#author("2022-10-16T14:57:29+09:00","","")
#author("2022-12-21T01:54:07+09:00","","")
*サバキ&ruby(ゼット){Z}; [#gbc68e65]

//クリーチャーと呪文とでテキストが異なっていることを踏まえてそれぞれ載せています
|サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)|

|サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、この呪文をコストを支払わずに唱える)|

[[DMRP-06]]で初登場した[[キーワード能力]]。
DMRP-06で[[クリーチャー]]の[[能力]]として初出した直後、[[DMSD-07]]で[[呪文]]にもこの[[能力]]を持つものが登場した。
この[[能力]]を持つカードは、[[クリーチャー]]であれば[[《煌終龍 サッヴァーク》]]を除いて[[種族]]に[[メタリカ]]と[[サバキスト]]を併せ持ち、[[呪文]]であれば[[サブタイプ]]に[[裁きの紋章Z]]を持つ。

|煌メク聖戦 絶十 SR 光文明 (5)|
|クリーチャー:メタリカ/サバキスト 4000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を、自分のシールド1つの上に表向きにして置く。(そのシールドの束は1つと数える)|
|自分のシールドゾーンにカードが置かれた時、このターン、次に使う光のカードのコストを、最大3少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。|
|サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)|

|刻鳥ノ正裁Z P 光文明 (4)|
|呪文:裁きの紋章Z|
|サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、この呪文をコストを支払わずに唱える)|
|相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。|
|この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに自分のシールド1つの上に表向きにして置く。(そのシールドの束は1つと数える)|

[[シールドゾーン]]の[[裁きの紋章]]を[[手札]]に加えた時、それを[[手札]]から[[捨てる]]事でサバキZを持つ[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]で[[召喚]]したり、サバキZを持つ[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]で[[唱え>唱える]]たりできる。

**ルール [#p5c4e56d]
総合ルール101.4.項より、「[[S・トリガー]]」「[[S・バック]]」「[[G・ストライク]]」「サバキZ」の4つは、それ専用の使うタイミングが設けられている。

詳細は「[[シールドチェック]]」を参照されたし。

***備考 [#u2868147]
-[[裁きの紋章]]は[[シールドゾーン]]に[[表向き]]に置かれているものでも、裏向きに置かれているものでもどちらでも使える。
--より確実に誘発したいのであれば、積極的に[[裁きの紋章]]を唱えて[[シールド]]に[[表向き]]に重ねておくとよいだろう。

-[[S・バック]]に似ているが、あちらは「[[手札]]に加える時」に使える能力([[常在型能力]])なのに対して、こちらは「手札に加えた時」に使える能力([[誘発型能力]])である。そのため、複数の[[シールド]]が[[ブレイク]]されてその中にサバキZを持つ[[カード]]と[[裁きの紋章]]があった場合も、問題なく宣言・発動でき、[[S・バック]]との大きな違いであり、利点である。

-呪文や能力の解決中に割り込む。これは[[S・バック]]も同じ。
--テクニックとして、[[《転生ノ正裁Z》]]を唱えてその効果でシールドから[[裁きの紋章]]を手札に加えた時、すぐさま[[サバキZ]]で[[《煌メク聖戦 絶十》]]を[[召喚]]する。その後、《転生ノ正裁Z》が唱えた後の効果でそれが[[表向き]]にシールドゾーンに置かれ、さらに《煌メク聖戦 絶十》の効果でシールドカードが追加され、これによって《煌メク聖戦 絶十》で次に使う光のカードのコストが合計6コスト[[軽減>コスト軽減]]される。

-[[手札]]から捨てている関係上、[[ディスカード]]を条件とした[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]と相性が良い。たとえば自分の[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]がいる時にサバキZを宣言して[[コスト]]5以下の[[裁きの紋章]]を捨てたのであれば、それがその[[ターン]]初めて捨てた[[呪文]]なら[[墓地]]から[[唱える]]事が出来る。(ただしこの場合、[[裁きの紋章]]は[[手札]]から唱えた時しか[[シールド]]に[[表向き]]に置かれないので、[[墓地]]から唱えた[[裁きの紋章]]は[[墓地]]に置かれたままである。)

-何らかのカードの効果で[[マナ召喚]]または[[墓地召喚]]、「マナから呪文を唱える」または「墓地から呪文を唱える」が可能な場合、条件を満たしていれば該当の[[ゾーン]]から、指定の[[カードタイプ]]のカードを[[コスト]]無しで[[使う]]できる。これも[[S・バック]]同様。

**参考 [#v48ac32a]
-[[用語集]]
-[[メタリカ]]
-[[サバキスト]]
-[[裁きの紋章Z]]
-[[裁きの紋章]]
-[[シールド]]
-[[手札]]
-[[捨てる]]
-[[ディスカード]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[召喚]]
-[[唱える]]
-[[S・バック]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.[[《煌メク聖戦 絶十》]]の持つ''サバキZ''はどう使うのですか?
A.裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時に、そのカードを捨てることでこのクリーチャーをコストを支払わずに召喚することができます。手札に加えられる原因はブレイクや能力によるシールドの手札戻しなど何でも構いません。&br;また、S・バックの「手札に加えられる時」と違い、「手札に加えられた時」となっているので、このカードと裁きの紋章が同時にシールドから手札に加わった場合、その裁きの紋章を捨てることで同時に戻ってきたこのカードの''サバキZ''を使うことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31745]](2019.7.2)


>Q.相手の[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分のシールドゾーンに表向きで2枚重ねられている[[《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》]]を、2枚同時に手札に加えました。自分は[[《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》]]を1枚捨てて、[[《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》]]を''サバキZ''能力で唱えられますか?
A.はい、唱えられます。''サバキZ''能力は手札に移動したあとでトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39111]](2020.12.15)

>Q.相手の[[《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分のターン中に[[《トライガード・チャージャー》]]を唱えて、表向きの[[《剣参ノ裁キ》]]を手札に加えた時、そのカードを捨てて[[《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》]]の「''サバキZ''」の使用を宣言できますか?&br;類似効果:S・バック
A.いいえ、呪文の「''サバキZ''」の宣言はできません。[[《トライガード・チャージャー》]]を唱えた時点で[[《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》]]の「相手は、自身のターンに1枚しか呪文を唱えられない。」の効果が適用されますので、唱えられない状況では、カードを捨てることも宣言することもできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40166]](2021.9.24)

>Q.[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分のシールドゾーンからカードを手札に加える時、手札にあるコスト5以下の呪文の「S・バック」を使えますか?&br;類似能力:「''サバキZ''」
A.手札に加わるカードを捨てて、「S・バック」を宣言することはできます。ただし、効果は無視されているので、解決した結果、何も起きずに墓地に置くことになります。&br;なお、同時に宣言していた「S・トリガー」呪文の効果などで、解決時に[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がバトルゾーンを離れていた場合には、問題なく効果を解決できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41318]](2022.6.3)

>Q.自分の[[《ナゾの光・リリアング》]]のパワーが0になって破壊される時、かわりに「エスケープ」でシールドを手札に加え、バトルゾーンに残しました。パワーが0なので[[《ナゾの光・リリアング》]]は再度破壊されますが、「エスケープ」で手札に加えるカードを捨てて「S・バック」を使いたい場合、どのような処理になりますか?&br;類似例:「''サバキZ''」
A.その場合、[[《ナゾの光・リリアング》]]が再度破壊される前に「エスケープ」で手札に加えるカードを捨てて、「S・バック」の使用宣言を行います。&br;宣言した後、効果の解決は待機した状態で、続けて「エスケープ」で次のシールドを手札に加えることができます。シールドがなくなるか、シールドを手札に加えないことを選ぶまでこの処理を繰り返します。&br;待機している「S・バック」などの効果の解決は、最終的に[[《ナゾの光・リリアング》]]が破壊されて墓地に置かれてから、好きな順番で行います。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42523]](2022.12.16)

&tag(用語集,能力,キーワード能力,サバキZ,シールドゾーンから手札に加えられた時,ディスカード,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (召喚扱い));