#author("2023-11-06T03:42:53+09:00","","")
#author("2023-11-06T04:06:04+09:00","","")
*&ruby(じこちかんこうか){自己置換効果}; [#yf0d0671]

[[置換効果]]の1種。

自己置換効果が適用される場合、ある[[カード]]の[[単発的効果]]を、その[[カード]]自身の[[効果]]で置き換えることとなる。

|バリアント・スパーク R 光文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。|
|メタモーフ(自分のマナゾーンに7枚以上カードがあれば、この呪文は次のMM能力を得る)|
|MM−バトルゾーンにある相手のクリーチャーを、1体''のかわりに''すべてタップする。|

|ヘリオス・ティガ・ドラゴン P(R) 火文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する。バトルゾーンに自分の《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》が1体でもあれば、パワー2000以下''のかわりに''4000以下の相手のクリーチャーをすべて破壊する。|
|W・ブレイカー|

代表的な自己置換効果には[[呪文]]の[[メタモーフ]]((ややこしいが、正確には[[メタモーフ]]自体は[[常在型能力]]であり、[[メタモーフ]]によって与えられる[[アイコン能力]]の中身が自己置換効果である))がある。
[[メタモーフ]]の条件を満たす場合、[[アイコン能力]]によって、その[[カード]]自体の[[効果]]の置き換えが起こる。

例えば、自分の[[マナゾーン]]の[[カード]]が7枚以上ある時に[[《セブンス・タワー》]]を[[唱える]]と、[[メタモーフ]]によって[[効果]]が置き換えられ、1枚の代わりに3枚[[マナブースト]]できる。

また、重要な[[ルール]]として、このような置き換えが起こると、それは[[置換効果]]に該当するという点がある。

例えば、メタモーフによって行う[[《セブンス・タワー》]]のマナブーストは置換効果という扱いとなり、その場合は[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の[[置換効果]]を無力化することができる。これは、1つのイベントに2つ以上の置換効果を適用させることはできないためである。

同じように、自分の[[《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》]]が[[バトルゾーン]]にいる状態で[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]を出した場合も、[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]の[[置換効果]]を適用させずに[[破壊]]できる。

このような[[カード]]を使用する際は[[ルール]]をよく確認し、誤解の無いように[[ゲーム]]を行いたい。

-自己置換効果は[[置換効果]](広義)の一種であるが、[[継続的効果]]に属さない。自己置換効果に期間は存在せず、[[呪文]]や[[能力]]の[[解決]]時に適用される。

-[[シールド焼却]]や、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]の[[バトル]][[置換効果]]などは、自分の発生させるイベントを置き換える[[効果]]である。しかしこれらは継続的にルールを変更している(=[[継続的効果]]である) ため、ここで言う自己置換効果には当たらない。

**自己置換効果が発生するカードの例 [#l8d166d8]
-[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]
-[[《トンギヌスの槍》]]
-[[《戦極無双》]]
-[[《天才のビッグアンサー》]]
-[[《超音速 ライディーン》]]の[[サイクル]]
-各種[[メタモーフ]][[呪文]]の[[アイコン能力]]
など

**参考 [#m33b48b6]
-[[用語集]]
-[[効果]]
--[[単発的効果]]
--[[継続的効果]]
--[[置換効果]]
---[[置換効果(狭義)>置換効果#narrow]]
---''自己置換効果''
--[[状態定義効果]]
-[[能力]]
--[[常在型能力]]
---([[特性定義能力]]((実質[[継続的効果]]と同義)))
--[[誘発型能力]]
---([[遅延誘発型能力]]((何らかの能力によって発揮される効果が後から発揮されること)))
---([[遅延誘発型能力]]((何らかの能力によって生成される効果が後から発揮されること)))
--[[起動型能力]]
--[[呪文能力]]
-[[解決]]

&tag(用語集,ルール,能力,置換,効果,置換効果,自己置換効果);