#author("2022-08-09T21:08:17+09:00","","")
#author("2023-11-13T14:32:56+09:00","","")
*【チェンジザダンテ】 [#q468b4bb]

[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]による[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]を軸とした[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]系列のデッキ。[[DMRP-06]]期に[[【白青緑ミラダンテ】]]から派生して成立したデッキで、[[白青緑]]ないし[[青緑]]で組まれるが、[[闇]]をタッチする場合もある。

|龍装艦 チェンジザ SR 水文明 (6)|
|クリーチャー:ドラゴンギルド/ムートピア 6000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを2枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。|
|各ターン、コスト5以下の呪文を自分の手札からはじめて捨てた時、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜 SR 水文明 (4)|
|呪文|
|次の自分のターンのはじめまで、相手は各ターン1度しか、クリーチャーで攻撃もブロックもできない。|

|時の法皇 ミラダンテXII(トゥエルブ) LEGEND 水/光文明 (8)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 12000|
|革命チェンジ:光または水のコスト5以上のドラゴン|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト5以下の呪文を1枚、コストを支払わずに自分の手札から唱えてもよい。そうしなけば、カードを1枚引く。|
|ファイナル革命:このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンの終わりまで、相手はコスト7以下のクリーチャーを召喚できない。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

**メインカード候補 [#q679df5e]
|[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]※|[[コンセプト]]。[[召喚ロック]]|
|[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]|cipと[[攻撃時>アタックトリガー]]に2ドロー1[[ディスカード]]。&br;各ターンに1度だけ、捨てたコスト5以下の呪文をタダ打ち|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|初動[[マナブースト]]|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~|
|[[《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]|[[cip]]持ちに反応して[[マナ送り]]/1[[マナブースト]]1[[マナ回収]]|
|[[《フェアリー・シャワー》]]|[[マナブースト]]兼[[手札補充]]|
|[[《ライフプラン・チャージャー》]]|~|
|[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]|序盤は[[コスト踏み倒し]]を牽制、終盤は[[呪文ロック]]|
|[[《デスマッチ・ビートル》]]|高パワーの[[コスト踏み倒しメタ]]。[[ガードマン]]|
|[[《ポクチンちん》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]、[[墓地利用メタ]]、[[山札回復]]。&br;上記を一手に引き受けられ、[[無色]]なので[[色事故]]とは無縁|
|[[《サイバー・チューン》]]|初動[[手札交換]]、[[マッドネス]]起動|
|[[《ファイナル・ストップ》]]|[[呪文メタ]]。《ミクセル/チャフ》とは軽さで差別化|
|[[《ミラクルストップ》]]|~|
|[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]※|遅延と[[防御札]]を兼ねる[[D2フィールド]]|
|[[《怒流牙 佐助の超人》]]|[[シノビ]]。[[手札交換]]、[[墓地]]から[[マナブースト]]|
|[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]|[[シノビ]]。旧型[[マッドネス]]による[[ハンデス]]対策|
|[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]|[[シノビ]]。[[山札回復]]+一時的な[[シールド追加]]|
|[[《ガールズ・ジャーニー》]]|[[手札補充]]|
|[[《ダイヤモンド・ソード》]]|《チェンジザ》で唱えて自軍を[[ダイヤモンド状態]]に|
|[[《オリオティス・ジャッジ》]]|[[コスト踏み倒し]]系統に刺さる[[全体除去]]|
|[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]※|[[cip]]で[[数字選択]]し、その[[コスト]]の相手を全[[バウンス]]/&br;[[数字選択]]し、その[[コスト]]に[[召喚ロック]]と[[呪文ロック]]|
|[[《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》]]|[[ミラーマッチ]]などでの膠着状態を打破する[[全体除去]]。&br;どんなにパワーが高くても問答無用で除去できる|
|[[《父なる大地》]]|相手をその盤面では[[腐る]]クリーチャーに変換|
|[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]|[[山札回復]]と[[リセット]]による[[墓地利用メタ]]。&br;《ポクチン》とは[[ブロッカー]]や[[G・ゼロ]]で差別化|
|[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]|[[ミラーマッチ]]対策になる[[コマンド]]、[[ドラゴン]][[メタ]]。&br;低速同士では出すチャンスは多い|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|強力な防御[[S・トリガー]]|
|[[《超次元ガード・ホール》]]|[[非進化]]1体を[[シールド送り]]にする[[超次元]][[呪文]]。&br;[[《ディアボロス Z》>《時空の支配者ディアボロス Z》]]プランも取れる|

**超次元呪文 [#i5f6ce4b]
|[[《超次元シャイニー・ホール》]]|相手を1体[[タップ]]。《チャクラ》や《TENMTH》などを呼び出す|
|[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]|コスト3以下の呪文、主に《ライフ》や《白米》を[[サルベージ]]。&br;《チャクラ》や《TENMTH》などを呼び出す|
|[[《超次元フェアリー・ホール》]]|1[[マナブースト]]。&br;《勝利のガイアール》や《セツダン》、《ジオ・ザ・マン》などを呼び出す|
|[[《超次元エナジー・ホール》]]|1[[ドロー]]。《BAGOOON》や《勝利のリュウセイ》などを呼び出す|
|[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]|言わずと知れた《プリン》呼び出し元|
|[[《超次元リュウセイ・ホール》]]|1[[ドロー]]、3000[[火力]]、1[[マナブースト]]から[[モード]]で選択。&br;出せる範囲が広く、[[リュウセイセット>《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》]]や[[勝利セット>《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]に対応|

**サイキック・クリーチャー [#j0f9d55b]
|[[《時空の雷龍チャクラ》]]|《チェンジザ》、《佐助》と合わせて疑似[[《ハヤブサマル》>《光牙忍ハヤブサマル》]]に。&br;事前に《ミクセル》で1ブレイクしておけば早期の[[覚醒]]も比較的楽|
|[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]|置き[[マナ回収]]|
|[[《魂の大番長「四つ牙」》]]|置き[[マナブースト]]|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|定番の[[スピードアタッカー]]、[[アンタップキラー]]|
|[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]|呪文の[[サルベージ]]付きの[[革命チェンジ]]元|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|疑似[[ランデス]]付きの[[革命チェンジ]]元|
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|[[置きドロー]]と[[攻撃されない]]付き2打点|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|定番足止め手段。[[プリン効果]]|
|[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]|定番[[スピードアタッカー]][[付与]]手段|
|[[《巨人の覚醒者セツダン》]]|《オニカマス》対策。[[ミラーマッチ]]でも[[バウンス]]耐性が光る|
|[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]|定番の[[ダイレクトアタック]]要員。[[アンタッチャブル]]|
|[[《サンダー・ティーガー》]]|定番の[[パワー低下]]手段。《ミラダンテ》の[[殴り返し]]補助にも|
|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]|これで打点を作るプランも|

**概要 [#jb1e89ed]
2018年3月1日に[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]が[[殿堂入り]]して以降、[[DMRP-05]]期にはまず[[【青緑コントロール】]]に構築を寄せた模索系が主流化。受け札もより[[シノビ]]に寄せたものとなり、光マナを支払ってプレイするカードが[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]と[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]程度の構築もざらになった。その中で[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]や[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]、[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]によって、汎用性や1ターンの密度はさらに上がった。

特に《龍装艦 チェンジザ》の能力が強力で、これによって《龍装艦 チェンジザ》と[[超次元]][[呪文]]に寄せたこのアーキタイプが確立されたのである。相手ターン中に[[《怒流牙 佐助の超人》]]から[[超次元]]呪文を[[ディスカード]]することで、[[《洗脳センノー》]]など持ち主から見た相手のターン中に[[効果]]を発揮する[[コスト踏み倒しメタ]]を躱しつつ盤面を賑わせることができるようになった。

[[【白青緑ミラダンテ】]]から[[【青緑コントロール】]]ベース、そしてこのデッキに派生するまでの過程で、水の呪文をコスト踏み倒しで唱えることからは脱却している。一見このデッキと相性の良い[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]は、踏み倒し先があまり存在しないこと、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]が既にD2フィールド枠に定着していることから、入れないことが多い。[[サイキック・クリーチャー]]を8枚投入が基本であるため、[[ドラグハート]]も全抜きするのがテンプレ。水のマナ武装にこだわる必要がないため、自然単色のマナブーストを普通に投入する構築となっている。

**このデッキの回し方 [#qfe5bcf3]
序盤は[[マナブースト]]したり[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を立ててコスト踏み倒しを牽制したりする。その後、[[《怒流牙 佐助の超人》]]の[[ニンジャ・ストライク]]を起点に[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]や《龍装艦 チェンジザ》からの呪文で防御したり、《ジャミング・チャフ》などを手打ちして相手の[[呪文]][[手打ち]]による動きを封じたりする。

十分盤面が揃ったら[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]による[[召喚]][[ロック]]と《ジャミング・チャフ》などによる[[呪文ロック]]で詰める。

**長所 [#v8720858]
打点の並びにくい[[ビートダウン]]には《斬隠蒼頭龍バイケン》で、ハンデス、呪文を起点にしたループに対しては呪文ロックで対処可能。

特に[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]には強固で、《龍装艦 チェンジザ》を予め立てていればあちらの大量ハンデスによって[[超次元]][[呪文]]の踏み倒しを起動することを警戒させることができる。もちろんマッドネスで出した《斬隠蒼頭龍バイケン》を[[革命チェンジ]]元にして残った手札にある《時の法皇 ミラダンテXII》で革命チェンジするプランも匂わせることができる。ただし、大量ハンデスを逆利用して整えた盤面を[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[禁断爆発]]で一掃されるという裏目がある。

成立期が丁度[[【ジョーカーズ】]]が[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]に移行した頃であり、盤面が並びやすいデッキの相対数が少なくなっているため、除去札をそれまでの[[【青緑コントロール】]]よりも少なめにして展開札に回している。そのため、カウンターで相手盤面を除去したもののそこから反撃に向かうことができないという事態には比較的陥りにくい。

[[《異端流し オニカマス》]]は《機術士ディール》の対象を取らない除去で退かせる。いざとなれば[[《巨人の覚醒者セツダン》]]で恒常的にバウンス耐性を味方サイキックに与えることも可能。尤も、《異端流し オニカマス》自体このデッキが発祥した時期には[[マッハファイター]]の登場によって相対数を減らしているため、対策を切っても構わない場合も多くなったのだが。

[[S・トリガー]]以外の方法でコスト踏み倒しできる呪文のカウンター札を多く使うため、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]の[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]には比較的強固。相手がもたついていればだが勝機は十分生まれる。

[[メインデッキ]]を一見すると[[召喚酔い]]しないクリーチャーに恵まれないようだが、[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などサイキックのスピードアタッカー関連は充実している。もし[[メインデッキ]]から仕込みたいなら《龍装艦 チェンジザ》を疑似スピードアタッカーにできる[[《ダイヤモンド・ソード》]]などというのもある。

**短所 [#w6a0788c]
呪文を対策しつつ[[ビートダウン]]を仕掛けるデッキは不利。[[【サザン・ルネッサンス】]]あたりだと序盤から終盤まで徹底的に呪文封じされ、唱える機会が全くないことも。

[[ニンジャ・ストライク]]が発動するよりも早く殴り切るデッキも苦手。[[【“轟轟轟”ブランド】]]は[[《ドリル・スコール》]]による[[ランデス]]を仕掛けつつ2〜3ターンで殴り切るため、最悪の場合[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]が捲れても手遅れという事態も。

多くのキーカードのコストが5なので[[《奇天烈 シャッフ》]]には脆い。

[[シノビ]]、[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]以外が全て[[カードタイプ]]に[[呪文]]を持つので、[[《拷問ロスト・マインド》]]は天敵。リソースを一掃される上に、マッドネスでも返せない。

[[【ゲイル・ヴェスパー】]]のような、呪文の使用を封じられても十分勝てる[[エクストラウィン]]系統には呪文封じや受け札が腐りがち。

**その他 [#q7b24b6d]
双極篇における資産ゲーを物語るデッキの1つであり、[[DMRP-07]]期の相場で言うと、ゼロから美品で揃える場合安価な構築でも5万円かかることはざら。
カードパワーやレアリティの高いカードが多いこともあり、当時は高価だったカードも多く採用されていた。双極篇における資産ゲーを物語るデッキの1つである。
//あり、[[DMRP-07]]期の相場で言うと、ゼロから美品で揃える場合安価な構築でも5万円かかることはざら。

2019年3月1日に本体の[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]が殿堂入り。これを受けて、デッキをコントロールに寄せた派生形である[[【チェンジザドンジャングル】]]に主流が移った。

**参考 [#nea7b7d8]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]
-[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]
-[[【白青緑ミラダンテ】]]
-[[白青緑]]
-[[青緑]]

&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ);