#author("2021-11-14T12:14:02+09:00","","")
#author("2022-02-11T06:56:02+09:00","","")
*&ruby(やまふだ){山札}; [#g7f61aae]

|>|>|>|>|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[バトルゾーン]]&br; |
|BGCOLOR(white):CENTER:[[シールドゾーン]]|BGCOLOR(pink):CENTER:山札|BGCOLOR(white):CENTER:[[墓地]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[超次元ゾーン]]&br;または&br;超GRゾーン|BGCOLOR(white):CENTER:[[超GRゾーン]]&br;または&br;超次元ゾーン|
|>|>|>|>|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[マナゾーン]]&br; |

|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[手札]]&br; |

**概要 [#qa8fc467]
[[ゾーン]]の1つ。また、そこにあるカード群のこと。
[[デッキ]]のカードのうち、未使用のものが置かれる場所である。

ゲーム中は持ち主から見て右側に置く。

ゲーム中はここからカードを補充して使っていくことになる。
山札の[[カード]]は原則として自由に使用できないため、序盤から中盤にかけては山札から多く[[ドロー]]する方が、カードを有効に利用できる。

**ルール [#t029ef9e]
-山札は[[非公開ゾーン]]である。山札のカードは、カードの[[効果]]などで指示がない限り誰も[[見る]]ことができない。

-山札の''枚数''はゲーム中いつでも数えることができる。
また、相手の山札の枚数を相手プレイヤーに確認することができる。確認されたプレイヤーは枚数を数えて対戦相手に伝えなければならない。

-カードの効果で山札全体を見た場合、一度[[シャッフル]]してからゲームを続ける。一部を[[見る]]または[[表向き]]にした場合は、カードの指示に従って所定の場所に置く。

-カードの効果で「山札を[[見る]]」場合は自分だけが見るが、「山札を[[表向き]]にする」場合は自分も相手も見ることになる。[[《巡霊者メスタポ》]]等が規制するのは以前は前者のみだったが、裁定変更で後者も封じるようになった。


-山札が0になったプレイヤーはその時点で[[デュエル]]に敗北する。→[[ライブラリアウト]]

-カードの[[効果]]でカードを山札に戻す際、戻す位置について指定(『山札の一番下』など)が無ければ、山札に戻されるカードの持ち主がその位置を決める。
戻す位置の指定が無い[[能力]]のほとんどは山札に戻した後で山札を[[シャッフル]]するため、基本的にはどこに戻しても変わらないが、[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]の[[能力]]などで[[シャッフル]]を禁止されている場合、山札の好きな位置にカードを戻せるようになる。
また、[[オーラ]]のついたカードが山札に戻される場合、[[オーラ]]も一緒に山札に戻されるが、[[オーラ]]を戻す位置について指定が無いため、山札の好きな位置に戻すことができる。

-「山札ゾーンにカードは40枚」というデッキ構築のルールはゲーム開始前にチェックされるため、[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]によって[[メインデッキ]]の[[カード]]40枚全てと[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]から吹き飛ばされた[[禁断コア]]を含めて山札が40枚を超過してしまった場合など、デッキ構築ルールと異なる状況になったとしてもデッキ構築のルール違反となって敗北することはない。この点は[[《あたりポンの助》]]に関する公式サイトのQ&Aの回答としてプレイヤー間で再確認されている。
-「山札ゾーンにカードは40枚をベースとする」というデッキ構築のルールはゲーム開始前にチェックされるため、[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]によって[[メインデッキ]]の[[カード]]40枚全てと[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]から吹き飛ばされた[[禁断コア]]を含めて山札が40枚を超過してしまった場合など、デッキ構築ルールと異なる状況になったとしてもデッキ構築のルール違反となって敗北することはない。この点は[[《あたりポンの助》]]に関する公式サイトのQ&Aの回答としてプレイヤー間で再確認されている。
--[[《13番目の計画》]]を採用することで、40枚に5枚カードを増やしてゲームを開始することができる。この効果は重複できるため[[《13番目の計画》]]の[[4枚積み]]で山札が60枚でゲームを開始することになる。

-カードを出す、またはカードを使用する効果で山札を見る(表向きにする)場合、見ている(表向きにしている)カードは山札に属しているが、他の効果の影響を受けない。(2021年10月22日裁定変更)
--[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[能力]]で[[《魔帝連結 ガイゼキアール》]]を出す時、その[[EXライフ]]で[[シールド化]]するカードは、《ドギラゴン閃》で見ている4枚のカードを除いた中で一番上にあるカード(見ているカードを含め、山札の上から5枚目のカード)となる。
--[[《聖霊左神ジャスティス》]]で[[《エナジー・Re:ライト》]]を唱えた時、《ジャスティス》で見ているカードを除いた中で山札の一番上から2枚のカード(山札の6,7枚目)を引く。
--ただし、山札から[[出す]]もしくは[[使う]]カードは他の[[効果]]の影響を受ける。[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]や[[《とこしえの超人》]]等の[[着地置換効果]]は今まで通り影響を受ける。(2021年11月12日裁定変更)
--すでに影響を受けている[[効果]]に関しては影響を受けたままとなる(2021年11月12日裁定変更)。[[《希望のジョー星》]]の[[効果]]が適用されている場合、見ているカードは[[無色]]になる。

-[[超天篇]]から登場した新たな[[ゾーン]][[超GRゾーン]]に置かれる山札は基本的に山札と呼ばれず[[超GR]]と呼ばれる。

**戦術・テクニック等 [#na821262]
-何らかの[[効果]]で山札を見る場合、他の公開情報と照らし合わせることで[[シールドカード]]の中身を把握することが可能である。漫画「覇王伝ガチ!!」では、[[赤星 大虎]]もこのテクニックで[[シールド]]に[[《偉大なる恵み》]]が入っていることを確認し、勝利につなげた。

-「[[デッキ]]」という用語と混同されることも多いが、山札と[[デッキ]]は根本的に異なる用語である。[[デッキ]]とは山札と全てのゾーンを含めた40枚のカードの束の事であり、山札も[[デッキ]]の一部である。なお、公式用語では「[[デッキ進化]]」では例外的に「山札」の意味で「[[デッキ]]」という言葉が使われている。

-ターンのはじめに山札から必ず1枚[[ドロー]]する。よって、山札が1枚の状態でターンを終了した場合、ほぼ敗北が確定する。

**その他 [#g9fc4569]
-山札が絡む[[ループ]]の証明の際に、1度表向きにしたカードを山札に戻す場合、証明しやすいように便宜上表向きにして山札に置くことがある。順序が不作為化されない限り、山札に何が置かれたかは明白であるためである。

-[[《ヘル・スラッシュ》]]や[[《猛菌魚雷ヤサカノフカ》]]の[[フレーバーテキスト]]では、「心」と表現されている。また[[《腐敗麗姫ベラ》]]の[[フレーバーテキスト]]では「資産」とも。

-漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」の1巻オマケ漫画では、「山札ゾーンにカードは40枚」というデッキ構築のルールが定められている理由についてショーが「40枚っていうのは、デュエルにちょうどいい枚数なんだ」と解説している。


**参考 [#t6524644]
-[[用語集]]
-[[ゾーン]]
-[[サーチ]]
-[[デッキ]]
-[[ライブラリアウト]]
-[[山札圧縮]]
-[[山札操作]]
-[[山札の上]]
-[[山札の下]]
-[[山札送り]]

-[[超GR]]

&tag(用語集,山札,ゾーン);