#author("2023-03-09T22:50:15+09:00","","")
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*資産ゲー [#u79de1cb]

[[環境]]における[[メタデッキ]]が[[スーパーレア]]や[[プロモーション・カード]]などを多用する高額な[[デッキ]]ばかりになってしまう事。

ある一つの[[デッキ]]が[[環境]]を完全に支配し、その[[デッキ]]を作るためのカードの値段が高騰して結果的に資産ゲーとなる事もある。

要は「資産が物を言うゲーム」「資産で勝ちを買うゲーム」に近くなるということであり、プレイヤーにとってあまり好ましい状態ではない。
懐事情はプレイヤーによって様々なので、プレイヤー間の格差が生まれ、新規参入者のハードルは高くなってしまう。

デュエマも、低年齢層をターゲットとしていることや、[[MtG]]のようにプロゲーマーの概念がないこともあり、プレイヤーからもそれらしい環境の変遷があれば批判が出て、開発側からもこれを止めたいという趣旨の発言がなされたことがある。
デュエマも、低年齢層をターゲットとしていることや、MTGのようにプロゲーマーの概念がないこともあり、プレイヤーからもそれらしい環境の変遷があれば批判が出て、開発側からもこれを止めたいという趣旨の発言がなされたことがある。

-資産ゲーでなくとも、カードゲームを続けるにあたってはある程度の出費は当然覚悟しなければならないことは覚えておきたい。
--実用性に関わらず人気が高かったり流通量が少ないがために高騰するカードや、新しいカードとのシナジーなら突如レートが跳ね上がるカードもあるため、ファンデッキを構築する場合やコレクション目的でも考慮しておきたい。
--実用性に関わらず人気が高かったり流通量が少ないがために高騰するカードや、新しいカードとのシナジーから突如レートが跳ね上がるカードもあるため、ファンデッキを構築する場合やコレクション目的でも考慮しておきたい。
--逆に資産があまりにもゲームに影響しなくなると、今度は[[運ゲー]]に陥りかねない。

-資産ゲーと評されやすい例として、かつての[[【ターボロマネスク】]]や[[【星域キリコドラゴン】]]、[[【獰猛ブラスター】]]等はとてつもない構築費用を必要とした。とはいえ、2010年代後半から高額化した環境デッキの構築費用に比べれば安価な部類である。

-黎明期の標準的な環境級のスーパーレアのシングルカードレートは、[[王来MAX]]時点のそれの4分の1程度とされる。

-[[プレミアム殿堂]]を除くほぼすべてのカードが使用できる[[アドバンス]]は特に資産ゲーに陥りやすい。とはいえ最もスタンダードな[[フォーマット]]なので難しいところである。

-[[メタ]][[デッキ]]が複数立つ環境は資産ゲーになりにくい。また、スタートデッキなどの[[構築済みデッキ]]が無改造でもある程度の強さを出せるようになったのも、資産ゲーに対する回避策と取れる。

-ある[[トップメタ]]のデッキやカードがいくら高額だからと言って、すぐに資産ゲーと決めつけるのは良くない。強いカードのシングル価格が高騰するのは当然であるし、むしろそのカードが手元に無い、または使わないのら、他のカードで勝てる戦略を編みだすことがあるべきプレイヤーの姿である。仮に資産ゲーであっても、安いデッキ、特に[[速攻]][[デッキ]]などが勝率を伸ばす状況も十分に考えられる。
--[[環境]]が資産ゲーという理由だけで高額なカードが[[殿堂入り]]されることはほとんどない。レートが高いカードは当然[[スペック]]が高いが、それがゲームの幅を極端に狭めるものでなければ、別の安いサポートカードの[[殿堂入り]]か[[再録]]で済ませられることが多い。

-「[[環境]]デッキを倒せる安価デッキ!」という触れ込みで登場したデッキが、一発屋にならずに環境に残った結果、採用されているカードが高騰してしまうということもよくある。それでも「(相対的に)安価デッキ」として扱われることも多い。

**参考 [#x3cb8035]
-[[用語集]]
-[[トップメタ]]
-[[環境]]
-[[シングルカード]]
-[[運ゲー]]
-[[プロモーション・カード]]

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