#author("2022-10-28T02:19:08+09:00","","")
#author("2023-10-30T04:14:19+09:00","","")
*メタモーフ [#odbb1b9f]

メタモーフとは、「自分の[[マナゾーン]]に[[カード]]が7枚以上ある限り、このカードはMM(メタモーフアイコン)以下の[[能力]]を得る。」を意味する[[常在型能力]]である。

|セブンス・タワー C 自然文明 (3)|
|呪文|
|自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに置く。|
|メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、この呪文は次のMM能力を得る)|
|MM−自分の山札の上から1枚目を置くかわりに、上から3枚を自分のマナゾーンに置く。|

|バリアント・スパーク R 光文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。|
|メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、この呪文は次のMM能力を得る)|
|MM−バトルゾーンにある相手のクリーチャーを、1体のかわりにすべてタップする。|

自分の[[マナゾーン]]に[[カード]]が「7枚」以上あるときに特定の[[能力]]を得る[[能力]]である。
メタモーフ前よりも範囲が広がったり、威力が上がったりする。

終盤になると低[[コスト]]で高い威力を発揮できるのが強み。一方、長期戦を苦手とする[[【速攻】]]や[[中速]][[デッキ]]とは相性が悪い。

面白い[[能力]]ではあるのだが、いかんせん[[カードパワー]]が乏しいものが多い。
[[殿堂入り]]した強力[[マナブースト]]の[[《セブンス・タワー》]]、敵獣を[[タップ]]する[[《粛清者モーリッツ》]]と[[《バリアント・スパーク》]]以外はほとんど使われていない。

[[転生編]]で登場して以降、新たなメタモーフは現れていない。今後再登場する可能性は皆無だろう。
下手に「メタモーフ」という1単語で「7枚以上」まで意味を持たせてしまったことも再登場できない理由だろう。「[[ニンジャ・ストライク]](数字)」のようにしておけばと悔やまれる。
単にマナゾーンに一定以上のカードの枚数があることで得られる[[常在型能力]]は、[[《獣軍隊X ゲリラフガン》]]や[[《戯具 ザンブロク》]]や[[《ボルシャック・ヴァルケリー》]]などで登場している。

-[[クリーチャー]]のメタモーフは[[バトルゾーン]]にある間、[[呪文]]のメタモーフは[[解決]]時に機能する。

-[[呪文]]が持つメタモーフは[[自己置換効果]]に当たり、例えばメタモーフが起動した[[《セブンス・タワー》]]で行う[[マナブースト]]は[[置換効果]]という扱いとなる。よって、その場合は[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の[[置換効果]]を無力化することができる。&br;これは、1つのイベントに2つ以上の[[置換効果]]を適用させることはできないためである。

-素早く[[マナ]]を[[チャージ]]すればその分だけ[[効果]]を発動させやすくなるため、当然ながら[[マナブースト]]と相性が良い。

-[[ランデス]]は天敵。序盤から積極的にマナを削っていく[[デッキ]]が相手の場合、能力の起動は絶望的である。6マナ以下になれば発動中の効果も失われてしまうので、[[ランデスデッキ>デッキ集/ランデス]]が相手のときはいつランデスされてもいいように、余分にマナをチャージしておくのが無難。

-[[マナ]]の枚数が7枚で[[マナゾーン]]にあるメタモーフ付[[呪文]]を唱えても、MM[[能力]]は得られない。これは、[[プレイ]]中の[[呪文]]は[[保留状態]]になり、マナゾーンのカードの枚数として数えられないため。

-同じく自分のマナの枚数を参照する[[能力]]としては[[マナ武装]]がある。&br;ちなみにあちらは[[能力語]]、こちらは[[キーワード能力]]である。

-メタモーフ(metamorph)で調べてもデュエマ関連のページが出てくるが、変質・変身などといった意味。メタモルフォーゼ(metamorphosis)なら聞いたこともあるだろう。

//-元ネタはMtGの「スレッショルド」だろう。ただ、あちらは''墓地''にカードが7枚以上あれば、という違いが見受けられる。
//ちょっと強引でしょう。論拠不十分。
**参考 [#b360e6a9]
-[[《セブンス・タワー》]]
-[[《バリアント・スパーク》]]
-[[用語集]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,メタモーフ,タグ未設定);
&tag(用語集,能力,キーワード能力,メタモーフ,自己置換効果);