#author("2021-08-14T01:29:10+09:00","","")
#author("2023-03-04T15:25:04+09:00","","")
*&ruby(むげつ){無月};の&ruby(たいざい){大罪}; [#cc7a9d31]

|無月の大罪x(このオーラを使うコストをx少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する)|

無月の大罪とは、月刊[[コロコロコミック]]2019年7月号で登場した[[キーワード能力]]である。

|衰罪 デ殺パイダー C 闇文明 (3)|
|オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン +2000|
|無月の大罪1(このオーラを使うコストを1少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊する)|
|これをクリーチャーに付けた時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-2000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)|
|オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。|

この[[能力]]を持つ[[オーラ]]を[[使う]]時、指定された数だけ[[コスト軽減]]して[[プレイ]]できる。
ただし、そうした場合、その[[ターン]]の終わりに自分の[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]しなくてはいけない。
現時点では、一部の[[闇]]の[[オレガ・オーラ]]のみが持つ[[能力]]である。

[[無月の門]]及びその派生[[能力]]を彷彿とさせる名称だが、性質はむしろ[[B・A・D]]や[[マスターB・A・D]]に近く、基本的にはそれらの[[オーラ]]版と思ってもらえばいいだろう。
指定された分しか[[コスト]]を下げられない点は[[B・A・D]]に近いが、[[破壊]]対象に無月の大罪の[[トリガー]]元以外の味方[[クリーチャー]]を選べる(必ずしも無月の大罪を使用した[[オーラ]]の付いた[[クリーチャー]]を選ぶ必要が無い)点は[[マスターB・A・D]]に近い。
軽減できる[[コスト]]としては[[B・A・D]]や[[J・O・E]]のように1、2、3が確認されている。

-[[GRクリーチャー]]に多めな「[[離れた>離れる]]時に[[能力]]を発揮する[[カード]]([[闇]]で言えば[[《シニガミ 丁-四式》]]など)」と特に相性が良く、[[効果]]で[[自壊]]させる事でそれらの[[能力]]を能動的に発動させる事ができる。
--[[GRクリーチャー]]に限らず、意図的に味方を[[破壊]]できる[[能力]]ということで各種[[pig]]持ちとは好相性。いずれも[[DMSD-12]]の[[《オーマ 丙-二式》]]や[[《凶鬼51号 ハーシル》]]などの[[フレーバーテキスト]]でその旨が解説されている。

-自壊するGRクリーチャーとの相性も良い。なぜなら[[GR召喚]]で場に出てすぐ[[自壊]]することからオーラによって課される自壊のデメリットが実質機能しなくなるためである。

-[[B・A・D]]や[[J・O・E]]と違い、[[文明]]の関係上[[スピードアタッカー]]や[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]を[[付与]]するような[[効果]]は無く、場に味方[[クリーチャー]]が1体もない状況で発動させると、[[GR召喚]]された[[GRクリーチャー]]が[[攻撃]]する間もなく[[自壊]]することとなる。その様な状況への配慮か、この[[能力]]を持つ[[オーラ]]には[[cip]]持ちが目立つ。
--無月の大罪を使用した[[オーラ]]の付いた[[クリーチャー]]で即座に[[攻撃]]するには、事前に場に出した([[召喚酔い]]していない)[[GRクリーチャー]]に付けるなどの[[プレイング]]を行う必要がある。

-名前の由来は無月+「七つの大罪」。
命名ルールは基本的に、カタカナの単語に漢字1文字を割り込ませるか、1文字と置き換えたものになる。
>
-[[《牙滅罪 ゲ邪ンブルグ》]]→ゲンブルグ+邪
-[[《壊罪 フ疑ランケン》]]→フランケン+疑
-[[《巨罪 ビース暴ト》]]→ビースト+暴
-[[《葬罪 ホネ損ビー》]]→[[ホネンビー>《白骨の守護者ホネンビー》]]×損
-[[《楼罪 ビルデ漸ング》]]→ビルディング×漸
<
罪の部分は同様の意味の「シン(sin)」と読み他の単語の語呂合わせのような法則になっている。(壊罪→改心、巨罪→虚心など)

-この[[能力]]を持つ[[オーラ]]は共通してカラフルな色合いをしており、体のどこかに穴が空いている。
[[《深夜の怪電波》]]の[[フレーバーテキスト]]によると、この穴は罪の象徴であり埋まることは決してない、とのこと。

-その後、[[DMRP-12]]にてこの[[能力]]を持つ[[呪文]]が登場。共通して名前が「大罪」で始まっている。

-「デュエル・マスターズ!!」にて[[ゼーロ]]が無月の大罪を使用する際のセリフ「卍の罪を数えろ!」は、特撮作品「仮面ライダーW」の決め台詞「さあ、お前(たち)の罪を数えろ!」が元ネタと思われる。

**参考 [#wc73de83]
-[[用語集]]
-[[コスト軽減]]
-[[破壊]]
-[[スーサイド]]
-[[闇]]
-[[オーラ]]

-[[マスターB・A・D]]
-[[罪・無月の大罪]]
-[[罪・無月の影罪]]

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公式Q&A
>Q. 無月の大罪はどう使いますか?
A. 無月の大罪を持つオーラを使う際、コストを少なくして使うことを選ぶことができます。その場合、そのターンの終わりに自分のクリーチャーを1体破壊する必要があります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31972/]]

>Q.[[《罪罰執行 ジョ喰ンマ》]]をS・トリガーで使用します。この時、「無月の大罪3」の使用を宣言することはできますか?
A.いいえ、できません。コストを支払わないので、ないものを軽くすることはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31997/]]

&tag(用語集,能力,キーワード能力,無月の大罪,自身コスト軽減,ターン終了時,スーサイド,破壊);