#author("2024-04-10T15:43:16+09:00","","")
#author("2024-04-10T15:43:25+09:00","","")
*《&ruby(あお){蒼};き&ruby(しゅごしん){守護神}; ドギラゴン&ruby(ノヴァ){閃};》 [#i950be7c]

|蒼き守護神 ドギラゴン閃 LEG 光/火文明 (8)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000|
|''革命チェンジ'':光または火のコスト5以上のドラゴン|
|''ブロッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|自分のターンの終わりに、自分の多色クリーチャーをすべてアンタップする。|
|''ファイナル革命'':このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から進化ではない多色クリーチャーを、コストの合計が6以下になるように好きな数選び、出す。残りを好きな順序で山札の下に置く。|

[[DMBD-15]]で登場した[[光]]/[[火]]の[[メガ・コマンド・ドラゴン]]/[[革命軍]]/[[ハムカツ団]]。

[[殿堂入り]]した[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[調整版]]。踏み倒し元が「[[マナゾーン]]または[[手札]]」から「[[山札]]」になり、[[スピードアタッカー]][[付与]]が、[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]][[能力]]の擬似付与になった。[[文明]]は、[[特性]]と[[革命チェンジ]]条件共々[[光]]/[[火]]になり、[[ブロッカー]]も追加された。ブロッカーと[[終了時のアンタップ>自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]][[能力]]が[[シナジー]]を形成しており、返しの相手のターンに守りに回れる。

[[山札の上]]4枚から踏み倒しというのは若干不安定だが、[[マナゾーン]]と[[手札]]のカードが減らないため、[[息切れ]]で巻き返されるリスクが減った。
運要素こそ強まるものの、デッキの半分近くをコスト6以下のクリーチャーで占めれば、最悪何も出せないという事は起こり辛い。
[[コスト踏み倒し]]の条件が似ている[[《百鬼の邪王門》]]と併用するのも手か。

[[ビートダウン]]特化の[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]より防御寄りの[[スペック]]になった。

-悲しいことに山札の上からの踏み倒しになったことで[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]の影響を受けるようになってしまったのでそこは注意。

[[スピードアタッカー]][[付与]]がなくなったため、ビートダウンを重視するなら、[[ファイナル革命]]で自前で[[スピードアタッカー]]を持っている、または[[スピードアタッカー]]を[[付与]]できる能力を持ったクリーチャーを踏み倒したい。特に、[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]と[[《DORRRIN・ヴォルケノン》]]は、踏み倒し能力も持っているため、相手のシールド5つの状態からでも[[ダイレクトアタック]]までの[[打点]]を形成できる。
他にも[[《「影斬」の鬼 ドクガン竜》]]は条件付きとはいえ自軍に[[スレイヤー]]と[[ブロッカー]]を与え、[[アンタップ]][[能力]]とは[[シナジー]]を形成する。[[ファイアー・バード]]と[[ドラゴン]]をサポートする[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]とも相性が良い。

逆に、[[コントロール]]で使うのも手。その場合、[[《勝利のガイアール・カイザー》]]のような[[アンタップキラー]]を使ったり、光文明お得意の[[タップキル]]で、クリーチャーに攻撃しつつ[[革命チェンジ]]するといいだろう。
構築次第だが[[《龍装者 バルチュリス》]]をただ出しした後に革命チェンジで出すことで2ターンキルを狙えるルートもいくつかある。

単純に[[1ショットキル]]失敗時の保険としても優秀。[[【速攻】]]同士の対面で相手の[[《閃光の守護者ホーリー》]]などの[[オールタッパー>オールタップ]]を踏んでしまっても、終了時の[[アンタップ]]と自前の[[ブロッカー]]のおかげで返しのターンに[[殴り返し]]に遭いにくい。

一方、[[【5色ドギラゴン剣】]]で使うなら工夫が必要。従来の[[デッキ]]には[[革命チェンジ]]元として[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]をはじめとする[[自然]][[単色]]の[[ドラゴン]]が採用されがちであり、火か光のドラゴンが革命チェンジ元となるこちらと微妙に噛み合わない。逆に光からチェンジできることを活かし、[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]や[[《最終龍覇 ロージア》]]等を採用するとよいだろう。

**環境において [#n9191770]
発売早々、ファイナル革命先の[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]とセットで採用した[[白青赤]]構築の[[【連ドラグナー】]]が結果を残した。

[[【ドギラゴン閃】]]のフィニッシャーとしても活躍しており、特に[[【赤黒ドギラゴン閃】]]や[[【赤青ドギラゴン閃】]]での活躍が主体。

[[DMSP-02]]期の[[オリジナル環境>王来篇環境 (オリジナル)]]では、[[《ガイアール・カイザー GS》]]を採用した[[【赤黒ドギラゴン閃】]]が[[チャンピオンシップ]]準優勝を果たしており、これはこの[[カード]]が[[ブロッカー]]を持っていることから露骨に対策された結果と言える。

[[DMEX-15]]期になると[[アドバンス]]・[[オリジナル]]を問わず続々と[[【赤白ドギラゴン閃】]]の上位入賞が報告されるようになり、そちらが[[【ドギラゴン閃】]]の主流となった。

[[DMEX-16]]期には往年の[[【5色ドギラゴン剣】]]のような詰め性能、デッキ成立直後の[[【赤黒ドギラゴン閃】]]のようなデッキパワーを備えた、[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]が台頭。

[[DMBD-16]]・[[DMBD-17]]に[[【赤緑ボルシャック】]]が確立すると、[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]の[[ブロッカー]]化能力を活かすこと、[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]を[[ファイナル革命]]先として出してリソースを稼ぐことを目的に、採用されるケースがちらほら見かけられるようになった。多色ドラゴンの比率が高いため、[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]でのブロッカー化、このクリーチャーでの[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]][[能力]][[付与]]と相性が良く、そのおかげで[[《閃光の守護者ホーリー》]]のような[[オールタップ]][[S・トリガー獣]]に非常に強い。

[[【5色天門】>【ヘブンズ・ゲート】#x86cc9a9]]では[[ファイナル革命]]先のcipを目当てに採用される場合があり、[[《Disアイ・チョイス》]]をファイナル革命で捲れば[[《ヘブンズ・ゲート》]]にアクセスして[[ソリティア]]できる。ファイナル革命を考慮しなくとも無いよりはマシな光のブロッカーなので、最悪[[《ヘブンズ・ゲート》]]で直接出す場合もある。

[[DMEX-17]]期には[[【白赤緑ドギラゴン閃】]]に[[青]]の[[ドラゴン]]による戦略をプラスした[[【白青赤緑ドギラゴン閃】]]が流行。特に[[アドバンス]]においてはコントロール寄りの立ち回り方ができる代物となっている。

[[《“龍装”チュリス》]]殿堂入り後は流石に勢いが衰え、マナブースト系との相性の良さ、能動的にファイナル革命先を出せる点、味方にスピードアタッカーを付与できる点などから、相性の良かったデッキでも[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]単採用が目立つようになったが、それでも[[【赤白ドギラゴン閃】]]のような早出し革命チェンジ元に恵まれる型、[[【白赤緑ドギラゴン閃】]]や[[【赤緑ドギラゴン閃】]]のような物量に恵まれる型では、その後もポツポツと上位入賞している。

[[DMBD-21]]発売を機に[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]が環境に復帰してしばらく経つと、これで[[多色]][[コマンド]]を[[ファイナル革命]]先として呼び出す型が散見されるようになった。革命チェンジ元として既に[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]が[[殿堂解除]]されていたのも大きい。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day2([[オリジナル]])ではベスト128に【RX閃】と公式に分類されたデッキが3人しか残れなかった。

[[DM23-RP4]]期時点では、[[【赤黒邪王門】]]に2枚挿される程度で、あまり環境で見かけられない。

[[《“龍装”チュリス》]]殿堂入り以降は[[【ドギラゴン閃】]]で入賞する場合、主に[[【赤白ドギラゴン閃】]]での入賞がメインであった。[[《チャラ・ルピア》]]のコスト軽減からの芸で3ターン目に革命チェンジで走り出しやすく、[[《“龍装”チュリス》]]殿堂入りによる傷が目立たないためであった。

ところが[[DM23-EX3]]で[[《“龍装”チュリス》]]の[[リペア]]である[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]が登場すると、早速[[【赤黒ドギラゴン閃】]]や[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]で結果を出した。それでも、原則として最速3ターン目のコスト踏み倒しとしては飛び抜けた性能でもなくなったため、[[【モモキングRX】]]では[[カードパワー]]が低いということで採用を見送るケースも見られるように。
ところが[[DM23-EX3]]で[[《“龍装”チュリス》]]の[[リペア]]である[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]が登場すると、早速[[【赤黒ドギラゴン閃】]]や[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]で結果を出した。それでも、原則として最速3ターン目のコスト踏み倒しとしては飛び抜けた性能でもなくなったため、[[【モモキングRX】]]基盤では[[カードパワー]]が低いということで採用を見送るケースも見られるように。
**他のカード・デッキとの相性 [#pee019ee]
-光入りの[[【ドギラゴン剣】]]に、[[《ヘブンズ・ゲート》]]と共に投入するのもあり。《ドギラゴン剣》が[[殿堂入り]]する前は[[《ヘブンズ・ゲート》]]入り[[【5色ドギラゴン剣】]]が優勝した実績があるため、[[ブロッカー]]かつ[[《ヘブンズ・ゲート》]]と色の合うこのカードはそれの[[リペア]]として適任だろう。

**その他 [#yb40bf0d]
-[[DMBD-15]]の元となった2017年度の全国大会優勝デッキであるタッチ光の[[【赤青ドギラゴン剣】]]のレシピをイメージしたカードだと思われる。
--このデッキは当時主流であった[[《閃光の守護者ホーリー》]]の枠を[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]に入れ替え、《ドギラゴン剣》から並べたクリーチャーをブロッカーにしてミラーマッチに有利に立つ、というコンセプトのデッキだった。ブロッカー能力をはじめとする防御寄りの能力はそのイメージであろう。また、[[ターン終了時の自陣アンタップ能力>自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]]は、同じく同型メタとしてタッチされていて話題となった[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]]のオマージュであると考えられる。

-[[DMBD-15]]版のカードは枠が黒く、レジェンドカード特有の文明色の枠ではなかったが、[[DMEX-17]]にてこれまでのレジェンドカードと同じ文明色の枠で収録された。

-登場時点でレジェンドカードでは唯一の[[敵対色]]となっている。

-ノヴァ(nova)はラテン語で「新しい」、英語で「新星」という意味。[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の新たな形態ということだろう。

-公認イベント「長州力MAXカップ」の開催記念PVでは[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]および[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]と共演した。

**アニメにおいて [#p13b927c]
-アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第29話で[[カジサック]]が[[切札 ジョー]]戦の切り札として使用。
[[《龍装者 バルチュリス》]]から[[革命チェンジ]]して出し、[[ファイナル革命]]で[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]を出した。その後、[[《モモダチ ケントナーク》]]の攻撃を[[ブロック]]したが、《ケントナーク》の効果によるブレイクまでは防げず、[[キリフダッシュ]]で出てきた[[《勝熱英雄 モモキング》]]の2回攻撃によって[[ダイレクトアタック]]まで持ち込まれた。
--《ケントナーク》の攻撃をブロックしなければ、《モモキング》の[[ダイレクトアタック]]を防げたため、悪手だったと言える。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第27話で[[桜本健三]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。
[[《凰翔竜機ワルキューレ・ルピア》]]から[[革命チェンジ]]して登場し、[[ファイナル革命]]で手札に戻した《ワルキューレ・ルピア》を再度出した。

**関連カード [#h97e0e18]
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]

**収録セット [#t6ddda5e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](1/18)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](3/138)
-illus.[[NAKAMURA 8]]/[[otumami]]
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](BE1/BE10)
-illus.[[島本和彦]]
--[[DMRP-22 「王来MAX 最終弾 切札! マスターCRYMAX!!」>DMRP-22]](SP2/SP6)

**参考 [#mb8acff3]
-[[メガ・コマンド・ドラゴン]]
-[[革命軍]]
-[[ハムカツ団]]
-[[革命チェンジ]]
-[[ブロッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]]
-[[ファイナル革命]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[リクルート]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[レジェンドカード]]

-[[【ドギラゴン閃】]]

----
[[公式Q&A]]

-5つ目の能力について

>Q.バトルゾーンに相手の[[《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]が1体いる状況で、自分は火のコスト5以上のドラゴンで攻撃し''《蒼き守護神 ドギラゴン閃》''に「革命チェンジ」しました。''《蒼き守護神 ドギラゴン閃》''の「ファイナル革命」能力で、山札の上から4枚表向きにしましたが[[《無双の縛り 達閃》>《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]の効果で1体も出せない場合、どうなりますか?
A.出せなかったクリーチャーは残りのクリーチャーとして扱われますので、全て山札の一番下に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34381]](2020.11.13)

>Q.このターン[[《王来英雄 モモキングRX》]]を[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]に進化させ、相手に攻撃し、その際、''《蒼き守護神 ドギラゴン閃》''の「革命チェンジ」の使用を宣言しました。[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の「攻撃する時」の能力で相手クリーチャーとバトルして勝ち、[[《王来英雄 モモキングRX》]]の「シンカパワー」によりアンタップした後で「革命チェンジ」を解決した場合、''《蒼き守護神 ドギラゴン閃》''はアンタップ状態でバトルゾーンに出ますか?
A.はい、アンタップ状態でバトルゾーンに出ます。ただし、そのターン中に出た''《蒼き守護神 ドギラゴン閃》''は召喚酔いしているので、再度攻撃することはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40364]](2021.10.22)

>Q.自分は''《蒼き守護神 ドギラゴン閃》''の「ファイナル革命」で山札を上から4枚表向きにしました。その中から[[《魔帝連結 ガイゼキアール》]]のような「EXライフ」を持つクリーチャーを出す場合、どうなりますか?
A.''《蒼き守護神 ドギラゴン閃》''の能力で表向きにした4枚の下にある、山札の上から5枚目のカードを「EXライフ」でシールド化します。表向きにした4枚は''《蒼き守護神 ドギラゴン閃》''以外の効果の影響を受けないので、「EXライフ」でシールド化されません。山札が表向きにした4枚しかない場合、シールド化できるカードがないので、[[《魔帝連結 ガイゼキアール》]]は「EXライフ」シールドを持たずにバトルゾーンに出ます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40495]](2021.10.22)

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