システムクリーチャー [編集]

戦闘力よりも所持する能力を目的に使われるクリーチャー全般のこと。
狭義には、常在型能力もしくはバトルゾーンにある間に使える誘発型能力を有するクリーチャーを指す。

代表格は《コッコ・ルピア》《光器ペトローバ》《雷鳴の守護者ミスト・リエス》など。コスト軽減ドローパンプアップロックなど、戦略の要となるものが多い。コスト踏み倒しメタ呪文メタもシステムクリーチャーの内に含まれる。

このタイプのクリーチャーは、存在している間は能力を半永久的に利用できるため、コストパフォーマンスがゲーム進行に伴い上昇していく。
よって、自身のシステムクリーチャーの維持と、相手のシステムクリーチャー除去は、最優先事項の一つ。

ちなみにクリーチャー以外では、フォートレスフィールドタマシードクロスされていない時に能力を発揮するクロスギアなどが相当する。特にバトルゾーンにありながらアクションが不可能なフォートレスフィールドはこの役割のために存在するカードタイプと言える。
具体的には《ノーブル・エンフォーサー》《ハッスル・キャッスル》など。

  • 大半のシステムクリーチャーはテキストにどのゾーンにあれば能力が機能するかが書かれていないが、ほとんどが「バトルゾーンにある間」である。DM-09までは「このクリーチャーがバトルゾーンにある間」とテキストにあったが、DM-10以降は省略された。
  • 新章デュエル・マスターズあたりからは、サバイバー並みに種族間のサポートが頑強になる種族が増え、さらに《異端流し オニカマス》のような『出しやすくて効果を発揮しやすい』、あるいはアタッカーとしての面も兼ね備えたシステムクリーチャーが軽量級に出回り始めた。
    これによって、システムクリーチャーは珍しいものではなくなり、相対的に「システムクリーチャー」という言葉は死語になりつつある。

参考 [編集]