#author("2023-08-28T23:57:43+09:00","","")
#author("2024-04-12T17:15:03+09:00","","")
*&ruby(むげつ){無月};の&ruby(もん){門}; [#nc7b6b51]

月刊[[コロコロコミック]]2018年2月号付録で登場した[[能力語]]。

|卍 デ・スザーク 卍 MDS 闇文明 (8)|
|クリーチャー:マスター・ドルスザク/マフィ・ギャング 9000|
|''無月の門'':自分の魔導具が出た時、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、このクリーチャーを自分の手札または墓地からそれら4枚の上にコストを支払わずに召喚してもよい。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーの下に4枚以上カードがあれば、相手のクリーチャーはタップして出る。|

自分の[[魔導具]]を[[バトルゾーン]]に出した時に[[誘発]]し、[[バトルゾーン]]と[[墓地]]から2つずつ、合計4つの[[魔導具]]を選び、それらを[[下>クリーチャーの下]]にして[[コスト踏み倒し]][[召喚]]できる。出したばかりの[[魔導具]]をそのまま使うことも可能。
-ただし、[[DMRP-07]]から登場した[[呪文]]の[[魔導具]]はバトルゾーンには出せないため、無月の門を[[誘発]]させることはできない。[[墓地]]にある[[魔導具]][[呪文]]を無月の門の素材として選ぶことはできる。
-[[DMEX-19]]で登場した[[《魅力医 ミョウオウ》]]により、すべての[[マフィ・ギャング]]を[[魔導具]]として扱えるようになった。つまり、[[マフィ・ギャング]]を持つ[[オレガ・オーラ]]が出た時、それには[[魔導具]]が[[付与]]されているため、無月の門が[[誘発]]する。
-また、今後[[クロスギア]]や[[D2フィールド]]の[[魔導具]]が登場した場合も、無月の門が[[誘発]]することになる。

[[手札]]だけでなく[[墓地]]からも[[召喚]]することができ、条件と合わせて[[墓地肥やし]]との相性が非常に良い。
変わったところでは[[《神秘と創造の石碑》]]などにも反応する。

-[[手札]]から出すのと、あらかじめ[[手札]]から[[捨てて>捨てる]]おいて[[墓地]]から出すのとでは失う[[アドバンテージ]]が変わらない。使う前に[[山札送り]]などを受けない限りは、[[ディスカード]]の[[デメリット]]を帳消しにするワイルドカードとして使ったり、[[手札交換]]を擬似的にプラスの[[アドバンテージ]]に変える札として使う事が可能。同じ理由で[[ハンデス]]にもそれなりの[[耐性]]がある。
--[[魔導具]]を[[墓地]]から選ぶ点も[[ハンデス]]などの[[墓地送り]]に対する[[耐性]]として挙げられるが、[[バトルゾーン]]にも必要なので完全な[[耐性]]を持っているわけではない。

**ルール [#x5d2f76c]
-無月の門は[[手札]]または[[墓地]]で[[誘発]]する[[誘発型能力]]である。
[[非公開ゾーン]]([[手札]])でも[[誘発]]する能力なので、使用する際は[[使用宣言]]を行う必要がある。また、[[墓地]]から使用する際にも[[使用宣言]]が必要。
[[非公開ゾーン]]([[手札]])でも[[誘発]]する能力なので、使用する際は[[使用宣言]]を行う必要があり、[[墓地]]から使用する際にも[[使用宣言]]が必要なので注意。

-[[バトルゾーン]]に出した[[魔導具]]が[[cip]]を持っている場合、それを[[解決]]する前に[[使用宣言]]を済ませる必要がある。[[cip]]を[[解決]]した結果[[手札]]や[[墓地]]に移動したクリーチャーの無月の門は使用できない。

-[[魔導具]]は、無月の門を[[解決]]するタイミングで、[[バトルゾーン]]と[[墓地]]から、必ず2つずつ選ばなければならない。

-無月の門は相手[[ターン]]中でも[[誘発]]する。例えば、[[S・トリガー]]で[[召喚]]して[[バトルゾーン]]に出した[[《堕魔 ドゥグラス》]]に対応して[[使用宣言]]できる。

-[[バトルゾーン]]または[[墓地]]の[[魔導具]]の数が足りていなくても[[使用宣言]]は可能。[[魔導具]]の[[cip]]を[[解決]]した結果、無月の門の[[解決]]時に[[魔導具]]が足りていればそのまま[[召喚]]できる。
--[[解決]]時に[[魔導具]]の数が足りていない場合、その無月の門は不発になる。無月の門を持つクリーチャーは元あった[[ゾーン]]にとどまり、そのクリーチャーを[[召喚]]したことにはならない。

-[[使用宣言]]した後、[[解決]]するまでにそのクリーチャーが使用宣言した[[ゾーン]]を離れた場合、その無月の門は不発となる。特に、[[手札]]で[[使用宣言]]した後、[[《堕魔 ザンバリー》]]の[[cip]]でそのクリーチャーを[[捨てて>捨てる]]しまった場合、それを[[墓地]]から[[召喚]]することはできないので注意。

-無月の門によってバトルゾーンに出るクリーチャーは[[召喚]]扱いとなる。よって、[[《追憶人形ラビリピト》]]の「コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力が[[誘発]]する。
[[召喚]]扱いなので、[[《異端流し オニカマス》]]などには引っかからない。ただし、コストは支払っていないので、[[《ポクチンちん》]]などには引っかかる。[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]の呪文側など、[[召喚]]扱いであるために引っかかる[[メタカード]]も存在する。

-無月の門を持つクリーチャーが[[召喚]]できない時、無月の門の[[使用宣言]]もできない。
-無月の門を持つクリーチャーが[[出せない]]時、無月の門の[[使用宣言]]は可能。[[魔導具]]の[[cip]]を[[解決]]した結果、[[出せない]][[継続的効果]]が消滅していればそのまま[[召喚]]できる。
--[[出せない]]状態で無月の門を[[解決]]すると、その無月の門は不発となる。無月の門を持つクリーチャーは元あった[[ゾーン]]にとどまり、そのクリーチャーを[[召喚]]したことにはならない。

-[[墓地進化]]同様、無月の門によって[[クリーチャーの下]]に置かれる[[魔導具]]は、[[バトルゾーン]]に出る扱いにはならない。[[《超九極 チュートピア》]]や[[《検問の守り 輝羅》]]には引っかからない。
-ただし、[[墓地]]から離れることになるので、[[《封鎖の誓い 玄渦》]]は引っかかる。無月の門の[[解決]]時、[[出せない]]場合とは異なり[[召喚]]は可能だが、それによってバトルゾーンに出ることはない。無月の門を持つクリーチャー、[[バトルゾーン]]の[[魔導具]]はそれぞれ元あったゾーンにとどまる。これらのカードは[[ゾーン]]を移動していないため、その[[cip]]などは[[誘発]]しない。
-ただし、[[墓地]]から離れることになるので、[[《封鎖の誓い 玄渦》]]は引っかかる。無月の門の[[解決]]時、[[出せない]]場合とは異なり使用宣言と召喚は可能だが、それによってバトルゾーンに出ることはない。無月の門を持つクリーチャー、[[バトルゾーン]]の[[魔導具]]はそれぞれ元あったゾーンにとどまる。これらのカードは[[ゾーン]]を移動していないため、その[[cip]]などは[[誘発]]しない。

-無月の門で[[召喚]]したクリーチャーが[[着地置換効果]]の対象になる場合、その下に重ねた[[魔導具]]も同じ[[ゾーン]]に移動する。移動先が[[マナゾーン]]である場合、一気に5ブーストすることになるため、[[メタカード]]への対抗策としてしばしば利用される。
この時、[[魔導具]]が元あった[[ゾーン]]から移動した扱いになるのかは不明。
--''COLOR(red){ただし、[[《とこしえの超人》]]は例外。}''[[墓地]]から[[召喚]]する場合、このクリーチャーの[[置換効果]]は「''[[カード]]''を出す時」に適用されるため、[[バトルゾーン]]に出る扱いになる[[カード]]のみが[[置換効果]]の影響を受ける。結果、[[召喚]]した''COLOR(red){クリーチャー・カードのみが[[マナゾーン]]に置かれ}、[[魔導具]]は元あった[[ゾーン]]に残る。''これらの[[魔導具]]は[[ゾーン]]を移動していないため、その[[cip]]などは[[誘発]]しない。
(関連:総合ルール109.2a((能力や効果によってカードを選ぶ場合、選ばれるのはそのカード自身のみです。''複数枚のカードで構成される''進化''クリーチャー''やシールド・プラスされたシールドであっても、''指定されたカードのみが直接影響を受けます。'')) )

-下に置かれた[[カード]]の扱いは、[[進化クリーチャー]][[の下]]と同じ。5枚の[[カード]]で構成された1体の[[クリーチャー]]として扱う。詳しくは[[クリーチャーの下]]を参照。


-無月の門は[[進化]]とは異なる。

--無月の門によって出たクリーチャーは、素材となった[[魔導具]]の状態に関わらず、新たに''[[召喚酔い]]する''。

--[[進化]]とは異なり、''[[引き継ぎ]]を行わない''。
---素材となった[[魔導具]]に適用されていた[[継続的効果]]([[パンプアップ]]、[[スピードアタッカー]]の[[付与]]など)は引き継がない。
---素材となった[[魔導具]]とは別のクリーチャーとして扱う。
例えば、相手の[[《異端流し オニカマス》]]がいて、自分は[[《卍月の流星群》]]で[[《堕魔 ドゥグラス》]]を2体出し、それらを無月の門の素材にしてクリーチャーを[[召喚]]した場合、その後《異端流し オニカマス》の対象になったクリーチャーは既にバトルゾーンには存在しないため、[[バウンス]]効果は不発となる。
---素材となった[[魔導具]]の位相は引き継がない。
無月の門で[[召喚]]するクリーチャーは、([[タップイン]]させる[[状態定義効果]]がなければ)常に[[アンタップ]]状態で出る。
---既に[[攻撃]]宣言した[[魔導具]][[クリーチャー]]を素材にした場合、出たクリーチャーはこのターンまだ[[攻撃]]していない扱いになる。
[[攻撃]]中の[[魔導具]][[クリーチャー]]を素材にした場合、その[[攻撃]]は中止される。
---素材となった[[魔導具]][[クリーチャー]]に[[クロス]]されていた[[クロスギア]]は、そのクリーチャーから外れる。
素材となった[[魔導具]][[クリーチャー]]に[[装備]]されていた[[ウエポン]]は、そのクリーチャーから外れ、[[状況起因処理]]で[[超次元ゾーン]]に戻る。

--無月の門を持つクリーチャーは[[進化クリーチャー]]ではない。よって、一番上の[[クリーチャー]]・[[カード]]のみが離れる時、[[再構築]]は行わない。[[クリーチャーの下]]に置かれていた[[カード]]は、適正な[[カードタイプ]]を持たない[[カード]]として、[[状況起因処理]]で[[墓地]]に置かれる。

--[[進化]]はクリーチャーがそのまま別のクリーチャーに変化するイメージだが、無月の門は''[[魔導具]]が[[クリーチャー]]ならざるものに変換されてから[[クリーチャーの下]]に組み込まれる''イメージを持つと分かりやすい。
//これは''[[カードタイプ]]が変更されると適応予定の[[単発的効果]]が失効する''裁定とも適合する。


-[[クリーチャー]]や[[フィールド]]などカード[[の下]]にある[[カード]]は[[特性]]が[[無視]]されているため、カード[[の下]]にある[[魔導具]]を無月の門の素材として選ぶことはできない。

-[[NEO進化]]した[[《堕魔 グリール》]]など、[[下>クリーチャーの下]]に[[カード]]がある[[魔導具]]を無月の門の素材にした場合、その[[下>クリーチャーの下]]にある[[カード]]も[[召喚]]する[[クリーチャーの下]]に重ねる。
結果、[[召喚]]した[[クリーチャーの下]]に[[カード]]が5枚以上重なった状態になる。
(2022/08/10公式Q&A)
--「4枚の上」と書かれているが、「[[カード]]」を指定しているわけではないので、上記の[[《とこしえの超人》]]の場合と異なり、[[魔導具]]の[[構成カード]]すべてが無月の門能力の影響を受けるため。
(関連:総合ルール109.2.((ルールや文章に''「カード」と記されていた場合''、デュエル・マスターズのカードを指します。)) )
--かつては[[魔導具]]の[[構成カード]]のうち、[[種族]]を参照したカード1枚のみが下に置かれるとする事務局回答が出されていた。

-[[オーラ]]がついた[[魔導具]]を無月の門の素材にした場合、ついている[[オーラ]]も[[召喚]]する[[クリーチャーの下]]に重ねる。この時、[[魔導具]]とついていた[[オーラ]]を重ねる順番はカードの持ち主が好きに決められる。
(2022/08/10公式Q&A回答変更)
--この時、[[魔導具]]は[[バトルゾーン]]を離れているわけではない。
この処理は「オーラがついているクリーチャーがバトルゾーンを離れる時」の処理ではなく、総合ルール310.8bで定義された特別な処理である。

-[[《ビックリ・イリュージョン》]]で[[種族]]に[[魔導具]]を追加したクリーチャーも、無月の門の素材として選ぶことができる。一応。
--後に登場した[[《魅力医 ミョウオウ》]]によって、[[マフィ・ギャング]]に限っては容易に[[魔導具]]化させることができるようになった。

-この能力は[[召喚]]可能な[[ゾーン]]が指定されているため、何らかの[[継続的効果]]で[[手札]],[[墓地]]以外の[[ゾーン]]での[[召喚]]を可能にしても、その[[ゾーン]]で無月の門は[[誘発]]しない。

-以前はバトルゾーン以外で誘発する能力ということで無効化されなかったが、裁定変更によって[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の呪文面で[[魔導具]]を出したとしても無月の門は使えなくなった。
(2018/11/14正式回答)

**その他 [#g82ec162]
-[[魔導具]]の[[カード]]には魔法陣の弧が描かれており、これ4枚を四方に並べることで魔法陣、すなわち無月の門が完成するというデザインになっている。『デュエル・マスターズ 双極篇フルコンプリートBOOK』も無月の門で出すクリーチャーの下に置く魔導具を「魔法陣」と呼んでいる。
--公式動画などでも魔法陣の形の上に[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を置いて[[プレイ]]している。[[封印]]もそうだが、特に演出を気にしないのであれば、[[進化]]と同じように縦に揃えて重ねてもルール違反ではない。

-[[マスターカード]]の法則に当てはめて考えると、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の存在からいわゆる『[[マスター能力]]』であるが、[[双極篇]]になるとこの[[能力]]を持った[[クリーチャー]]が何体も登場している。&br;ほとんどは[[ドルスザク]][[種族]]を持つ為、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]から派生したともとれる。ただし、[[《無明夜叉羅ムカデ》]]のみドルスザクを持っていない。(アニメでは使い手の[[ゲジスキー]]が「[[ゼーロ]]の能力を独自に研究した」と述べている)。

-[[Wizards of the Coast]]のしゃば氏によれば、当初は4枚ではなく6枚で円陣を作る予定だったらしい。[[参考>https://twitter.com/syaba3/status/953089636418535424]]
--後に6枚使用した上位版[[無月の門]]として「[[無月の門・絶]]」が登場することになった。

**参考 [#j5fbb007]
-[[魔導具]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[リアニメイト]]
-[[墓地]]
-[[マスター・ドルスザク]]
-[[の下]]
-[[《卍 デ・スザーク 卍》]]
-[[無月の門・絶]]
-[[虚無月の門]]
-[[無月フィールド]]
-[[無月の門99]]
-[[無月の門・終]]
-[[夢幻無月の門]]
-[[マスター能力]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を''無月の門''の能力で召喚しました。このクリーチャーをどのように扱えばよいですか?
A.5枚重なった状態で1体のクリーチャーとして扱います。この時、進化クリーチャーと同じようにこのクリーチャーの下に重ねてあるカードは特性が失われています。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31665]](2019.7.2)

>Q.[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を''無月の門''の能力で召喚した時、これはバトルゾーンの魔導具から進化しているのですか?
A.いいえ、魔導具は単純に召喚するための道具として使われただけで、同一のクリーチャーとはみなされず、タップ状態や付加されていた能力など魔導具のいかなる状態も引き継ぎません。進化クリーチャーと違って召喚酔いもします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31666]](2019.7.2)

>Q.5枚のカードが重なった状態で1体のクリーチャーとしてある時、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が破壊されたらどうなりますか?
A.進化クリーチャーと同じように5枚すべてのカードが1体のクリーチャーとして扱われ、同時に墓地に行きます。手札やマナゾーン、山札など他のゾーンに移る時も同様です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31667]](2019.7.2)

>Q.5枚のカードが重なった状態で1体のクリーチャーとしてある時、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]に重なっているうちの1枚がカード指定効果によってゾーン移動するとどうなりますか?
A.クリーチャーとして表にある一番上のカードがいずれかのゾーンに移動した場合、どこに移動したかに関わらず下の4枚のカードは存在できなくなってすべて墓地に置かれます。下の4枚のカードのうちのどれかが移動した場合はクリーチャーとして残り続けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31668]](2019.7.2)

>Q.[[《堕魔 グリギャン》]]をバトルゾーンに出した時、その能力で山札の上から''無月の門''を持つクリーチャーが墓地に置かれた場合、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の''無月の門''の能力を使うことができますか?
A.いいえ、使えません。''無月の門''は、魔導具をバトルゾーンに出した時点で手札か墓地にないといけません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31669]](2019.7.2)

>Q.[[《堕魔 グリギャン》]]をバトルゾーンに出した時、墓地に''無月の門''を持つクリーチャーがいますが、必要な枚数の魔導具がありませんでした。[[《堕魔 グリギャン》]]の能力で山札の上から魔導具が置かれた場合、それを元に[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の''無月の門''を使うことはできますか?
A.はい、使えます。''無月の門''は、魔導具をバトルゾーンに出した時点で手札か墓地にあると発動し、使用宣言をすることが可能です。その解決時にバトルゾーンと墓地から必要な枚数の魔導具を集めて使うことになるので、宣言時に魔導具がそろっている必要はありません。ただし、解決時に必要な枚数の魔導具がなければ失敗し、''無月の門''を使ったことにはなりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31670]](2019.7.2)
#region2(類似裁定(2023.4.10)){{{
>Q.墓地にカードが1枚も無い状況でも、ターンの終わりに[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]の「'''無月の門・絶'''」の使用宣言はできますか?&br;類似例:[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]
A.はい、できます。例えば自分のターンの終わりに「'''無月の門・絶'''」の使用宣言だけしておき、[[《堕∞魔 ヴォゲンム》]]や[[《堕魔 ドゥリンリ》]]のような墓地にカードを増やせる「ターンの終わりに」の能力を先に解決することができます。
#region2(([[総合ルール]] [[511.1>総合ルール本文#rule511_1]])){{
:511.1. |「ターンの終わりに」という誘発条件を持つ誘発型能力が誘発します。それぞれの誘発およびその使用は以下の手順で行われます。
::511.1a |使用宣言が必要ない誘発型能力がすべて誘発します。
::511.1b |使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言をターン・プレイヤーが行います。
::511.1c |ターン・プレイヤーの待機状態の効果を処理します。
::511.1d |ターン・プレイヤーの待機状態の効果がすべてなくなったら、使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言を非ターン・プレイヤーが行います。
::511.1e |非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻ります。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42943]]
}}}

>Q.[[《ヘブン・デ・エンドレーサ》>《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》]]で''無月の門''でバトルゾーンに出た[[《無明夜叉羅ムカデ》]]を選んだ場合どうなりますか?
A.''無月の門''でバトルゾーンに出たクリーチャーは下にある魔導具を含めて1体のクリーチャーとして扱いますので、5枚すべてをシールドに置くことになります。この時、それら5枚は1つのシールドに5枚重ねられた状態で置かれるのではなく、バラバラの5つのシールドとしてシールドゾーンに置かれます。進化クリーチャーの場合も同様に処理にします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31707]](2019.7.2)

<Q.[[《「深淵より来たれ、魂よ」》>《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]の効果で墓地のクリーチャーを出すとき、先に魔導具2枚を戻してから((編集者注:「バトルゾーンに出してから」という意味))墓地にある魔導具2枚を使って''無月の門''で墓地のクリーチャーを出すことができますか?
A.いいえ、呪文の解決中に置換効果以外のクリーチャーの能力を割り込んで解決することはできません。この場合すべてのクリーチャーを先に出し、その後で発動している''無月の門''の解決をすることになります。&br;墓地にあった''無月の門''を持つクリーチャーはすでにバトルゾーンに出てしまったためそれ以上''無月の門''で出すことはできませんが、例えば''無月の門''が手札で発動していた場合、すべてのクリーチャーをバトルゾーンに出した後、待機している効果を解決する過程で2体以上の魔導具が墓地に置かれ、バトルゾーンにも魔導具クリーチャーが2体いれば手札の''無月の門''を解決することが可能です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31713]](2019.7.2)

>Q.「'''無月の門・終'''」で魔導具を選ぶ時、バトルゾーンにあるドルスザクの下に敷かれている魔導具を選ぶことができますか?
A.いいえ、クリーチャーの下に置かれているカードは特性が無視されていますので、魔導具として選ぶことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32857]](2019.10.18)

>Q.前のターン、相手が[[《ジェイ-SHOCKER》]]の能力でコスト3の[[《パーリ騎士》]]を「Jトルネード」しました。自分はこのターン、墓地やバトルゾーンにある[[《堕魔 グリギャン》]]を選んで[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の「''無月の門''」を使えますか?
A.はい、使えます。カードの下にカードを置く行為は[[《ジェイ-SHOCKER》]]の能力で制限されません。コスト3の魔道具を選んで「''無月の門''」を使った場合でも、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を召喚してバトルゾーンに出すことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38571]](2020.2.10)

>Q.相手の[[《地封龍 ギャイア》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]を「''無月の門''」能力で召喚しました。どうなりますか?
A.[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]は「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を持つ能力を持ちます。「''無月の門''」能力で召喚するクリーチャーは下に4枚重ねた状態でバトルゾーンに出ますので、[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]は下に重ねたカードと一緒に[[《地封龍 ギャイア》]]の置換効果によってマナゾーンに置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39117]](2020.10.25)

>Q.自分の[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]がバトルゾーンにいて、山札の一番上のカードが[[《卍 デ・スザーク 卍》]]である状況です。自分が魔道具をバトルゾーンに出した時、この山札の上の[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の「''無月の門''」を使えますか?&br;類似例:[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]
A.いいえ、使えません。「''無月の門''」は[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が手札か墓地にある時にのみトリガーします。
#region2(([[総合ルール]] [[110.4b>総合ルール本文#rule110_4b]])){{
:110.4b |どのゾーンで機能するかが書かれている能力は、そのゾーンでのみ機能します。&br;例:マナ爆誕、灼熱ドロン・ゴー
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39648]](2021.4.16)

>Q.相手の[[《とこしえの超人》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《ガル・ラガンザーク》]]を「'''夢幻無月の門'''」で墓地からバトルゾーンに出す際、下に重ねる4枚はどうなりますか?
A.[[《ガル・ラガンザーク》]]のみがマナゾーンに置かれ、下に重ねる4枚は、元あったゾーンに残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39947]](2021.7.16)

>Q.[[《かぼちゃうちゃうちゃう》]]がバトルゾーンにいる状況で、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を「''無月の門''」で手札から召喚できますか?&br;類似例:[[《封鎖の誓い 玄渦》]][[《死神術士デスマーチ》]]の「墓地進化」
A.召喚できますが、バトルゾーンに出ません。下に重ねようとしたカードはバトルゾーンと墓地に残り、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]は手札に残ります。クリーチャーを構成するべきカードが一部でも用意できない場合は、そのクリーチャーを出せません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40655]](2021.12.17)

>Q.自分は[[《堕呪 バレッドゥ》]]を唱えた時、手札にある[[《ガル・ラガンザーク》]]の「'''夢幻無月の門'''」の使用宣言をしました。カードを2枚引き1枚捨てる際、その使用宣言した[[《ガル・ラガンザーク》]]を捨てましたが、その[[《ガル・ラガンザーク》]]を「'''夢幻無月の門'''」によって墓地から召喚できますか?
A.いいえ、召喚できません。手札から「'''夢幻無月の門'''」の使用を宣言した[[《ガル・ラガンザーク》]]が解決の前に他のゾーンへ移動した場合、それは以前のゾーンでの状態を継続しません。「'''夢幻無月の門'''」の宣言をした[[《ガル・ラガンザーク》]]とは別のカードとして扱われてしまいますので、能力の解決はできません。
#region2(([[総合ルール]] [[400.5>総合ルール本文#rule400_5]])){{
:400.5. |カードが、あるゾーンから他のゾーンに移動する時、新たにそのゾーンに加わったものとして扱われ、以前のゾーンの状態を継続しません。
::400.5a |公開ゾーンから非公開ゾーンに移ったカードはそれ以上見ることができません。
::400.5b |マナゾーンでタップしていたカードをバトルゾーンに移動させる場合、それはアンタップ状態でバトルゾーンに出ます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41292]](2022.5.20)

>Q.相手の[[《ブラキオ龍樹》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分の魔導具クリーチャーがバトルゾーンに出た時、[[《ガル・ラガンザーク》]]の「'''夢幻無月の門'''」の使用宣言はできますか?&br;類似能力:「''無月の門''」
A.はい、使用宣言できますし、召喚もできます。[[《ブラキオ龍樹》]]の能力「相手のクリーチャーの能力がトリガーする時、かわりにその能力はトリガーしない。」は、バトルゾーンにクリーチャーとして出ているクリーチャーにしか影響しません。手札や墓地にある[[《ガル・ラガンザーク》]]の能力は通常通りトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41293]](2022.5.20)

>Q.自分の、下にカードが置かれた[[《堕魔 グリール》]]と[[《堕魔 グリギャン》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の「''無月の門''」で、バトルゾーンから[[《堕魔 グリール》]]と[[《堕魔 グリギャン》]]を選んだ場合、[[《堕魔 グリール》]]の下に置かれていたカードはどうなりますか?
A.[[《堕魔 グリール》]]の下に置かれていたカードも、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の下に置かれます。「''無月の門''」でバトルゾーンから魔導具クリーチャーを選んだ場合、その構成カードも「''無月の門''」で出すクリーチャーの下に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41805]](2022.8.10)

>Q.自分の、下にカードが4枚置かれた[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と[[《魅力医 ミョウオウ》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]の「''無月の門''」を使って、バトルゾーンから[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と[[《魅力医 ミョウオウ》]]を下に置こうとした場合、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の下に置かれていた4枚のカードはどうなりますか?&br;類似能力:[[《ガル・ラガンザーク》]]の「'''夢幻無月の門'''」
A.[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の下に置かれていた4枚も、[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]の下に置かれます。&br;「''無月の門''」でバトルゾーンから魔導具クリーチャーを選んだ場合、その構成カードも「''無月の門''」で出すクリーチャーの下に置かれます。そのため、墓地から選んだ2枚と、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の構成カード5枚、[[《魅力医 ミョウオウ》]]の、合計8枚が[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]の下に置かれることになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41806]](2022.8.10)

>Q.オーラが付いた[[《堕魔 ドゥザイコGR》]]を[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の「''無月の門''」で選びました。[[《堕魔 ドゥザイコGR》]]に付いていたオーラは[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の下に置かれますか?
%%A.いいえ、「''無月の門''」でオーラの付いた魔道具クリーチャーを選んだ場合、クリーチャーのみが[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の下に置かれます。オーラは単体ではバトルゾーンに残れないので、状況起因処理により墓地へ置かれます。%%
A.はい、付いていたオーラと[[《堕魔 ドゥザイコGR》]]の両方が[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の下に置かれます。
(総合ルール 310.8b)
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33226]](2022.8.10回答変更)

>Q.バトルゾーンに相手の[[《とこしえの超人》]]がいる状況で、自分の[[《ガル・ラガンザーク》]]を「'''夢幻無月の門'''」で手札からバトルゾーンに出そうとした場合、どうなりますか?
A.[[《とこしえの超人》]]がいたとしても、[[《ガル・ラガンザーク》]]は下にカードが4枚置かれた状態でバトルゾーンに出ます。&br;カードの下にカードを置いても、そのカードはバトルゾーンに出たことになりません。ですので、[[《とこしえの超人》]]がいても手札から[[《ガル・ラガンザーク》]]を召喚できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42530]](2022.12.16)

>Q.「''無月の門''」や「'''夢幻無月の門'''」のテキストには「召喚してもよい」とありますが、一度これらの能力の使用宣言をした後、他の効果処理の結果などを見て、召喚をやめることはできますか?&br;類似例:[[《卍 デ・スザーク 卍》]][[《ガル・ラガンザーク》]]
A.いいえ、できません。使用宣言が必要な誘発型能力は、その使用宣言をした場合には必ず使う必要があります。&br;一度能力の使用宣言をしてしまったら、後からやめることはできません。&br;例えば、[[《堕呪 ゴンパドゥ》]]を唱えて「'''夢幻無月の門'''」を使いたい場合、[[《堕呪 ゴンパドゥ》]]の効果を解決する前に能力の使用宣言を行う必要がありますが、[[《堕呪 ゴンパドゥ》]]で山札の上3枚を見た後で「'''夢幻無月の門'''」の使用をやめることはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42941]](2023.4.10)

&tag(用語集,能力,能力語,マスター能力,無月の門,cip付与,魔導具サポート,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (召喚扱い),リアニメイト,召喚,墓地召喚);