#author("2021-05-26T13:34:08+09:00","","")
#author("2021-05-27T02:09:39+09:00","","")
*サイレントスキル [#b2972a8d]

[[キーワード能力]]の一つ。
サイレントスキルを持つ自分の[[クリーチャー]]が[[タップ]]状態のまま自分の[[アンタップステップ]]に入った時、[[アンタップ]]するかわりに(→[[置換効果]])何らかの[[効果]]をもたらす。

主なものに、[[《災厄秘宝ゲジラ》]]や[[《粛清者リンダホフ》]]がある。

|災厄秘宝ゲジラ VR 闇文明 (6)|
|クリーチャー:パンドラボックス 6000|
|W・ブレイカー|
|サイレントスキル(自分のターンのはじめに、このクリーチャーがタップされていたら、アンタップするかわりに次のSS能力を使ってもよい)|
|SS−このクリーチャーは、相手のシールドを2枚ブレイクする。|

サイレントスキルを使用するには、その[[ターン]]より前に、
-相手[[プレイヤー]]、もしくは相手[[クリーチャー]]を[[攻撃]]して[[タップ]]する
-[[《緑知銀 フェイウォン》]]等で強制的に[[タップ]]する
などの手段で[[タップ]]状態にしておく必要がある。
加えて相手[[ターン]]を挟んでからの[[タイミング]]となるため、使う前に[[破壊]]される可能性が極めて高く、専用[[デッキ]]以外での使用者は多くない。

全体的に使いにくい[[能力]]であり、安定性、即効性など様々な面で[[タップ能力]]に劣るが、その分を考慮してか同[[能力]]のタップ能力[[クリーチャー]]に比べ[[コスト]]が1つ程軽い。


-[[《冷徹のソーダライト》]]は[[ブロックされない]]ため使いやすい。[[多色]]ゆえの[[パワー]]の高さもポイント。

-[[《死皇帝ベルフェギウス》]]や[[《サイレント・マジシャン》]]と相性がいい。また、[[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]をあらかじめ場に出しておくことで、[[闇]][[文明]]のサイレントスキル[[クリーチャー]]を[[タップ]]状態で場に出すことができる。

-専用[[デッキ]]では[[《予言者マリエル》]]や[[《ノーブル・エンフォーサー》]]によって[[タップ]]状態時の隙を埋める場合が多い。

-"''S''ilent ''S''kill"の頭文字をとってSSともいう。

-[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]602.1.によると[[起動型能力]]の一例として位置づけられている模様。
//アンタップしないことは起動コストとされているが、アンタップしない処理は置換効果によるものであり、起動コストと効果が別物であるというルールに反する。
//↑そのようなルールは実在しません。
//そんなルールがあると、タップ能力も起動型能力ではなくなります。
//存在するルールは、「『能力の起動』と『起動によって発生する効果』が独立している」という点のみです。起動自体が置換効果でも何ら問題はありません。

-[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]には、以下の通り記述されている。
>プレイヤーはサイレントスキルを持つクリーチャーをアンタップさせないことを選んでもかまいません。これはサイレントスキル能力によってアンタップを置換したことになります。ただし、サイレントスキルの効果自体は発動条件とは独立しています。サイレントスキルの効果は起動した瞬間に待機状態となり、他のカードがアンタップした後に解決されます。

-[[2017年3月25日ルール改訂]]により「アンタップ後に、ターンのはじめの[[誘発型能力]]をすべて[[解決]]する」というルールに変更される為、[[アンタップ]]された後にこの能力のチェックがされる事になり、このままでは「何らかの理由で[[アンタップ]]できない、されない」という特殊な条件下でない限り、能力の解決自体が行われず不発に終わってしまうと思われがちだが、サイレントスキルの[[起動]]は[[誘発型能力]]の[[解決]]にあたらない。サイレントスキルは、ターンのはじめのアンタップ時にアンタップしないことを選んで効果を[[起動]]し、その効果をアンタップ後に[[解決]]する[[遅延誘発型能力]]のため、問題なく効果を処理できる。むしろ、これまでサイレントスキルだけ、他の「ターンのはじめ」に解決できる能力と違う[[タイミング]]で[[解決]]されることになっていたため、それを同じタイミングで解決できるようにしたのが、今回のルール改訂である。

-[[アンタップステップ]]に任意で発動するという特有の挙動と能力の使いづらさのせいか、[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[聖拳編]]のカードを中心にプッシュされている[[DMPP-03]]〜[[DMPP-05]]に一切収録されてなかった。
--後の[[DMPP-08EX]]にて[[《ギガメンテ》]]が登場したが、能力は[[cip]]になっている。
--[[DMPP-09]]にて実装された[[《冷徹のソーダライト》]]は、相手の[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に[[タップ]]されていれば[[誘発]]する能力になっている。また、[[サイレントスキル]]という[[能力語]]は消滅している。
--[[DMPP-09]]にて実装された[[《冷徹のソーダライト》]]は、相手の[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に[[タップ]]されていれば[[誘発]]する能力になっている。また、[[サイレントスキル]]という[[キーワード能力]]は消滅している。

**サイレントスキルに関する能力を持つカード [#ff9df483]
-[[《サイレント・マジシャン》]]
-[[《バーンメルト・リザード》]]

**参考 [#l688d49b]
-[[《災厄秘宝ゲジラ》]]
-[[用語集]]
-[[アンタップ]]
-[[《死皇帝ベルフェギウス》]]
-[[《サイレント・マジシャン》]]
-[[起動型能力]]
-[[遅延誘発型能力]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,起動型能力,サイレントスキル,自分のターンのはじめ,タップ状態);