収録セット [#gf3c3ecd]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[NINNIN]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」>DMD-18]]

**参考 [#s63a94bc]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[アンノウン]]
-[[ハンター]]
-[[エイリアン]]
-[[タップ]]
-[[ドラゴン]]
-[[アンタップ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[紫電効果]]

&tag(クリーチャー,火文明,単色,コスト9,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,アンノウン,ハンター,エイリアン,パワー12000,ドラゴンサポート,紫電効果,アンタップ,T・ブレイカー,・,SR,スーパーレア,NINNIN);
&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト9,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,アンノウン,ハンター,エイリアン,パワー12000,ドラゴンサポート,紫電効果,アンタップ,T・ブレイカー,・,SR,スーパーレア,NINNIN);