#author("2024-01-23T02:14:23+09:00","","") #author("2024-01-23T02:14:51+09:00","","") *スーパー・&ruby(シールド){S};・トリガー [#d9efcee5] [[DMRP-01]]で登場した[[キーワード能力]]。通称SST｡ 通常の[[S・トリガー]]と同様、[[シールド]]から[[手札]]に加わる際に[[コスト]]を支払わずに[[プレイ]]することができる。 さらに、「''自分の[[シールド]]が1つも無い時に[[S・トリガー]]として使う''」場合、カード毎に追加の効果が[[付与]]される。 公式では追加[[能力]]の部分を「[[スーパー・ボーナス]]」と呼称している。 |タイム・ストップン R 無色[ジョーカーズ] (6)| |呪文：ジョーカーズ| |スーパー・S・トリガー（この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。その時、自分のシールドが1つもなければ、この呪文にS能力を与える）| |相手のコスト6以下のクリーチャーを1体選び、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。| |S−このターン、クリーチャーは攻撃できない。| |緑知銀 イーアル P 光文明 (4)| |クリーチャー：メタリカ 1000| |スーパー・S・トリガー（このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。その時自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーにS能力を与える）| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のマナゾーンのカードが自分のより多ければ、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。| |S−このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。| 限定的な条件での[[効果]]だが、追加[[能力]]は強力なものが多い。 自分を守る[[シールド]]がなくなった直後の[[ダイレクトアタック]]を封じるという意味合いで、[[除去]][[能力]]や上限の高い[[コスト踏み倒し]][[能力]]などが多くを占める。そういったものは戦況を大きく変えることが多いので、まさに「ピンチをチャンスに変える」ことができる。 スーパー・ボーナスの発動条件は一部の例外的シチュエーションを除けば基本的に達成するのが難しいため、[[防御札]]としては通常時効果が優秀なものがよく使われる。通常時効果だけでも十分強力な[[《ルクショップ・チェサイズ》]]や[[《撃髄医 スパイナー》]]、[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]などはその好例である。 とりわけ[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]など一撃で全[[シールド]]を叩き割る[[クリーチャー]]及びそうした[[コンセプト]]の[[デッキ]]への対策として採用されることが多い。 **ルール [#ze31c38b] -[[2017年3月25日ルール改訂]]により、[[W・ブレイカー]]などの複数ブレイクする能力によって自分の[[シールド]]全て[[ブレイク]]された時、その中のスーパー・S・トリガーをすべて使うことができる。 --[[2017年3月25日ルール改訂]]の、[[シールド]]同時[[ブレイク]]処理はこの[[能力]]が原因で改訂されたものだと思われる。これにより最後に[[ブレイク]]された[[シールド]]以外のスーパー・S・トリガーが完全に[[腐る]]ことが無くなった。 --[[《ルクショップ・チェサイズ》]]や[[《DNA・スパーク》]]等、[[S・トリガー]]処理の過程で[[シールド]]が1つ以上になったとしても、以降のスーパー・S・トリガーも有効である。 -あくまで[[プレイング]]の一環としてではあるが、スーパー・S・トリガーを可能な限り避けるために、最後に1つ[[シールド]]を残してそれ以外の[[シールド]]を先に[[ブレイク]]する攻め方が以前よりも重要になったといえる。これにより[[Q・ブレイカー]]は使いやすくなったか。 --反面、すべての[[シールド]]を[[ブレイク]]する[[ワールド・ブレイカー]]は弱体化を避けられなくなった。相手のシールドが多ければ多いほど、地雷能力になりうる。 --[[《パクリオ》]]や[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]などの[[シールド送り]]で増やした[[シールド]]や、[[シールド確認]]で見た[[シールド]]を最後に[[ブレイク]]すれば確実にスーパー・S・トリガーの発動を防ぐことができる。[[情報アドバンテージ]]が以前よりも重要になった。 --普通の[[S・トリガー]]と同じく、スーパー・S・トリガーも一度に複数枚使える。1枚でも十分戦況を大きく変える爆発力があることを考えれば、2枚以上この[[能力]]を[[トリガー]]されてしまうと、「ピンチをチャンスに変える」というレベルでは済まされないほど、理不尽極まりない不利な状況に追い込まれかねないことは言うまでもないだろう。 -S・トリガーであることには変わりないため、[[《呪術と脈動の刃》]]や[[《サイバー・I・チョイス》]]など、単にS・トリガーを指定するサポートの対象にも入る。逆に[[《無双恐皇ガラムタ》]]や[[《呪紋の化身》]]などのS・トリガーを封じる能力の対象にもなる。当然[[シールド焼却]]の効果にも無力。 -スーパー・S・トリガーの追加[[能力]]が得られるのはあくまでも''この能力の[[使用宣言]]時かつ[[シールド]]が1つもない時''である。当然ながら、[[シールド]]が0枚の時に[[手打ち]]したり、[[《目的不明の作戦》]]で唱えたとしても[[スーパー・ボーナス]]は得られない。逆にスーパー・S・トリガーの使用宣言をした時点でシールドが0枚であれば、能力の解決前に[[シールド追加]]によって自分のシールドが1つ以上になっても[[スーパー・ボーナス]]を得られる。 --[[DMEX-01]]にて[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]が[[再録]]されたこともあり、これをふんだんに利用した[[【ブライゼシュート】]]が環境入りすることに。 //-[[コスト踏み倒し]]は[[手札]]からは[[《ノヴァルティ・アメイズ》]]、[[墓地]]からは[[《冥王の牙》]]、[[山札]]からは[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]、[[マナ]]からは[[《コクーン・マニューバ》]]等が存在している。なんでもできる[[無色]]はともかくとして、[[水]][[文明]]は[[コスト踏み倒し]]できる[[ゾーン]]に先約が入ってしまったので、登場しないのは[[決定事項>ハンター(キャラクター)]]と言っても過言ではない。 **その他 [#l4ca67ee] -[[DMBD-08]]で登場した[[《堕呪 ギャプドゥ》]]を最後に、（特殊[[エキスパンション]]を除いて）スーパー・S・トリガーを持った新しいカードは登場していない。 **参考 [#n0eb40db] -[[用語集]] -[[スーパー・ボーナス]] -[[S・トリガー]] --[[スーパー・ボーナス]] -[[S・トリガー・プラス]] -[[シールド]] -[[アイコン能力]] -[[《タイム・ストップン》]] -[[《緑知銀 イーアル》]] ---- 公式Q&A >Q. シールドが残り3枚の時、Ｔ・ブレイカーを持つクリーチャーによって3枚のシールドがブレイクされました。その中に''スーパー・S・トリガー''を持つ呪文があった場合スーパー・ボーナスを使えますか？ A. はい。スーパー・ボーナスの発動条件は、手札に加えるタイミングでシールドが1つもないことです。たとえば3枚のシールドがそれぞれ''スーパー・S・トリガー''を持つ呪文だった場合、それらが手札に加えられるタイミングでシールドは1つもないので、3つすべての''スーパー・S・トリガー''能力を使うことが出来ます。 //[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmrp01-0002/]] [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31533/]]（2019.7.2再掲） >Q. シールドが1枚もない状態で手札から通常通りにコストを支払って''スーパー・S・トリガー''を持つ呪文を唱えました。スーパー・ボーナスは使えますか？ A. いいえ。スーパー・ボーナスを追加する効果は''スーパー・S・トリガー''を使用した時に行われるのです。手札から通常通りに唱えた場合、シールドが1つもなくてもスーパー・ボーナスを使うことは出来ません。 %%[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmrp01-0002/]]%% >Q.[[《キンチョーラー》]]を自分のシールドが一つもない状態で''スーパー・S・トリガー''能力で召喚した時、「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」の能力が２つあることになりますが書かれている順番に実行するのですか？ A.いいえ、クリーチャーの出た時の能力は好きな順番で解決することが可能です。この場合先にジョーカーズすべてのパワーをバトル中+10000する能力を使ってからバトルすることでよりパワーの大きな相手のクリーチャーとのバトルに勝つことができるようになります。 //[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmrp05-0020/]] [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31724/]]（2019.7.2再掲） >Q.シールドが1枚の状態で[[《SMAPON》]]を''スーパー・S・トリガー''能力でバトルゾーンに出した後、何らかの能力で自分のシールドが0枚になりました。スーパー・ボーナスは使えるようになりますか？ A.いいえ。''スーパー・S・トリガー''の使用を宣言した段階でシールドが0枚でないとスーパー・ボーナスは使うことができません。 //[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31630/]] [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31630/]]（2019.7.2再掲） >Q.自分の[[《ア：ニーオ：マクア》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分のターン中、相手のシールドを2つブレイクした時、相手は「S・トリガー・プラス」で[[《水雲の聖沌 5u170n》]]を召喚しました。&br;[[《水雲の聖沌 5u170n》]]は通常は「このクリーチャーが出た時」の能力は持ちませんが、「S・トリガー・プラス」で「このクリーチャーが出た時」の能力を持ちます。&br;この時、[[《ア：ニーオ：マクア》]]の「相手の「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を持つクリーチャーが出る時」の置換効果を適用し、[[《水雲の聖沌 5u170n》]]をマナゾーンに置かせることはできますか？&br;類似例：[[《地封龍 ギャイア》]][[《黒豆だんしゃく／白米男しゃく》]]&br;類似能力：「''スーパー・S・トリガー''」 A.はい、できます。&br;「S・トリガー・プラス」の条件を満たしている状況で[[《水雲の聖沌 5u170n》]]が出ようとしている場合、それは「このクリーチャーが出た時」の能力を持つクリーチャーとして扱われます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44197]]（2023.12.15） &tag(用語集,能力,能力語,S・トリガー,スーパー・S・トリガー,シールドゾーンから手札に加える時,コスト踏み倒し,スーパー・ボーナス);