#author("2023-02-26T02:28:07+09:00","","")
#author("2023-11-07T03:18:49+09:00","","")
*ターン終了ステップ [#kc597f92]

|8|>|220|c
|>|>|BGCOLOR(silver):(相手の''ターン終了ステップ''((ただし、[[追加ターン]]を得ていた場合はこの限りではない。)))|h
|>|>|BGCOLOR(white):[[ターン開始ステップ]]|
|>|>|BGCOLOR(white):[[ドローステップ]]((先攻の最初のターンのみ、このステップは存在しない。))|
|>|>|BGCOLOR(white):[[マナチャージステップ]]|
|>|>|BGCOLOR(white):[[メインステップ]]|
|>|>|BGCOLOR(white):[[攻撃ステップ]]|
|BGCOLOR(white):|>|BGCOLOR(white):[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]|
|~|>|BGCOLOR(white):[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]|
|~|BGCOLOR(white):[[バトルステップ]]|BGCOLOR(white):[[ダイレクトアタックステップ]]&br;([[ダイレクトアタック]]/[[シールド]][[ブレイク]])|
|~|>|BGCOLOR(white):[[攻撃終了ステップ]]|
|>|>|BGCOLOR(pink):''ターン終了ステップ''|
|>|>|BGCOLOR(silver):(相手の[[ターン開始ステップ]]((ただし、[[追加ターン]]を得ている場合はこの限りではない。)))|f

[[ターン]]最後の[[ステップ]]。[[攻撃ステップ]]の後に行われる。

基本的には自分の[[ターン]]の終了を宣言し、相手にターンを渡すだけの[[ステップ]]であり、[[カード]]のやり取りは伴わない。

ただし、[[カード]]の[[能力]]には「[[ターン]]の終わりに誘発する」「ターンの終わりまで有効」といったものが存在し、これらが絡んでくると話は違ってくる。

この[[ステップ]]は、ターンの終わりを迎えようとしているステップなので、このタイミングではまだターンが終了したわけではない。

**この[[ステップ]]の詳細な流れ [#ie1d9c6c]

+自動的に、公開ゾーンにある「(自分の / 相手の / 各)ターンの終わりに」の能力が[[待機]]状態になる。
+[[使用宣言]]が必要な[[誘発型能力]]の[[使用宣言]]を[[ターン・プレイヤー]]が行う。
+[[ターン・プレイヤー]]の待機状態の効果を処理する。
+[[ターン・プレイヤー]]の待機状態の効果がすべてなくなったら、[[使用宣言]]が必要な[[誘発型能力]]の[[使用宣言]]を非[[ターン・プレイヤー]]が行う。
+非[[ターン・プレイヤー]]の待機状態の効果を好きな順番で処理する。この過程で[[ターン・プレイヤー]]側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後で[[ターン・プレイヤー]]の効果を優先して処理し、その後非[[ターン・プレイヤー]]側の処理に戻る。
+解決できる効果がなくなれば、この時、「このターンの終わりまで」「このターン中」、[[ターン・プレイヤー]]視点で「自分のターン中」「自分のターンの終わりまで」、非[[ターン・プレイヤー]]であれば「相手のターン中」「相手のターンの終わりまで」など、期間を指定されていた[[継続的効果]]があれば、それらは消滅し、同時に相手のターンを開始(→相手[[ターン開始ステップ]]への移行)する。

//#region2(過去の裁定){{
//+公開ゾーンにある「[[ターン]]の終わりに」誘発する[[能力]]が[[ターン・プレイヤー]]と非[[ターン・プレイヤー]]が同時に誘発し、[[ターン・プレイヤー]]側から「任意の[[誘発型能力]]の宣言」をして、非[[ターン・プレイヤー]]の「任意の誘発型能力の宣言」をして、[[ターン・プレイヤー]]側から好きな順番で待機中の効果を解決する。
//+1によって[[能力]]が誘発するなどした場合、それを解決し、さらに新しく[[能力]]が誘発した場合、これを繰り返す。

//例えば、
//+自分の[[ターン]]の終わりに、[[《時空の斬将オルゼキア》]]を[[覚醒]]させる
//+このとき、[[《魔刻の覚醒者G・オルゼキア》]]の[[能力]]で2[[ハンデス]]
//+[[《クエイク・ゲート》]]により[[パワー]]が上がっていた[[《スピア・ルピア》]]が相手の[[《ローズ・キャッスル》]]により[[破壊]]
//+[[《スピア・ルピア》]]の[[pig]]で自分の[[山札]]から[[《黒神龍ジャグラヴィーン》]]を[[サーチ]]
//+相手の[[ターン]]

//ここに絡んでくるカードの数が多いほど処理はややこしくなっていくので、よく順番を確認しておきたい。

***[[よくあるルールの勘違い]] [#k0ca8a2e]

「ターンの終わりに」誘発する能力を持ったカードがこのステップ中に能力が誘発するゾーンに移動した場合、その能力は解決できない。ただし、ターンエンド時に誘発するゾーンにいる場合は、そのステップが来た段階で解決の条件を満たしていなくても、解決時にその条件を満たしていればそれを解決できる。
例えば、
>
+自分のターンの終わりまでに[[《煉獄刃 ヘルフエズ》]]を装備したクリーチャーと他のクリーチャー4体。そして[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]がバトルゾーンにある。(このステップまでに相手のクリーチャーを破壊していないと仮定する)
+《ウェルカム・ヘル》が[[龍解]]条件を満たしている為、《ヘルフエズ》を装備したクリーチャーを残しつつ龍解。
+龍解時、[[《極・魔壊王 デスゴロス》]]の能力により相手のクリーチャーが破壊される。
+相手のクリーチャーが破壊されたことにより、《ヘルフエズ》の龍解条件を満たしたため龍解。
<
はできるが、&br;逆に[[《Dの地獄 ハリデルベルグ》]]がある状態で
>
+自分のターンの終わりまでに[[《煉獄刃 ヘルフエズ》]]を装備したクリーチャーと他のクリーチャー3体。そして[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]がバトルゾーンにある。(このステップまでに相手のクリーチャーを破壊していないと仮定する)
+《ウェルカム・ヘル》が[[龍解]]条件を満たしている為、《ヘルフエズ》を装備したクリーチャーを含めて破壊して龍解。
+龍解時、[[《極・魔壊王 デスゴロス》]]の能力により相手のクリーチャーが破壊される。
+そのあと《ハリデルベルグ》の[[Dスイッチ]]を起動。
+このターン破壊された《ヘルフエズ》を装備していたクリーチャーを含めた4体がバトルゾーンに。
+《ヘルフエズ》を装備していたクリーチャーもう一度《ヘルフエズ》を装備。
+《ヘルフエズ》を装備していたクリーチャーにもう一度《ヘルフエズ》を装備。
《ヘルフエズ》の龍解条件は満たしているように見えるが、ターンエンド時にバトルゾーンを一度離れているので実際には龍解できない。
<

**その他 [#qd56e1e8]

-「ターンの終わりに」誘発する[[能力]]を持った[[カード]]を使っている場合、ターン終了を宣言しているにもかかわらず[[ターン・プレイヤー]]側の処理を続行することになるため若干ややこしくなる。

-[[Magic:The Gathering]]には戦闘([[攻撃ステップ]])後に[[カード]]を[[プレイ]]できるタイミングがあるが、[[デュエル・マスターズ]]には存在しない。

**参考 [#l965fb00]
-[[用語集]]
-[[ステップ]]
-[[ターン]]
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公式Q&A
>Q.[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]の「鬼エンド」能力で得た追加ターン中に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]がバトルゾーンに出ました。そのターンの終わりに、自分のクリーチャーを全て破壊しますか?
A.いいえ、ターンの残りをとばすので、自分のクリーチャーは破壊しません。「ターンの終わりに」の能力はトリガーせず、次の相手のターンを始めます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39060]]

>Q.バトルゾーンに自分のタップ状態の[[《夢見がちモッフル》]]が1体います。相手は自身のターンに[[《黒神龍ザンジバル》]]をバトルゾーンに出しました。相手のターン終了時に「パワーを+4000する」効果は無くなりますが、[[《黒神龍ザンジバル》]]の能力によって[[《夢見がちモッフル》]]は破壊されますか?
A.いいえ、相手のターンの終わりと、自分のターンの最初のアンタップは同時に迎えますので、[[《夢見がちモッフル》]]は破壊されません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34232]]

>Q.自分のターンの終わりに[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]を「龍解」させるために[[《グルジェ・グルジェ》]]を4体破壊しました。この[[《グルジェ・グルジェ》]]はターンの終わりにバトルゾーンにいたので、墓地から破壊した4体をバトルゾーンに出すことはできますか?
A.いいえ、効果を解決するタイミングでバトルゾーンにいなければならないので、4体とも墓地に置いてしまった場合、1体も出せません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34237]]

>Q.バトルゾーンに自分のタップ状態の[[《オオダテ入道》]]がいます。自分のターンの終わりに[[《月と破壊と魔王と天使》]]の能力でシールドの枚数が変わり、[[《オオダテ入道》]]の「鬼タイム」が発動しました。[[《オオダテ入道》]]は能力を無視して、破壊されませんか?
A.いいえ、「ターンの終わり」を迎えた時点でトリガーした効果を無視することはできないので、破壊されてしまいます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34236]]

>Q.相手の「キリフダReVo」状態の[[《スパダチ ケントナークR》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手のターンの終わりに自分は[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]の「無月の門・絶」能力を宣言しました。この[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]はバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、マナゾーンに置かれます。''ターンの終わりに''の能力を解決した後に「ターンの間」が消滅します。召喚した[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]と構成される魔導具カードは、全てマナゾーンに置かれます。(総合ルール 511)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39066]]

>Q.自分の手札に[[《ZERO ハンド》]]があり、バトルゾーンに相手の[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]があります。
相手のターンの終わりに[[《ZERO ハンド》]]を使いたい場合、「侵略ZERO」の使用を宣言するのは相手が[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]の能力を使う前ですか? それとも、使った後ですか?
A.相手が[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]の能力を使った後で、「侵略ZERO」の使用を宣言します。
待機状態の効果を一度すべて解決してから、非ターン・プレイヤーは使用宣言が必要な能力の宣言を行います。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39891/]]

>Q.相手は自身のターン中に[[《インフェルノ・サイン》]]を唱えて[[《劇の根源 マクガフィン》]]を墓地からバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、相手の[[《劇の根源 マクガフィン》]]の効果で、自分は[[《ZERO ハンド》]]を引きました。 自分は「侵略ZERO」で、[[《ZERO ハンド》]]を手札から使えますか?
A.はい、使えます。ターン・プレイヤーの効果をすべて処理した後で、非ターン・プレイヤー側の能力の使用宣言を行います。使用宣言を行うタイミングで[[《ZERO ハンド》]]は手札にあるので、問題なく宣言を行い、使うことができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39893/]]

&tag(用語集,ステップ,ターン終了ステップ);