#author("2022-04-23T08:19:58+09:00","","")
#author("2023-03-04T08:40:00+09:00","","")
*【ラムダビート】 [#xf1b5a69]

[[《幻緑の双月》]]等の[[マナブースト]]持ち[[クリーチャー]]を[[進化元]]とし、[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]へと[[進化]]。[[アタックトリガー]]による増やした豊富な[[手札]]を活用して[[攻撃]]を仕掛けていく[[ビートダウン]][[デッキ]]。
[[水]]・[[自然]]を主軸とし、サイドカラーとして[[火]]が投入される事が多い。

|超電磁コスモ・セブ Λ(ラムダ) VR 水文明 (5)|
|進化クリーチャー:サイバー・コマンド/エイリアン 7000|
|進化−自分の火または自然のクリーチャー1体の上に置く。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、カードを3枚引く。|
|W・ブレイカー|
|自分のターンのはじめに、進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からこのクリーチャーの下に置いてもよい。|

[[デッキ]]の流れは、基本は2[[ターン]]目の[[《幻緑の双月》]]などの[[マナブースト]]から始まり、3ターン目に[[《進化の化身》]]を[[召喚]]し[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]を[[サーチ]]。次ターン[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]に[[進化]]し、ビートダウンを仕掛けていく。
[[《進化の化身》]]等の4マナ域の[[カード]]へと素早く繋ぐため、さらに[[《大冒犬ヤッタルワン》]]や[[《シビレアシダケ》]]を動員する事で2[[ターン]]目の[[マナブースト]]率を高める事が基本となる。
6[[マナ]]あれば[[《幻緑の双月》]]達から[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]に[[進化速攻]]できるため、2[[ターン]]連続で[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]を飛ばすのも容易。


//参考として、「主要カード」「候補カード」の一覧を作りました。問題がありましたら修正・指摘お願いします。
**主要カード [#ge4396a0]
|[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]|主力。 [[進化速攻]]、[[ドローソース]]|
|[[《進化の化身》]]|《ラムダ》を[[サーチ]]可能な[[進化元]]|
|[[《躍動するジオ・ホーン》]]|~|
|[[《幻緑の双月》]]|[[進化元]]兼[[マナブースト]]。&br;3種を採用する場合は[[墳墓避け]]にそれぞれ2〜3枚ずつ、合計8枚前後となる。|
|[[《大冒犬ヤッタルワン》]]|~|
|[[《シビレアシダケ》]]|~|
|[[《桜風妖精ステップル》]]|[[進化元]]兼[[マナブースト]]|

**候補カード [#b90dc14b]
***進化元 [#n351459e]
|[[《GF隊少尉 飛剣のエース》]]|[[コスト踏み倒し]]可能なため奇襲力抜群|
|[[《爆鏡 ヒビキ》]]|相手の[[呪文]]に反応して[[ランデス]]する[[呪文メタ]]|
|[[《若頭の忠剣ハチ公》]]|[[マッドネス]]兼手札を減らさずに展開できるクリーチャー|
|[[《その子供、凶暴につき》]]|相手の[[スピードアタッカー]]と[[進化クリーチャー]]メタ。&br;自軍の[[ウィニー]]を[[スピードアタッカー]]化|
|[[《龍覇 グレンモルト》]]|[[《銀河大剣 ガイハート》]]により打点増強|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|[[S・トリガー獣]]封じ|
|[[《式神ブゥ》]]|[[G・ゼロ]] 《ジオ・ホーン》を多めに投入する際に|
|[[《青銅の鎧》]]|[[進化元]] 《ラムダ》に綺麗に繋がる|
|[[《獣軍隊 ヤドック》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《風の1号 ハムカツマン》]]|[[スピードアタッカー]]のついた[[《青銅の鎧》]]|
|[[《デュエマ・ボーイ ダイキ》]]|[[キャントリップ]]と[[マナブースト]]から[[モード]]で選ぶ|
|[[《機動電影レッド・スコーピオン》]]|[[ブロッカー]]&[[墓地利用メタ]]|

***進化クリーチャー [#if430fcf]
|[[《S級原始 サンマッド》]]※|[[《青銅の鎧》]]等を[[T・ブレイカー]]に変換|
|[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]|[[マナ進化]]。[[チャンプブロック]]対策|
|[[《大神秘イダ》]]|[[マナ進化]] 奇襲性抜群のフィニッシャー|
|[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]|[[ビーストフォーク]][[進化]]。[[マナブースト]]兼[[フィニッシャー]]|

***防御札 [#afa3f588]
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|[[S・トリガー]]。[[バウンス]]|
|[[《アクア・サーファー》]]|~|
|[[《罠の超人》]]|[[S・トリガー]][[マナ送り]]&[[進化元]]|

***その他の候補 [#w2b76bf7]
|[[《異端流し オニカマス》]]|[[アンタッチャブル]]の[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《“轟轟轟”ブランド》]]※|序盤は手札が切れやすいこのデッキの性質と合致|
|[[《フェアリー・ギフト》]]※|奇襲性抜群な[[呪文]]。[[殿堂入り]]|
|[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]|[[G・ゼロ]]:[[スノーフェアリー]]を持つ[[マナブースト]]。&br;《ラムダ》の早出しと手札消費の両方を引き受けてくれる|

基本となる動きは[[水]]と[[自然]]のみで完結しているため、非常に拡張性が高い。
[[スロット]]が豊富なだけでなく、[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]は[[火]]か[[自然]]であればなんでも[[進化]]出来ることから動きを阻害されにくいため、好みや[[環境]]に応じて様々な[[クリーチャー]]を検討する事が出来る。

主流は[[青赤緑]]であるが、[[青緑]]や他の[[文明]]で作ることも可能。

***火 [#l63a04a3]
[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]の[[進化元]]として指定されている文明なので違和感なく採用しやすい。また、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]による[[バウンス]]の確率が上がるのも魅力の1つ。
言わすと知れた[[ビートダウン]]色であり、[[《超次元シューティング・ホール》]]([[シューティングガイアール]])や[[《爆竜 GENJI・XX》]]等での[[ブロッカー破壊]]や各種[[スピードアタッカー]]がいるため、突破力や追撃性能が高い。
主人公色であるのもあって[[カードパワー]]の高い[[切り札]]を多く抱え、[[《ボルバルザーク・エクス》]]や[[《龍覇 グレンモルト》]]からの[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]など多くのサブウエポンを抱える。
[[《単騎連射 マグナム》]]や[[《爆鏡 ヒビキ》]]等の[[ビートダウン]]向けの[[メタ]][[カード]]も多く、[[《若頭の忠剣ハチ公》]]は無理なく入れられる[[マッドネス]]である。

***闇 [#w93f732e]
[[切り札]]候補として[[《ロスト・ソウル》]]が追加され、[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]で[[シールド]]を削りつつ[[《ロスト・ソウル》]]を呼び込んで打ち込む流れは非常に強力。
[[シノビ]]を叩き落し[[シールド焼却]]を行う[[《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》]]もサブウエポンとして優秀。[[W・ブレイカー]]で攻め立てる【ラムダビート】にとって[[シールド]]を偶数に出来る意義は大きい。長期戦になった時[[ゼニス]]や[[アンノウン]]を狙って[[ハンデス]]出来るのも強力。
[[《威牙の幻ハンゾウ》]]や[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]の[[パワー低下]][[シノビ]]は盤面取り合いを強くしてくれる。
下記するが、[[メタ]][[カード]]への[[除去]]札として[[《デーモン・ハンド》]]がとても優秀。[[《地獄門デス・ゲート》]]で盤面の取り合いに強くしてもいい。

[[《超次元ミカド・ホール》]]や[[《超次元リバイヴ・ホール》]]といった優秀な闇の超次元呪文で汎用性や対応力を高め、長期戦に強くした型もあった。また、[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]で時間稼ぎして打点を溜める動きも時には取られた。
***光 [#ua4d7016]
[[スパーク]]系列の[[S・トリガー]]を難なく投入できるのが最大の魅力。盤面の並べ合い、にらみ合いになった時に非常に強い。
[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]は[[S・トリガー]]封じとして強力で、[[《剛厳の使徒シュライバー》]]など相手を縛る[[システムクリーチャー]]が多く存在する。
[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]や[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]で対[[ビートダウン]]性能の向上は著しい。
おまけ程度だが、[[1枚積み]]されやすい[[《光牙忍ハヤブサマル》]]が打点として場に出せるようになる。

**弱点 [#jd6934e4]
[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]の能力は[[攻撃]]時の[[メテオバーン]]であるため、[[ドロー]]するためには嫌でも切り込まなければならない。動きが非常に読みやすく、[[シールド]]を[[ブレイク]]される前提で動かれたり、[[《巨人の覚醒者セツダン》]]を立てられて[[殴り返し]]を用意されてしまったりする。
返しに[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]で[[破壊]]されるのは定番。

また[[手札補充]]を[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]に依存しているため、出すまでに[[ハンデス]]によって落とされると機能不全に陥る。時には[[サイキック・クリーチャー]]や[[スピードアタッカー]]で[[ごり押し]]する必要もあるだろう。軽量[[ハンデス]]相手には[[《若頭の忠剣ハチ公》]]で対策したい。

[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]は天敵中の天敵であり、[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]も[[《爆竜 GENJI・XX》]]も能力は[[アタックトリガー]]であるため、[[タップイン]]が強烈に突き刺さる。[[スピードアタッカー]]も機能しない。
最高[[パワー]]が[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]や[[《爆竜 GENJI・XX》]]の7000になりがちな【ラムダビート】の打点はことごとく打ち取られてしまうため、単体で完全制圧されかねない。
[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]が[[スピードアタッカー]]であるため、【ラムダビート】の主な[[除去]]である[[バウンス]]もかなり機能しにくい。

他、打点を[[ウィニー]]と[[サイキック・クリーチャー]]に頼るため、[[《希望の守り手ファンク》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]も突き刺さる。
特に後者は強烈で、[[【超次元ビートダウン】]]タイプの【ラムダビート】で相手にするのはかなり難しい。

[[サーチ]]を封じる[[《巡霊者メスタポ》]]や[[サイキック・クリーチャー]]に対して各種[[コスト踏み倒しメタ]]も苦手。

以上のような特定の[[メタ]][[カード]]に居座られると積んでしまうため、[[バウンス]]だけに頼らず[[《父なる大地》]]や[[《イフリート・ハンド》]]、[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]など[[バウンス]]以外の[[除去]]を数枚差し込んでおいた方がいいだろう。

**【ラムダビート】の変遷 [#dc3380c5]
登場するとラムダエクス(ΛX)が誕生。
[[【Nエクス】]]における[[《サイバー・N・ワールド》]]と異なり[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]が[[進化速攻]]を行えるため、より[[ビートダウン]]色が強くなっている。

[[《ボルバルザーク・エクス》]]は間もなく[[殿堂入り]]し、[[【超次元ビートダウン】]]に[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]の機構が合わさった【ラムダビート】はこの頃定番の[[ビートダウン]]となった。

安価で拡張性高いことから様々なプレイヤーに使用され、各種アレンジされて幅広く使われた。
高い継続戦闘能力を持ち完封されにくく、[[【青黒ハンデス超次元】]]の[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]や[[【ビッグマナ】]]の防御機構ですら捌き切れない[[進化速攻]]と[[スピードアタッカー]]で敵を圧殺した。
[[エピソード1環境]]から[[エピソード2環境]]にかけて大きく活躍した。

しかし[[エピソード3]]では[[【墓地ソース】]]や[[【シューゲイザーワンショット】]]の速度に負け、中型の進化クリーチャーでドローしながらビートダウンするデッキとしてもより速い上に手札[[要求値]]が低い[[【ガネージャビート】]]の後塵を拝するようになった。

それでも、[[ドラゴン・サーガ環境]]で大暴れしていた[[【グレンモルト】]]がこのアーキタイプとの折衷型になる場合もあり、そちらに引っ張られるという形でありながらも生き残りを見せていた。

ところが[[侵略]]・[[革命チェンジ]]が跋扈する[[革命編環境]]以降の高速環境では全く影が薄くなり、さらに革命ファイナル終期に登場した[[《プラチナ・ワルスラS》]]の登場により益々見劣り感が増した。

しかし《プラチナ・ワルスラS》が殿堂入りすると、これを《プラチナ・ワルスラS》のリペアにした[[【ドギラゴン剣】]]、通称「【ラムダドギラゴン剣】」が登場し、[[DMRP-06]]期にチャンピオンシップ4位入賞を果たしている。同時期、[[《シビレアシダケ》]]などによる手札消費の激しさや小型ハンデスの連打でメタを張られやすい性質を逆に活用した、[[《“轟轟轟”ブランド》]]を出張させた型も見られるようになった。流石に環境復帰はしなかったが。なお、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と[[《“轟轟轟”ブランド》]]は後にどちらも[[殿堂入り]]した。
[[十王篇]]では、[[メテオバーン]]で増えた手札を[[キリフダッシュ]]に繋げる型も考案された。
**その他 [#fdbb93c4]
-その構築自由度の高さから他の[[デッキ]]機構と組み合わせやすい。
--[[《ボルバルザーク・エクス》]]を投入したタイプをラムダエクス(ΛX)
--[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]を投入したタイプを牙ラムダ
--[[《フェアリー・ギフト》]]を投入したタイプをギフトラムダ
--[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と自然を含む[[多色]][[ウィニー]]を軸としたラムダドギラゴン剣

**参考 [#bacf4bb7]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]

&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ,進化デッキ);