#author("2023-08-23T04:14:12+09:00","","")
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*&ruby(オール・ディビジョン){All Division}; [#x2ffbbb1]
[[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[ランクマッチ]]における[[フォーマット]]。登場時期とは無関係にカードを選択でき、新旧カードが入り交じったデッキが使える。([[DP殿堂]]の制限は受ける他、All Division限定で[[AD殿堂>DP殿堂#ad_dendou]]の制限がある)
[[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[ランクマッチ]]における[[フォーマット]]。登場時期とは無関係にカードを選択でき、新旧カードが入り交じったデッキが使える。([[DP殿堂]]の制限は受ける他、All Division限定で[[AD殿堂]]の制限がある)
そのため、多種多様なデッキが登場しやすく、デッキ構築力が試される。

「[[New Division]]」と比べると、古いカードの使用不可によるデッキの弱体化が起こらず、新旧のパワーカード達によるシナジーを組ませられることから時代を超えた[[コンボ]]も生まれる可能性がある。
加えて、All Divisionでなら「最新弾で入れたいカードが収録されず、なおかつデッキのアップデートがなくても十分に強いデッキ」を持っていたなら、次弾までほとんど出費をせず[[ランクマッチ]]に勤しむことができるという利点が存在する。
[[New Division]]の範囲である6つの連番より前から始めているユーザー((レギュラーパックは[[DMPP-08]]から[[DMPP-09EX]]までは3ヶ月毎、それ以外は2ヶ月毎にリリースされるため、だいたい1年半以上のプレイ歴がある人が該当する。))が有利なフォーマットである。
また、[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]などのように、このフォーマットで真価を発揮できるデッキでありながら[[コモン]]・[[アンコモン]]カードばかりで作れる環境デッキもあるため、デッキにもよるが構築に必要な資産は意外と高くない。

デジタルカードゲームなので、初登場時は用途が謎だったカードがあったとして、それが新規カードとのシナジーで突如必須カードになったとしても、[[生成]]により簡単に入手できる(高騰などで入手困難にはならない)という部分は嬉しい。

-[[New Division]]では組めるデッキタイプに制約がかかり、なおかつ最新弾の[[デザイナーズコンボ]]が環境の中心になりやすく、環境に対応するためにパックを購入したりDMポイントで生成したりと、プレイ歴が長くてもAll Divisionより出費がかさむケースは少なくない。

-基本的には、[[New Division]]よりAll Divisionのほうがあらゆるパワーカードが飛び交うカオスな環境になることが多く、カードプールが非常に膨大なため、各種カードへの対策が追い付かないケースも少なくない(通称:わからん殺し)。しかし''[[New Division]]の[[カードプール]]だけでAll Divisionでも通用するデッキを構築することができてしまった''場合、むしろ[[New Division]]のほうが不健全な使用率・勝率のデッキが発生し、All Divisionのほうが多種多様なデッキタイプが存在できる良環境になることが起こりうる。
--それに近い状況の例として、[[DMPP-11]]〜[[DMPP-12]]環境では[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]、[[【ボルシャック・NEX】>【ボルシャック・NEX】 (デュエプレ)]]、[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]がNewでもAllでも[[フルパワー]]に近い構築が可能で、結果としてNewの環境を狭めていた。
--逆に[[再録]]により一応組むことはできるデッキでも、重要なカードが抜け落ちている場合は[[New Division]]で使うには環境に刺さっていないと勝つのが難しい。例えば[[【アウゼス】>【アウゼス】 (デュエプレ)]]は[[《悪魔聖霊アウゼス》]]([[DMPS-05]]収録)や[[《光輪の精霊 ピカリエ》]]([[DMPB-02]]収録)が使用可能だが、[[《聖騎士ヴォイジャー》]]や[[《聖霊王アルファディオス》]]が使用不可能なのでNewでは窮屈なデッキ構築が強いられる。

-[[《幻想妖精カチュア》]]と[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]の組み合わせは[[New Division]]で共存できた期間がない。
--[[《アストラル・リーフ》]]が[[New Division]]で使えなくなってから登場した[[サイバー・ウイルス]]の[[《猛菌恐皇ビューティシャン》]]も似たような境遇にあったが、[[《アストラル・リーフ》]]の[[再録]]で[[New Division]]で使えるように戻ったおかげで[[New Division]]で共存できるようになったケースもある。

**参考 [#gf4655a4]
-[[デッキ・カードプールの変遷 (デュエプレ)]]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
-[[レギュレーション]]
-[[オリジナル]]⇔[[アドバンス]]……[[カードプール]]の広さ・狭さが主な違いのTCG版における[[レギュレーション]]
-[[用語集]]

&tag(用語集,レギュレーション);