#author("2024-01-02T18:45:47+09:00","","")
#author("2024-03-31T18:28:54+09:00","","")
*《&ruby(フォービドゥン){FORBIDDEN}; &ruby(サンライズ){SUNRISE}; 〜&ruby(きんだん){禁断};の&ruby(よあ){夜明};け〜》 [#f7581ca1]

|FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜 UC 闇/火文明 (2)|
|禁断フィールド|
|このフィールドが出た時、封印を4つ付ける。|
|自分の闇のコマンド、火のコマンド、名前に《禁断》とあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。|
|''禁断爆発'':このフィールドから封印がすべて外された時、山札に加えてシャッフルする。その後、カードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。|
|(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く)|

[[DMEX-17]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[禁断フィールド]]。

[[闇]]・[[火]]の[[コマンド]]、及び名前に[[《禁断》]][[とあるクリーチャー>禁断#kndn_category]]の[[召喚]][[コスト]]を2[[軽減>コスト軽減]]する[[常在型能力]]を持つ。
また、[[バトルゾーン]]に出た時に自身に[[封印]]を4つ付け、それらが全て外れることで[[禁断爆発]]が発動し、自身を[[山札]]に戻しつつ[[カード]]を1枚[[墓地]]から[[回収>サルベージ]]できる。

[[禁断フィールド]]であるため、[[クリーチャー]]に対する一般的な[[除去]]は勿論の事、[[フィールド]]張替による間接[[除去]]も受け付けない。
その上で、常時こちらの[[闇]]・[[火]]の[[コマンド]]と[[禁断]][[クリーチャー]]の[[召喚]][[コスト]]を2も[[軽減>コスト軽減]]し続けてくれるため、相手にとってはかなり厄介な[[カード]]となる。
この[[カード]]自身[[2色]][[コスト]]2と非常に軽いため、3ターン目に[[コスト]]4・5帯の[[スピードアタッカー]][[コマンド]]達をスムーズに発進させられる点が非常に優秀。

[[禁断爆発]]による[[サルベージ]]は種類を問わず回収できるため便利ではある。だが、発動するとこの[[カード]]が[[山札]]に戻って[[コスト軽減]]も働かなくなってしまうので[[デメリット]]になる場合もある。

ルール上、[[コマンド]]が[[出た時]]の[[封印]]外しは強制であるため、実質的に「[[軽減>コスト軽減]]可能数を[[闇]]・[[火]]の[[コマンド]]4体に限定する((「名前に『[[禁断]]』を持つ非[[闇]]・[[火]][[コマンド]]」であれば、[[軽減>コスト軽減]]しつつ[[封印]]を外すことを防げる))」という、一種の制約の様な物となっている。
[[軽減>コスト軽減]]を用いず、[[侵略]]・[[革命チェンジ]]等で出した際などにもカウントは進んでしまうため注意が必要だが、[[コスト]][[軽減>コスト軽減]]の必要がなくなる中盤以降であれば積極的に起動し[[サルベージ]]による他の[[カード]]の再利用を狙えるので、その点では無駄がない。
外れた[[封印]]は原則[[墓地]]に行くため、回収対象が無く不発になるということはほぼ無いだろう。
-なお、この[[カード]]以外の[[闇]]・[[火]]の[[カード]]に[[封印]]が付いていれば、そちらの[[封印]]外しを優先することでこの[[カード]]の[[禁断爆発]]を遅らせ、より長く[[コスト軽減]]を使用し続けられる。
[[バトルゾーン]]に[[ゲーム開始時から封印と共に置ける>ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]][[《禁断〜封印されしX〜》]]・[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]が主な併用先となるだろう。
特に後者は、ルールの上書きされた[[封印]]外しに必要な[[コスト]]5以上の[[コマンド]]を[[召喚]]しやすくなり、なおかつあちらを[[禁断爆発]]させ[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]へと裏返すタイミングを調整できるため、非常に相性が良い。
[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]を利用したカウンターも、従来以上に狙いやすくなるだろう。

[[闇]]と[[火]]の[[多色]]かつ2[[コスト]]なので、2ターン目に[[デッキ]]内のカードはほぼ[[闇]]と[[火]]に絞り、[[多色]]を入れすぎないよう工夫する必要ががある。[[デッキビルディング]]にさえ気を配れば[[ドラゴン]]軸の[[デッキ]]における[[《メンデルスゾーン》]]に匹敵する速度を実現できるためうまく使っていきたい。

//-[[《フレフレ・ピッピー》]]と類似したテキストのため''闇かつ火のコマンドかつ名前に《禁断》とあれば6軽減できる。''
//--2つの要素を持つだけでも4軽減される。[[《轟改速X ワイルド・マックス》]]などは3マナで召喚できるので覚えておきたい。
//↑《フレフレ・ピッピー》と異なり、テキスト中に「召喚コストを2軽減する」という文言が一度しか書かれていないため、効果は重複しない。

**ルール [#n33715ce]
-[[禁断フィールド]]の特性上それなりに場持ちが良いとは言え、「バトルゾーンを[[離れない]]」という類の効果は持たない。そのため、《世界最後の日》や同弾登場の[[《禁断〜解放せしX〜》]]と異なり、[[封印]]状態のこの[[カード]]に対する[[カード指定除去]]は普通に受けてしまう。
-[[禁断フィールド]]の特性上それなりに場持ちが良いとは言え、「バトルゾーンを[[離れない]]」という類の能力は持たない。そのため、《世界最後の日》や同弾登場の[[《禁断〜解放せしX〜》]]と異なり、[[封印]]状態のこの[[カード]]に対する[[カード指定除去]]は普通に受けてしまう。
[[名目コスト]]も2と小さく、多くの[[カード]]の射程圏内に入っているため注意が必要である。
--本体であるこのカードだけが[[除去]]された場合、ついていた封印は[[墓地]]に送られる。
--[[《Black Lotus》]]と同様、うっかり[[《テック団の波壊Go!》]]や[[《ギガタック・ハイパー・トラップ》>《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》]]等の[[全体>全体除去]][[カード指定除去]]を受けると、[[封印]]ごと吹き飛んでしまう。
--言うまでもないことだが、[[禁断爆発]]を発動したこの[[カード]]はテキストに従い[[山札]]に戻っていく。
--[[バトルゾーン]]を[[離れない]]ことで1度のゲーム中での利用回数を制限する《解放されしX》に対し、[[バトルゾーン]]を離れることで[[コスト軽減]]の適用回数に制限を設ける《禁断の夜明け》と、ある種対となるデザインとなっている。

-何らかの事情で封印を置けなかった場合は[[禁断爆発]]が発動できなくなり、単体で[[バトルゾーン]]に残る。[[サルベージ]]はできないものの永続で[[コスト軽減]]が使える[[メリット]]がある。
--[[《とこしえの超人》]]や[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]などで起こりうる。前者の場合一気に[[マナゾーン]]の[[カード]]を4枚も増やせる強烈な[[マナブースト]]になるという[[友情コンボ]]が成立する。後者は自分で使っても封印を取り除けるため、相手への[[メタ]]ついでに除去されにくい[[《チャラ・ルピア》]]を召喚したかのように使える。

-[[多色]]カードだがマナシンボルに「タップしてマナゾーンにおく」の注釈が書かれていないが、これは単なるミスであり他の[[多色]]同様[[マナゾーン]]には[[タップ]]して置かれる。[[公式サイト>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31643]]でも、これはテキスト不備であると案内されている。

-[[《禁断〜封印されしX〜》]]や[[《Black Lotus》]]では、「封印がすべてなくなった時」という条件で誘発するが、このカードは「封印がすべて外された時」という条件で誘発する。
--このカードの登場時点では「(封印を)外す」とはバトルゾーンから''墓地に''移動させることであると定義されており(総合ルール701.23a)、[[封印]]を[[墓地]]以外に置くことでこのカードの[[封印]]をすべてなくした場合、[[禁断爆発]]が誘発しない可能性があった。
2022年11月11日の総合ルール改定で上記の文言が「[[封印]]を[[バトルゾーン]]から''別の[[ゾーン]]に''移動させる」と変更され、[[墓地]]に置く以外の方法で[[封印]]をすべてなくした場合も[[禁断爆発]]するようになっている。

**その他 [#m49b120d]
-[[最終]]が付かない初の[[禁断フィールド]]。[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]のサポートも問題なく行える。
--《世界最後の日》と異なり、この[[カード]]は通常通り[[山札]]に入れてゲームを開始するため[[オリジナル]]フォーマットでも使用が可能。その為、[[オリジナル]]でも《禁断の星》のフルスペックを発揮できるようになった。

-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]では「&ruby(きんだん){禁断};&ruby(ビッグバン){爆発};」と読むが、こちらは普通に「&ruby(きんだんばくはつ){禁断爆発};」と読む。
従って、表記名こそ同じながらそれぞれ異なる[[能力]]であると言える。

**関連カード [#p0b691e0]
-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]
-[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]

-[[《チャラ・ルピア》]]

**収録セット [#j6c96cf6]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[boyaking]]
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](103/138)

**参考 [#ed1e034c]
-[[禁断フィールド]]
-[[cip]]
-[[封印]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[コマンド]]
-[[禁断]]
-[[クリーチャー]]
-[[召喚コスト]]
-[[コスト軽減]]
-[[禁断爆発]]
-[[山札送り]]
-[[シャッフル]]
-[[墓地回収]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.相手の[[《とこしえの超人》]]と[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]がバトルゾーンにいる状況で[[《禁断〜解放せしX〜》]]をバトルゾーンに出した場合、どうなりますか?&br;類似例:''《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》''
A.[[《禁断〜解放せしX〜》]]の「出した時」の効果に対して[[《とこしえの超人》]]と[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]のどちらの置換効果を適用するか、相手プレイヤーが選びます。同一プレイヤーの置換効果が複数存在する場合、そのどちらを適用するかはそのプレイヤーが選べます。
#region2((総合ルール 101.5b)){{
:101.5b |複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40448]](2021.10.22)

>Q.[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]がバトルゾーンにいる状況で自分の[[《禁断〜解放せしX〜》]]をバトルゾーンに出した場合、どうなりますか?&br;類似例:''《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》''
A.[[《禁断〜解放せしX〜》]]に付く封印はすべて裏向きのまま山札に残り、山札をシャッフルし、カードを1枚引きます。「禁断解放」はこの鼓動に付いている封印がなくなった時にのみトリガーするので、今回の場合はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40449]](2021.10.22)

>Q.相手の[[《とこしえの超人》]]がバトルゾーンにいる状況で自分の[[《禁断〜解放せしX〜》]]をバトルゾーンに出した場合、どうなりますか?&br;類似例:''《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》''
A.[[《禁断〜解放せしX〜》]]に付く封印はすべてマナゾーンに置き、その後、カードを1枚引きます。「禁断解放」はこの鼓動に付いている封印がなくなった時にのみトリガーするので、今回の場合はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40450]](2021.10.22)

&tag(禁断フィールド,フィールド,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト2,cip,自己封印,コマンドサポート,禁断(名称カテゴリ)サポート,コスト軽減,禁断爆発,すべて外された時,自己山札送り,墓地回収,《禁断》,UC,アンコモン,boyaking);