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#author("2022-11-06T21:35:42+09:00","","")
*DMC-56 「ザ・サムライ・レジェンド」 [#f79cad14]

2009年11月21日発売。価格は2200円(税抜)。現在は[[絶版]]。
[[スーパーデッキ・サーガ]]の一つ。原作の主人公[[切札勝舞>切札 勝舞]]が使うデッキという設定。

[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]を中心とした[[サムライ]]デッキ。[[火]]と[[水]]という、[[スーパーデッキ]]はおろか、今までの[[構築済みデッキ]]に一度もなかった[[デッキカラー]]である。
新規カードは[[《騎神凰翔ハクツル・ザーク》]][[《電磁翔天ピピッピ》]][[《竜装 シデン・レジェンド》]]の3種類。

[[火]]はともかく、[[水]]のカードは全体的に[[シナジー]]が薄い印象。
[[神化編環境]]で需要が高い[[【マルコビート】]]のパーツが揃えやすくなったのはありがたいが、良くも悪くも[[グッドスタッフ]]気味に組んでみた感が強い。

水で息切れを防止しつつ[[デザイナーズコンボ]]を狙っていける。有用カードも多く、初心者に優しい構成。

-全カードのイラストはタカヤマトシアキ([[Toshiaki Takayama]])氏が担当。

-全カード[[紫電フォイル]]仕様である。

//このパックと器具は別売りですよ。某工房の動画で一緒に使ってたので、勘違いしているのでしょうが。
//-[[シールド]][[ブレイク]]の演出を行うためのプラスチック器具が同梱されている。ただ、この器具にシールドを装填して器具を立てるとシールドが持ち主側から丸見えになってしまう。また、[[裁きの紋章]]や[[シールド・プラス]]などによって1枚の[[シールド]]の上に増えた[[カード]]は、あまり多過ぎると器具に装填し切れないこともある。何より器具はシールド5枚×両プレイヤー分しかないので、[[《パクリオ》]]などの[[効果]]でシールドが6枚以上になると忽ち器具が足りなくなる。


**収録カード [#zfec40d2]
|■収録カード|枚数|h
|~■火文明|~(23)|
|[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]|3|
|[[《騎神凰翔ハクツル・ザーク》]]|2|
|[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]|1|
|[[《火之鳥ボレアス》]]|2|
|[[《デュアルショック・ドラゴン》]]|1|
|[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]|2|
|[[《フレイムバーン・ドラゴン》]]|1|
|[[《ボルット・紫郎・バルット》]]|3|
|[[《ライラ・ラッタ》]]|2|
|[[《熱刀 デュアル・スティンガー》]]|1|
|[[《竜装 シデン・レジェンド》]]|2|
|[[《地獄スクラッパー》]]|3|
|~■水文明|~(13)|
|[[《エンペラー・マルコ》]]|2|
|[[《クゥリャン》]]|4|
|[[《エメラル》]]|1|
|[[《弾丸透魂スケルハンター》]]|1|
|[[《アクア・サーファー》]]|4|
|[[《インビジブル・スーツ》]]|1|
|~■水/火文明|~(4)|
|[[《電磁翔天ピピッピ》]]|4|

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当然ながら[[ボルバルザーク・紫電・ドラゴン>ボルバルザーク・紫電・ドラゴン#deck]]を作る際のベースには最適である。

+[[《ボルット・紫郎・バルット》]]で[[《竜装 シデン・レジェンド》]]を[[サーチ]]。
+[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]で[[《騎神凰翔ハクツル・ザーク》]]をサーチ。
+[[《騎神凰翔ハクツル・ザーク》]]で[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]をサーチ。
+[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]を[[召喚]]。[[侍流ジェネレート]]で[[《竜装 シデン・レジェンド》]]をタダで出し、そのまま[[クロス]]。
+[[スピードアタッカー]]付加で一斉攻撃。
の流れが[[デザイナーズコンボ]]として入っている。

基本的な戦法は、上記の[[コンボ]]のようにサーチから[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]に繋げるというもの。[[ブロッカー破壊]]や[[ブロックされない]][[クリーチャー]]も入っているため、フィニッシュ力は高い。
逆に防御面は[[S・トリガー]]のみとなるため、素早く勝負を決めたいところ。

素が[[グッドスタッフ]]気味であるため中途半端な印象を受けるが、赤青[[【マルコビート】]]にも赤青[[【サムライ】]]にもデッキを寄せることが出来、様々なデッキタイプへシフトしやすい。逆に言えばばらばらデッキギミックが1つになっているため、改造する際はある程度コンセプトは絞った方が良いだろう。

また[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]から[[《超竜バジュラ》]]を、[[《ボルット・紫郎・バルット》]]から[[《バジュラズ・ソウル》]]を[[サーチ]]出来る点は見逃せない。
これらの[[サーチ]]を軸に構築することも可能であり、改造のしやすさと読まれにくさを生かして十分強力なデッキを作ることも可能である。

ただし[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]などの[[フィニッシャー]]の重さ改善のために[[自然]]を入れると一気に自由枠がなくなる。[[チャージャー]]を使うか、ある程度の割り切りは必要となる。
[[《騎神凰翔ハクツル・ザーク》]]を運用する際は[[デッキ]]内の[[クリーチャー]]の比率にも気を配るべき。

他[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]や[[《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》]]などの別の花形[[カード]]も運用しやすい。後者は[[手札]]維持がしやすく[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]が[[リーサル]]ウエポンとして最適であるなど、十分に暴れさせることが出来る。

-[[《デュアルショック・ドラゴン》]]と[[《ライラ・ラッタ》]]、[[《エメラル》]]のコンボも収録されているが、別のデッキで使う方が無難。

-新たに入れるカードとしておすすめなのが、[[《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》]]である。[[《ボルット・紫郎・バルット》]]を出し、次のターンで[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]で[[《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》]]をサーチ→そして次のターンで召喚できる。これで[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]を2体出せればほぼ勝利することができる。

-全体的に見て同時発売の[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」>DMC-57]]よりもカードの総合力が低く、人気はそちらに譲った。


-おおせよしお作の漫画において、このデッキの改造例が掲載されている。

以下のような内容。
|■抜くカード|枚数|h
|[[《エンペラー・マルコ》]]|2|
|[[《クゥリャン》]]|4|
|[[《エメラル》]]|1|
|[[《弾丸透魂スケルハンター》]]|1|
|[[《インビジブル・スーツ》]]|1|
//

|■入れるカード|枚数|h
|[[《スピア・ルピア》]]|2|
|[[《コッコ・ルピア》]]|4|
|[[《カイザーウイング・ドラゴン》]]|1|
|[[《ボッコ・ルピア》]]|1|
|[[《チッタ・ペロル》]]|1|
|[[《超竜サンバースト・NEX》]]|1|
//■枚数が合わないので、元の漫画を持っている人に確認をお願いしたいです。

-だが、[[ドローソース]]が圧倒的に不足するため、実際にこの構成にした場合[[手札]]不足の危険性が高くなる。
身も蓋もないことだが、「友人の[[ゼン&アク]]([[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」>DMC-57]])対策」という対人[[メタ]]に従うならば、「[[《超竜サンバースト・NEX》]]での大逆転を狙う」という面倒な改造をしなくとも、単に[[《轟剣 レイジング・ザックス》]]を入れればよい話である。

**参考 [#va3d9fcc]
-[[エキスパンション]]
-[[構築済みデッキ]]
-[[スーパーデッキ]]
-[[スーパーデッキ・サーガ]]
-[[ボルバルザーク・紫電・ドラゴン]]
-[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」>DMC-57]]
-[[DMC-58 「マッド・ロック・チェスター」>DMC-58]]
-[[DMPS-04 『レジェンド・オブ・キリフダダマシイ』>DMPS-04]]

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