#author("2024-03-25T12:30:56+09:00","","")
#author("2024-03-25T12:31:33+09:00","","")
*【ターボドルバロム】 [#l5fb73e6]

[[自然]]の[[マナブースト]]から素早く[[《悪魔神ドルバロム》]]を[[召喚]]することを主眼に置いた[[デッキ]]。デッキ自体は[[転生編]]には既に成立していた。
[[DMD-33]]にて[[《悪魔神バロム・クエイク》]]と[[《大地と悪魔の神域》]]が登場したことにより、アーキタイプとしての地位を確立した。

|悪魔神ドルバロム SR 闇文明 (10)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000|
|進化-自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。その後、各プレイヤーは闇以外のカードをすべて、自分自身のマナゾーンから持ち主の墓地に置く。|


|悪魔神バロム・クエイク P 闇/自然文明 (10)|
|進化クリーチャー:デーモン・コマンド 13000|
|マナ進化:デーモン・コマンドを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、デーモン・コマンド以外のクリーチャーをすべて破壊する。|
|相手のクリーチャーがコストを支払わずにバトルゾーンに出る時、相手はそのクリーチャーをバトルゾーンに置くかわりに自身のマナゾーンに置く。|

|大地と悪魔の神域 P 闇/自然文明 (10)|
|呪文|
|バトルゾーンにある自分のクリーチャーをすべて、マナゾーンに置く。その後、進化ではないデーモン・コマンドと進化デーモン・コマンドを1体ずつ、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。|

各種バロムを出すために、多くのマナを貯める必要があるため、闇と自然を基本カラーに水を混ぜた[[青黒緑]]、もしくは更に[[タッチ]]で光を加えた4色で組まれる場合が多い。
[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]の登場以降は、火を加えた[[5色]]での構築も見受けられるようになった。

**このデッキの特徴 [#ob6c9cd8]
[[《テック団の波壊Go!》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]といった豊富な防御カードで時間を稼ぎつつ、[[《獅子王の遺跡》]]や[[《ドンドン水撒くナウ》]]といったカードでマナを貯めて、大型の進化クリーチャーを召喚し盤面を制圧していくデッキ。

対戦相手に合わせて
-[[侵略]]や[[革命チェンジ]]のデッキ→[[《悪魔神バロム・クエイク》]]
-[[呪文]]が主体のデッキ→[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]・[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]
-闇を含まないデッキ→[[《悪魔神ドルバロム》]]

といった具合に[[フィニッシャー]]を選択できるため対応力が高く、[[バロム]]の共通能力として登場時に一部の[[種族]]や[[文明]]を除いた[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]を一掃できるため、クリーチャーを横に並べるデッキには強く出られる点が魅力。

逆にこちらは[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]や[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]で幾らでも横並びが可能。
圧倒的[[フィールドアドバンテージ]]による理不尽を相手に押し付けて、潰す。
メディアでのフィーチャーもあり、使ってみると実に痛快な動きができる。

**主要カード [#g995e275]
|[[《悪魔神ドルバロム》]]|[[コンセプト]][[カード]]|
|[[《悪魔神バロム・クエイク》]]|準コンセプト|
|[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]|除去耐性と多色以外への強力な呪文[[ロック]]を兼ね備えた[[デーモン・コマンド]]。&br;《神域》で《バロム・クエイク》と同時に並べられる|
|[[《幻緑の双月/母なる星域》]]|手札からマナブースト/[[マナゾーン]]から[[進化]]を出す|
|[[《大地と悪魔の神域》]]|10マナ払えば何もないところからでも《ドルバロム》を用意可能|


**闇の候補カード [#m33138eb]
|[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]|cipで3枚[[ピーピングハンデス]]。[[進化元]]にも|
|[[《深淵の悪魔龍 バセオアビス》]]|味方を1体[[破壊]]すれば敵全体に3000の[[パワー低下]]|
|[[《知識の破壊者デストルツィオーネ》]]|[[オールハンデス]]持ちの大型クリーチャー|
|[[《邪霊神官バーロウ》]]|[[バロム]]専用の[[コスト踏み倒し]]カード。&br;《神域》で《バロム・クエイク》と一緒に出せばバロムが2体並ぶ|
|[[《威牙の幻ハンゾウ》]]|[[ニンジャ・ストライク]]で出せる[[パワー低下]]を放つ[[コマンド]]。&br;《ドルマゲドン》の組み合わせで[[禁断爆発]]を相手ターンに行える|
|[[《悪魔神デスモナーク》]]|[[pig]]で[[デーモン・コマンド]]を一斉[[リアニメイト]]|
|[[《悪魔神バロムハデス》]]|[[cip]]での[[除去]]と[[アタックトリガー]]で[[リアニメイト]]|
|[[《死神明王ガブリエル・XENOM》]]|[[アタックトリガー]]で[[墓地肥やし]]、[[確定除去]]、[[サルベージ]]|
|[[《魔刻の斬将オルゼキア/訪れる魔の時刻》]]|[[cip]]で2体[[除去]]。[[呪文]]では[[墓地回収]]|
|[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]|[[サルベージ]]付き[[デーモン・コマンド]]/[[確定除去]][[S・トリガー]]|
|[[《秩序の意志》]]|[[耐性]]持ちに対する[[メタ]]カード。[[S・バック]]を持つので防御にも|
|[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]|《星域》や《神域》でマナに送り、小型を一斉に[[リアニメイト]]|
|[[《滅界の魔将バフォロメア》]]|[[G・ストライク]]と[[cip]]で敵軍[[パワー]]ダウン|
|[[《悪魔神バロムスポーン》]]|[[G・ストライク]] [[cip]]で[[闇]]以外の[[カード]]全[[破壊]]|

**自然の候補カード [#r2ff05f8]
|[[《フェアリー・ライフ》]]|基本[[マナブースト]]|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~|
|[[《再生妖精スズラン》]]|上記との[[墳墓避け]]、[[マナ召喚]]で《星域》の種を用意|
|[[《フェアリー・ソング》]]|2→4→7と繋いで《ダークマスターズ》の早期[[着地]]へ|
|[[《セブンス・タワー》]]|[[メタモーフ]]で3マナ3ブースト|
|[[《獅子王の遺跡》]]|[[多色マナ武装]]で4マナ3ブーストに|
|[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]|[[マナ送り]]か3マナブーストの[[爆進ダブル]]|
|[[《口寄の化身/強欲の王国》]]|[[cip]]で[[種族]]の数だけ[[ドロー]]/[[手札]]を任意の数マナに|
|[[《再誕の社》]]※|[[墓地]]から2枚[[マナブースト]]|
|[[《ライフプラン・Re:チャージャー》]]|[[手札補充]]できる[[チャージャー]]兼防御札|
|[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]|[[離れる]]と[[墓地]]のカードを全て[[マナゾーン]]に置ける|
|[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|[[マナブースト]]兼[[墓地利用メタ]]|

**水の候補カード [#lc0a04c2]
|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]|水のコスト7以下の呪文を踏み倒してカウンター。[[置きドロー]]にもなる|
|[[《超次元ガロウズ・ホール》]]|運用性抜群の[[超次元呪文]]|
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|万能サーチ、汎用除去|
|[[《ドンドン吹雪くナウ》]]|~|
|[[《謎帥の艦隊》]]|多色マナ武装で3体バウンス|

**多色の候補カード [#b827afc1]
|[[《天災 デドダム》]]|[[マナブースト]]・[[墓地肥やし]]・[[手札補充]]を1枚でこなすクリーチャー。&br;[[デーモン・コマンド]]ではない点に注意。|
|[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]|[[自壊]]で[[マナブースト]]か[[ハンデス]]を選べるクリーチャー|
|[[《ダーク・ライフ》]]|[[山札の上]]2枚の中から[[マナブースト]]と[[墓地肥やし]]。&br;このカード自体が多色であり、[[《獅子王の遺跡》]]のマナ武装達成を助ける|
|[[《フェアリー・シャワー》]]|キャントリップ付きマナブースト|
|[[《ドンドン水撒くナウ》]]|[[マナブースト]]と[[バウンス]]と[[マナ回収]]と1枚で三役をこなす[[S・トリガー]]|
|[[《飛散する斧 プロメテウス》]]|[[マナブースト]]、[[マナ回収]]|
|[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]|[[マナ回収]]か[[サルベージ]]。[[S・トリガー]]付きの[[デーモン・コマンド]]|
|[[《水晶邪龍 デスティニア》]]|多色マナ武装で手札補充と不確定だが[[コスト踏み倒し]]ができる。&br;自身が[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]なので進化元にできる|
|[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]|呪文封じと[[ランデス]]ができる[[進化クリーチャー]]。&br;《バロム・クエイク》と並べることで[[単騎ラフルル>《音精 ラフルル》]]となる|
|[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]|進化元の広さと軽さが魅力の[[呪文]]メタ。[[デーモン・コマンド]]ではない点に注意|
|[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]|ニンジャ・ストライク7で[[ダイレクトアタック]]を防ぐ手段になる|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|強力な全体除去。[[禁断>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]メタ|
|[[《S・S・S》]]|破壊とバウンスとオールタップを行う[[S・トリガー]]。|
|[[《ドンドン火噴くナウ》]]|マナ加速と墓地肥やしと手札補充を行い、除去も狙える[[S・トリガー]]。&br;高[[コスト]]帯が多いこのデッキと相性が良い。|
|[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]|コスト5以上の闇[[コマンド]]召喚で封印を外せる[[最終禁断フィールド]]。&br;各種バロムで[[禁断爆発]]した際は[[破壊]]に巻き込まれるので注意。|

**無色の候補カード [#b827afc1]
|[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]|10マナと[[重い]]が、[[召喚]]時に大量[[リアニメイト]]|
|[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]|バロムの対象にならない[[クリーチャー]]対策。&br;[[エターナル・Ω]]で全体破壊に巻き込んで[[誘発型能力]]の使いまわしも可能。|

**超次元関係の候補カード[#l45000f8]
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[サルベージ]]+闇のサイキックを扱う|
|[[《超次元ガード・ホール》]]|[[シールド送り]]+[[コマンド]]持ち[[サイキック・クリーチャー]]を出す。&br;各種バロムは対象にできないので場を一掃した後に使ってもよい|
|[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]|バロムとの相性抜群の[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[cip]]で[[タップ]]された[[クリーチャー]]を[[破壊]]する[[デーモン・コマンド]]|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|《ジャスミン》や《デドダム》を使い回せる|

//[[闇]]を含まないデッキに対して[[《悪魔神ドルバロム》]]を出せば[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]の[[カード]]をすべて[[墓地]]送りにしてゲームエンドに持ち込める。

//各種[[デーモン・コマンド]]で相手を[[コントロール]]しながら、[[《セブンス・タワー》]]などで素早く10マナ揃えていき、隙あらば[[《母なる星域》]]での[[コスト踏み倒し]]を狙う。

//[[デーモン・コマンド]]の大型は非常に充実しており、[[cip]]を使い終わった[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《狼虎サンダー・ブレード》]]、[[サイキック・クリーチャー]]では[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]などを[[進化元]]にしていくと無駄がないだろう。

**デッキ構築について [#s5fe44d9]

-フィニッシャー
一種類当たり1〜2枚投入される。
どれも非常に高コストのため、デッキ内で計4〜6枚程度に抑える。
[[《悪魔神バロム・クエイク》]]を2枚、[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]か[[《悪魔神ドルバロム》]]のどちらか片方を2枚に、もう片方を1枚にする構築が多い。

-展開補助
代表的な利点と欠点を下記に挙げる。それぞれ特性が異なるので他のカードとの相性を考えて投入する。
投入枚数は2〜4枚程度で、複数種類入れてもよい。
#region2(各カードの利点と欠点){{
***[[《大地と悪魔の神域》]] [#q3d83e72]
:利点|
・[[バトルゾーン]]に[[進化元]]がなくても[[バロム]]を出せる。
・クリーチャーの組み合わせで柔軟な対応ができる。
 →[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]で回収することで次ターンに再度[[唱える]]・[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]で除去呪文を[[ハンデス]]しながら[[バロム]]を出すといった、組み合わせによって様々なプランがとれる。
・闇を含む多色カードのため[[《悪魔神ドルバロム》]]の影響を受けず、[[多色マナ武装]]に貢献できる。
:欠点|
・呪文であるため、やや回収しづらい。
・手札に複数枚入ると腐ってしまう。
・[[多色]]カードのため、マナブースト時はタップイン。そのため自身の動きを阻害する可能性がある。
***[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]] [#c90b8ac0]
:利点|
・一度に複数の大型[[クリーチャー]]を展開できる。
 →出す[[クリーチャー]]の内容によっては[[1ショットキル]]を決めることもできる。
・[[cip]]効果による全体除去はできないが[[《悪魔神バロム・クエイク》]]の[[コスト踏み倒しメタ]]効果によって、相手はクリーチャーを出せないためバトルゾーンへ一方的にクリーチャーを展開ができる。
 →裁定変更で[[マナ進化]]クリーチャーが出せなくなった。
・[[ツインパクト]]カードのため[[クリーチャー]]としても扱われるため回収が容易。
 →デッキに1〜2枚程度入れるだけで済むため、[[デッキ]]を圧迫しにくい
・[[クリーチャー]]面も強力でゲームエンドに持っていける。
:欠点|
・[[自然]]単色のカードのため、[[《悪魔神ドルバロム》]]の影響を受ける。
・マナにあからじめ《バロムクエイク》を用意していないと相手にもクリーチャーを展開されてしまう。
・[[クリーチャー]]面も[[呪文]]面も高コストのため、序盤に来ると腐る。
***[[《幻緑の双月/母なる星域》]] [#lc15be83]
:利点|
・[[コスト]]が「3」という圧倒的な軽さ。
 →マナが足りない状態でも[[《獅子王の遺跡》]]などのマナブーストを経て、強引に出すことが可能。
・[[クリーチャー]]面でマナブーストを行えるため初動もこなせる。
・[[ツインパクト]]カードのため[[クリーチャー]]としても扱われるため回収が容易。
・[[《悪魔神バロム・クエイク》]]が持つ[[マナ進化]]との相性が非常に良い。
 →[[マナ]]に送る[[クリーチャー]]だけで済むというのは大きなメリット。下記の欠点も減らせる。

:欠点|
・[[自然]]単色のカードのため、[[《悪魔神ドルバロム》]]の影響を受ける。
・進化元と効果で[[マナゾーン]]に送るクリーチャーの2体を予め[[バトルゾーン]]に用意する必要がある。
}}
-防御札
[[《ドンドン水撒くナウ》]]や[[《ドンドン火噴くナウ》]]といった[[マナブースト]]を行いつつ、盤面に干渉できるカードを中心にデッキの半分程度をこの枠に割きたい。
[[EXライフ]]持ちの[[デーモン・コマンド]]で時間を稼ぐのもいいだろう。


**このデッキの弱点 [#s5fe44d9]
[[【ビッグマナ】]]共通の弱点として展開の速い[[ループ]]デッキや[[特殊勝利]]デッキは天敵。
比較的[[グッドスタッフ]]性が高い[[デッキ]]なので、[[環境]]に合わせて[[メタ]]カードを積むとよい。

[[《零龍》]]をはじめとする[[破壊]]に対して[[耐性]]のある[[クリーチャー]]を主軸とするデッキも苦手。
その場合は[[封印]]したり、[[プリン効果]]を与えたりして対処しよう。

[[闇]]が入っているデッキに対しては[[《悪魔神ドルバロム》]]が決定打になりにくい。相手の[[闇]]の[[スレイヤー]]が睨んでいるせいで殴りにいけなかったり、[[S・トリガー]]で[[除去]]されたところで残った[[マナ]]から逆転されることもある。
その場合は、高い防御力を活かして[[ライブラリアウト]]を狙ったりするのがよいだろう。

**環境において [#r0419f74]
登場当初の[[転生編環境]]ではフィニッシャーとして[[《無双竜機ボルバルザーク》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が強力であり、当時は[[《母なる大地》]]が4枚使えた上に[[《母なる星域》]]などなかった状況で【ターボドルバロム】が活躍することはなかった。精々が[[ファンデッキ]]的に[[【除去ボルバル】]]折衷型の【ボルバロム】で使われるぐらいであった。

《サファイア》は[[不死鳥編環境]]まで暴れ、その後[[進化クリーチャー]]を踏み倒せる[[《母なる紋章》]]が登場したが、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]や[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]が[[極神編環境]]や[[神化編環境]]に至るまでコントロールの進化フィニッシャーとして立場を保っていた。

DM-33で[[《母なる星域》]]を獲得するが、その後も[[超次元]]、[[ゼニス]]、[[ドラグハート]]など運用性や[[カードパワー]]の総和で言って《ドルバロム》より大きく優れるカードが増えた。特に[[革命編]]以降は環境の高速化によって[[侵略]]や[[革命チェンジ]]などを主軸とするビートダウンのような不利対面が増えた。

[[DMR-22]]発売直前のチャンピオンシップでようやく4位入賞を果たしており、ここまで来るのにデッキ成立から11年を要した。

ところが[[多色マナ武装]]カードの登場による[[グッドスタッフ]]性の向上、[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]などの獲得によるカウンター性能の増強、[[《悪魔神バロム・クエイク》]]という準コンセプトの獲得などから[[DMRP-04裁]]期から[[チャンピオンシップ]]上位入賞が何件か報告されるなど環境でもそこそこ戦える[[地雷]]として存在感を示した。

2018年3月1日に[[《裏切りの魔狼月下城》]]、[[《超次元ガロウズ・ホール》]]が[[殿堂入り]]したため、それまでのような活躍を見せることは難しくなった。それでも、程無くして登場した[[《傀儡将ボルギーズ/ジェニコの知らない世界》]]などの存在からリペアには成功。

[[DMEX-18]]にて登場の[[《13番目の計画》]]により、デッキ枚数を増やした型が組めるようになった。
-ロングゲームになりやすいデッキタイプなため[[マナブースト]]や[[ドロー]]のし過ぎで[[ライブラリアウト]]してしまう場面もあった。
[[デッキ]]の総枚数の増加で[[1枚積み]]のカードをより多く搭載できるようになったり、受け札の総数を増やしたりなど構築に大きく幅が生まれた。

[[DMBD-22]]にて強力な[[S・トリガー]]持ちの[[デーモン・コマンド]]の[[《龍頭星雲人/零誕祭》]]と[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]を。
更に[[除去]]耐性を持った[[GRクリーチャー]][[《凶鬼000号 ゼロヴォイド》]]を獲得。[[進化元]]の質が大きく増し、[[GR]]との親和性も増した。

[[王来篇]]以降は[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を始めとした相性の良い[[デーモン・コマンド]]や[[《S・S・S》]]や[[《ドンドン火噴くナウ》]]など相性の良い[[多色]]の[[S・トリガー]]カードが増え、苦手なループデッキが減少していたのもあって
[[DM22-RP1]]期に[[アドバンス]]の[[チャンピオンシップ]]準優勝を記録し、久々の[[チャンピオンシップ]]上位入賞が報告された。デッキをある程度デーモン・コマンドに寄せつつ、[[【5色コントロール】]]の基盤で構築してあった型であった。

2023年2月17日の裁定変更で[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の呪文面で[[マナ進化]]クリーチャーを出しにくくなったため[[《悪魔神バロム・クエイク》]]との相性が悪くなってしまった。

[[DM23-EX2]]期のアドバンスでは【5色ドルマゲドン】型が3位入賞。[[《終断χ ベガスランチャー》]]や[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]といった封印外し用[[コマンド]][[ニンジャ・ストライク]]が合計5枚、ムゲンクライム2で出られる上に[[S・トリガー]]を持つ闇のコマンドである[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]が2枚、[[回収]]メインだが封印外しができるS・トリガーコマンドである[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]が3枚、封印外しではないがシールド0枚からの耐久に役立つ[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]が3枚、[[防御札]]を兼ねる中盤のつなぎとして[[《ドンドン火噴くナウ》]]が4枚、その他ジュンス内防御札枠として[[《S・S・S》]]3枚、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]1枚、合計17枚という怒涛の[[カウンター]]体制であった。勿論[[アドバンス]]で[[5色]]の[[コマンド]][[デッキ]]なので、[[DM23-EX2]]で登場した[[超次元召喚]][[コマンド・ドラゴン]]も投入されていた。もっとも、[[《幻緑の双月/母なる星域》]]、[[《悪魔神ドルバロム》]]、[[《悪魔神バロム・クエイク》]]は各[[1枚積み]]と象徴的に申し訳程度に採用されていたにすぎず、メインは3枚採用の[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]であった。[[DM23-EX2]]期のアドバンスでもほぼ同様の【5色ドルマゲドン】型が準優勝。こちらは[[《悪魔神バロム・クエイク》]]1枚積みの[[《悪魔神ドルバロム》]]0枚採用。
[[DM23-EX2]]期のアドバンスでは【5色ドルマゲドン】型が3位入賞。[[《終断χ ベガスランチャー》]]や[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]といった封印外し用[[コマンド]][[ニンジャ・ストライク]]が合計5枚、ムゲンクライム2で出られる上に[[S・トリガー]]を持つ闇のコマンドである[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]が2枚、[[回収]]メインだが封印外しができるS・トリガーコマンドである[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]が3枚、封印外しではないがシールド0枚からの耐久に役立つ[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]が3枚、[[防御札]]を兼ねる中盤のつなぎとして[[《ドンドン火噴くナウ》]]が4枚、その他ジュンス内防御札枠として[[《S・S・S》]]3枚、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]1枚、合計17枚という怒涛の[[カウンター]]体制であった。勿論[[アドバンス]]で[[5色]]の[[コマンド]][[デッキ]]なので、[[DM23-EX2]]で登場した[[超次元召喚]][[コマンド・ドラゴン]]も投入されていた。もっとも、[[《幻緑の双月/母なる星域》]]、[[《悪魔神ドルバロム》]]、[[《悪魔神バロム・クエイク》]]は各[[1枚積み]]と象徴的に申し訳程度に採用されていたにすぎず、メインは3枚採用の[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]であった。[[DM23-EX2]]期のアドバンスでもほぼ同様の【5色ドルマゲドン】型が4位入賞。こちらは[[《悪魔神バロム・クエイク》]]1枚積みの[[《悪魔神ドルバロム》]]0枚採用。
**その他 [#p16198a1]

-[[墓地肥やし]]した後で[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]や[[《悪魔神デスモナーク》]]で[[リアニメイト]]するのもよい。[[リアニメイト]]を狙わない場合でも、[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]や[[《超次元リバイヴ・ホール》]]の存在から[[墓地肥やし]]は相性がいい。

-《ドルバロム》を出す時に[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]を巻きこんで[[破壊]]すれば、[[墓地]]のカードを全て[[マナゾーン]]に置けるので[[デメリット]]を軽減できる。

-主力[[デーモン・コマンド]]を[[《狼虎サンダー・ブレード》]]、[[《猛虎ライガー・ブレード》]]、[[《ゲロ NICE・ハンゾウ》]]などの[[ハンター]]持ちにすれば、簡単に[[《悪魔神バロム・ハンター》]]の[[デッキ]]にできる。

**参考 [#ubb414dc]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[種族デッキ]]
-[[【ターボアルファディオス】]]
//種族リストへのリンクや、関連する種族デッキへのリンクなどを貼ってください。

&tag(デッキ集,種族デッキ);