#author("2022-01-05T09:58:00+09:00","","")
#author("2022-01-06T03:45:31+09:00","","")
*フォイル [#p9f72ee0]

特定のカードの表面に施される、光沢感のある特殊な加工。

そのような加工を施したカードのことも指し、「フォイルカード」「キラカード」などとも呼ばれる。

デュエル・マスターズでは[[レジェンドカード]]、[[ダブルビクトリー]]、[[ビクトリー]]、[[スーパーレア]]及び[[ベリーレア]]が固定でフォイル仕様になっている。また、一部の[[プロモーション・カード]]、[[カティノカード]]、[[ヒーローズ・カード]]、[[MIRACLEカード]]、[[MODE→CHANGE]]、[[Dramatic Card]]もフォイル仕様で収録される。

フォイル加工されたカードは光にかざすと様々な色に反射し、見た目が非常に派手で見栄えがする。そのため、[[エキスパンション]]や[[構築済みデッキ]]の目玉はフォイルカードとなっていることが多い。[[スーパーレア]]や[[ベリーレア]]の[[カード]]に重くて強力な[[スペック]]のものが多いのは、これも一因である。

しかし、フォイルと[[カード]]の強さには直接関係は無い。フォイルカードにも実用性が高いものから低いものまで幅広く存在するため、実際の[[ゲーム]]で使う場合は、[[スペック]]の方も注視して[[デッキ]]に組み込むべきだろう。

**反りについて [#nfb46cdf]
フォイルカードは湿気を吸って内側に反る性質がある。そのため、実際に使う時は[[スリーブ]]に入れた場合でも他のカードと区別がついてしまうこともある。

しかし、[[デュエル・マスターズ]]では基本的に高[[レアリティ]]のカードはフォイル仕様でしか存在せず、フォイルには強力なカードが多いので使わざるを得ないことがしばしばある。

そういう場合に反りを出来る限りなくす方法としては、乾いた場所で辞書などの重くて平らな重りを乗せてしばらく放置しておく、いわゆる押し花のような方法や、大きすぎないサイズのタッパーの中に乾燥剤と共に投入する方法がある。
他には、少しゆとりのあるスリーブを用意し、それに他のカードと一緒に裏表が互い違いになるようにきつめに入れる方法もあるが、あまり詰め込みすぎてカードの端がつぶれてしまわないように注意。

それでも時間が経つと反りはまた出てくるので、カードの状態を重視する人には管理に手間のかかるカードといえる。

**フォイルとイカサマ [#o5c7ca3e]
フォイルは通常のカードと硬度が違うため、パチンと鳴らすように[[ゲーム台]]に置くとノーマルより音がしない。これを[[ゲーム]]開始時に置いた[[シールド]]の識別や[[ディールシャッフル>シャッフル]]した相手のカードを[[山札の下]]に固めて[[事故]]が起こるようにするといったイカサマに悪用することができる。

**フォイルとサーチ [#d7a4ebed]
フォイル、特に[[《天地命動 バラギアラ》>《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]などの5枚1セット確定のカードは、「サーチを助長しかねない」という点から批判されることもある。だがこれはそもそも客が自由に選べないように店側が対策を打てば問題ない。

**その他 [#p26f4258]
-フォイル(foil)とは箔の意。「ホイル」とは同義語である。[[デュエル・マスターズ]]の各商品に書かれている事から察するに、デュエル・マスターズの公式では名称は「[[ホイル]]」で統一されている模様。

-フォイルのパターンにもいくつか種類があり、不定期に更新される。時期ごとにフォイルの違いを見比べてみるのも面白いだろう。

-[[スーパーレア]]や[[ベリーレア]]のフォイルとは別に、破片を散りばめたような加工を施された[[カード]]は「[[ラミネカード]]」と呼ばれる。こちらは[[コロコロコミック]]や単行本の付録の[[プロモーション・カード]]に多い。

-フォイルとは逆に、[[カード]]に加工が施されていないことを俗に「[[ノーマル]]」と呼ぶ。フォイルに比べると派手さでは劣るが、逆にその落ち着いた雰囲気を好む[[プレイヤー]]も多い。

-[[MODE→CHANGE]]や[[Dramatic Card]]が存在する都合上、フォイルだからと言って必ずしも高価であるとは限らない。
[[スーパーレア]]や[[ベリーレア]]の場合も、[[カード]]そのものの強さによって[[シングルカード]]の値段も大きく上下することが多い。
[[トレード]]の際は実際の[[カード]]の価値をよく確認するべきだろう。
--カティノカードに始まる「ノーマルのイラスト替え版」が導入されたのも、もとを糺せば「レアリティが高くないカード(=通常フォイルでないカード)」にも強いものがあると知ってほしい」という開発側の配慮によるものである。

-スーパーデッキは全カードが[[銀枠]]か[[金枠]]のフォイル仕様で、非常に見た目を引く仕様となっている。[[スーパーデッキ・ゼロ]]が3パターン、[[スーパーデッキ・クロス]]が1パターン。[[スーパーデッキ・サーガ]]以降は各デッキ専用の[[カスタムホイル]]と[[サイキック・クリーチャー]]用の[[超立体ホイル]]が使用されている。通常のフォイルと反り方が違い、またカードの厚さが異なる場合もあるので管理、使用の際は要注意。

-DASHTVSでの「こちらデュエ曲署特捜班」にて「[[カード]]を干すと反りが戻る」という会話がある。&br;確かに乾燥はできる為反り対策にはいいが、直射日光で[[カード]]が色落ちする、室外でやった場合汚れたり盗まれたりする等、[[デメリット]]が非常に大きくお勧めできない。(作中でも「個人の感想です」「気分的なもの」と釘を打ってはいたが)
--乾燥材の入った容器に保存することで同様の効果を再現できる。

**参考 [#db83efff]
-[[用語集]]
-[[ホイル]]
-[[フォイルカード]]
-[[フルフレームフォイル]]
-[[カスタムホイル]]
-[[超立体ホイル]]

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