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#author("2024-01-21T06:52:30+09:00","","")
*スター&ruby(しんか){進化};クリーチャー [#ac281405]

[[王来篇]][[DMSD-17]]で登場した、新たな進化クリーチャーの一種。

|ボルシャック・大和・モモキング KGM 火文明[ジョーカーズ] (6)|
|スター進化クリーチャー:ジョーカーズ/アーマード・ドラゴン/レクスターズ 7000+|
|スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)|
|パワード・ブレイカー(このクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。その2枚のコストの合計よりコストが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーを、自分の墓地にある火のカード1枚につき+2000する。|

[[進化クリーチャー]]と同じ扱いができ、サポートカードも共通している。

相違点としては、[[スター進化]]の括弧書きの通り、「このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる」ということのみ。ルールの詳細は「[[スター進化]]」を参照のこと。

-スター進化クリーチャーはすべて、種族に[[レクスターズ]]または[[鬼レクスターズ]]を持つ。

-[[スター進化]]を持たないスター進化クリーチャーは存在しない。

-[[王来篇背景ストーリー]]では、スター進化クリーチャーは、[[ジョー編]]の世界のクリーチャーが、[[勝舞編]]・[[勝太編]]の伝説のクリーチャー達による試練を乗り越え認められる事で力を手に入れた進化を果たしたクリーチャーとされている。

**環境において [#yb3adc09]
[[王来篇]]より前の環境では、[[進化クリーチャー]]といえば、コストの支払いが不要で、実質手札消費のみで出せる[[侵略]]や[[革命0トリガー]]がほとんどだった。
高速化した環境では、バトルゾーンにあるクリーチャーにコストを支払ってクリーチャーを重ねるという行為のハードルが高くなっていたためである。
-余談だが、[[王来篇]]で進化をプッシュする布石だったのか[[十王篇]]の[[ブロックマーク]]があるカードには、[[《アストラル・リーフ》]]1枚しか[[進化クリーチャー]]が存在していない。しかも、[[NEOクリーチャー]]を含めても[[《星の導き 翔天》]]との2枚だけである。

また、[[スター進化]]の対として同時期に登場した[[EXライフ]]には、「[[シールド追加]]」という明確なアドバンテージと、そのクリーチャーのまま[[置換効果]]でとどまるというわかりやすい強みがあるのに対し、こちらは進化元のみの除去耐性しかアドバンテージがなく、バトルゾーンにとどまったら1枚下のカードに変わってしまう(基本的に今より弱いクリーチャーになる)というのも不遇に見られていた。

しかも、[[DMRP-17]]では「スター進化クリーチャー」指定のサポートカードは1枚も存在していなかった。
一部の例外を除いて、バトルゾーンにあるクリーチャーを進化元に、[[コスト軽減]]も活用して進化させていくこととなる。

にもかかわらず、高速化した環境からの経験則に反して数種類のスター進化クリーチャーが環境に進出した。

除去耐性に関しては、[[EXライフ]]とは違い[[ウィニー]]に[[退化]]してしまうというのは欠点だが、それでも[[ダイレクトアタック]]の段階まで到達したらパワーの低さは無問題である。

[[DMSD-17]]の時点では[[シンカパワー]]は影が薄く実用性も低かったが、[[退化]]と非常に相性が良い能力で、それが強力なものであれば、また進化させて再びその効果を使うことのリターンが大きい。
特に[[《「正義星帝」》]][[《ネ申・マニフェスト》]][[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]][[《大爆龍 ダイナボルト》]][[《モモスター ケントナーク》]]の5枚は強力な[[cip]]または[[常在型能力]]を有しながら、[[シンカパワー]]までもが高性能なものを持つ[[サイクル]]である。

進化条件の「レクスターズまたは(文明)のクリーチャー1体の上に置く」も絶妙で、5文明に[[レクスターズ]]が存在しているおかげで、水文明の[[《ネ申・マニフェスト》]]から光文明の[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]に進化できるなどの拡張性も魅力であった。

コストを支払って召喚してもアドバンテージで損をさせないのがスター進化クリーチャーのデザインと思われるが、[[コスト踏み倒し]]でもバトルゾーンに出せるルートも落とし込めたのならより一層強さを発揮できる。
具体的には[[《エヴォ・ルピア》]]→[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】]]、[[《Disカルセ・ドニー》]]→[[【青抜き4色鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】]]、[[《王来英雄 モモキングRX》]]および[[Jチェンジ]]→[[【モモキングRX】]]が挙げられる。

最終的に、環境で長く活躍したものは「仮にスター進化ではない、普通の進化クリーチャーだったとしても、使う人がいるだろう」と思われるハイスペックカードのみであった。
[[《アルカディアス・モモキング》]]、[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]、[[【鬼羅.Star】]]や[[【ライオネル.Star】]]の[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]および[[《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》]]、[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]における[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]と[[《オンソク童子 <ターボ.鬼>》]]、[[【神羅ケンジ・キングダム】]]における[[《晴舞龍 ズンドコ・モモキング》]]と[[《ツクっちょ <メイ様.Star>》]]

逆に[[ディスペクター]]はカードデザインの負担も小さいようで、[[DM23-EX2]]で複数の新規[[ディスペクター]]が登場している。スター進化クリーチャーの新規は0枚。

**新規について [#v3027dbb]
通常弾はさておき、特殊弾で登場したのがかなり数が少ない。以下はパック名にEXを含む商品で新登場したスター進化クリーチャーの一覧。

-[[DMEX-15]]
--0体

-[[DMEX-16]]
--[[《熱血英雄 モモギンガ》]]
--[[《CAPTEEEN <ヘビポ.Star>》]]
--[[《マニフェストII世 <スペル.Star>》]]

-[[DMEX-17]]
--[[《ボルメテウス・モモキング》]]
--[[《ゲンムエンペラー <ヘヴィ.Star>》]]

-[[DMEX-18]]
--[[《神帝英雄 ゴッド・モモキング》]]

-[[DMEX-19]]
--[[《ブランド <NEXT.Star>》]]

-[[DM22-EX1]]
--[[《ボルシャック・モモキング・クロスNEX》]]

[[《ボルシャック・モモキング・クロスNEX》]]を最後に1体も新しいカードは登場しておらず、2024年1月現在も新規が増えていない。

**参考 [#f33e6673]
-[[用語集]]

-[[進化クリーチャーの一番上]]
-[[の下]]
-[[非進化]]

#include(進化の一覧,notitle)

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公式Q&A
>Q.[[《進化設計図》]]を使って、スター進化クリーチャーを手札に加えられますか?
A.はい、手札に加えられます。スター進化クリーチャーは進化クリーチャーです。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39559]]

>Q.自分の[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]の「召喚によってバトルゾーンに出た時」の能力で、相手の[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]を含む合計6体のクリーチャーを山札に加えた場合、自分はゲームに勝ちますか?
A.はい、ゲームに勝ちます。「スター進化」の置換効果で進化元のクリーチャーがバトルゾーンに残った場合も、[[《ボルシャック・大和・モモキング》]]を山札に加えたクリーチャーの数として数えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40501]](2021.10.22)

&tag(用語集,カードタイプ,スター進化クリーチャー,進化クリーチャー,スター進化);