#author("2024-03-30T14:44:19+09:00","","")
#author("2024-04-25T20:55:42+09:00","","")
*【5色グレンモルト】 [#xbf7af3a]
[[【5色コントロール】]]を[[《最終龍覇 グレンモルト》]]に寄せたもの。[[王来篇環境]]到来と共に流行。

5色にまたがるカードプールを味方に付けて無数の構築を擁するため、以下に説明するレシピもその一例に過ぎない。
特に[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]に寄せたものは【5色ドルマゲドン】とも呼ばれる。
[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が登場してからは、【5色ドルファディロム】と呼ばれるようにもなる。

ただ単に[[【5色蒼龍】]]に[[《最終龍覇 グレンモルト》]]を足したものを指すこともあるが、それはここでは扱わない。

|最終龍覇 グレンモルト P 光/闇/火文明 (7)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 6000+|
|スピードアタッカー|
|パワード・ブレイカー|
|バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つコスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(このクリーチャーに装備する)|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。|

**主要カード [#z603a1c6]
|[[《最終龍覇 グレンモルト》]]|[[フィニッシャー]]|
|[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]|[[フィニッシャー]]|
|[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]|[[呪文]]踏み倒し、[[置きドロー]]、[[火力]]を1枚でこなす、デッキのメインエンジン。|
|[[《天災 デドダム》]]|定番初動[[クリーチャー]]|

**[[クリーチャー]]候補 [#m2624ff1]
#region2(クリーチャー){{
***[[単色]]
|[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]※|[[cip]]と[[攻撃時>アタックトリガー]]に文明の数だけ相手のマナを[[フリーズ]]する。|
|[[《熱血龍 バトクロス・ハンマー》]]|[[cip]]で[[効果バトル]]を行う[[S・トリガー獣]]。自分のターン終了時に擬似[[メタモーフ]]を満たしていないと自壊する。|
|[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]|[[墓地利用メタ]]、[[山札回復]]|
|[[《威牙の幻ハンゾウ》]]|[[禁断爆発]]を狙える[[防御札]]の[[シノビ]]|
|[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]|大量ハンデス。[[《ドルマゲドン》>《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]入りの場合は《ニコル》より優先|
|[[《呪紋のカルマ インカ》]]|[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で出せる召喚メタ。詰めに使う|
|[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]|龍解禁止能力を持つ[[防御札]]。&br;《サイゾウ》より早く使用可能であり、[[ミラーマッチ]]で重宝する|
|[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]|[[コンボデッキ]]、[[ソリティア]]対策。&br;《パルテノン》とは異なり[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で出せる|
|[[《とこしえの超人》]]|わずか1コストで、[[G・ストライク]]で受けにもなれるメタカード。&br;[[《ドルマゲドン》>《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]入りの場合は[[禁断爆発]]前に場から離しておくこと|
|[[《インフェル星樹》]]|[[非クリーチャー]]メタ|

***[[多色]]
|[[《ニコル・ボーラス》]]|[[ビッグマナ]]おなじみの大量[[ハンデス]][[ドラゴン]]|
|[[《覚醒連結 XXDDZ》]]|自軍全体に[[スピードアタッカー]]+[[スレイヤー]]を付与。&br;[[攻撃時>アタックトリガー]]に自身の[[EXライフ]]を犠牲に[[呪文ロック]]|
|[[《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]|[[cip]]と[[EXライフ]]消費時に9000以下破壊、選ばれた時に[[オールハンデス]]を行う。|
|[[《ウマキン☆プロジェクト》]]|コマンドが付いたクリーチャー版[[《フェアリー・シャワー》]]|
|[[《マグヌマ・ダンベガルー》]]|[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]から投げて一気に[[手札補充]]|
|[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]|[[マナ回収]]か[[墓地回収]]を選べる[[S・トリガー獣]]|
|[[《禁断V キザム》]]|[[パワー低下]]と[[効果バトル]]を併せ持つ[[S・トリガー獣]]。&br;[[《FORBIDDEN STAR》 >《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]と[[シナジー]]抜群|
|[[《SSS級天災 デッドダムド》]]|水、闇、自然のコマンドの攻撃時に[[侵略]]。《デドダム》で墓地に置いても平気|
|[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]|[[cip]]で[[《ドンドン吸い込むナウ》]]を撃てる。&br;[[革命]]2で[[S・トリガー]]化、[[革命]]0で[[SA>スピードアタッカー]]化&パンプアップ|
|[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]※|[[ファイナル革命]]でコスト7以下の[[召喚をロック>召喚ロック]]。&br;[[cip]]で光のコスト5以下の[[呪文]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]出来る|
|[[《百族の長 プチョヘンザ》]]|[[ファイナル革命]]で[[全体除去]]。&br;自分の[[マナゾーン]]の数より小さい[[コスト]]の相手[[クリーチャー]]を[[タップイン]]させる|
|[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]|[[ファイナル革命]]で自分の他のクリーチャーをアンタップさせる。|
|[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]|[[スピードアタッカー]]も持った[[ブロッカー]]の[[シノビ]]。&br;[[コマンド]]と[[ドラゴン]]サポートを受けられる|
|[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]|原則確実に1回[[攻撃]]を凌げる[[シノビ]]。[[山札回復]]にも|
|[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]|召喚[[コスト軽減]]&[[cip]]で自分よりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊し次の相手のターン展開制限|
}}

**[[呪文]]候補 [#Mb87g94d]
#region2(呪文){{
***[[単色]]
|[[《ドラゴンズ・サイン》]]|コスト7以下の[[光]]の[[非進化]][[ドラゴン]]を踏み倒せる[[S・トリガー]]|
|[[《知識と流転と時空の決断》]]|[[GR召喚]]2回でリソース確保。[[防御札]]にもなる。&br;GR召喚を止められてもドローorバウンスと無駄にならない|
|[[《ロスト・Re:ソウル》]]|[[オールハンデス]]と[[G・ストライク]]|
|[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]|[[《零龍》]]型の場合は最優先。&br;ハンデスも強力だが、《デドダム》の[[蘇生>リアニメイト]]や[[メタ]]を除去したりと万能|
|[[《裏切りの魔狼月下城》]]☒|大量ハンデス呪文。|
|[[《フェアリー・ミラクル》]]|[[【5色コントロール】]]定番の[[マナブースト]]。&br;下記の《獅子王》より1コスト軽いのが強み|
|[[《獅子王の遺跡》]]|定番の[[マナブースト]]。ブースト量が多く[[S・トリガー]]を持つのが強み|
|[[《フェアリー・ギフト》]]※|後続を3[[コスト軽減]]して早出し|
|[[《大地門ライフ・ゲート》]]|相手のクリーチャー1体を[[マナに送り>マナ送り]]、[[除去]]したクリーチャーのコスト未満の非進化を[[マナゾーン]]から踏み倒す|
|[[《生命と大地と轟破の決断》]]☒|マナゾーンから展開。疑似[[マッハファイター]][[付与]]も使わないことはない|

***[[多色]]
|[[《ドンドン水撒くナウ》]]|[[マナブースト]]+[[マナ回収]]+[[バウンス]]。中盤の繋ぎにも|
|[[《ドンドン火噴くナウ》]]|上記と選択。こちらは[[破壊]]と[[墓地肥やし]]ができる|
|[[《ブレイン・スラッシュ》]]|[[手札交換]]かコスト8以下をリアニメイト。&br;自軍の水と闇のクリーチャーか[[タマシード]]が揃っていれば両方選択可能|
|[[《襲来、鬼札王国!》]]|コスト8以下の敵獣1体破壊か、コスト8以下をリアニメイトの二択。[[鬼タイム]]で両方選択可能&br;リアニメイトできなくとも除去はできるのが強み|
|[[《灰燼と天門の儀式》]]|コスト8以下を[[リアニメイト]]し、[[ブロッカー]]を付与。&br;その後、[[効果バトル]]する[[S・トリガー]]呪文|
|[[《S・S・S》]]|[[破壊]]と[[バウンス]]、[[オールタップ]]を行う[[S・トリガー]]。&br;制圧力が高く、[[マナ基盤]]にもなる|
|[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]|[[手札交換]]、[[コスト火力]]、[[呪文ロック]]を同時に放つ。&br;[[アタック・チャンス]]が《ザーディクリカ》に対応している|
}}

**[[ツインパクト]]候補 [#To26ed72]
#region2(ツインパクト){{
***[[単色]]
|[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]※|[[殿堂入り]]になって以降は[[クリーチャー]]面を使う余裕はない/[[宣言]][[コスト]]に[[呪文ロック]]と[[召喚ロック]]|
|[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|呪文面は初動マナブーストと[[墓地利用メタ]]。&br;上面は除去とマナ回収持ち[[コマンド・ドラゴン]]|

***[[多色]]
|[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]|呪文面が[[S・トリガー]]で手札のクリーチャーの[[cip]]を使う&br;クリーチャー面はcipで[[《マスター・スパーク》]]を放つ|
|[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]|クリーチャー面で呪文を封じて安全に詰めたり、&br;呪文面を《ザーディクリカ》で撃ったりと柔軟に動ける|
}}

**[[フィールド]]候補 [#fi07e957]
|[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]|[[コンボデッキ]]、[[ソリティア]]対策。|
|[[《希望のジョー星》]]☒|文明指定の能力を無力化する。&br;自分のカードも機能停止するため、基本は終盤の詰めに|

**[[オレガ・オーラ]]候補 [#o26gr7m4]
|[[《解罪 ジェ霊ニー》]]|[[GR召喚]]付き[[ピーピングハンデス]]|
|[[《無修羅デジルムカデ》]]|高速[[ビートダウン]]に対する生命線となる[[タップイン]][[オーラ]]|

**[[タマシード]] [#Soedc251]
|[[《ヴィオラの黒像》]]|[[S・トリガー]]で[[確定除去]]。&br;破壊した相手のコスト以下の[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]する。|
|[[《空間型無限収納ストラトバッグ》]]|[[コンボデッキ]]、[[ソリティア]]対策。|

**ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード [#bb073fb8]
|[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]|主に[[《ハヤブサリュウ》>《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]の[[スレイヤー]]化がメイン。&br;[[禁断爆発]]は[[ビートダウン]]プランではほぼ実現しない|

|[[《滅亡の起源 零無》]]/[[《零龍》]]|[[《FORBIDDEN STAR》 >《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]と違い自軍の攻撃制限がない。&br;[[零龍卍誕]]は無理に狙う必要はないが、意外と卍誕まで行ける|
|[[《手札の儀》]]|[[《墓地の儀》]]と併せてハンデス対策。リソースが尽きた時の保険にもなる|
|[[《墓地の儀》]]|[[《手札の儀》]]と併せてハンデス対策。&br;[[《ドンドン火噴くナウ》]]等を使っているといつの間にか達成圏内にある事も|
|[[《復活の儀》]]|各種リアニメイトで達成可能。同時に[[《墓地の儀》]]を達成できる場合も多い|
|[[《破壊の儀》]]|《ドルファディロム》の大量除去のついでに達成。&br;[[《灰燼と天門の儀式》]]などを回収してさらに相手と差を着ける|

**超次元ゾーン [#bf1b9e98]
|[[《銀河大剣 ガイハート》]]|[[フィニッシャー]]|
|[[《銀河剣 プロトハート》]]|[[フィニッシャー]]|
|[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]|汎用除去|
|[[《始原塊 ジュダイナ》]]|[[マナ召喚]]|
|[[《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》]]|[[ドラグナー]]を[[コスト軽減]]。[[スレイヤー]]と[[ブロッカー]][[付与]]|
|[[《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》]]|[[ビートダウン]]対策|
|[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]|[[耐性]]付与|
|[[《二丁龍銃 マルチプライ》]]|[[アンブロッカブル]]付与|
|[[《獄龍刃 ディアボロス》]]|[[墓地回収]]|
|[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]|空龍解して[[確定除去]]を放つ。&br;《ドルマゲドン》・《零無》のどちら側にも貢献可能|
|[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]※|[[自然]]の5コスト以下展開。入っているメタカードのほとんどが効果の対象|
|[[《伝説の救世主 ワタル》]]|バトル時に龍解し、装備者の上に重なる。[[単色]]・[[無色]]相手には滅法強い|
|[[《伝説の龍魂群 英皇帝ワールド》]]|~|
|[[《邪帝斧 デッドアックス》]]|[[マッハファイター]]付与&[[パワー]]2倍バトルに 勝てばウエポンやドラグハートを展開|
**超GRゾーン [#gafe2292]
|[[《クリスマIII》]]|[[マナブースト]]、[[マナ回収]]|
|[[《天啓 CX-20》]]|手札補充|
|[[《サザン・エー》]]|~|
|[[《回収 TE-10》]]|呪文回収。[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]の使用回数を増やす|
|[[《ポクタマたま》]]|[[墓地利用メタ]]|
|[[《トムライ 丙-三式》]]|~|
|[[《カット 丙-二式》]]|[[ピーピングハンデス]]。[[《ジェ霊ニー》>《解罪 ジェ霊ニー》]]から出ると尚強力|
|[[《ロッキーロック》]]|[[超GR]]圧縮|
|[[《続召の意志 マーチス》]]|~|
|[[《オーマ 丙-二式》]]|[[《ジェ霊ニー》>《解罪 ジェ霊ニー》]]を再利用|

**サンプルレシピ [#rad84548]
『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])3位
[[超GR]]は[[ブラフ]]のため省略。
***メインデッキ [#kf90d0b7]
|■カード名|文明|枚数|
|■クリーチャー|||
|[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]|光/闇/火|2|
|[[《最終龍覇 グレンモルト》]]|光/闇/火|4|
|[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]|光/水/火|4|
|[[《天災 デドダム》]]|水/闇/自然|4|
|[[《とこしえの超人》]]|自然|4|
|■呪文|||
|[[《ロスト・Re:ソウル》]]|闇|3|
|[[《ブレイン・スラッシュ》]]|水/闇|3|
|[[《ドラゴンズ・サイン》]]|光|4|
|[[《ドンドン火噴くナウ》]]|水/火/自然|4|
|[[《フェアリー・ミラクル》]]|自然|3|
|■ツインパクト|||
|[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|自然|4|
|[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]|水|1|
***超次元ゾーン [#r1f074f9]
|■ドラグハート・ウエポン|||
|[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]|火|1|
|[[《銀河大剣 ガイハート》]]|火|1|
|[[《始原塊 ジュダイナ》]]|自然|1|
|[[《獄龍刃 ディアボロス》]]|闇|1|
|[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]|自然|1|
|[[《銀河剣 プロトハート》]]|火|1|
|[[《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》]]|光/闇/火|1|
|■サイキック・クリーチャー|||
|[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]|光|1|
**このデッキの回し方 [#td90bd0d]
一例としては以下の通りである。

[[《フェアリー・ミラクル》]]や[[《天災 デドダム》]]から[[《ドンドン水撒くナウ》]]や[[《ドンドン火噴くナウ》]]に繋げ、[[バトルゾーン]]、[[手札]]、[[マナゾーン]]のリソースを稼ぐ。その上で、適宜[[メタ]][[カード]]を相手にぶつけたり除去で盤面を取ったりする。

準備ができ次第[[《最終龍覇 グレンモルト》]]に[[《銀河大剣 ガイハート》]]や[[《銀河剣 プロトハート》]]を装備させ、[[ワンショット]]を行う。ワンショット失敗時に備え、[[ニンジャ・ストライク]]も蓄えておこう。

**長所 [#j11375ef]
[[《最終龍覇 グレンモルト》]]と[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]にフィニッシュ枠を最小化しているおかげで、10枚前後の豊富なブーストカードに加えて、メタカードの枠を7、8枚程度取れる。[[王来篇環境]]最初期で言うと、[[【オカルトアンダケイン】]]を[[4枚積み]]の[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]・[[《とこしえの超人》]]、3枚投入の[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]で包囲できる。同様にフィニッシュ枠を削減していることから、受け札の枠も10枚前後取ることができる。

マナさえ伸びれば[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]による[[全体除去]]で生半可なメタクリーチャーは吹っ飛ぶ。

防御に関しても[[ニンジャ・ストライク]]、[[禁断爆発]]や[[零龍卍誕]]があるので、他の[[【5色コントロール】]]より呪文メタにも比較的強い。

[[フィニッシャー]]の[[《最終龍覇 グレンモルト》]]・[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が[[白黒赤]]であることも大きい。初動札や[[防御札]]に[[青緑]]が多く、それらの文明を完全に補完できる。特に、[[《フェアリー・ミラクル》]]を使う型なら、2[[ブースト]]の条件を容易に達成できるようになる。


[[【5色コントロール】]]としては珍しく[[4枚積み]]のカードが多く、[[メインデッキ]]が4枚×10種類に近い構築もざら。そのため、[[【5色コントロール】]]の中では[[再現性]]が高く、[[事故]]率が低い。また、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]登場以降は[[《希望のジョー星》]]への実質的な耐性までも獲得している。

耐性持ちで雑殴りするだけで勝てる場合も少なくなく、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]の[[呪文ロック]]への依存度は低い。[[EXライフ]]による[[シールド追加]]、[[ニンジャ・ストライク]]のおかげで[[ワンショット]]失敗時の保険も充分であり、相手が[[【速攻】]]レベルの[[打点]]形成能力なら心配ない。

[[リアニメイト]]や[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]などの[[墓地]]戦術もあるので、[[ハンデス]]にもある程度強い。手札が溜まりやすいので[[《零龍》]]型であれば下手なハンデスは逆利用する事さえ可能。
**短所 [#daa66d8f]
手札以外からカードを出すことが多いため、手札以外から[[出す]]ことを規制する[[メタ]][[カード]]には弱い。相手の[[《とこしえの超人》]]もそこそこ刺さる。

メタカードが刺さらない相手には好き勝手に動かれやすい。3ターンキルを目指す速攻に対しては、受け札の枚数と[[刺さり>刺さる]]方次第。

また、[[《獅子王の遺跡》]]が入らない構築の場合、カウンターで[[マナ]]を伸ばす方法に乏しく、[[速攻]]には意外と押しきられてしまいやすい。

[[《銀河大剣 ガイハート》]]の[[龍解]]を狙うのがメインなので、《ドルファディロム》で封じることのできないS・トリガーに対しては何らかの[[ロック]]手段を持っていない限り弱い。また、カウンターで[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]を出されると龍解を禁止され、大幅な失速を余儀なくされる。

また、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]と[[《とこしえの超人》]]を同時に採用する場合は注意したい。[[禁断爆発]]した時に自陣に《とこしえ》がいると[[封印]]が[[マナ]]に送られてしまい、相手クリーチャーを封印できなくなってしまう。《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》の制限によって《とこしえ》を[[自爆特攻]]させることもできないため、[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]を採用する等して《とこしえ》を場から離す手段を別途用意しておく必要がある。
-スレイヤー付与のみを当てにするなら、先に右下の封印を外して禁断爆発を不発にする手もある。

[[《零龍》]]型の場合でも、相手に1枚多く手札を与えてしまう点に注意。相手の《とこしえ》によるダメージも少し増加する。

**環境において [#b0952b5f]
[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]と[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]、[[《とこしえの超人》]]が登場すると、当時のトップであった[[【オカルトアンダケイン】]]に渡り合えるデッキとして注目され、初期の[[王来篇環境]]を牽引した。

だが[[DMEX-16]]期になると[[【オカルトアンダケイン】]]が[[殿堂入り]]で消滅し、それに取って代わった[[【ゼロ・ルピアループ】]]の台頭や、出力のより高い[[【白赤緑ドギラゴン閃】]]によって相対数が減少。この頃になると、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]を[[フィニッシャー]]というより[[リソース]]要員として使うケースが目立つようになった。極端な例では、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]を中継点に[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]での大量マナブーストに繋げ、最後に[[《水上第九院 シャコガイル》]]でフィニッシュする型、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]を活かして[[《天災 デドダム》]]や[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を大量に並べ、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]で安全に勝ちに行く型も見られた。

[[DMBD-16]]・[[DMBD-17]]期には、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]を[[革命チェンジ]]元に[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]での上振れを狙ったり、[[《天災 デドダム》]]を[[侵略]]元に[[《SSS級天災 デッドダムド》]]で打点補強を狙った型も結果を残した。同デッキは[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]も採用しており、6[[打点]]を揃えてから[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を唱えて雑に[[ワンショット]]する場面も実際の対戦では多かった。[[《超GR・チャージャー》]]で[[自壊]][[マナドライブ]]でのアドバンテージを狙う型も上位入賞した。また、[[DMBD-16]]で[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]を獲得したことで、[[《メンデルスゾーン》]]以外の36枚全てをドラゴンで統一したドラゴン基盤型が確立。

[[DMEX-18]]期になるとプレイングの研究が進んだのか、環境的に通りの悪い[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]をカットし、カウンター封じを[[4枚積み]]の[[《とこしえの超人》]]、[[1枚積み]]かつ[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]などの[[呪文ロック]][[呪文]]との同時採用ではなく単採用の[[《時の法皇 ミラダンテXII》]](不採用の場合もある)のみに任せた型が主流化。
また、[[オリジナル]]の[[【5色ザーディクリカ】]]にならい、[[《ロスト・Re:ソウル》]]の4枚投入も当たり前となった。

とはいえ[[王来MAX]]に入る少し前には[[【白青赤緑ドラグナー】]]などの[[5色]]に拘らない[[ドラグナー]][[デッキ]]が主体となり、加えて王来MAXに入ってしばらくしたある時期には十分な統計データが取れなくなるほど[[アドバンス]]の大会開催が減少したため、存在感を失っていた。しかし[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期には[[《インフェル星樹》]]、[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]といった生き残り策を導入した型がポツポツと入賞し、ある程度復権。

『全国大会2019』日本一決定戦3位のプレイヤーが予選で使用していた。そちらは[[《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]を2枚投入した型であったため一部で話題となった。

[[DMRP-22]]期には、[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]基盤で[[《雷龍 ヴァリヴァリウス》]]を展開補助に利用し、[[《最終龍覇 グレンモルト》]]や[[《熱核連結 ガイアトム・シックス》]]の[[耐性]]により[[《キング・ボルバルザーク》]]を活用する型がチャンピオンシップ優勝を果たした。この型は水はタッチであるため、正確には【5色グレンモルト】というより【巨大ヴァリヴァリウス】である。 

[[DMBD-21]]・[[DMBD-22]]発売による影響で、一瞬だけリバイバルブーム的にそれらの新規パーツを使った【5色ドルマゲドン】が流行。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day1(アドバンス)では[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]、[[【ドルマゲドンX】]]と使用率同率2位の、ベスト128進出者中13人使用を記録。その大会では【ガイアッシュ覇道】との折衷型である【5色キメラ覇道】なる型が使われ、以降流行。この頃になると既にドラゴン基盤型が主流となっていた。

[[DM22-BD1]]発売からしばらくするとドラゴン基盤型の流行が終わり、非ドラゴン呪文比率が4割前後の[[《天災 デドダム》]]、[[《フェアリー・ミラクル》]]基盤に主流が回帰した。
[[DM22-EX2]]では[[《ブレイン・スラッシュ》]]を獲得。構築上不足していた[[水文明]]を含んでおり、《ザーディクリカ》着地までのリソース不足も補える等、デッキとの噛み合いもよかったため[[《灰燼と天門の儀式》]]らに置き換わる形で採用されるようになった。
また、色バランスの問題で敬遠されがちだった[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が再び採用されるようになり全体的なデッキパワーが向上。

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])では予選通過者128人中13人使用と予選使用率4位を記録((因みに公式上は[[【5色コントロール】]]括りでランクインしていたが、[[アドバンス]]の[[【5色コントロール】]]では[[《最終龍覇 グレンモルト》]]を使うのが当然のため、ここではアドバンスにおける[[【5色コントロール】]]を【5色グレンモルト】と同義とする。))。本戦3位、ベスト8にも1人ずつ残っている。

[[アビス・レボリューション環境]]ではより基盤の強い[[【白青赤緑ドラグナー】]]に押されて若干不遇。

『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day1個人戦(アドバンス)ではベスト128進出者中2人使用に留まったが、ベスト8に1人残っている。
**参考 [#ecb8e9c2]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[《最終龍覇 グレンモルト》]]
-[[【5色コントロール】]]

&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ,5色デッキ);