#author("2023-10-13T03:50:29+09:00","","")
#author("2023-10-13T04:38:07+09:00","","")
*&ruby(きゅうきょくしんか){究極進化}; [#idafc38d]

[[DM-32]]で登場した[[能力語]]のひとつ。[[進化クリーチャー]]からのみ[[進化]]できる。

|神羅ドラグ・ムーン SR 火文明 (7)|
|進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/アーマード・ドラゴン 15000|
|究極進化−自分の進化クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、パワー6000以下の相手のクリーチャーを2体まで破壊する。|
|T・ブレイカー|

基本的に[[進化元]]の条件は問われず、[[進化]]であれば[[種族]]や[[文明]]に関係なく[[進化]]できる。ただし、[[《神羅ライジング・NEX》]]は[[種族]]指定、[[《白騎士の神羅エターナル・ムーン》]]は[[文明]]指定となっている。

当然ながら自分の[[進化クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出ていない状況では[[手札]]にあっても[[腐る]]だけ。その半面、一度出てしまえば非常に高い[[スペック]]と[[能力]]で対戦相手を圧倒できる。

-[[進化元]]に2枚以上の[[カード]]を必要とする点では[[進化V]]・[[進化GV]]に近い。出しやすさは各々の条件次第であり、一概には言えない。

-比較の対象として真っ先に思いつくのが[[《究極銀河ユニバース》]]であろう。もともと[[フェニックス]]は[[進化クリーチャー]]しか存在しなかった[[種族]]であり、ユニバースとフェニックスの関係を基本システムとして再構築したものが究極進化である、とも言える。
--ただし「進化クリーチャーしかない進化元から進化する」のと「進化クリーチャーからしか進化できない」では前者の方に抜け道があるぶん有利。例えば[[《究極銀河ユニバース》]]なら[[《無垢の宝剣》]]や[[《ユニバース・ラピア》]]等で出すことができ、[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]系統なら[[《名も無き神人類》]]から出すことができる。

-一応[[進化クリーチャー]]の一種なので、究極進化の上に究極進化を重ねることもできる。同様のことは[[究極進化MAX]]にも言える。

-[[カードイラスト]]に描かれている[[進化マーク]]が通常の[[進化クリーチャー]]と異なり、風車状のものが二重になっている。また、この[[能力]]を持つ[[カード]]は、左端の進化アイコン(*印)が白黒反転している。

-通常の[[カード]]とは違い、[[文明]]マークが[[ルナティック・エンペラー]]を表す三日月状の紋様となっている。[[《神羅ライジング・NEX》]]のみ、太陽をモチーフとした紋様が描かれている。

-[[DM-34]]では[[カード名]]の神羅の前に白騎士がつく[[《白騎士の神羅エターナル・ムーン》]]が登場した。前述にもあるように[[進化元]]は[[光]]の[[進化]]だけであり、そのためか[[文明]]シンボルが[[光]]になっている。

-[[神化編]]での目玉能力の一つではあり、一時的に注目された。しかし、コストの重さや進化条件の厳しさが目立ち、能力も癖のあるものばかりで、残念ながらすぐに評価を落としていった。[[覚醒編]]に入るころにはすっかり見なくなった。今では、[[神化編]]の究極進化クリーチャーは、使用されるとしても専用デッキが主になっている。

-[[DMRP-01]]で登場した[[NEO進化クリーチャー]]も[[進化元]]にできるため多少は使いやすくなるかもしれない。

-[[光]]の究極進化は[[エンジェル・コマンド]]のみ、[[水]]の究極進化は[[サイバー]]のみである。

-究極進化がフィーチャーされていた2009年度・[[神化編]]においては[[単色]][[クリーチャー]]のみがこのキーワード能力を有しており、同編終了後に新規登場したものもまた全て[[単色]]であった。
しかし2021年、[[DMEX-16]]にて、初の究極進化[[多色]]である[[《神羅ケンジ・キングダム》]]が登場。
--一方[[究極進化MAX]]については依然として[[単色]]のみであり、[[多色]]は存在しない。

-[[背景ストーリー]]では[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]から降り立った[[オリジン]]を倒すべく、怒りに震えた[[進化クリーチャー]]が[[衛星ラムーン>《惑星生命体 ラムーン》]]を介して手に入れた力である。しかし、[[神帝]]や[[神王]]の降臨を前に、その殆どが破れ去ってしまう。
--この為、背景ストーリーで活躍した究極進化は[[《神羅ライジング・NEX》]]を筆頭とする[[NEX]]関連に限られることになった。
--後に[[DM23-RP1]]における[[《天災 デドダム》]]の[[フレーバーテキスト]]で、「衛星ラムーンが実は惑星生命体であった」事、「[[禁断]]の力を制御する為に究極進化の力が使われそうになった」事、「[[侵略]]ウィルスが究極進化の形態を元に作られた」など、衝撃の事実が明かされる事となった。
--[[環境]]・[[背景ストーリー]]の両方でそれほど活躍しなかった究極進化だが、歴史の裏舞台で重要な役割を担っていたのだった。


**究極進化を持つクリーチャー [#o48c2e7e]
-[[《神羅サンダー・ムーン》]]
-[[《白騎士の神羅エターナル・ムーン》]]
-[[《神羅ビクトリーメテオ・ムーン》]]
-[[《神羅ブリザード・ムーン》]]
-[[《神羅スパイラル・ムーン》]]
-[[《神羅カリビアン・ムーン》]]
-[[《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》]]
-[[《神羅スカル・ムーン》]]
-[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]
-[[《神羅ダークネス・ロマノフ》]]
-[[《神羅ドラグ・ムーン》]]
-[[《神羅マグマ・ムーン》]]
-[[《神羅ライジング・NEX》]]
-[[《神羅サンシャイン・NEX》]]
-[[《神羅トルネード・ムーン》]]
-[[《神羅パンゲア・ムーン》]]
-[[《ヘビー級ヘビー》]]
-[[《神羅ケンジ・キングダム》]]
-[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]
-[[《甲獣軍隊 ベアフ・ガンガンオー》]]
-[[《Duplicates of G.O.D.》]]
-各種[[究極進化MAX]]


**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#g17927ed]

|神羅トルネード・ムーン SR 自然文明 (7)|
|進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/ジャイアント 22000|
|究極進化−進化クリーチャー|
|Q・ブレイカー|
|自分のクリーチャーがブロックされた時、そのクリーチャーは相手のシールドを2つブレイクする。|
|(このカードは、《羅月トルネード》として召喚してもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|羅月トルネード SR 自然文明 (5)|
|進化クリーチャー:ジャイアント/ルナティック 5000|
|進化−自然のクリーチャー|
|ルナティック進化[自然(7)]:このクリーチャーを《神羅トルネード・ムーン》に究極進化させる。|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンからクリーチャーを探索し、1枚を手札に戻してもよい。|
|このクリーチャーがブロックされた時、相手のシールドを1つブレイクする。|

究極進化を持つ[[クリーチャー]]は[[ゴッド・カード]]のように2つの面を持っている。
片面は[[進化クリーチャー]]から直接[[究極進化]]できる[[ルナティック・エンペラー]]の面であり、もう片方は通常の[[進化]]形態と[[ルナティック進化]]を持つ[[ルナティック]]の面である。
[[ルナティック]]は[[バトルゾーン]]にある状態で指定コストを支払うことで自身を[[究極進化]]させる[[ルナティック進化]]という[[能力]]を持つ。

これにより状況に応じて[[進化]]形態を使い分けることができる。

**参考 [#v88acf33]
-[[用語集]]
-[[《神羅ドラグ・ムーン》]]
-[[《究極銀河ユニバース》]]
-[[ルナティック・エンペラー]]
-[[フェニックス]]
-[[オーバーキル]]
-[[神化編]]

#include(進化の一覧,notitle)

&tag(用語集,能力,進化,究極進化);
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公式Q&A
<Q.[[《ヘビー級ヘビー》]]の''究極進化''はNEO進化しているNEOクリーチャーの上にも重ねることができますか?
A.はい、できます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31803]]

&tag(用語集,能力,進化,究極進化);