#author("2023-08-06T02:02:01+09:00","","")
#author("2024-03-21T16:41:24+09:00","","")
*&ruby(でんせつじゅもん){伝説呪文};サイクル [#fd9a3fee]

|切札の伝説 UC 火/自然文明 (4)|
|呪文:ジョーカーズ/チーム切札|
|このカードを自分のマナゾーンに置いた時、自分の手札にある多色カードを1枚、相手に見せてもよい。そうしたら、このカードをアンタップする。|
|次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶︎相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。|
|▶︎バトルゾーンにある相手の、コスト2以下のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。|

[[DMEX-14]]で登場した、[[多色]]呪文による[[サイクル]]である。

以下の共通する特徴を持つ。
+[[サブタイプ]]として、[[十王篇]]のチーム[[種族]]を持つ。
+[[十王篇]]のチーム[[種族]]を持つ。
+そのチームまたは王国の色の[[多色]]で、[[コスト]]4アンコモン呪文である。
+手札にある他の[[多色]]カードを見せることで、マナゾーンに疑似アンタップインできる。
+手札にある他の[[多色]]カードを見せることで、マナゾーンに疑似[[アンタップイン]]できる。

厳密には、[[アンタップ]]で置かれるのではなく、[[タップ]]状態で置かれた後にアンタップする。
したがって、ルールによる[[タップイン]]以外に[[《フェアリー・ソング》]]や[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]などのカードの[[効果]]によって[[タップイン]]した場合でも、条件を満たせばきちんとアンタップマナになってくれる。

[[多色]]を多用する[[デッキ]]においては[[マナ基盤]]にもってこいの能力。
[[文明]]こそ違うが、''最大40枚''もデッキに投入出来るので、デッキのテンポロスを補うのには十分。

一方で[[システムクリーチャー]]の設置なしにテンポロスなくマナゾーンに置けることを考慮してか、[[呪文]]としての能力自体は控えめであり、その効果が目的なら他に適任がいる。
基本的にはアンタップで置ける多色マナ専用カードとして使い、刺さる場面か使わざるを得ない場面では唱えるという運用になるだろう。

-[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がいる場合も「マナゾーンに置かれた時」の能力は[[誘発]]する。しかし、[[効果]]は[[無視]]されるので[[解決]]することができない。つまり、多色カードを見せたり、置いた呪文をアンタップさせることはできない。
--同時に[[誘発]]した[[スペース・チャージ]]等により[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を[[除去]]できた場合、[[解決]]できるようになる。


**一覧 [#u34c8e14]
|~[[サブタイプ]]|~[[カード名]]|~[[文明]]|h
|[[チーム銀河]]|[[《銀河の伝説》]]|[[光]]/[[水]]|
|[[月光王国]]|[[《月光の伝説》]]|[[光]]/[[闇]]|
|[[チームボンバー]]|[[《ボンバーの伝説》]]|[[光]]/[[火]]|
|[[暴拳王国]]|[[《暴拳の伝説》]]|[[光]]/[[自然]]|
|[[チーム零]]|[[《零の伝説》]]|[[水]]/[[闇]]|
|[[美孔麗王国]]|[[《美孔麗の伝説》]]|[[水]]/[[火]]|
|[[チームウェイブ]]|[[《ウェイブの伝説》]]|[[水]]/[[自然]]|
|[[鬼札王国]]|[[《鬼札の伝説》]]|[[闇]]/[[火]]|
|[[不死樹王国]]|[[《不死樹の伝説》]]|[[闇]]/[[自然]]|
|[[チーム切札]]|[[《切札の伝説》]]|[[火]]/[[自然]]|

**その他 [#x90befda]
「伝説」という単語はこのサイクル以外でも使われている。
言うまでもないが、先に登場していた[[《希望と勝利の伝説》]]や[[《無双と竜機の伝説》]]といったカードは、この伝説呪文サイクルの特徴とは一致していない。

MTGの多色土地は条件を満たせばアンタップインで置けるものも多く、このサイクルもそれらから来たものだろう。
特にパック『イニストラードを覆う影』収録の、通称「シャドウランド」と呼ばれる土地カードサイクルに近い。こちらも特定のカードを手札から見せることでアンタップインされる。
ちなみに、そちらは条件を満たしても、別のカードにタップインを強要されたらタップして出すほうが勝つ。

[[フレーバーテキスト]]には各チーム・王国のその後の様子が書かれている。

[[王来篇]]ではマナゾーンに疑似アンタップインできる[[キング・セル]]が登場した。
そちらは手札に別の多色を用意しておく必要はないが、手札から置かれた時限定のアンタップインで、[[合体]]まで到達しなければ[[手打ち]]で発揮する効果を一切持たない。

-[[《暴力類 アバレマックス》]]とは特に相性がよく、一気に増えたマナをフル活用出来る。

**参考 [#q07349a9]
-[[用語集]]
-[[呪文]]
-[[十王篇]]
-[[MAX呪文]]
----
公式Q&A

&tag(サイクル,呪文);