#author("2022-08-15T14:25:21+09:00","","")
#author("2022-09-28T12:50:03+09:00","","")
*DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ&ruby(れんごく){煉獄};からの&ruby(ふっかつ){復活};」 [#s4109c59]
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2015年8月8日発売。価格は1800円(税抜)。

[[マスターズ・クロニクル・デッキ>クロニクルデッキ]]の一つであり、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を主軸にした[[構築済みデッキ]]。
低年齢層向けのデュエル・マスターズでは珍しく、元々デュエマを遊んでいた高年齢層を狙った商品である。それに合わせて、旧シリーズの[[キャラクター]]である[[ザキラ]]をモチーフとしている。

内容は[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を主軸とした[[闇]][[火]][[自然]]の[[【ロマノフサイン】]]。強力な新規カードを引っ提げて新たな[[デッキタイプ]]に生まれ変わっている。

パッケージはクリーチャーやキャラクターも描かれていない縦長の直方体の箱というシンプルな造形で、全カードが[[覚醒編]]以前の懐かしの第一世代枠仕様となっている。
さらに特製のデッキケースが付属している。

新規カードは、
-[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]
-[[《煉獄と魔弾の印》]]
-[[《ダーク・ライフ》]]
の3種類。

[[デッキ]]の名の通り[[《邪眼皇ロマノフI世》]]が復活。
新たな[[リアニメイト]][[呪文]]である[[《煉獄と魔弾の印》]]の登場によって、連鎖的に[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]する[[【ロマノフサイン】]]の戦術が再び可能となった。

[[《煉獄と魔弾の印》]]の[[スピードアタッカー]]付与のおかげで[[《邪眼皇ロマノフI世》]]のネックだった[[召喚酔い]]を無効にし、即座に[[アタックトリガー]]を使えるようになっている。

新規カードの[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]も[[cip]]で[[呪文]]を唱えられるようになっており、新たな[[リアニメイト]]戦術を強力にバックアップしてくれる。

序盤は[[マナブースト]][[カード]]で[[マナ]]をためつつ、[[《カラフル・ダンス》]]や[[《白骨の守護者ホネンビー》]]を使って[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を[[墓地]]に置く。

その後、新規カードである[[《煉獄と魔弾の印》]]で[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を[[リアニメイト]]。[[cip]]で別の[[ロマノフ]]を落としてから[[アタックトリガー]]先ほど唱えた[[《煉獄と魔弾の印》]]を再び唱えることで連鎖的にどんどん[[クリーチャー]]を展開できる。

[[G・ゼロ]]を持つ[[《百万超邪 クロスファイア》]]や[[進化クリーチャー]]を出せる[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]なども駆使すれば、[[1ショットキル]]すら夢ではないだろう。

-この[[デッキ]]に収録されている[[マナブースト]][[カード]]である[[《霞み妖精ジャスミン》]]、[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]、[[《ダーク・ライフ》]]はいずれも4枚で計12枚と非常に多い。その為、[[マナブースト]][[カード]]のパーツ取りとしても非常に優秀である。
特に[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]はすぐに再販が終了してしまった[[DMD-20]]の[[カード]]なので需要は非常に高く、[[再録]]を喜ぶプレイヤーは多い。

-コンボ重視の為か、[[《魔弾ロマノフ・ストライク》]]は収録されなかった。

-[[背景ストーリー]]では[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]が[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を[[《煉獄と魔弾の印》]]で復活させたようだ。ただし、エピソード世界か[[ドラゴン・サーガ]]世界での出来事かは不明。

-収録されているカードはマークが付いていない。そのため''[[革命編]]限定戦では使用することができない''ので注意。
革命編の日本一決定戦では店舗予選から革命編限定戦を導入し、カードプールを制限して新規プレイヤーが参加しやすくするという公式の意図と、懐かしのクリーチャーで楽しく遊べるように新規・再録カードを惜しみなく投入するというデッキコンセプトがぶつかり合ってしまったための措置である。

-発売当時、[[革命編]]の[[ブロック構築]]で使用可能なカードは以下の通り。
--[[《黒神龍オドル・ニードル》]]
--[[《地獄門デス・ゲート》]]
--[[《白骨の守護者ホネンビー》]]


**収録カード(◎=[[スーパーレア]]仕様) [#f15cd01c]
|~■闇文明|~(19)|
|[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]◎|2|
|[[《大邪眼B・ロマノフ》]]◎|1|
|[[《邪眼皇ロマノフI世》]]◎|3|
|[[《黒蟲奉行》]](新イラスト)|2|
|[[《黒神龍オドル・ニードル》]]|2|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|3|
|[[《白骨の守護者ホネンビー》]]|4|
|[[《インフェルノ・サイン》]]|1|
|[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]|1|
|~■火文明|~(2)|
|[[《百万超邪 クロスファイア》]]◎|2|
|~■自然文明|~(6)|
|[[《カラフル・ダンス》]]|1|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|4|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]|1|
|~■闇/火文明|~(5)|
|[[《煉獄と魔弾の印》]]|3|
|[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]|2|
|~■闇/自然文明|~(4)|
|[[《ダーク・ライフ》]]|4|
|~■火/自然文明|~(4)|
|[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]|4|

**おすすめの改造法 [#gd52ffdc]
[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]は2枚、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]と[[《煉獄と魔弾の印》]]は3枚のみの収録であるため、[[【ロマノフサイン】]]に特化させたい場合はいずれも1枚ずつは増量したい。[[墳墓避け]]として[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]を入れるのもアリだろう。
それでも[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]が毎回[[《煉獄と魔弾の印》]]を唱えられるとも限らないので他にも[[呪文]]を入れておきたい。

墓地が山のように肥え、[[《煉獄と魔弾の印》]]でスピードアタッカーを得られることから[[ライブラリアウト]]対策に[[《殲滅の英雄ハンニバルZ》]]を入れるのも良いだろう。

また[[闇]]以外の[[色]]のバランスが極端であり、[[火]]と[[自然]]の[[単色]]の[[カード]]が少ない。[[色]]不足で2[[ターン]]目に[[マナブースト]]できないといったことも十分起こり得るため、[[単色]]の[[カード]]を増やしたいところ。
[[《超次元フェアリー・ホール》]]は7[[コスト]]の[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]に繋ぎつつ[[自然]]の[[マナ基盤]]にもなるため便利。

[[S・トリガー]]も6枚、[[ブロッカー]]は[[《白骨の守護者ホネンビー》]]の4枚しか収録されておらず、防御面に不安が残る。
[[《黒神龍オドル・ニードル》]]はこの[[デッキ]]に[[ドラゴン]]との[[シナジー]]がないどころか[[ロマノフ]]や[[《煉獄と魔弾の印》]]とも合わないため、いっそのこと[[《デーモン・ハンド》]]や[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]、[[《破壊者 シュトルム》]]などに総入れ替えしていいだろう。

[[【墓地ソース】]]寄りに改造するならば[[《暴走龍 5000GT》]]も悪くない。[[ロマノフ]]は[[パワー]]6000以上のため[[召喚]]は阻止されず、[[呪文]]の規制はされないため[[呪文]]の[[墓地]]利用の[[ロマノフ]]一族と噛み合いやすい。ただし、[[デッキ]][[スロット]]に苦労するかもしれないが。

[[ロマノフ]]が手札やマナブーストの過程でマナゾーンに貯まったりするとやや辛い。未改造では手札のカードを直接墓地に置く手段はなく、一度に複数枚マナゾーンから墓地に置けるのが殿堂の[[《カラフル・ダンス》]]だけで、他にマナゾーンに干渉できるのは[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]2枚と[[《ダンディ・ナスオ》]]のみしかない。

手札から直接墓地に置くために[[《禍々しき取引 パルサー》]]や[[《支配からの開放》]]を投入したり、マナブーストは[[《ボーンおどり・チャージャー》]]頼みにして水の手札交換を自然と入れ替えるのもあり。

水を入れる場合、[[《龍素知新》]]は[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]で呪文を唱えられる可能性を引き上げるのでほぼ必須といえる。
水を入れる場合、[[《龍素知新》]]は[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]で呪文を唱えられる可能性を引き上げるのでほぼ必須といえる


**参考 [#zcc5759e]
-[[エキスパンション]]
-[[構築済みデッキ]]
-[[クロニクルデッキ]]
-[[【ロマノフサイン】]]
-[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]]
-[[DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」>DMD-26]]

&tag(構築済みデッキ,クロニクル);